何やってんだろう…
僕は憶することなく
歩く 歩いていないことなんて
歩むは楽しい 僕は
止まる 恐れを進み
橋をわたるのは 手で
指先に力をこめて
ペンへと手で
拳で進む
...
いつかわたしも
潮風になる
いいえ、
それよりもっと目立たない
砂の声かもしれません
潮風が
きびしいながらも心地よいのは
おそらくそんな
匂いのせい
わ ...
あったかい
コーヒーをいれると
たちのぼる湯気が
これから訪れる真冬を
描きはじめたようで
こくりと
一滴、口に運んでみるけれど
そんなわたしの隣で
遠い春を待ちながら
しれっと
...
{引用=
蕾の温度の
貴女の愛
花びらを
散らすように
こぼれる
紅の 白の 黄の 紫の
言葉 透明の雫
あの日
雨の中を
歩 ...
我が友 ねこちゃん
子猫の時から13年
長いつき合いだった
もっとも、飼ってたわけではないが
伯楽寮の主であり伯楽寮そのもの
伯楽寮のアイドルにして最高の専属モデル
初めは、当時唯 ...
なみだの夜
夜のひかり
俯瞰されて
群青は濃く
きみの着信
会わないよ
ぼくはもう
会わないよ
なみだの夜
夜のひかり
俯瞰されて
...
あなたが
折り鶴になった
折り紙セットの中に
たった一枚、封入された
金色を選んで
目を覚ますとあなたはすでに
きれいに折られていて
羽を広げてやると
テーブルの上で
くるく ...
シーアネモネ
イソギンチャクとクマノミ
君たちはいつから一緒にいるの
遺伝子と生き物
私たちはずっと一緒
生まれる前から
これからいつまで
非在から存在へ
存在から存在への ...
君は優秀な脚本家だと聞いているよ
確か今手懸けている作品のタイトルは「人生」だっけ?
僕も全部は見ていないんだけど
君の性格や仲間を見ていると
あらすじは大体伝わってくるよ
な ...
滲み始める汗に嫌気が差す
青い空には黒ずんだ雲が覆いかぶさり
訪れる嵐が少しずつ
夏の気配を削り取っていくというのに
暦の上ではもう秋なんだよって
君は物知り顔で言う
そんなこと 僕だ ...
あの日のことばかり思い出す
会ってはいけない、とわかっていたけど
もうこのままどこかへ行ってしまってもいい気がした
そんな夜
とうの昔に忘れたはずの電話番号
もう使われてないかもしれない
...
僕らが蒼に染まるとき
感覚のない海に浸って
僕らは巡る
どこか知らない
暗いとも明るいとも分らない
手を伸ばして届く範囲の
永遠に届かないトコロに
僕はどこか遠い世界の住人と
1つ ...
AM X:00に終わった放送も
PM Y:00にはまた始まりますね。
しかつめらしく語り終えたアナウンサーは
急に明るい顔でサヨナラします。
このまま、きりつめた時間の中で
どこかで誰か ...
夜空を歩いてたら
サンタクロースに会った
そのことを君におしえたくて
さがしたけれども
みつからない
君ははじめからこの世界に
いなかった気がしてくるのだから
不思議なものだ
...
夏空の下揺れる陽炎の中
紅いキンギョ草がほころんで
微かな風にゆらゆらと踊り
入道雲が天を昇る昼下がり
一陣の熱風が吹き付けて
街路樹がいっせいに葉音を奏でて
蝉の声は断末 ...
こばむように
ゆれていたんだ
ある日
あなたの繊細な肌にふれて
かみさまをはじめて
尊敬した
とくん、とゆれる
脈を
にんげんのものだと、おもえなくて
いちにちも ...
幸運とは
偶然の産物ではない
もし アナタが
幸運に恵まれたとしたら
それは 誰かのおかげです
アナタの知らない
アナタ自身かもしれないし
周りの人かもしれない
...
The smell of cigarette was the best for me.
I've felt by your side
in the tiny candle light.
Th ...
からまつの暗い林を
どこまでも歩いたような気がする
きゅうに空が明るくなって
その先に白い家があった
それは夏の終わりだったと思う
空へ伸ばしたきみの腕が
ブラウスの袖から露わになって
...
アスファルトに放り出される一粒の種。
情報という名の化学肥料。
ひっそりと渇いた雨を降らせる灰色の雲。
力ない実を結ぶ。
それは履き違えられた誇りに絶望した憧れの産物。
労働の喜びを見失い、 ...
あの地平線へ
歩いて行こう
どこまでも
歩いても
近づかないけど
わたしは
歩いて行こう
もし
あなたが
一緒なら
嬉しいんだけど
ほら
朝陽が見えてきた
虚しいとは なんとムナシイ気持ちだろう
きっと僕の頭には
すべての感情のレシピが入っていて
ホルモンやらなにやらが働くのだ
そのレシピのページ選択の正解を人生で学ぶのだ
...
悲しいときにうたうときがある
嬉しいときにうたうときがある
少しむかしに流行ったような歌
けしてうまくはないけれど
とどめるようになだめるように
うまくはうたえないけれど
悲し ...
ゴトっと落としたエレクトリックギターで
緩んでさえぎられた肩掛けに
白く鳴った譜面に気づかなかった
流れる視線をした瞳
長方形のシングルジャケットたちが脳裏に
並ぶ 年内に必ず
オリコ ...
胸を小分けにして笑う
そのうち一つに
また今度を添えて
空に指をならす
ひそひそ声が聞こえても
隕石を夢見ても
昇らない場所を守る
私の
手の中で回る軌道
見つめて
後ろ髪 ...
思うのは
私は才能に抱かれたいんだということ
嫉妬もあるんだるんだろう きっと恐れもなしてるんだろう
届かない そんな場所に
女の武器を使って 近づきたいんだろう
...
+ うららかな午後 +
体温が地熱と交わる午後に
ミントチョコをくわえるケダモノは
あたためたミルクを一口飲んで
青ざめた頬をバラ色にそめる
+ キラキラの夜 +
遠くのイ ...
おなじ水が
おなじ水のほうへ
ながれてゆくように
僕らは
さかなになりました
僕らはいつしか
濡れたからだで
水辺に立ち尽くしていました
はじめて会った
気がしませんで ...
鍵を盗むだけよ、
単純でしょ。
と君は笑った
僕には無理だ
君のその穴に
ぴったりの鍵を見つけるなんて
僕には到底
見つけられそうにない
君の心を解放するなんて
単純なこ ...
買い物に出かけた初冬の街角で
あのひとの姿を見かけた
両の手のひらをパンツのポケットに入れ
開店前のパチンコ屋に並んでいた
私の姿に気付くこと無く
他愛も無い夢と引換えに大切なものを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嫉妬
K.SATO
自由詩
0*
08/11/24 20:34
潮風
千波 一也
自由詩
7*
08/11/24 20:18
おとずれ
かんな
自由詩
2*
08/11/24 20:14
花の囁き
まどろむ海月
自由詩
4*
08/11/24 19:58
ねこちゃん
guchi_...
自由詩
1
08/11/24 19:01
東京往復
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/11/24 18:47
折り鶴
かいぶつ
自由詩
1
08/11/24 18:41
アネモネフィッシュとセルフィッシュジーン
海里
自由詩
2
08/11/24 18:17
脚本家
1486 1...
自由詩
1*
08/11/24 18:10
夏の終わり
セシル
自由詩
0
08/11/24 17:06
このままどこかに行ってしまってもいい気がした夜
ANA
自由詩
2
08/11/24 15:29
オチルアイダニ
透明な魚
自由詩
3
08/11/24 15:05
デイリーニュース00∞
靜ト
自由詩
1*
08/11/24 15:03
プレゼント
小川 葉
自由詩
6*
08/11/24 14:43
夏日の午後
あずみの
自由詩
3*
08/11/24 12:59
揺らめく
みお
自由詩
1*
08/11/24 10:54
幸運
青い風
自由詩
2*
08/11/24 9:12
香水
1486 1...
自由詩
0*
08/11/24 8:32
UFO
yo-yo
自由詩
14*
08/11/24 7:11
流れ
morio
自由詩
0
08/11/24 5:00
地平線へ
風音
携帯写真+...
4
08/11/24 4:29
なんとも薄暗い夜に
短角牛
自由詩
1
08/11/24 3:24
「きれいに歌をうたうとき」
ベンジャミン
自由詩
8*
08/11/24 2:00
オリコンの夢
K.SATO
自由詩
2*
08/11/24 0:04
軌道
木葉 揺
自由詩
9*
08/11/23 23:57
思うのは
kiyuu
自由詩
2
08/11/23 23:41
うららかな午後 キラキラの夜
西日 茜
自由詩
13*
08/11/23 23:20
おなじ水のほうへ
小川 葉
自由詩
12
08/11/23 23:13
単純な犯罪
そらの とこ
自由詩
3*
08/11/23 23:10
邂逅のひと
恋月 ぴの
自由詩
33*
08/11/23 23:03
4631
4632
4633
4634
4635
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
4643
4644
4645
4646
4647
4648
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
4668
4669
4670
4671
8.06sec.