すべてのものが
あたたかい涙を流すのは
いとしいとき
いとしくて
だれかを抱きしめたくなるとき
天も
だれかがいとしくて
抱きしめたくて
泣いた
晴れの日に泣いた
...
となりの人が一歩踏み出す。
チュッパチャップスを舐めながら自転車並列で猥談するジャージ姿の男子中学生は信号を見ないし当然のように歩道に転がる真っ赤な苺にも気付かない。
明日が月曜日であるこ ...
何もしない1日。
部屋に閉じこもる1日。
時間なんかすぐ過ぎる。暇だからってやっているワケじゃないんだ。
これが、今いちばん楽しい遊び方なんだ。
太陽が帰る頃。
目を細めながら見た景 ...
咳き込む。
会話の最中
妨げられる、
何も悪くないぜ!
思い出は心臓に残ると言う。
それが消えていくスピードに乗っていたりする、僕は。
肺の壁を ...
最後に会った友人がマンゴーを置いていった
初めて口にしたマンゴーに君は感動していた
もっと色々な物を食べさせてあげたかった 僕は後悔した
どうかしていたんだ
弱っていく君を見ていられなかっ ...
咲いた花実は何もしなくても
雨に風に歳月にいつかは落とされる
枝も木も
どんなに立派で大きくても
終わりは来てしまう
そんな世界にせっかく頑張って立っているものを
そんなに無下に揺すり ...
華麗だとは言いがたいが、
聡明で冷静
美人だとは言いがたいが、
綺麗
妖艶だとは言いがたいが、
酷く艶やか
それが 彼女―
我にとっての「神像」
ガ ...
5時間目、書道
君の隣で「愛」を書く
君も隣で「愛」を書く
愛を込めて書きなさい、と先生
ハネ、トメ、ハライ
ハネ、トメ、ハライ
君が愛を込めた、右手の筆先
その ...
幸せの絶対量は変わらない
苦労してきた人なら、それだけの経験が身につき
苦労しなかった人なら、それだけの運が証明され
財力が乏しい人なら、今在る物の工夫を楽しめるし
財力に満ちた人なら ...
シロツメクサの
香りがすると
きみがいる
藤の花の
香りがすると
やはりそこにも
きみがいる
帰り道だった
沈む夕日が眩しくて
見えはしない
香りだけのきみ ...
君がこの白地図を撫ぜたときに
世界が始まる気がしたんだ
ほんとさ。
悲しい幻に似た
鬱屈した午後の空気
燻ぶり始めた誰かの夢が
君の首筋を冷たく伝うときは
呼ぶといい
...
詩をなぜ書くのか、といわれれば、ただ、ことばを書きたいように書いており、それが、詩といえば詩、というものになるということ。
ただ、詩は、これまでどのような役割を果たしてきただろう、と思うと、ま ...
誰かとどこかへ行っても
そこはここになる
ひとりぼっちで
いるここだって
同じここなんだ
ためしに朝起きて
窓の外を見てごらん
水道管が破裂したのか
そこいらへんじ ...
軽い足取り
幼い照り返し
蹴飛ばしながら
進む
シャツの袖まくり
緑のさざなみ
産毛を立てながら
泳ぐ
弾む呼吸
迷走神経の舗道
気取りながら
急ぐ
...
いってきますを言う前に「今日は母の日だよね」って。
靴履きながら聞いてみた。
そしたら後ろで「はははは」って笑ってた母。
ギャグみたい。
ちょっと和んでいってきますを言う。
自分ヲ愛セナイ。
ソンナ君ヲ
ドウシテ僕ガ
愛セルノ。
そういった君の言葉は
言霊のいないただの雑音
君ガ愛シテクレルカラ
私ハ自分ヲ許セルノ。
君に愛されない私は
魂の ...
見つめる眼
いつも共に
ゆらめく
私のかわりに歩き 飲み
酔わせてくれる
話し 聴き
二十
滑らかな腕
年季の入ってゆく
けっして来ない別れ
いつか気の休まるときまで
もっ ...
みみずみじゅみじゅ遠くの色 とおくの色
転がるなにあじさえるさに
水と水の土のこちょ時を揚げて
自分の夢をみて僕は自慰してる
水の喉みてる
見下ろして人の生き抜くままを肩呑んで少女の尿を飲んで美しく唄う
ばんざい。手を挙げて一人ずつ聞いてひとつでも目を叩く
言葉にくわれ夜腹を初めて初めてはじめてはじめて
うっふふふーだようふふ。
うっふふふーだようふふ。
ふふうふーただようふふ。
うっふふふーだようふふ。
うっふふふーだようふふ。
ふふふんーただようふふ。
うっふふふーだよふふふ。
うっ ...
讃岐うどん
かけ大盛三百四十円
大根おろし五十円
サービスのネギと
生姜テンカス白ゴマに
七味唐辛子これでもかを
思いっきり音とともに
むさぼる喜びを堪能し
...
どんなふうに見えますか
手探りでしか感じない僕に
教えてください
街行く人々の顔は
どんなふうに ...
「おはよう」という一言で
心が軽くなる
この人はいい人と
信頼できる人と分かる
人の話しに
耳を傾け
気持ちを受け止める
何でも話せる
人を知る喜び
対等な関係
人が好き
...
だから、何も無いんだってば
使い古されて毛の立った歯ブラシも
お気に入りでよく穿いてた靴下も
ドライブに流してた流行遅れの洋楽CD
二人で行った旅行の写真
だから、 ...
愛について考えると
わたしは道になっている
頭のてっぺんから
つま先まで
世界のあらゆる道になって
人々がわたしの上を歩いている
あなたが歩きだすのを
ずっと待ってい ...
まんまるな月が
笑い泣き顔して
永遠を探しているよる
太陽は
そらのベッドで
くうくう
あしたの光をはぐくんでいる。
探せば必ず
共通点は見つかるの
小さくても
誰との間にもある
合わない点の方が
遥かに多かったとしても
1つの共通点が有るなら
そこ で僕は
あなた と
...
小さな指先は躊躇いながら数日前に脈動を止めた
ペルシャ猫の死体に伸びてゆく
開いたままの猫の目はそれが
思いもよらぬ出来事であったことを告げているみたいに見える
きっと誰に別れを告 ...
見下されたくないから
努力して人並み以上
杭を打たれたくないから
1番は目指さない
なんでも中の上くらいが
上手く生きていける
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天泣
イオ
自由詩
4
09/5/10 20:45
sixteen
アオゾラ誤爆
自由詩
12
09/5/10 20:34
『消去』
海 猫
自由詩
1
09/5/10 19:48
煙たい
キタノ
自由詩
0
09/5/10 19:33
マンゴーの花
光井 新
自由詩
5*
09/5/10 18:56
月風鳥花人
茶釜
自由詩
1*
09/5/10 18:40
ガラテア —愛すべき冷たい彼女
セルフレーム
自由詩
1
09/5/10 18:22
血潮
ひとなつ
自由詩
4*
09/5/10 17:56
あるモノもねダリ
邦秋
自由詩
1*
09/5/10 17:44
きみは香り
小川 葉
自由詩
1
09/5/10 17:00
Utopian
水島芳野
自由詩
2
09/5/10 16:31
詩を書く者の責任とは、
白井明大
散文(批評...
5+*
09/5/10 15:21
ハピネス
小川 葉
自由詩
3
09/5/10 15:12
五月
nonya
自由詩
14*
09/5/10 14:54
今日は何の日
つゆ
自由詩
3*
09/5/10 14:46
愛ヲ下サイ。
紅-BENI...
自由詩
2
09/5/10 14:16
もうすぐ二十一
mimi
自由詩
2
09/5/10 4:47
最後の幻想
十二支蝶
自由詩
0
09/5/10 3:51
〃
〃
自由詩
0
09/5/10 3:47
〃
〃
自由詩
0
09/5/10 3:43
うっふふふーだようふふ。
太郎本人
自由詩
2
09/5/10 2:53
礼儀と作法
よーかん
自由詩
2
09/5/10 1:49
顔
北星三天
自由詩
1*
09/5/10 1:35
コミュニケーション
ペポパンプ
自由詩
7*
09/5/10 1:12
何も無いんだってば
相羽 柚希
自由詩
1*
09/5/10 0:56
ひらめき
小川 葉
自由詩
5
09/5/10 0:38
春夜
草野大悟
自由詩
6
09/5/9 23:41
共通点
次元☆★
自由詩
4
09/5/9 23:32
砂
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/5/9 23:27
中の上
次元☆★
自由詩
0
09/5/9 23:23
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
4504
4505
4506
4507
4508
4509
4510
4511
4512
4513
加筆訂正:
礼儀と作法
/
よーかん
[09/5/10 11:11]
タイトルなど一部修正しました。
4.36sec.