ある時は
雲が山の真似をしたり
ある時は
風が鳥の真似をしたり
ある時は
犬が人の真似をしたり
ある時は
虫が木の真似をしたり
ある時は
夢が現実の真似をしたり
ある時は
子が親の真似をした ...
今からずっと昔
何十代も前の祖先の頃
存在しないという存在を
ゼロという存在に仕立てあげた
見えないものを見ようとして
崖っぷちから恐る恐る覗き込んだ
そこから見えたものは
自分に住 ...
アロー、アロー、
元気かい?
無機質な言葉
愛情がない
付き合いで仕方なく
返事をする
世の中が
崩壊する
この飽食の時代
苦しんでいる人がいる
ありがたく
命を頂戴して ...
ちらほら
雪が舞う
銀世界
一緒に
駆けていこうよ
真っ白な雪面に
足跡つけて
木々に積もった
雪を揺さぶって
行き先なんか
知らない
舞う雪が
その行き先を
知らないように
一緒に
駆けて ...
ユア マイ サンシャイン
小さくてきらきらのふたつの瞳は
まるで宇宙ね
わたしの瞳はあなたの宇宙をたゆたう銀河?
ユア マイ サンシャイン
小さくてあたたかい
水分たっぷりの( ...
指先
鼻先
爪先
神経までも凍らせて大気は
淀むことなく研ぎ澄まされていた
陽は雲の衣を引きずりながら
氷柱の先端をくすぐる
流れそうで流れない滴
まだまだ温度が足りない
...
木魅 (こだま)
「好きだ」
溢れ出した想いを返せないまま
あなたは土に還り
わたしは朽ちることもできずに
「好きよ」
抱えすぎた言の葉をざわめかせながら
夜毎 すすり泣 ...
氷点の漂う明朝
わずかに積もった雪が鳴く
吐く息さえ瞬時に凍り
足下を賑わせては
吸い込む息に痛みをもたせ
歓迎する
雲間から覗かせた微かな熱に
安堵の色が浮かぶも
氷点の凍てつきはまだ
和らぐことを ...
や、おはよう。
猫。
今日も一日、
ヨロシクね。
お隣の
パティシエールに
じゅてぇぇむ
ハムタマゴ
サンドウィッチが
台形
誰もいない校舎、
美術室のベランダに干されていた絵筆が
夜風に揺れている。そうして塗り重ねられた闇は
やがて夜となり、題名のないキャンバスの中で今夜、
風花が降るばかり。
夜風ちゅーちゅーふきつけて
びしばし顔にふきつける風が
抱きしめてきてこうぎゅっと
つめたくていたきもちよくて
キンと冷えた夜とチュウ
年明けの勤務5営業日は、普段より凄く長く感じた。
金曜の夜は、意識が遠のいたくらいだ。
持病の眩暈も表れて、エスカレーターとかホームとかが怖かった。
新年会で酔った女がホームで吐いてい ...
惜しまれながら死んでゆく英雄に憧れた
俺は最終兵器になりたくて
生物史上最強になりたかった
何で波動拳が出せないのだろう
かめはめ波が出せないのだろう
せめて手から火が出ればいいのに
あぁ ...
触りたい
触れる
触れない
触った
触った
また触れない
触りたい
触らない
もう触らない
たぶん、から始めれば、
時として、も、外れはしないだろう。
ガラス、塀の中。
ぼやけて映る、後ろ姿。
たぶん、知らない人だ。
レンガのようなブラウンジャケットを着た老人が厳かに部屋へと入ってくる。眼鏡のレンズはトンボのようだ。頭は禿げて芋虫のようなフォルムをしている。彼が私たちの試験官だ。
「トウコウデハシケンチュウノ ...
君は覚えているかい
僕が言った言葉を
僕が付き合いたいと言ったから
僕が君を振る事はないよと言ったら
君は笑っていたね
君が僕を好きな百倍
僕は君のことを愛してる
君は笑っていた ...
ほんとうかどうか
知らないけれど
詩の勉強会
みたいなところで
こんなふうに言われるらしいね
悲しいだとか
せつないとかの
感情を指すことばを使わず
あなたの気持ちを伝えてご ...
自動ドアを開いた
「雨が降る」と
囁いていく
真っ暗闇で光の粒子弾け飛ぶ
誰かの為に命尽きてもいいって想う
上手く息が出来ない世界で
朝靄に掻き消されてしまう様
夢幻回廊 巡る ぐるぐる
息を止めるのは誰よ?
怖気づくのはやめ ...
あなたと手を繋いでます
愛は尊い、
誰もが口を揃えて言うけれど
愛のことを考えると宇宙に放り出される
あったかい太陽に焼かれて涙が蒸発していく
ちいさいな
なにもかも
あいのまえで
な ...
頭の中の
箱の中に
小さい女が
住んでいて
髪を方々
振り乱し
知らない言葉で
なにやらわめく
箱は女の気分一つで
如何様にも変化して
きちんと
合わさる
...
夏の最中の暑い日に
アリの引っ越しを見たことがある
小さな黒いアリたち
餌運びでなく
引っ越しだと思ったのは
口々にタマゴらしきものをくわえていたから
元の巣が何で駄目になったのか
...
夢えと夢がぶつかった私はははである
耳が腐りそうである戦争が響き過ぎている
長引いているようであるまだやめないのか
長引いているようであるまだやっているのか
どちらも書こう ひとつの意味では足 ...
歩けない事が
空にのびていくために
必要なのだと
言い聞かせる事に
酔いしれ擦り切れ
根をかじる
悪食に
倒れたら
仲間になれそうな
錯覚を満たす
ひくことも
さることも
...
冬のそらが
かすれ過ぎた自分を
いやでも見つめるとき
布団の上で丸まって
何もしたくない日
でも、
ギターが空間を捻じ曲げ
ジムニスト(体操選手)がうずをまいて
詩人が旋律 ...
北風が寒さをはこぶから
冬の空気は澄んでいて
星や
イルミネーションが
いつもより綺麗に見えるんだって
天気予報士が言ってた。
そうして見上げた
なんでも見透かせそうな
あの夜 ...
白い 錆びのういた手すり越し
朝靄の街
夜霧の街
昼の活気に霞む街
霞んだ先にあるものは
山の端をなぞり駆ける
列車の こだまする様な
警笛
秋を乗せた枯れ ...
溶けている。
そうか、この冷たさは雨。
雨、雨、そう雨。
これが雨。
月が見えない。
困る、困る
あれは、瞳、きっと瞳。
見つめてほしい、もっと。
...
はじまりの中に
あなたは最初から
潜んでいたか
いたり、
いなかったり
選択できる
あいまいな自由に
わたしは
頬を赤くする
けれど
地べたに座りこむ
ことばの断片
引 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真似
小原あき
携帯写真+...
5*
09/1/12 13:39
創造
緋月 衣瑠香
自由詩
5*
09/1/12 12:54
あと少しもう少し
ペポパンプ
自由詩
2*
09/1/12 12:52
銀世界
風音
携帯写真+...
3
09/1/12 11:33
You’re my sunshine
アヴィ
自由詩
1*
09/1/12 10:29
解朝
見崎 光
携帯写真+...
1
09/1/12 10:21
百鬼夜行詩 <4>
nonya
自由詩
17*
09/1/12 10:11
凍朝
見崎 光
携帯写真+...
0
09/1/12 9:07
猫
くぼた
俳句
1
09/1/12 7:26
風花
プテラノドン
自由詩
2
09/1/12 6:59
夜キス
ザ・凹凸目目
自由詩
0
09/1/12 4:39
カケラ(ピース)
高杉芹香
自由詩
1*
09/1/12 4:30
GQ
虹村 凌
自由詩
2*
09/1/12 3:45
恋愛不感性
カチキ
自由詩
0
09/1/12 3:25
たぶん、外れはしないだろう
ブライアン
自由詩
1
09/1/12 3:13
試験中の情事
木屋 亞万
散文(批評...
3*
09/1/12 2:21
「あなたには魅力を感じない」
kei99
自由詩
0
09/1/12 1:09
アーリー・バード
uminek...
自由詩
18*
09/1/12 1:03
風
佐藤伊織
自由詩
2*
09/1/12 1:00
夢幻回廊
相羽 柚希
自由詩
2*
09/1/12 0:58
あなたと見たい
ki
自由詩
1
09/1/12 0:11
箱に住む
ミゼット
自由詩
2*
09/1/11 23:36
在り方の在り処
海里
自由詩
1
09/1/11 23:22
詩
十二支蝶
自由詩
0
09/1/11 22:35
地上
砂木
自由詩
15*
09/1/11 22:17
からだ+曲線とその瞬間(とき)
JTO
自由詩
0
09/1/11 22:14
カシオペア
アズアミ
自由詩
1
09/1/11 21:51
街
ローザ
自由詩
1
09/1/11 21:30
融解、誘拐。
那人
自由詩
1
09/1/11 21:03
択ぶ
かんな
自由詩
6*
09/1/11 20:46
4636
4637
4638
4639
4640
4641
4642
4643
4644
4645
4646
4647
4648
4649
4650
4651
4652
4653
4654
4655
4656
4657
4658
4659
4660
4661
4662
4663
4664
4665
4666
4667
4668
4669
4670
4671
4672
4673
4674
4675
4676
7.6sec.