090514
良くない
欲が無いから
良くならない
良くない
良くない烏が
良くない男を囓る
囓るのは狸の癖
良くない狸が良くない烏を囓る
...
風薫る青い天使の日におとなう
ヒイラギを禁ず触れると血の燃えて
茨らは深紅血みどろ実の乳房
みずいろの包み紙
ていっぱいに覆う
ふってくるのは、空
太陽は光線ビームだ
こどもらは眠かろうと
眠くなかろうと
ひもでくくられてるから
寺子屋みたいなところに、ひきこまれていく
で、 ...
うつくしいケモノは
自分のうつくしさも知らず
ただ くろいナミダをながすのでした
宇宙はきらい
人間を抱きしめた手やあしが人間の瞬きや口元が
漂う夢や夢の陰や みえる足元や足元が
彼を素敵にさせるのだろう
海にみ水が入って取れない彼を素敵にさせるのだろ
彼を素敵にさせるのだろう彼を素敵に ...
それは傘マーク寝起きに刺さる尖った音階だ、とか
それはキャブドライバーの憂鬱とケミカルな気分だ、とか
それは雲間に見せる僅かな隙に流れる青空と削れるワイヤーの調べだ、とか
それは息し ...
夢想家
それは夢の中にいるもうひとりの妻
夢を見ているもうひとりの私
夢の中に咲く花を
一度も見たことがない
現実の世界で
あなたは此処にいないから
その花の名前を
...
今日もどこかで
生命が産まれている
今日もどこかで
希望が生まれている
今日もどこかで
笑顔が生まれている
今日もどこかで
新緑が生まれている
今日もどこ ...
広い草原からは
笛の音が響き
音をかぜにのせては
明日に流した
深海では一寸の光も入って来ずに
光という存在をまだ確認したことがない
余りにも酷すぎるものたちで溢れ ...
会社やめてぇーなー が染み付いたコピー機
あなたに会いたくて が染み付いた枕カバー
急げ が染み付いたサドル
知りたい が染み付いたマウスパッド
やりたいことがない が染み付い ...
退職を言う前の口煙草吸う
書類の手 音つかんでは整理する
おじさんの上司は永遠さようなら
全部俺消しちまったよフォルダーを
消えたドア草むらの虫二十年間
...
あのころ
きみが蒔いた
虹のかけらは
かぜにふかれ
悠久をこえ
きょう
ぼくらのちいさな庭に
七色の花を咲かせた
きみは
あのころとおなじ笑顔して
花たちを
いとおしそう ...
海からメールが来ましたよ、ラ・メール
光さす水面下
五月はクラゲも季節です
よつめ花びらたちのエフィラや
うりくしたちの赤ちゃんの
沈み止むことなき花吹雪
外海では
彼らの親が吹 ...
風の手紙は紅に
あなたの想い映し出す
見あげる空は黄昏に
安らぎの瞬間(とき)をもたらす
ただ願う
しあわせでいてね
優しい闇よ ...
したり顔 で
ペラペラの裏側の
幾何学の様な空に
隠された表側が
透けて見えるとでも
貴方も同じだ って
女王は笑っているかも知れない
ジョーカーは留守かも知れない
明 ...
あのこが嬉しい
わたしも嬉しい
あのこが怒る
わたしも怒る
あのこが哀しい
わたしも悲しい
あのこが楽しい
わたしも愉しい
あのこがいない
わたしは微笑む
死ぬことは怖くない
自分がなくなるってだけだから
ただ
死ぬまでは怖い
痛い 辛い 苦しい
そんな感情が怖い
だから自分はここにいる
自分は臆病だから
生きることは ...
海のこどう
陽のゆらめき
浮かんでは帰っていく泡
ゆりかごのリズム
火山のオルガスム
海がめはひとり見知らぬ故郷にもぐる
海のこどう
胎内と殻を結ぶ絆
優しさの渦が孤独を呼びこんで閉じられた世界をつく ...
090513
Kaaaaa!と鳴く
烏
烏のような目をしているね
ガラスのような君の目を
ガチャンと割って
叱られた
思い出を
ア ...
ちょっとだけ、わかったかもしれない。
「頑張れ」「頑張ってね」と言われると苦しい。
認めてもらえてない気がして。エゴだよなあって思うけど。
「一緒にがんばろう」
言われて軽くなった ...
僕が留守の間
初夏の
風が吹いて
春が
名残の桜の花びらを
身にまとい
土手の向こう側に
転げ落ちて行った
廃船の流砂に埋もれ影の立つ
裸婦 髪梳きて太陽を飲む
昏き陽の砂丘の崖より舞降りて
倒れこむ底に隠花植物
砂嵐 男三人何か為す
...
昔、狂うほど聴いた曲に縋る
あの音楽家たちは
私を麻痺させたまま停止
狂ったまま
狂ったままよ
愛しさの故
憤慨する
呼吸困難さ
未だ私は水攻めに
自ら溺れてるよ
遠い ...
ゴミを捨てたいけれどゴミを出せる日が決まっているなんて
ヒトの暮らしも楽ではないな
だから
ぽたぽた落としてしまうのね 溜め込めなくて
女の子には月に一度、血液まで捨てる義務があって
永 ...
誰か私に呼びかけてください
はりぼての海から
髪ふり乱し人魚が突き破って
来るように突然
きれいなレモンが何万個も
緑の丘を転がってゆくので
丘が動いているように見える
そんなふ ...
扇風機を起こしたら
「もうそんな時期なの?
早くない?」
と言われた
きっと、これから
毎年、一日ずつ
早まるでしょう
そのうちいつか
一年中
働いてもらわなければ ...
このヴェランダから
もう何日もずっと、雨がくるのを待っている
晴れの日も曇りの日も
安らう日を待っている
このヴェランダから
草原は見えないけれど
たく ...
謙虚になった時に
世の中が見えてくる
高慢になった時は
人が見えなくなる
子供に好かれ
老人に好かれ
動物に好かれ
女性に好かれる
老人に心を読まれ
声は信じない
問題を起 ...
神様を殺したいと思った時。
僕は僕を信じようと思った。
目が覚めた時には。
世界が綺麗に見えた気がする。
そんな、目覚めの悪い朝の。
寝ぼけた僕の心。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
囓る
あおば
自由詩
9*
09/5/14 12:09
風薫る 青
アハウ
俳句
0
09/5/14 10:25
よがあけたら
唐草フウ
自由詩
3*
09/5/14 7:28
うつくしいケモノ
ゆびのおと
自由詩
1
09/5/14 7:20
_
十二支蝶
自由詩
0
09/5/14 4:18
ベルデ
〃
自由詩
0
09/5/14 4:16
『蓄・脳・症』NEO DADA
Leaf
自由詩
1*
09/5/14 2:33
Phosphorescence
小川 葉
自由詩
1
09/5/14 1:56
今日もどこかで
次元☆★
自由詩
3
09/5/14 1:27
抜け殻を迎え撃つ
こめ
自由詩
6
09/5/14 1:07
海底杉並区2009
猫道
自由詩
9*
09/5/14 1:06
おじさんと僕と、夕暮れと
K.SATO
俳句
1
09/5/14 0:50
風がきみのやわらかな髪をなびかせる五月に
草野大悟
自由詩
5
09/5/14 0:21
草冠とレインクラウン/メイ・メリー・ゴーラウンド
海里
自由詩
1*
09/5/13 23:58
風花
柊 恵
自由詩
4*
09/5/13 23:44
神経衰弱
ICE
自由詩
1
09/5/13 23:09
真友
みっきゅん
自由詩
1*
09/5/13 23:00
欲の塊
〃
自由詩
1*
09/5/13 22:58
海がめ
寿 雪野
自由詩
2
09/5/13 22:34
烏
あおば
自由詩
6*
09/5/13 21:54
なんだ
つゆ
自由詩
5*
09/5/13 21:08
土手の向こう側
フクスケ
自由詩
1
09/5/13 20:56
夢日記
アハウ
短歌
1
09/5/13 20:18
赤い音楽家たち
蝶澤
自由詩
2
09/5/13 20:05
時間泥棒
佐藤真夏
自由詩
3
09/5/13 17:37
呼びかけて
ふるる
自由詩
3*
09/5/13 15:22
せんぷうき
小原あき
自由詩
5*
09/5/13 15:02
ヴェランダから
瑠王
自由詩
1*
09/5/13 15:01
介護Ⅱ
ペポパンプ
自由詩
6*
09/5/13 12:45
創書日和「永い夢の中。」
狠志
自由詩
1
09/5/13 10:38
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
4504
4505
4506
4507
4508
4509
加筆訂正:
介護Ⅱ
/
ペポパンプ
[09/5/13 23:00]
ちょっと修正しました。
4.67sec.