睫毛の触れる距離
キミの吐息

あぁ

こんなにも
こんなにも

堪らなく
何故に
こうも堪らなく

突き上げる
衝動は
見開いた私の
眼を

濡らすのか

...
少し疲れてくる二十五歳

現実的になる二十五歳

老後とか考える二十五歳

後輩ができる二十五歳

そんなに若くはない二十五歳

周りが結婚しだす二十五歳

子供も生まれる二十 ...
駅のホームに 
四葉のクローバーのペンダントが 
落ちていたので 
思わず拾い、ポケットに入れた。 

幸せというものが 
一体何なのか・・・? 
未だに僕は、わからない。 

四葉 ...
過ぎてゆく
何が?
星が
人が
時が
僕は過ぎない
独りぼっち

過ぎてゆく
何が?
雲が
君が
命が

淡い月が照らす
月もやがて過ぎ
日が昇る
なのに
なぜ僕は ...
遠い 遠い 空の 空の 下
あなたはどうしているのでしょうか

ただ胸にポカリと開いた穴から
静かにトウトウと流れ出していくようで

酩酊して
街の片隅のコンクリートで忘れ去 ...
               090118



語感が好いからと言って
のんびりしすぎた
背伸びをしないで居たら
背中が堅くなってしまった

三重塔が美しい姿態を日に曝す
光り輝 ...
もちろん、知っていることだ。
同様にしてそれらは嘘。歩道橋の上、
先制する構えをとる。で、
教えを施そうとする。無視する人込みにも、
気にしてはならない。
お釈迦様がそういっていたではないか ...
 緩やかな光が零れ、草いきれを辺りに漂わす新緑を透かして、アスファルトを淡く照らす。優しく吹く風は木々を揺らし、その揺れに驚いた小鳥が二羽、三羽と飛び立つ。呆れ返るくらい平和すぎて、見ているだけで欠伸 ... 家族で夕食時にマグロの刺身が12切れ出され
 それに醤油をつけて食べるのが
  キチガイ沙汰に見えて家を後にした
 
斑は肉を冷やす吹雪の真夜中を彷徨き
 月光の木漏れ日が唯一の動力 ...
君を想う
君を見る
君はいつでも笑っている
彼がいると・・・

俺じゃだめなのか?
君に告白する
君は笑ってくれない

彼には勝てない
負けられない理由もない

どうして?
...
いつしか、
風のように地面を忘れてしまう
飛ぶでもなく、舞うでもなく
深海のようではなく墜落する
白夜の季節、朝焼けと夕焼け
始まりも終わりもない不安な砂時計
いつでも途中であきらめてしま ...
 二〇〇九年一月十一日、二十三時三十二分。
 縁まで冴え渡る空の下、画像の荒れたブラウン管では懐かしいアメリカの俳優が、光る川辺でギターを弾きながら自分も知らなかった自分の娘にひどく悪態をつかれ涙な ...
1月1日や
2月14日や
12月24日が言いました

すいません特別っぽい日ですいません
わたしたちなんかがいるせいで
なんかちょっとしょんぼりさせてすいません

いいんです
普通の ...
ニッキー・クヮイェット
ひとこともしゃべらず
命綱
金槌で固定

僕たちの前世を占って
僕たちの明日を葬った

君が見つけた隠れ家に
僕をかくまおう

正義の定義
僕たちは
...
やっと気がついた


わたしの恋愛は

あの時から止まっている



新しい世界に飛び込んでいくことと あなたのことばで

一度はすっきりしたのに


4年も会っていないの ...
 
それはいったい
どんな
かたちなのだろう

まるみをおびた
それと
さきのとがった
それの

いまそこに
あるかのようにしてる
それも

かたちのあるものと
ないもの ...
この街には白い花がふる
うつくしい街
雨のように空からふるから
家も道も花でおおいつくされる
うつくしい街
外あるくものは体じゅう
花にまみれて
怒ったり笑ったりしている
花はつめたくやわらかい
その ...
今日も空には半分だけの月が登って、脆く儚い世界を嘆いている。
雲に隠れては霞み、夜に浮かんでは灯る。
動かない月と、震えるアタシ。
距離はずっと遠くて、背伸びをしてもまだ届いてはくれない。

...
キミに似合うと手渡された洋服では
上手く歩けなくて前に進めなくて
其れでも足掻くように呼吸を
続ける他にはなかった

キミは此処に居る冪と渡された部屋では
独りきりで私以外に誰も居ない
...
君の瞳に映るもの
すべて僕が壊そう
明日を迎えるための
ゴーサイン
響いてるから
前に進め 恐れずに

『忘れた』
あんたは言うけど
嘘だって
いくら季節が巡ろうと
変わることな ...
嘘をつくことに慣れたのは
そうなるしかなかったから

うつむいたまま歩くのは
それが楽だと知ったから

薄汚れた街の
騒々しい波に

打ち付けて削る
粗悪品の僕らを

生まれ変 ...
沙漠。人たる飛沫の色と喘ぐ口
そして些少の水、忽ち陽も声なき砂に埋もれ
凛として立ちつづけた女の淡い影
匂い燻る、榴弾の転がる塹壕を後に

夜の静寂が痩せた躯(むくろ)を晒して
番いの命、 ...
母ちゃんにオマンマ食わせて頂いて
一人で何でもできそうな気がするが、来年はヒーローみたいな気がするが
次の瞬間自信過剰に気づき
冷めては燃え冷めては燃え、しょんべん臭い鉄みたいに浪費して焼け死ぬ ...
無理して詩なんて書ぎでぐもねのも
無理しででも書がねばいげねどぎってのが
とぎどきあんだよなぁ

んでいま無理して書いでんだげども、すんぐ尻すぼみさなっちまって、どうも上手ぐいがねがら、ってが ...
その台所では、秋田県勝藻郡裏町仏体字二水沢二一番地の畑で、お気に入りの丈のみじかい黄色い長靴をはき、よく見ると、きめ細かく幾何学的な模様が散りばめられた、とても場違いな、でも不思議といい具合に溶け込ん ... 十一月八日 

渋谷のハチ公前で
ブラのホックが外れてしまうぐらいの豪雨のなか
べろんべろんになったビニール傘の先端
つまりは乳首を極限までつまんで引っぱった感じの銀色の部分を
思いっきり ...
 そっと毛布をかけて
 
 くれる人が

 居なかったら、どうする

 掛けてもらうと、自分も

 こんどは掛けてやる


 そっと毛布を掛けて

 くれる妻が

 居な ...
 時は1944年、太平洋戦争の真っ只中の話である。そしてここは密林のジャングル。木陰に身を隠しながら、部隊からはぐれた2人の兵士が息を殺して佇んでいた。一人は20歳前後の若者、もう一人は30前の落ち着 ... それは絶望の暗闇で光を放つ球体
哀しみで覆われたその隙間
微かにこぼれるまぶしい線を
希望と名づけた楽天家
平和を願って永遠に
眠る寸前の出来事か

ほくろとえくぼを添えた笑み
懐かし ...
知らなくていい


僕が君のせいで泣いた事なんて







知らなくていい


君に逢いたいと思ったことなんて







知らなくていい

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
衝動と…いのせんと自由詩009/1/18 13:18
二十五歳こうこ自由詩409/1/18 13:15
宇宙ノ心 服部 剛自由詩409/1/18 10:31
過ぎる華多哉自由詩209/1/18 8:51
AM05:46瀬田行生自由詩22*09/1/18 8:36
五重塔あおば自由詩12*09/1/18 7:19
秘術にはまだ寒いブライアン自由詩109/1/18 4:46
君の背中に追いつかない秋桜優紀散文(批評...109/1/18 2:16
コロコロ/眼の誕生瓜田タカヤ自由詩209/1/18 2:06
想い人華多哉自由詩109/1/18 0:22
極夜、瞳のおくでたりぽん(大...自由詩509/1/18 0:20
チェーンオイタル自由詩1*09/1/18 0:14
いいんですふるる自由詩13*09/1/18 0:01
ニッキー・クヮイェット自由詩4*09/1/17 23:47
19歳真琴自由詩4*09/1/17 23:01
かたちとせかい小川 葉自由詩109/1/17 22:54
花のふる街kawa自由詩109/1/17 22:00
リヤ自由詩109/1/17 21:18
完璧を抗う蛹AKiHiC...自由詩109/1/17 21:01
スタートとわ自由詩109/1/17 20:33
8つの嘘衿野果歩自由詩1*09/1/17 18:35
蠍座の夜明け ☆atsuch...自由詩13*09/1/17 18:20
今から寝る、三時間後に起きて地下鉄に飛び乗る清水勇介自由詩109/1/17 17:32
七月十四日宣言土田自由詩309/1/17 15:52
始終一環自由詩009/1/17 15:51
暗号自由詩0+09/1/17 15:50
困るからね生田 稔自由詩5*09/1/17 15:34
鬼軍曹コアラ!結城 森士散文(批評...009/1/17 15:22
こぼれる光に百瀬朝子自由詩1*09/1/17 14:25
知らなくていい珠羅自由詩009/1/17 14:07

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加筆訂正:
「モノポライズ」/長谷川智子[09/1/18 6:11]
表記ゆれを修正しました。
英訳[ハルダウン](2)灰里真実作・批評人訳/生田 稔[09/1/17 14:13]
文法に間違いのないように苦心いたしました。
5.32sec.