幸せなあの子は不幸のフリが上手だよ
孤独も、人が居ないとできないのにね
泣いてるあの子は嘘泣き上手
涙なんて何も変えちゃくれないのにね
悲しいって言えるあの子は悲し ...
かつてはそれでも幸せだった
かつてはそれでも楽しめたんだけど
今となっては満足には程遠いんだ
人は常に誰かの理解を求めるけれど
そんなの求めてもムダだって思うんだ
ホントは最初っから ...
081118
古い真空管式ラジオを手に入れた
安物の普及品だ
ピーピーギャーギャー
ごそごそ弄っているうちにだんだんと
成長するように音が出る ...
「キャー!アスハルー!!」
「シンノスケくーん!!」
「キャー!!こっち向いてー!」
「ジロチョーさーん!!」
「アスハルー最高!!」
「シゲオくーん!!!」
「寿限無寿限無五劫の擦り切れ ...
無鉄砲な人ほど
やさしい人はない
人を撃つことの
痛みを知ってるから
無鉄砲な人ほど
ひどい人はない
人を撃つことで
守ることができたのに
社会は答えを
ただのひとつさ ...
わたしの枕元に
秋が沈む
繰り返される朝と夜の狭間で
少しずつ吸い込まれていく夢は
ふゆ色に染まり
朝、白い朝を始める
日々、零れ落ちる感情たちは
ばらばらに敷き詰められていて
...
口に出せばそれまでで
確かに確かに残った香り
罪悪感?何ソレ喰える?
人間っておかしなものだね
人間って弱くて脆いね
でもすごくきれいだよね
人がそれを汚いと後ろ指さしても
...
あたまの傷のことや
からだの傷のこと
目のなかのぐるぐるの暗がりのこと
そういうことを口に出すのは
醜くていけない
たたかうこと
負けを肯定すること
生き抜くこと
まぶしい、
と ...
僕の手のひらは
君のよりほんのすこしだけ大きい
ふたつ
おでこを重ね合わせて
つめたい ぬくもり
鳥がないてる
白いやつ そう
尾羽の先が 透明のやつさ
ふるるるる ...
ちょっと待って
なんとかレンジャーさん
なんとかマンさん
その怪獣、倒しちゃうの?
{引用=
カイジュウハ
タオサレタアト
ドコヘイクノ?
}
...
すっかり日が落ちるのが早くなった冬のある日
フレックスタイムで足早に職場を後にする
駐車場から見上げた薄暗い空に浮かぶ夕陽
そんな何気ない景色を詩に書き留めよう
奇跡と呼ぶには少し大袈裟で ...
とぐろを巻くの 私は蛇よ
くだらない蛙たちは丸呑みにしちゃうの
飛んで逃げなさい はやく走って
タバコを吸うわ 煙がすきよ
かわいい箱のタバコがお気に入りよ
しっぽでマッチを上手にするの
...
安っぽい愛など求めていない
奪われた者の負け
焦がした者のエゴ
負の作用に従ったなら
正当化すべきではなく
むしろ認めるだけの愛嬌が欲しい
高価な愛など必要ない
与えられるだけの退屈
中身の薄い虚 ...
恋の終わりを見たのです
傷ついた牝鹿が打ち震え 月夜のインディゴブルーにか弱い叫びが木霊しました
私は牝鹿の隣で 飲めもしないブランディが琥珀にたゆたって月を模し 星空の端でぽっかりと暗い闇に ...
プラスで
廃品の
螺子を外して
新しい文明を浮かべている
叔父の頭の
螺子は外れて
いるけれど
ずんぐりとした小さな背中、
埋没させる金属に
持ち寄られた期待に添いたい、優しい、
...
どこへいけというのか
今日突然告げられたんだ
来春にはこの病棟はなくなります
医療保険であれば入院可能
ですが、
リハビリは受けられません
ナンデ
特老か
どこか
どうさ ...
冷え込んだ風が鳴いていると思ったら
微かだけど雪が混じっていたんだね
昨夜見た夢の中で
君は幼い頃の髪形で
何度か見た笑顔を向けて
優しく手を繋いでくれていた
懐かしい風景に囲まれ ...
大地が枯れて森林が消え
海は濁り空は見えず暗雲が覆う。
生命全て途絶え何も残りはしない、空っぽの空間。
――そして僕は何を思う?
存在しない自分に意 ...
だれに愛されるわけでもなく
だれを愛するわけでもない
あなたはあなたのままでいて
わたしはわたしのままでいる
独り歩くということの
ゆき場も見えぬ哀しみの
...
彼はまだわたしと
常夏にいる
半年の後には
都会に戻るだろうと云っていた彼がだ
確かに
都会に帰っていた時期もあった
度々帰っているとも云える
けれども
四年経った今でも
彼はまだわ ...
ああ、そうであったと
気付いたのは多分もっと前で
どうしてだかいつの間にかに
あの人の優しげな微笑を
自分のだけにしてしまいたいと
思ってしまっている
嫉妬なんて馬鹿げていると
理解 ...
まるまっこいカラッパ体型の蟹は
食べられなくなければ
食べられるのだろうか
毒なんて毒でさえなければ
自前のものなのか
エサからせっせと貯めこんだものなのか
こまやかな食物連鎖の中を
...
求められないdevotion
キスと抱擁は公平にばらまかれてゆく
やわらかな穂先にさえ傷つけられる脆さ
夜は途方もなく暗く 暗く 冷たい
それでも 探しつづけている ...
冬の車道にぼくは蝉をみつける
暖房を効かせたひろい町のどこかで
あの子がすきな作家の本を
ぼくは読まないけれどたくさん持ってる
早朝につんとした風が耳を抜ける
まぶしさに目を塞げるな ...
「この病室は、眺めがいいねぇ・・・」
ガラス越し
輝く太陽の下に広がる
パノラマの海
ベッドの上で点滴に繋がれて
胸の痛みに悶えながら
なんとか作り笑いをする祖母をよそに ...
記憶に残る全てに
変わる中にある土色の乾いた水
振り返っても顔は見えずに
嘆いた
見覚えも無いすの姿には
消えかけた手の感触すら残せない
明日の欠片は影すら映らない
溜息に感じる寒い赤色 ...
僕には何も見えていない
ちくしょう ちくしょう
ちくしょう あああ あー
もう凄え虹が見えてんだ うぜえ うぜえくらい凄え ...
生きてるのかな、この花
どうなんかな、生きてるのかな、この人
肩をゆすると花は俺を睨みかえしたが
恥ずかしそうに向こうに行ってしまった
向こうの車両もその先の車両も女性専用だというのに ...
笑った声 怒った声
泣いている声 愛す声
すべてが耳に渦を巻く夜
波の静かな真白い海が
月明かりに照らされて
ぼんやり浮かぶあなたの顔が 響きが 音色が
海の底までこだます ...
練炭の透明なガスの匂い
寒い空が風のように
つかみどころなく暖まる
定食屋は悲しい
女を食わす
このオレが悲しいのだ
練炭の透明なガスの匂い
寒い空が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛されものの涙
猫のひたい撫...
自由詩
1
08/11/19 9:35
シナリオ
BOOKEN...
自由詩
0
08/11/19 8:42
並四ラジオ改
あおば
自由詩
7*
08/11/19 5:07
アスハル
捨て彦
散文(批評...
4+*
08/11/19 3:33
無鉄砲社会
小川 葉
自由詩
6*
08/11/19 2:03
モノクロ眼鏡
さくら
自由詩
6*
08/11/19 0:48
鼓動の意味
朽木 裕
自由詩
5
08/11/19 0:43
ぱくぱく
因子
自由詩
5
08/11/19 0:11
離宮
鮎
自由詩
3
08/11/19 0:07
正義の見方
依
自由詩
0*
08/11/18 23:52
早帰りの詩
1486 1...
自由詩
4*
08/11/18 23:30
IKASAMA
DJシャック...
自由詩
1
08/11/18 22:47
凜と
見崎 光
携帯写真+...
3
08/11/18 22:40
月模しブランディ
宵色
自由詩
0
08/11/18 22:31
この螺子は叫びながら
伊月りさ
自由詩
5*
08/11/18 22:27
彷徨う
草野大悟
自由詩
0
08/11/18 22:23
みぞれ空を見上げて
松本 卓也
自由詩
0
08/11/18 22:22
夕日への背伸び
蓮川ヒロ
携帯写真+...
1
08/11/18 21:06
大輪かがり
わら
自由詩
14*
08/11/18 20:49
常夏
よしおかさく...
自由詩
5*
08/11/18 19:48
近影
笹子ゆら
自由詩
1*
08/11/18 19:25
食べられないスベスベマンジュウガニ
海里
自由詩
2
08/11/18 18:54
深夜、Barカウンターにて〜ぽえとりー劇場おーるすたーず〜
はっとりごう...
自由詩
2
08/11/18 18:52
She's crying
アオゾラ誤爆
自由詩
4
08/11/18 18:49
祖母の見舞い
服部 剛
自由詩
5
08/11/18 18:34
中毒性の真性マゾゲーム
lsd_md...
自由詩
0
08/11/18 18:12
盲目の原っぱ
2012
自由詩
0
08/11/18 18:05
窓を叩くような
石川和広
自由詩
4+*
08/11/18 17:05
『人魚姫』
東雲 李葉
自由詩
1*
08/11/18 16:38
ソウルの定食屋
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/11/18 14:14
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4662
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4676
4677
加筆訂正:
生地のはなし
/
伊月りさ
[08/11/18 18:40]
タイトル変更
8.23sec.