緑の色腐れていく
食事に混じった泥に気づかないでいる
彼女が飛べると言った日から
俺はずっと彼女の街の上で
ぐるぐる回っている
意味のねーことさ
気持ちの悪いことさ
彼女が飛べると言 ...
雨は降りぬ
ツバメが飛ぶ
赤子が泣き
木にそよぐ風
ふんどし締めて
9時間の講習を受け
電車のドアにはさまれる
駅を乗り越す
ゼナを飲む
松屋の牛丼食べ
布団に入ったら
...
くしゃみの くしゃ 噛めたらすこぶ る
きもちいい
やっかいの やっか 噛めたらすこぶ る
噛めつけたい きもちいくしたい
い をいう
いい い をいう
いくない い をいうのはい ...
テクノカットのアメリカバイソン
その呻き声が収録されたCDを再生すると
コーン紙からは液体が染み出してきた
スピーカーがよだれを垂らしているみたいだった
電源ケーブルを辿ると
プラグは冬瓜に ...
水鉢で
金魚が泳いでる
赤いから
女だと思ってる
女はなぜ赤いのか
知るすべもなく
あなたは宇宙に浮かぶ
水鉢で泳いでる
地球はなぜ青いのか
知るすべもなく
せかいは
まわっている
かんたんに
ごくまれに
とまる
いっしゅんだけ
だけど
それはだれもしらないから
せかいはまわりつづけるのだ
あたりまえのように
しったかぶ ...
なんで ここに いるのか
わからない まま
ぼくは
わらって ないて
つかれて ねる
ゆれうごく
ここは
エスカレーター?
エレベーター?
ジェットコースター な ...
虫が
蛍光灯の光を求めて
スパイラルに昇ってゆく初夏
おれと
おまえは
ひまわりの
双葉になる
みずいろに
蛍が
ゆらいでいる
今日
その詩を書いて僕は死ぬ
浮遊して目的もなく
受け取り人指定もなく
切手も貼られていない
これといって特別ではなく
目新しいところもなく
自己弁護も含まない
一人で生きる感謝の ...
けぶるような雨が降る
微かに放熱しながら 闇のケモノはまどろんでいる
銀色の毛並みは霧のように細かな水滴に覆われ
恐る恐るそっと触れた手触りは
なめらかで ひんやりと。
目覚めた瞬間 ...
木の上にカタとケースがささやいて
繊維から皮がのぞいた肌色の
プレイする指に手のひらスタンバイ
第七の封印
――Седьмая печать ――
碧玉や赤めのうを思わせる背後の
かがやく虹の現れた天空に座した、在って在る者
或いは吾が父である、偉大なる神は
ぶっちゃ ...
舞い散る花びら地に堕ちて
黒く消え行く定めなれば
次世もまた闇から闇…
あなたがいなければ
あやまらないでくださいな
わたしに光をくれた人
...
カレーを注文した
一皿では足りないから
二皿注文した
けれど
食べる人が一人足りない
君が足りない
一皿のカレーを残して
私は店を去って行った
あの日
私一人 ...
投げかけてしまうのは
簡単なことだけど
それでおしまいじゃないって
みんな、知っている
自分の足で立つことが
どれだけ大切かなんて
色んな人が色んな言葉で
語ってきたこと
それ ...
誰かと出会って
誰かと語り合って
誰かを探して
誰かを求める
その気持ちはわかる
誰かと寄り添って
誰かと繋がって
誰かの何かになって
誰かのために生きる
その気持ちはわ ...
今日は雨だから
あなたにこの声を届けられない
だって雨の音が入ってしまうでしょ
雨はいじわるだ
タイミングてものをわかってない
私の心がたくさん詰まったこの声も
雨の音にはかなわな ...
一日で仕上げるのだ。
トーキョー
川のようなもの
手のひらに残ったすれ違う人の一片
あれが私たちの足跡の塊
掴もうとしなかっただけ、なんて
強がりの溶けた夕暮れの音
誰かが落としたぶ ...
ユニゾン、鳴弦
オベリスクに
隠された真実は
薔薇に片足を
捕らわれたオペレッタ
稀にみる
日常言語学派の横顔に
切なさを
放り ...
目覚めのひと呼吸が
かなしかった日は
ふい、と
砂漠に連れて行かれるようだ
そこは盛り上がった砂地/育ちかけたトマト/の/墓標が整列/黄色い花が手向けられている/生ぬるい南風が/背中/ ...
「世界」という名のパズルから
はみ出した1ピースの「私」は
いつまでも
自らの存在に、飢えている
風に揺られる野の百合や
空に翼を広げる鳥は
「世界」という名のパズルに入り ...
私は
「アンドロイド」か「人」かという区別を
ぬめり気で感じとる
夕暮れ時 彼岸花を片手に
黒髪が風になびいて
目を見据え
「何処にも行かないで下さい」
と鳴いた。。。。 。
庭の綺麗な模様の蝶々が舞ってる
水槽の金魚が馬鹿みたいに餌をねだってる
大人に近づくのが嫌な女の子が逃げ回ってる
誰もいない空は星が点滅して僕を揺らし
隣の君の大きな目には強さがこぼれる
...
た行とな行のあいだには
明らかに海溝があり、
そこにわざと忘れてきたものなんてのも
あったかもしれない
海だ、食い散らかす、う み
ひらがなは大概、星で、
わたしはそのあいだに目を ...
私が幸福を
忘れてしまうのは
きっと「私」を
握り締めてしまうから
もしも「私」を手放せば
空っぽの透けた体に
(風ノ人)が入って来る
そして両手を組み合わせ
私 ...
プラスチック
展示ケースの中の身体
柔らかに保存された眼球に
尊いという意味の
生きる日が見えるようで
僕らはただ
神様を思い出した
しなやかに
細胞は明日へと ...
あり得ない位の感情が
音が
噴き出すように
襲いかかるように
体の下の下の方から
きっと
闇に呑み込まれないのは
何処へか
連れていってくれるから。
...
認めなきゃ
じぶんより志しの低いひとに
誹謗中傷されようと
認めなきゃ
ぼくはその毒にやられてしまう
夜も寝れない口惜しい気持ち
そんなものを認めていても
ぼくはその毒にやられてしまうだ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
失敗をするなら夜のうち
竜門勇気
自由詩
2*
09/5/15 8:54
明日は決戦
ペポパンプ
自由詩
11*
09/5/15 4:45
噛めたらすこぶ る
カナシミルク
自由詩
0
09/5/15 3:35
電圧10Vの差異
サトタロ
自由詩
2
09/5/15 3:14
水鉢
小川 葉
自由詩
3
09/5/15 2:27
かげむしゃ
ゆうと
自由詩
1*
09/5/15 1:49
ことばのひびき
〃
自由詩
1*
09/5/15 1:48
スパイラル 初夏
草野大悟
自由詩
2
09/5/15 1:29
その詩を書いて僕は死ぬ
瀬崎 虎彦
自由詩
7*
09/5/15 1:27
まなざし
ゆびのおと
自由詩
0
09/5/15 1:20
床
kiriko
俳句
0
09/5/15 0:59
第七の封印
atsuch...
自由詩
11*
09/5/15 0:28
光
柊 恵
自由詩
10*
09/5/15 0:25
君のカレー
小川 葉
自由詩
2
09/5/15 0:13
繰り返す、のは
あ。
自由詩
7*
09/5/14 23:30
ソリスト
みっきゅん
自由詩
2*
09/5/14 23:00
雨音
〃
自由詩
0*
09/5/14 22:59
画曜日
吉岡孝次
自由詩
2
09/5/14 22:57
川のような、もの
霜天
自由詩
2
09/5/14 22:32
詩人の為のセレナーデ
オリーヴ
携帯写真+...
7
09/5/14 22:20
トマトジュース
銀猫
自由詩
9*
09/5/14 21:48
「 世界のパズル 」
服部 剛
自由詩
3
09/5/14 21:40
どうせストライクしか投げてこないバッティングセンターで、「選 ...
ひとなつ
自由詩
2*
09/5/14 21:34
ネコの目の少女
蝶澤
自由詩
1
09/5/14 21:23
たゆたうもの
〃
自由詩
1
09/5/14 21:22
絶対
鈴木まみどり
自由詩
1*
09/5/14 21:12
風ノ人
服部 剛
自由詩
1
09/5/14 21:10
gift
依
自由詩
5*
09/5/14 20:41
轟音
まきちぇり
自由詩
0
09/5/14 20:23
認めなきゃ
吉岡ペペロ
自由詩
13
09/5/14 20:10
4399
4400
4401
4402
4403
4404
4405
4406
4407
4408
4409
4410
4411
4412
4413
4414
4415
4416
4417
4418
4419
4420
4421
4422
4423
4424
4425
4426
4427
4428
4429
4430
4431
4432
4433
4434
4435
4436
4437
4438
4439
5.17sec.