本当に欲しかったものはいつも
いらなくなってから手に入る
そんなときはいつも
落とし穴に落ちたみたいにドキドキする
もう欲しくもないのに
一度は手にしてみたいような
みたくないような
...
私は切り裂きたいのだ。
あなたの心を。
ずたずたに切り裂いてしまいたいのだ。
真っ白な紙を
折るのでなく、
墨で塗りつぶすのでなく、
ぬるま湯の中でふやかすのでなく、
真新しい、 ...
今日も一日が終わる
「 気がする 」
そんな虚ろな気持ちで
24:00は過ぎてゆき
リセットされた気の時が
ゼロに戻され
また 肥えてゆく
嗚呼
今日もいく ...
布に包まれた人の細波
めくってみると 波音は静まり
わたしは つまさきで
浜辺に足跡がつかないように
つまさきで
黄金のようだ
輝く空が
太陽は熔けた白金
月は静かな銀
星星の黄金
天空は黄金の光
都市で乱反射する
ビルディングが輝き
メタリックな車は1トンで疾走しながら
光を振り撒 ...
(ローゼズポーゼズモーゼズトーゼズ)
(スノーフレイクスオンアイラッシズ)
…
鉄工所で溶接
夢で描く美女は妖絶
ダムダム
プレートからは
ダムダム
まっさかさ、ま
機械のド ...
がさがさの唇が切れてしまった
まるで怪我をした芋虫のようだ
くだらないと言えばいうほどくだらない
ので、とりあえず電源を落とす
三行に分けて書
こうと決め
たの ...
ねぇ
ねぇ
お母さん、誰を呼んでるの?
ねぇ
ねぇ
お母さん、そこには誰もいないよ?僕ならここにいるよ
ねぇ
ねぇ
お母さん、泣くのはやめよう
...
高校の同級に呼び出されて
電車を乗り継いで行った
駅の階段の踊り場に屋台が出てて
チャーハンとお好み焼きと何かを買う
帰りの電車賃が無いことに気づき
どれか一つやめたいと売り子に言うと
一 ...
花ひとついないのならばと僕を見る北風の誰に夢は吹く
現実を思いつめながらモツ煮込み指で子らの滑る箸つまむ
俺に財布以外の言う世の中はわけわからぬとわからぬ子ら
しもやけにわかること庭 ...
ちょろちょろ動く舌の先
煩わしいその動き
果物ナイフでスライス!
傷つけるつもりで放ったナイフ
すり抜けて消滅
私がいてもいなくても
あなたに幸せ訪れる
それでもいいの
偽善の道化 ...
酔っ払って電車乗り過ごした。
初めてじゃあないけれどいつもさ、目が覚めたら知らない土地ってのはキライじゃない。
ムダに前向きだけど。
何だか周りの人達までガイジンさん的に見えて来ちゃって ...
それは多分一人じゃないからそう思うんだろうと。
フと思った。
女って強いものだよ
わたしが知っている
わたしと血の繋がった女はね
だから
『愛が欲しい愛が欲しい』と
言葉尻に聞こえる話をする女は
嫌い
『愛してもっと愛して』と
肩を落とし ...
全天の半分が
この太陽の光で圧倒されて
青空の透明感が増す
枯れ枝に太陽光は懸かり
直視できぬ もどかしさ
潮のごとく逆巻く直射光
日差しは小さな部屋を満たし始めて
また静かな一 ...
煙たいのお思うたら
たばこの煙がまだもくもくと出よったんよ
のろりのろりと
天井にあがっていく様を
見ようたら
蛍光灯が切れかけよることが
よおわかる
どこへ行くんかいの
煙は ...
たまにシあわせミたいなシろくろのしゃシんはあるけレど
聞こえるかいド
愛せないよとてもレ
その儘に生きてもド
ソ愛は聞こえないソ
シ・シシ・シ
ド辿り着くのかいド
レ水着はあ ...
君の方が知識があります
だって君は受験生だからです
年賀状の束が誘拐されたのには理由があります
すなわち抽選日を十日まちがえたのです
この部屋は明るいのに
天井が下がってきます
...
たまたま日本人だった
たまたま男だった
たまたま右利で
たまたま魚座だった
たまたまA型で
たまたま佐賀の生まれ
たまたま親が離婚して
たまたま結婚が遅れた
たまたまイスラエル人で ...
あたしのこと
大丈夫だって思ってるんでしょ。
思ってないよ。
でも
おれがついてれば大丈夫だと思う。
...
イヤホンから流れるミスターチルドレン
歩いていた
僕にはアイポッド
僕はなんにもないカバン
目黒川は流れていく
僕を拒んだ事務所
街 五反田に
娼婦の出入りする隣
縛ることに
...
どこにいるのだろう でも魚に
飛んでいくそれだけは見えた
ロッドを振るうと
夜をルアーはあの闇の中へ
出光石油の
光の拡散
僕は木でルアーを作ったことがある
僕には何もないようだった ...
暫らく連絡を取っていない誰かに挨拶をするとき、
その導入をどうしようかしばしば悩むことがある。
届けようと思った言葉はパイポのように湾曲して、
伝えたいフォルムとは全く違うマチェールで描かれ
...
知人に言われた、今病院に行ったら、間違いなくボーダーって言われると。
そう診断してくれたほうがいい、
見てて思った事は、
ブスはブスだって事。
らもさんの本を読んだ。
らもさんは学校で ...
夜ふらふら歩くあなた
いっぱい傷が見えるよ
それでも必死な笑顔
それはいらない
涙を貸すよ
思いっきり泣いてごらん
あなたの涙で種から芽が出るよ
朝よたよた歩くあなた
そんなに涙を ...
冬の野原の湾曲、の真ん中の真冬、あー。
残された記憶はもっと複雑、身体はまっすぐ、あー。
笑う声は、あー、行き止まり。
白樺の、あるいは、切断の、ずっと続く、あああー。
...
どれほどの闇が
闇を憎みつづけているのだろう
どこまでも闇のまま
在りつづけることを信じて
静かな小正月の窓から見える景色に
つい
あの日
どうして降ってくれなかったんだろうね
と
ねえ
降るとどうしてこんなに静かなんだろうね
雪々
静かでも幸せな ...
錆びゆくは錆びた空の下みな錆びて白を見上げる白の海鳥
器から器へ踊る手焼けただれなお幸もとめ笑みをいつわる
泥のなか流るる傷をひろいあげ ...
裏木戸が
閉じたり開いたり
冬の言葉で話してる
積もる
雪の音以外
何も聞こえない
意味の欠片さえ
さくさくと
家に帰る足音が
遠くからやってくる
もっと遠い
何処 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
欲しかったものは
チアーヌ
自由詩
1
09/1/16 20:57
真っ白な紙
亜樹
自由詩
1
09/1/16 20:00
そんな気がする
ローザ
自由詩
1
09/1/16 19:38
海
佐藤伊織
自由詩
3*
09/1/16 19:05
黄金のようだ
アハウ
自由詩
1
09/1/16 16:48
デニム(フラッシュ・ダンス)
aidani...
自由詩
6
09/1/16 16:20
今やってきたみっつ
因子
短歌
0
09/1/16 15:06
ねぇ
燎
自由詩
1
09/1/16 15:00
_
udegeu...
自由詩
1+
09/1/16 14:18
四畳半
K.SATO
短歌
2
09/1/16 12:50
偽善の道化の願い事
百瀬朝子
自由詩
0*
09/1/16 12:02
ガタンゴトン
BOOKEN...
散文(批評...
2*
09/1/16 11:24
ひとりでいるのはキライじゃない
〃
自由詩
1*
09/1/16 11:04
なさけない時に
蒼木りん
自由詩
1
09/1/16 9:58
この太陽 この青空
アハウ
自由詩
7*
09/1/16 8:08
広島市出身 大阪市在住 20歳 女 専門学生
無知アコ
自由詩
3*
09/1/16 3:22
人間ぎらい
aidani...
自由詩
6
09/1/16 2:08
試練をくぐる者へ
tomtom...
自由詩
0
09/1/16 1:48
たまたまイスラエル
A-29
自由詩
6*
09/1/16 1:47
救い
高杉芹香
自由詩
3
09/1/16 1:24
4月
K.SATO
自由詩
6
09/1/16 1:20
埠頭で
〃
自由詩
2
09/1/16 1:19
まほしくおかし
aidani...
自由詩
4
09/1/16 1:13
人のため
つぐこ
散文(批評...
2
09/1/15 23:57
涙を貸すよ/ハンカチ貸すよ
そらの とこ
自由詩
8*
09/1/15 23:46
あー。
Ohatu
自由詩
3
09/1/15 23:26
ノート(闇)
木立 悟
自由詩
2
09/1/15 23:23
雪々
AB(なかほ...
自由詩
4
09/1/15 23:14
鉄と骨
木立 悟
短歌
2
09/1/15 23:14
裏木戸
小川 葉
自由詩
8
09/1/15 22:54
4631
4632
4633
4634
4635
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
4643
4644
4645
4646
4647
4648
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
4668
4669
4670
4671
加筆訂正:
untitled
/
かとり
[09/1/16 0:34]
加筆しました
5.6sec.