「ねぇエリカ、なんでお母さんは怒ったの?」
「さぁ。全然分からないわ」
「ねぇエリカ」
「なぁーによ」
「なんでもないや」
 ジェフは黙ってしまった。窓の外は蒼ざめた月がぽつんと浮かんでいた ...
あ、
あ、

もうすぐ泣けそうだ

喉の奥がじわりと熱くなって
僕にサインを送る
うるさいなぁ
分かってるよ

あ、
あ、
鼻がだんだんつまってきた
息が ...
世界中の友人、家族とやりとりが簡単にできる
初のパーソナルビデオ会議システムが、より一層充実しました。
というクリエイティブな文字がマッキントッシュのトップから消えない。
それでよろこぶマ ...
他人に期待するぐらいなら
自分でやれ
他人に期待されそうになったら
全力で逃げろ
「あい」なんて知らなかった僕は、こんな痛みを感じる心なんていらないと思った。
いらないと思っても捨てることなんてできない。人間は簡単に生きてはいけない。
ちっぽけな存在でも、苦しまなければいけ ...
youtubeで興味深い動画を見つけた。

JNF Blueprint Negev / OR Movement Promotional Video
http://jp.youtube.com ...
バスルームの隅に腰を下ろして、お前は世界が滅びる夢を見てる、古びた壁のタイルの亀裂からはみ出た小さな甲虫が眼を潰された預言者のように出口を探している…開ききらない錆びた窓か ...  
南国の木が立っている
わたしのように
雪国に生まれてから
ずっと

南国の木は知らない
自分が
南国の木であることを
雪国の木であると
信じている

雪国で生まれたなら
...
異なる二つの物体間には引力が働いていてそれは

 F = k・x・X / (R・R)

と表される
Fが引力
kは定数
xとXは異なる物体
Rとは二物体間の距離
である

  す ...
破れた くびたびれた足袋 繕いつつ また度々旅に出る足
寂れた ラブレター 届かないほど 奥の細道の奥の奥へ

遠くへ オーボエ 大声 遠吠え
雪山に当たって吹き下ろすから
シャッター閉めて ...
雪霧の向こう、鳥取放牧場で
三連風車のまわる気配がしている
でも、それは僕の呼吸とは関係ない

せかいを信じるためには
僕は小さすぎて、小さすぎる世界に
食われた鳩の羽毛のような
雪 ...
 先の三連休を利用して、京都へ行ってきた。
 写真家のmotokoさんから案内をいただいていた写真展「田園ドリーム」を見に。

 滋賀で稲作に従事する若い人たちの姿、田や農家、街並み、滋賀で受け ...
そうかもしれない
正直に言えばそうであって欲しかった
認める
そこは認める
確かに物事や状況は
不思議なほど
揺蕩っていて
感情のようでもあり
感情そのものが事象にリンクしているからだ ...
部屋に入って
電気はつけない

ダンボールの影にくつわむし
クロゼットの闇にこおろぎ
ほうりっぱなしの服にすずむし
冷蔵庫でたまねぎが芽吹く

ベランダに
線を抜かれた機械たち
明 ...
月がどうしても落ちてこない
手を伸ばしても
おういと叫んでも

お前は俺に似て
蒼白い顔をして
ただそこに浮かんでいるんだな

その頑固なまでの一途さも
『さらし者』だけに与えられた ...
夕方から

タイ古式マッサージにゆくことを考えている

残業している社員たちに

オフィスグリコを奮発してあげる

いちにちを祈ろうと

なんどか試みたけれど

タイ古式マッサ ...
ぽつりぽと降る雨ひとり身に当たる

文字人と画面ごしに会う

サイレンを反響させる電熱器

割られた殻を更に割る虚しい

見ろよ見てテレビが誘う午後十時

写真撮った 人は写らず椿 ...
めっきり寒い。
起き抜けと寝る前が特に寒い。
おかげで半纏が欠かせない。
この半纏なる代物は頗る便利だ。
どんな服の上からでも簡単に着ることが出来るし、脱ぐのも簡単。まさに脱着自在 ...
うまれたばかりの
太陽のように
すずやかに
とうめいに
かわいいひとが
ほほえむ朝

しろい部屋が
つゆ草の光に
つつまれて

さあ
ふたりの
一日の
はじまりです

...
いつしか終わると思ってたし

終わることを願ってたけど

僕は信じることが出来なくて

いつも暗闇の中を這いずる様に

何かに縋り付いていたかった

それが何かは解らなく ...
触れたら溶けてしまうほどの
弱い零度で繰るんだものは
あなた仕様の想いです。
格子の向こうで微笑む陽になぞられただけで
露わになる想いを守る腕は
とうに限界を越えているけれど
他の誰かでは規格外な想い ...
 ネゲブ財団の歴史はさほど古くない。1982年にリチャードJ. Bogomolnyというアメリカ人が始めたものらしい。彼は米国オハイオ州クリーブランドの人で、ファースト・ナショナル・スーパーマーケット ... 淋しいと呟いてみれば
そこには緋色の雲が浮かんだ

愛しいと抱きしめれば
腕の隙間からこぼれ落ちた

この光の向こうに
貴方はいる

知ってる
分かってる

でも
会いたくても

逢えないんだ

遠い ...
かの女は脳天気
ときどき夜遅く、酔っ払って帰宅し
ねむけ眼の娘のまえで歌を歌い、そして
だれよりも早くねむる
ときどき大いびきをかきながら

かの女はおこりっぽい
かの女は平気で娘のまえ ...
目を閉じて
グラスに水が注がれて
お祈りをして
食べ物が運ばれて

今日は僕の誕生日。
この前のルビーの指輪の
お返しに
何くれるのかな?

その眼鏡合っている
カッコイイと言う ...
日本人の、日本人による、日本人のための日本人論。自画持参。手弁当だね。ボランティアだ。誰だって口にあうものしか食べられないよね。ああ君、何か食べて美味しかったからと言ってひとの吐き戻しはごめんなんだ。 ... 枕返し


枕は魂を夢の入り江へ運ぶ舟
夢と現の狭間に横たわる
とろんとした浅瀬を行き来する
僕は腕利きの一等航海士
大抵の鼾や歯軋りには動じないけれど
獏の襲来にはかなり手を ...
遠くの空に
一つ ふんわりと雲が浮かんでいる

家の前で
ボールと遊ぶ少年が
一瞬、その雲に目を遣ったが
すぐに
足下に視線を戻した

もう
彼はあの雲に向かって
手を伸ばさない ...
こどものしごとはなあ

勉強と

うちのお手伝いと

友達にやさしくすることやで

自転車のうしろの僕に

よくそう言っていた叔父は

定職につかず

まわりをいつも心配さ ...
年をとれば伴侶や子供がいて

不安を抱えても

誰かひとりでも勇気をくれる

女ひとり

佇む日々は

花としても晩年に差し掛かり

明るく見えた若かりし日々の栄光と

あ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Erika結城 森士散文(批評...109/1/15 3:07
あ、自由詩109/1/15 3:07
ウェディングドレスきたままモリマサ公自由詩309/1/15 2:34
ウィーキャンudegeu...自由詩109/1/15 2:27
人間自由詩109/1/15 1:53
イスラエル南下計画!?A-29散文(批評...2*09/1/15 1:30
REBETホロウ・シカ...自由詩3*09/1/15 1:28
南国の木小川 葉自由詩5*09/1/15 1:18
二物体間にかかる力北村 守通自由詩109/1/15 0:40
日曜は飯島愛と足尾銅山に行こう猫道自由詩12*09/1/15 0:13
鳥風、梨風、空風たりぽん(大...自由詩6*09/1/15 0:09
お米の国の人のすがたとはなし 〜写真展「田園ドリーム」ノート ...白井明大散文(批評...4*09/1/14 23:58
weakness秋也自由詩009/1/14 23:42
untitledかとり自由詩4*09/1/14 23:30
ハルアキ自由詩0*09/1/14 23:26
俺達の夢吉岡ペペロ自由詩309/1/14 23:06
凍った夜更かし(一部自由律)KETIPA俳句009/1/14 23:01
半纏くぼた散文(批評...109/1/14 22:51
うまれたばかりの太陽のように草野大悟自由詩2*09/1/14 22:33
愛こそ全てkuane自由詩009/1/14 22:32
恋詩でも書きましょうか。見崎 光携帯写真+...709/1/14 22:20
ネゲブ財団と12世紀のラビ、マイモーンについてA-29散文(批評...1*09/1/14 21:59
遠いてのひら愛心携帯写真+...6*09/1/14 20:52
母親の生態寅午自由詩209/1/14 20:20
アンベルドー?ペポパンプ自由詩3*09/1/14 20:11
異文化細分化神経衰弱海里自由詩109/1/14 19:45
百鬼夜行詩 <5>nonya自由詩8*09/1/14 19:21
発芽高橋魚自由詩109/1/14 15:09
時は進む吉岡ペペロ自由詩509/1/14 13:24
女ひとりyoyo自由詩3*09/1/14 13:17

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加筆訂正:
アーリー・バード/umineko[09/1/15 0:12]
sukosi 090115
5.81sec.