雨の夜って好きだなぁ
ソルティドッグ片手に呟く夜中の二時
ベランダの手すりには雨粒がいっぱいで
むきだしの足のウラに冷えたコンクリィトが気持ちいい
夜って水の底みたい
キレイに澄んだ水の ...
片鱗を
失くした 記憶に近い
きおくとよぶと とおざかる
わたくし自身は そうで在りたいとは
どうしても思えずに隣の席を空けたまま
座ったきれいな女の人は
チョコをおいしそうに食べ ...
ハンバーガーショップで
別れたばかりの彼女からもらった
割引券を使った
本当は君を思い出すために
取っておきたかったけど
期限が迫ってたので
海老フライバーガーを注文した
...
白い壁に青色の蝶が舞っている
ひらひらと風にゆれて何度も何度もぶつかって
壁が少しずつ青色に染まっていく
何匹も何匹も無数の大群になって
巨大な青の集団が白を飲み込み
青色に沈む
白い壁の ...
ゆふづくよ
ひとりしづかに
もひよせど
あてなきおもひ
ちぢにみだれり
あかつきに
ふたりしづかに
むつびあふ
はてなきおもひ
ももにもゆはえり
letter or let ...
青い水の中
赤い鯉が泳ぎ
緑の藻が浮いている
その脇で紫陽花は
自分の色を決めかねている
青い空の下
赤い蝶が飛び
緑の蛙が鳴いている
その脇で紫陽花は
自分の色 ...
見に来たわけではないのです
小エビを掬いに来たのです
けれども夜の二級河川に
いくつか光が見え隠れ
常夜灯が水に映るかと
とぎれとぎれは風のせいかと
思えばふうわり飛び立って
すうっ ...
「時間が欲しい。」
そこまで言うのなら、試みてやってもいい。
我等がしばらく感じ入ることのなかった領域へと
いざなえ。
僕の住む街に国内二次感染が確認された
なんで神戸なんだろう
僕は悲しみに襲われている
地震や感染症がこの街で起こったことに
僕らはどういう意味を見出だしたらよいのだろう
雨が降っている
ニ ...
プロムナードのパノラマには雑木林があり
雑木林のうえにはもつれ雲があり
もつれ雲のかなたには空の果てがあり
空の果てにはなにも見えないが
なにかがあるにちが ...
何かにすがり付きたくて、何かにつかまってなくちゃ深くて暗い海に吸い込まれてしまいそうな気がして。
そんな不確かな物なんかにしがみついて。
私の友達が違う子と話してるだけなのについなんだか嫉妬し ...
貴方は久し振りに会った私を
変わったと言った
だけど私には心当たり何てない
一体私の何処が変わったの?
何が前と違うの?
私は何も変わってないよ
変わったのは貴方じゃないの?
その問 ...
優しさなんてものは
いとも簡単に覆される
甲斐甲斐し過保護と
揶揄した数式によって
頼もしさなんてものは
いとも簡単に透かされる
曖昧な齟齬と
ちょっとした拘泥によって
...
1)
アスファルトの裂け目から
木漏れ日浴びたいが為
懸命に掬おうとした
どこにいたって
どこにいたいんだって
所詮 澆季なんだし
渡世 猟奇なんだし
...
雨が降り続く夜を
遮ってしまおうと
戸袋から雨戸を引き出しかけて
ふと 手を止める
視界の端で
何かが咲いていた
雨戸とガラス戸の隙間
わずか2cmの
薄っぺらな空間の足元 ...
/
/かなしい/おしらせ/です/
/あなた/を/この/あたま/から/しょうきょ/し/ます/
/さようなら/おげんき/で/
青いにおいが鼻につく
遠くに見える海が白い光を生みだしている
...
夏祭りですくった金魚は
10年以上経った今でも元気で
水槽の中を気ままに揺らぎ
ときどき思い出したように
視線を合わせてくる
特に感情は見受けられない
小さな家の小さな水中で泳ぐお ...
汗ばむほどの陽光の
照り返しに遮られて
わたしはまた
前が見えない
夜のうちに拾った
指たちをつなげても
それは手にならないのだ
誰かの声の届く範囲に
いるはずなのだが
それ ...
「ぁあ。今日は急いで準備しなくてもいいんだ・・・」どこへも行かない朝に。
1日中ベッドで寝てた。明日には朝になったら変わる気がして。
変わらない現実だけを携 ...
散る春惜しみつつ緑の露に映(ハ)ゆ初夏の風の色青き
今生も来世も賭ける我が進化
忘却の河の水上を歩け
脳髄に深く浸みこみ本能の
爬虫類の群れ我が右肩に
晴れた日に書物と会話見開きの
...
生活用マスクを剥ぎ取る
公開オナニー的
過去暴露
そう
酒と肴と
タバコと雑音で
誤魔化しながらの
自己演出
そんな夜だった
けど
区画整備された
舗装道路の
マンホー ...
その頃・・・・
「 夢 」 作 えんぴつくん
夜、
星になって えんぴつ座 って呼ばれたい
...
夜明け。雨が降っていて僕らは神社で雨宿りしていた。徹夜明けの僕らは相手の膝で交互に眠った。三島はここで死んだね、君が寝ている間、君の短い髪をかきあげながら、あじさいの花が揺れるのを見ていた。
...
お昼までの酔い
午後に恐竜が現れてもわたしはしらない
みみずのしっぽは空をむく
定家葛はひたすらのびる
墓にしがみついていたわたしの腕は朽ちた
あなたは植物みたいに芽を吹き出して
わたしが ...
昼間のような明かりが漏れる
こんな時間でも隣の芝生はやっぱり青い
手を伸ばしても全然足りず
「ないものねだり」と一蹴される
世間は俺を異端と罵る
俺は世界の端を行く
もう石を投 ...
春の光は、粒子のようにきらめいている
冬の光のように抜けてはいかないし、
夏の光のように伝染しない
春の光は、春そのもので
ときどき、光が交わって行き場を失うことがあ ...
もうやめよう。
小室テツヤのように、無思慮な少年少女を
持ち上げるのは。
もうやめよう。
ゆとり、個性、自分らしさ。
死に至る病を押しつけるな。
自分との戦いは王 ...
何かすらひとつですらもそのままに
音の指弦をはじいてついてくる
この空に青い瞳が石畳
僕は知る
遠い空の向こうに
僕の手ではどうしようもない出来事を
僕は行く
ある一人の人が辿る物語の
小さな時の流れ
僕は孤独
愛するクオリアは孤独
もっと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨の夜の底で
朽木 裕
自由詩
6*
09/5/16 22:58
花
ヤオハチ
自由詩
2
09/5/16 22:43
割引券
小川 葉
自由詩
4*
09/5/16 21:52
蝶
暗闇れもん
自由詩
4
09/5/16 21:49
六花抄 -I wish you were here-
悠祈
自由詩
3*
09/5/16 21:41
迷う花
亜樹
自由詩
4
09/5/16 21:30
草冠とレインクラウン/虫の宇宙
海里
自由詩
1
09/5/16 21:18
使徒βへ
吉岡孝次
自由詩
0
09/5/16 21:01
インフルエンザの夜
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/5/16 20:56
にびいろの声紋(四)
信天翁
自由詩
1
09/5/16 20:37
欠けてる満月
kewpie...
自由詩
0
09/5/16 20:22
変化
夜桜華月
自由詩
1
09/5/16 20:14
『少年と渡り廊下』
Leaf
自由詩
0
09/5/16 19:45
『グレアを聴きながら蒲公英の行方を想う夕立ち』
〃
自由詩
1*
09/5/16 18:59
2cmの宇宙
nonya
自由詩
15*
09/5/16 18:51
不透明な世界
緋月 衣瑠香
自由詩
17*
09/5/16 18:35
金魚
あ。
自由詩
16*
09/5/16 14:55
波紋のように広がっていく
いとう
自由詩
9*
09/5/16 13:12
いらない子。
ユメサキハル
短歌
2*
09/5/16 12:44
散る春の
フクスケ
短歌
0
09/5/16 10:45
幻視の日
アハウ
短歌
2
09/5/16 10:08
昨晩は
よーかん
自由詩
0
09/5/16 8:41
鉛筆くん、。。。
ヨルノテガム
自由詩
2
09/5/16 8:01
階段のこと
渡邉建志
自由詩
4
09/5/16 3:01
即興掌詩4点
佐々宝砂
自由詩
2
09/5/16 2:38
現実
戒途
自由詩
0
09/5/16 2:18
春
Ohatu
自由詩
0
09/5/16 2:01
もうやめよう。
〃
自由詩
1
09/5/16 1:46
晴れ色で
K.SATO
俳句
1
09/5/16 1:34
運命とクオリア
doon
自由詩
1
09/5/16 1:33
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
4504
4505
4506
6.38sec.