夏の夜に雪をふらせて
ねこの言葉を聞き分けて
なにものからもわたしを守るバリアをはる
よごれた世界は電気みたいに
わたしのまわりを取り囲むけれど
わたしを闇に隠してくれた夜が ...
割れるぞ、頭。
きみがあふれるぞ。
ア・ア・ア・ア・ア
質量、体積、意味の無いくらい。
真っ黒な 空 だ!
存在、存在。
きみがあふれて、あたしの咽の中
宇宙になった。
小鳥らは遠くさえずる胸で聴く
曇天にこうべ垂らして礼拝す
燃え滓の静かな街路に排気ガス
雨粒の一つ一つが糸となり体に絡む梅雨入り宣言
漆黒の髪の手入れをしないまま抜け落ちていく記憶の外へ
真夜中の真っ赤な赤色
ダイアモンドの純白
朝方の侵食する窓辺
首の影が長くのびた
涙の色は水色だった
鈴屋の前で迷子になって
珈琲の味は処方箋
人を人質にして ...
せっせせっせと薪をくべる
これは仕事だ
命の炎を絶やさないように
心も体も凍えてしまわないように
薪は限られている
薪が無くなれば心は凍えて
そして体も冷たくなる
頭の良い人は
...
人の耳にはピチピチなんて
明るい音ではねる鰯の水揚げ
にぎわう港から鰯そのものへ視線をうつせば
全身でわななく声が 流線形のまま突き刺さる
何万もの銀の鱗が震えている
...
カラスが鳴く朝が
今朝もやってくる
朝になれば
れいのいい調子で
いつものように
あの声が聞こえてくる
はずだった
としたら?
とでも言わなければならないような
...
I can feel your soul in the naked black torso
That is a vision of old time memory
(NY public lib ...
彼女は言った。
この娘の唄って。
一聴するにうまく聴こえるかもしれないけど。
低音が雑ね。
最も悲しいことに
心が入ってないわ。
...
たくさんの魚が、ほとんどのそれらが虹色で、真夜中の信号機が赤だというのに、ずっと点滅したままの赤だというのに横断している、横目に見ながら、触れそうで触れない手が魚のそばで踊っている手を、高校生とおぼし ...
その頃・・・・
「 さよなら、えんぴつくん 」 作 (ボク)
(どこにいっちゃったの?)
書けば書くほど
...
昨夜は新しい詩集「Familia」の出
版記念の詩の夜であった。何人もの詩の仲間
がこの本を手に取り、休憩時間にメッセージ
と名前を書いて、一人ひとりに手渡せた時、
僕は詩を書く者の幸せを ...
ハローハロー聞こえますか?
殺伐とした絵画の中で
その少女の顔だけが
まだ手をつけられていなかった
ふるびた懐中時計は
なりやまない秒針の音を
闇夜に響かせる
ふ ...
日を翳す気跡が崩れ去るように
季折を待ち焦がれる蕾の放熱を嗜めるように
はらりはらり、はらり
なづき忘らるる言霊の孤独を慰むように
三世を紡ぐ赤き糸にて夢の余韻を手繰るように
は ...
天地がひっくり変えるような出来事があった日も
バケツをひっくり返したように、とことん泣いた日も
小さな箱に閉じ込めてあった痛みが、
心を深紅に染めた日も
手首から血が流れた日も ...
春になったら
当たり前のように聞こえてくると思っていたんだ
にわか雨と土の香
遥か陽射し、青々とした歌
太陽が落ちた場所から染まっていく
冷えた腕を隠す前に
呼ぼうとして心に刻んだ名前 ...
ドライ、クール、冷めた、冷たい、寒い、に、
ホット、アツイ、暑苦しい、と、
僕らを図る指標は
温度だけでこんなだ
僕らを好みで分ける
基準の一つでこんなだ
人を選びたがる人間は
...
夏草に朝露を見るたびに思います
まだ五月だよ
ススキの異称、露見草
ススキといえば月見の秋と
思われましょうがあれは夏草
けれども今はまだ五月
そこでそよそよしてるのは
去年のス ...
僕たちは
諦めることに慣れていたのかもしれない
だから
島の美しさとか
戦の悲しさとか
人の優しさとか
全部全部押し付けて
なけなしのプライドで生きてきたのだ
...
苦しいのか
悲しいのか
悔しいのか
嬉しいのか
いや全部だ
この涙は
今まで流した涙のなかでも最高級の涙
流すのも拭くのももったいない
ケースに入れて保管しておきたい涙
あの人には絶 ...
眠らない
眠らない
今寝たらオオカミに齧りとられる
眠らない
眠らない
まだ眠らない
今寝たらスケルトンに切り殺される
眠らない
夢なんてみない
覚めて覚めて
明るくなって
充血 ...
ラララ♪と歌えば
寂しい事も
音符になって風に舞う
今日も歌うよ
君のいない街で
一緒に暮らした日々を
思い出しながら
笑ったり泣いたり
何でもない毎日が
今一番欲しい幸 ...
風景描写。
足首ほどの深さの川には
この時期多くの人が集う
或る子どもは魚を追いかけ
或る男女は飛び石を渡り
或る老人は側で居眠りをする
風景描写。
一両編成の青い電車は
...
快晴!緑樹は輝りて蛇の爪
陽光に蜥蜴艶めく気配あり
つややかに路面に光 遊ぶかも
見た聴いた書いた100人のギャラリーがいる
〜好きな映画は何?〜
例えばこれから
忌野清志郎が死んだように
松本人志が結婚して既にこれから生まれてくるであろう子供がいるように
時代は変わり、なにものかがなにものかに関 ...
歴史上の人物
そのなかの
最も歴史的な神様
そのなかの
一人に会った
こげ茶色(うすいこげ茶色)の
犬を連れている
犬のことは歴史には
書いていないはずなのだ
神様
犬 ...
すこしつめたい風のなか
踏みいる黄金の星空
片目をつむる
ふかくふかく心の底に着地して
空をみあげたい
両目をつむる
そして両目をひらく
この黄金の星空の
宇宙はバランスよくひろがり ...
生きているって不思議だね。なんだかそう思う今日この頃。
あなたはいい人なのにどうしてそうなの。
いいこと悪いことスキミングしてウェークアップ
大きなことと小さなことが交じり合って生き ...
ふとももにさわった
てのひらの腹で
ふとももは
その表面に微熱を閉じこめ
そして内面に細かく小さなつぶつぶの 汗を かいた
ふともものことは
忘れていた
まるで絵画のように
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
またひとつ魔法をおぼえた
八月のさかな
自由詩
2
09/5/19 12:38
ビッグバン
taznu
自由詩
0
09/5/19 10:53
雲 垂れて
アハウ
俳句
1
09/5/19 9:41
雨粒
夏川ゆう
短歌
1
09/5/19 9:26
鳥籠の中
猫のひたい撫...
自由詩
1
09/5/19 8:22
No Man's Land Burning
maynar...
自由詩
0
09/5/19 7:25
さかなの目
夏嶋 真子
自由詩
15*
09/5/19 7:21
カラスが鳴く朝
小川 葉
自由詩
2
09/5/19 4:20
冷蔵庫の詩
taznu
自由詩
1
09/5/19 3:28
また明日などに何も
高杉芹香
自由詩
10
09/5/19 2:55
トワイス・アップ(トワイライト)
nm6
自由詩
5
09/5/19 2:44
鉛筆くん。。。。
ヨルノテガム
自由詩
5*
09/5/19 1:28
詩集「Familia」に込めた想い 〜(もう一つの世界)に尽 ...
服部 剛
散文(批評...
5
09/5/19 0:54
泣き空
こめ
自由詩
9
09/5/19 0:37
黒白 -coexist-
悠祈
自由詩
2*
09/5/19 0:27
グルル
三奈
自由詩
8*
09/5/19 0:18
さつきの街
かのこ
自由詩
6
09/5/18 23:52
基準経験値
邦秋
自由詩
0
09/5/18 23:29
草冠とレインクラウン/新緑の詩め路
海里
自由詩
1
09/5/18 23:17
バスケットボール
依
自由詩
4*
09/5/18 22:55
涙
新守山ダダマ
自由詩
4
09/5/18 22:11
スリープレスゲーム
秋也
自由詩
1*
09/5/18 22:07
『君と歌う』
海 猫
自由詩
1
09/5/18 22:06
風景描写 〜初夏の日〜
あ。
自由詩
5*
09/5/18 21:33
100人のギャラリーがいる!
アハウ
俳句
1
09/5/18 21:11
テレビ2
udegeu...
自由詩
0
09/5/18 20:36
犬と無死
キエルセ・牧
自由詩
0
09/5/18 19:28
黄金の星空
kawa
自由詩
1
09/5/18 19:26
洗濯。
すぬかんなが...
川柳
2
09/5/18 19:01
美しきイベリコの太陽
キエルセ・牧
自由詩
0
09/5/18 18:56
4394
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4433
4434
加筆訂正:
頽廃芸術と呼ばれて—昨日NHK日曜美術館をみました。
/
石川和広
[09/5/19 9:18]
更に修正
5.09sec.