夢の中で雨がぺちゃぺちゃ降り続けます
私は透明です
いつかいた教室に今いるようで
周りが騒がしく
その時の僕も挨拶をして
眠そうに誰かと話しています
もうすぐホームルーム
遅刻はしなかっ ...
氷の体を
君は、死んだみたいに
幸せだった、街の暗がりを 僕の
背負っていた 労働者として
暗がりは、目指した
生きるのは、天使のようなものだと
吉野家を出て、ビームの暗がりから
歩 ...
夏休み前。暑いけれど、耐えられないほどではない。蝉の声が開いている窓からけたたましく入り込んでくる。風は十五分に一度くらいカーテンを揺らして。くれれば良いほう。
昼食は終わったから後ろの直樹は教科書 ...
わたしは生きています。
わ き ます。
た て ます。
生き ます。
は て ます。
しは き ます。
し す。
あなたから ...
積荷をまとわされている
僕は何かをつかみ取ろうと
言葉が行き交い それをかわそうとするサラリーマン
ミサイルが走っていく
窓の向こうには
僕をさまよっていた そして暗闇に
寂しい記事が ...
諸行無常のユメのなか
生病老死がコワくてコワくて
抱えきれなくなって
だからヨッパラって
また酒カックラって
そのうち酔えなくなって
こんなとこまできた
(どしよもなくて来た ...
言葉にひきずりまわされて生きている
エンドレス人形自分に言聞かす
そうさ、みれば見るほどおかしな顔
悲しみに酔うのは乙じゃない病気だ
夜香木の
香る夜
疲れた体に
一杯の酒
ロックンロールは
最高
体にムチを
打つ
エンジン全開
さーはりきって行こう
明日もお客様に
喜んでもらう
今回も私は何も言えず
胸に全てをしまい込む
頭の中で一人ブレスト開始
あの時のあなたの行動が悪い
でも私の可愛げない発言も、もしかしたら
素直になりたいけど素直になれない
そんな関係な ...
今回もお前が黙り込み
胸に全てをしまい込む
頭の中で一人討論会が始まる
議長がお前なら与党も野党もお前
第1審は大抵『決別』で決着
『帰る』と言いだすと、結論言い渡し開始の合図
堰 ...
名前の無い鳥に
名前をつけてあげましょう
卵の色はきっと
それによって変わるでしょう
鳥に名前を付けた日の
日記をつけておきましょう
できれば写真も撮っておきましょう
鳥は喜びま ...
それだけは
避けようと するのだ、
未開の人が
...
休憩室の入口に
逆さに置かれた、左右の靴。
すれ違いそうになりながら
互いは離れられないように
日向で{ルビ時間=とき}を、止めていた。
(ひとりっきりの靴ほど
寂し ...
イヤサれたいのかアヤサれたいのか
さっぱりわからないまま
それでも
ワタシの傷はワタシだけのものだ、
そう簡単にイヤサれてはたまらない
と
カタクナに身をカタクしてじっ ...
くるくると うごきまわるものは
もう あんまり ほしくない
そこにあって
ただあって
からっぽのかおして
しずかに うごかない
やさしいものが いい
ちゅうとはんぱに
おっ ...
まあ いい
そのときそのときの
ことば
そのときそのときの
こころ
いましめる てをはなして
どこか からっぽの
かなたに つぶやく
どこか からっぽの
かなたへ ...
ぼくは腹を立てない
それはじぶんだからだ
じぶんを比喩して
それは目のまえにあるだけだからだ
ぼくを見つめた誰かの
その追憶をぼくは辿る
どこか遠くで
...
ひびきわたるときは
とてもとても ひろびろとしたところに
ただ ほうりなげるように
ひびきわたれ
さかいめのうちがわだけで
なりひびくときは
ふかくふかく くらいところまで
ふる ...
俺の手に胼胝がある
ひい、ふう、みい…五つの大きな胼胝がある
ヤスリヤットコタガネクサビカナヅチ
彼らと取っ組み合ってきた部分が
硬く厚く丈夫になってゆくように
鉄と馴染んでいずれ鉄になる俺 ...
そうか。
モノガタリが組み換えられることがキセキなのだな。
だから、
「このことを、違った見方で見させてください」
そんなふうに祈ろう。
寒い夏の朝
早朝
きみが帰ってゆく
言い残したことば
さりげない仕草
ぼくは
部屋の片隅で
膝を抱えている
きみがいた日々は
あまりに濃密で
この
薄い空気に ...
神々の舞台装置の奥
冷たい月明かりの夜が
深い淵を照らし出す
凍てつく太陽
麻酔の覚める羊たち
葬るネクタイ
愛って何時?
祖父母と歩いた畔道も
今は闇夜に濡れそぼち
光 ...
明日を愛したい。
捨てたもんじゃないって
そう思いたい。
そんな明日を考えるほど
僕は大人になれないから。
まだまだ、
今だけ楽しければいい
なんて自分勝手な ...
疲れ果てた顔つき
何の躊躇いもない秒針が羨ましく
刻み込みのリズムを子守唄にしたら
左手の力が抜けてゆく
ほんのわずかに視界が歪んで
部屋を真っ暗にしたくなった
家の裏にいた黒猫を ...
金と銀あるいは薄黄
昨日までは
なかった香りが空気にとけてる
何がとかれ
何がゆるされ
何が満ちて
金色の粒今日咲き始めた
一木の
日当たりの側か
天辺か
どこかで少しだけ ...
お前はそんなにも体を歪め
あの日投げ付けられた言葉を
粘着質の糸にして部屋中に張り巡らせた
何故ここに
こんなにも眠れぬ私が
こんなにもここにいるのに
もし奴が
夢を見るのに毒すら使 ...
降る花 来る花
激しく重なる陽のなかを
昇る道 去る花
むらさきのうた
たどたどしい笑みの端から
午後越える午後 こがねに曲がり
冷たさよりも重く在りながら ...
「七日間、一人で夜を過ごすなんて。やだよ、きみの指を食べたい」
「言われても、無理は無理なの。ごめんなさい。爪はちゃんと切っておくから」
「謝ってほしいわけじゃないんだよ。もう文字も声もおなか ...
透明度の高い青く澄んだ湖
清らかな水だからこそ
あの深みのある色が出る
雲ひとつ無い青く高い空
空気が澄んでいるからこそ
青さが際立っている
清らか ...
朝目覚めて口のなか乾いているのは
どうやら鼻の具合悪いかららしい
それとも流行の風邪でも引いてしまったのかな
人知れず鼾とかかいていたりして
人知れずってのはいかにも寂しいな
鼾うる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
レインクラス
秋也
自由詩
0
09/10/7 1:24
ゲームセンター、闇の
番田
自由詩
0
09/10/7 1:08
午後からの哲学者
捨て彦
散文(批評...
4*
09/10/7 1:06
ミニマライズ文法
KETIPA
自由詩
1+*
09/10/7 0:36
生きたいとして、新聞キャスター
番田
自由詩
1
09/10/7 0:27
夜明けのケッシン
笠原 ちひろ
自由詩
2*
09/10/7 0:24
半ひきこもり川柳その1
udegeu...
川柳
1
09/10/7 0:23
アロマチックナイト
ペポパンプ
自由詩
5*
09/10/7 0:00
私の喧嘩上等
智哉
自由詩
1
09/10/6 23:55
俺の喧嘩上等
〃
自由詩
1
09/10/6 23:40
卵
葛西曹達
自由詩
1*
09/10/6 23:27
身 辺 雑 記 (殺戮された 花々の 碑)
るか
自由詩
7*
09/10/6 23:07
一足の靴
服部 剛
自由詩
2
09/10/6 22:55
ある体験
笠原 ちひろ
自由詩
3*
09/10/6 22:40
いまは
こむ
自由詩
3*
09/10/6 22:30
まあ いい
〃
自由詩
0*
09/10/6 22:22
満ちてゆく
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/10/6 22:19
かなでること
こむ
自由詩
2*
09/10/6 22:18
鉄になりてえ
餅月兎
自由詩
1
09/10/6 21:29
モノガタリとキセキ
笠原 ちひろ
自由詩
2*
09/10/6 21:02
寒い夏の朝
風音
自由詩
2
09/10/6 20:57
羊と終電
都志雄
自由詩
5
09/10/6 20:11
さあ、大声で、叫ぼう
市松 伊知郎
自由詩
1
09/10/6 20:09
オブジェ
中原 那由多
自由詩
5*
09/10/6 19:11
金木犀
小池房枝
短歌
3*
09/10/6 19:02
憎悪の巣
テシノ
自由詩
1
09/10/6 19:01
指といとなみ
木立 悟
自由詩
3
09/10/6 17:59
初恋スノードーム
あぐり
短歌
1*
09/10/6 17:50
「色」
広川 孝治
自由詩
0
09/10/6 16:53
すがるひと
恋月 ぴの
自由詩
27*
09/10/6 16:39
4271
4272
4273
4274
4275
4276
4277
4278
4279
4280
4281
4282
4283
4284
4285
4286
4287
4288
4289
4290
4291
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
加筆訂正:
初秋五首
/
都志雄
[09/10/6 16:41]
孤蓬さま、コメント有難うございました。とりあえずですが、ご指摘の箇所を修正いたしました。
5.86sec.