床々黒くリノリウム
歩けばかすかに沈む気配
二人寄り添う足跡が
床を静かに押していく
朝一番のアクアリウム
雪々降るのは冬の常
信号ごとに傘を揺すれば
二つの山で雪崩も起きる
立ち ...
舌にピアスをしたら、舐めにくい。
スプリットタンだったら、タバコを割れた舌で器用に支えられる自信、
ピースメーカーという銃は世界で一番売れています、
人工衛星はそれを知らない。
世界を血 ...
雪々が
列車の屋根に降り積もると
定刻どおりに発車する
人々が乗る
列車の屋根で
雪々は
いつものあの街まで
会えただろうか
その街で
伝えるべきことは
伝えられただ ...
何を思い突き進むのか
夢の思い出を胸に
散っていく夢の花弁が舞う
なるようになるなって嘘
母がいた頃と全く世界は変わって
恐慌という悲鳴が雷雨のように叫ぶ
失った視 ...
━西へ━
陽が西へと沈むのなら西を目指そう
落ちて行く今日を
沈み行く今を
追いかけてみよう
意味なんて見出す必要はない
ただ、生きていることを知ればいいんだ
夢なんて物を探しに行くつもりは ...
嗚呼とうとうなってしまった
ケータイが命の次に大事なものになってしまった
こんなはずじゃなかっただろ俺よ
俺はケータイを財布代わりなんかにはしない ケータイでテレビも見ない
そんなに依存してる ...
私たちには
自由がないから
私たちはそれぞれ
素敵なものを提出しあい
小さな箱庭を
作った
透き通る石や
カラフルな千代紙や
マフラーからほどけた
大好きな色の毛糸や
私 ...
白い雪が天使のように舞い降りてくる
夜空を見上げながら
ボクは 手を伸ばす
白い天使をこの手に迎えようと
目が覚めると ボクの部屋は真っ白な空間で
眠っていたベッドは 白 ...
朝日が昇る前に今一番好きな人の誕生日が来る
あたしはプレゼントをえらべなくて
そのかわりに周囲をうろつくのをやめることにした
おもいが超つのる
目を閉じると手のようなものがムスーにあらわれ ...
月の出が遅くなって
月光が細く熟れはじめると
満月の熱狂が恋しく思われる
冷たい光に微熱して 謳った
銀光は金属の肌ざわりで 熔けた
この魂のざわめきが
満月の色彩は朧なグラデ ...
兎の部分
なぜか水色
西の空に
祭りのあとの
白い月
粗雑なだけの
情事には
熱はなくて
確かめる事しかなくて
虚しい
いっぱい汁を出し ...
[午前6:49 都内・浅野宅]
白いTシャツ、細身の皮のジャケットにサングラス。口元にマジックで書いたワイルドな無精ひげ。嫌味にならない程度の自然なウルフカット。目覚めるとすぐに鏡の前に立ち ...
次女は毎朝
長女は毎晩
鈴を鳴らして
仏壇に礼拝する
その度に彼女たちは声にならない声で
何事かをブツブツと話していて
何を話しているんだい/と、尋ねてみても
えー秘密/ ...
{引用=
? あの頃が来た
扉を開けると
土砂降りの雨の中に
あの頃が立っていた
あの頃とは違って見えたが
私には直感ですぐに解ったのだった
成熟した女性の姿のあ ...
私は知りたい
この世界には
どんなものがあり
どんな意味があるのか
私の中の子供は何でも知りたがった
たとえ暗黒の苦しみを味わおうとも…
純粋にただただ
知りたかった
ときに、 ...
かれは夢を見ていた
かれは生まれて
生きていた
ただ生きているだけ
それで十分だと
思っていたのだが
そうではなかったのかも知れないと
気づいたところで
目が覚 ...
繰り返す波のように
朝になっては押し寄せる人
駅に向かい、新聞買って
人を押しのけ、上り電車
さきほど中央線で人身事故が発生し
東京―高尾間は運転見合わせ
もしや、知り合いではないかと ...
午後も行き過ぎて
3:00時を回る
街 街は歩かれるべきもの
二足歩行は地を這う者らの
究極の進化
重力を無視できる
二本の腕を十本の指を自由を得た 勝利
我ら工作人 羽根さ ...
ほっと一息くつろぐ
ちょっと荷を下ろして
人に寄りかかる
支えてくれる。
にこにこ笑って
答えてくれる。
なんで貴方は
そんなに優しいの
皆大変なんだよね
分かっている
で ...
何が正しいのか判らなくなってきました
優しい夫――
柔らかな笑顔で陰りもなく
底なしに優しい彼
手を繋いで買い物するのが楽しくて。
ギャンブルに興じる夫――
パチンコが大好きで
...
古い夢を見た
ドアの向こう側は赤く塗られていて
こちら側でノブに触れている
覗き穴からは配達夫のノックが肘から先だけ宙に浮いていて
振りかぶったところで細かく震えている
メトロノームを拡 ...
不協和音の響く街
叫ぶ声はノイズに掻き消され
冷たく 雨と共に落ちた
真っ暗な空に微かに見えた月
あなたも叫んでいるのですね
過ぎゆく季節に霞んで ...
悲しんでいるの?笑っているの?
遠い目をした夢追い人よ
あなたは時計を止めたまま
何を思っているのかしら
愛に疲れ果てて心凍らせて
もう誰もその瞳には映らない
私の冷たい腕に抱かれ ...
ともだちのくれた地図
デパートならベースメント
真っ直ぐな甘味のとなりでふふと笑えば
昨日が追いかけてくる
サツキとメイとリンとギョク
となりあわせのみらい
い ...
ニンゲン引き際が大事だけどさ、行き際も大事だよな。
ボロボロだろうが落ちぶれていようが行かなきゃならねえ時ってあると思うよ。
笑われたって、バカにされたってだからソレがどーしたって言うんだ ...
だいたいいつも一言余計なクセに、大事な時に一言足りない。
でもまぁコトバなんて、一番伝えたい時に限って役立たずだったりするしな。
止めちゃおうかな。考えるの。
やーめた。
冷蔵庫のなか
ひときわ目を引くふたつの色
重なり合う
あなたのバッカス
あたしのレミー
縦横無尽
その巧みさを知っているがゆえ
余計に腹が立つ
今までに
少しでも考えてみたことは ...
雨の降る日、電車が遅れて
まだアナウンスを聞いていないあなたは
いつものように向かいのホームにいる
今日はそのホームじゃないと
隣であなたの友人が叫ぶ
あなたはこちらを見た
雨の向こう ...
またいつもと同じように足を止めない午前三時
足りない言葉並べて飽きたらうちに帰ろう
舌が求めるがままに呑んでゆらめいて
ひとり歩く道の先に僕のうちが無いのはどうして
街が朝を迎えるのにいっ ...
会社からの帰路
痴漢の出ることで知られている暗い夜道を
一人歩いていると
目にひじきが入った
痛みに呻いたその刹那に
記憶が背後から次々と現れて脳裏を掠めていった
私の体はいつのまにか
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪々
木屋 亞万
自由詩
1*
09/1/14 0:41
A
つぐこ
自由詩
2
09/1/13 23:56
雪々
小川 葉
自由詩
3*
09/1/13 23:14
皆無
yoyo
自由詩
1*
09/1/13 23:03
Go west
遊佐
携帯写真+...
5*
09/1/13 22:52
ケータイの穴
新守山ダダマ
自由詩
5
09/1/13 22:31
六角の箱庭
RT
自由詩
15
09/1/13 22:21
夢物語〜誘われる恋〜
もこもこわた...
自由詩
3*
09/1/13 22:12
ガザ
モリマサ公
自由詩
6
09/1/13 21:57
月の音
アハウ
自由詩
5*
09/1/13 21:56
水色の兎
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/1/13 21:55
4年3組リポーター刑事
結城 森士
散文(批評...
1
09/1/13 21:51
日々の想い
kauzak
自由詩
9*
09/1/13 20:31
あの頃の子供
まどろむ海月
自由詩
4*
09/1/13 19:57
「知る」ということ
さとう 星子
自由詩
3*
09/1/13 18:41
夢
くぼた
自由詩
1
09/1/13 18:29
駅売店〜東京、天気予報は雪〜
うめバア
自由詩
4
09/1/13 17:34
裸体のLUNA
アハウ
自由詩
1
09/1/13 17:11
You are my sunshine
ペポパンプ
自由詩
5*
09/1/13 17:07
共依存(症例:H.M)
AKiHiC...
自由詩
1
09/1/13 13:44
しかんたざ
れつら
自由詩
1
09/1/13 13:09
月灯りによせて
れるむ
自由詩
1
09/1/13 12:37
雪の女王
未有花
自由詩
8*
09/1/13 12:34
みらい
ヤオハチ
自由詩
0
09/1/13 12:09
ええい!
BOOKEN...
散文(批評...
1*
09/1/13 11:02
雨止まねーかなあ
〃
自由詩
0
09/1/13 10:58
生平
FUBAR
自由詩
4*
09/1/13 7:20
ダイヤ乱夢
木屋 亞万
自由詩
2*
09/1/13 2:41
無題
むしのいき
自由詩
0
09/1/13 2:35
バックトゥひじき
サトタロ
自由詩
0*
09/1/13 2:06
4634
4635
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
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4646
4647
4648
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
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4667
4668
4669
4670
4671
4672
4673
4674
4.69sec.