聞いてください先生
山川先生は絶対高橋さんとできてるんです
だって私がクラスで一番ピアノ上手いのに山川先生は高橋さんをコンクールの伴奏者に選んだ
高橋さんは今では山川先生のおかげですごくピアノ上 ...
外を歩いていれば
何かきっとあるもんだと歩き続けた
魚やマスでもいるかもしれないと

回回 回回 回回 回回

ラーメンを食べ続けた

そこに立ちつくしたように
光も知らない
誰も ...
潜水を続ける体に、水中眼鏡をかけないと
大きなサメが見えず、


サメである、のはリンゴだと知っている
なにかその、巨大な篭に入った 黒色の
風は行方も知らないが


レッドであ ...
 
 
生まれたばかりの
息子の写真を
四歳になったばかりの
息子に見せて
これは誰
とたずねていた

すると
赤ちゃんとこたえる
でもこれがおまえだよ
とおしえると
にわか ...
スキップする/スキップして笑い/唄う


遠ざかってしまった青い空も雲の上には
きっと、まだ残っているのだろう
目に見えないからと諦めてしまうのは
いけないことではないのでしょうか


背伸びした位 ...
たとえば、目の前に
誰もいないことにして黙りこむのは簡単なのに
誰かいることを認識するのは存外むずかしい

いないふりをするのは比較的楽なのに
いることを知らしめるのはあまりにむずか ...
 
 冬の香りが酔ってしまいそうなくらいに残っているこの校舎は、老犬みたいにうずくまって、生徒の熱気とのギャップに戸惑っているようにも見える。所々にようやく茶色い元の色が見えてきていて、白い毛みたい ...
迷って
悩んで
苦しんで
笑う

最近泣いてないな
最近喜んでいないな
最近痩せたな
最近幸せだな

命を大切にな!は
ヒイじいちゃんの
口癖だった
今生きています。
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを

みつけだしてそこから僕の人生は決まった

一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを

朝から晩まで引き続けていた

将来はビッ ...
ゴミ収集場車から 灰色の服を着たお兄さが降り
腐臭を放つゴミを次々に投げ入れた

テレビでは ダルビッシュの投球を実況のアナウンサーが
「魂のこもった投球です」

コンビニに行く
「環境 ...
おーいおーい
どこ行ったんだぁ
目の前に座る君
おーいおーい
帰って来いよぉ
はかり知れない脳内世界

テーブル挟んでさまよいだして
いつ戻るとも知れない君よ
いまどの辺りにいるのか ...
知らんぷりしている 愛というものは見えないところにあるべきだから




ハッピーバースデーすらも言ってくれないひとの相談にのっている夜




わたしにもそうして ...
世界にはあまりに下らないことが多すぎて

いらないモノが見えすぎて

両目を潰し

耳を削ぎ落とし

消えてしまいたくなる時があるけど

坂の上から見える夕焼けに照らされた街の美し ...
電車がたどり着く前の
胸のざわめき
生暖かく
気持ち悪い風が
僕の隣を駆け抜ける

飛び込めば冥土
流される人

壁と壁の
狭い隙間を
もぐらのように進むよ

このまま遠く
...
「すきなんだよ…」
蝉の声と重なってよく聴こえないよ、
ねぇ そんな顔をしないで
ブラウスの裾掴まれても困る
だってわたしは あのひとのもの
つい最近だけど かたおもいだけど
それでも ...
クラブ重病 に響く難病フロウ

フロ入ってるか入ってないか プロファイリングする

捜査一課の係長

の 刺すような冷たい視線が甲州街道を冷やす 8月16日



大原麗子の残像が ...
時折
ある曲のフレーズを
思い出したように
聞きたくなる

煙の臭いと立て看板の
どれも同じような
スローガンが
かなしく
風になびいていた
安保の季節の終わりの頃
時代という過 ...
青々と生い茂った広大な芝生の丘に乾いた細身の葉先が隙間無く犇めき合い、そっと朝露の雫を麦藁帽子代わりに被っては祈り誰かを待っている
其処は天と地を糸電話よりももっと古来の伝達で繋ぎ御魂捧げる{ルビグ ...
浴そうに張ったお湯に
指を挿し入れる


前のめりになれど
湯垢の帯を隠すことなどできもせず


立ち尽くしたまま夜を明かせば
ふやけた皮膚の中には
誰の後悔が詰まるのだろう
...
温もりと
甘い言葉で
相手を酔わせる
夜になれは
魔法使いになれる
黄昏に、思い出すのはただ一人

遠くを見ては 繰り返す

あのときも

あのときも

私はあなたが好きでした

照れて視線をそらすほど

愛おしく思っていました


こう ...
だいすきと言ってしまえば
それだけのただのことばに
なってしまうの


「その辺で待ってて」だたち
にその辺にあたしの場所を
つくって待ちます


にんげんはこんなに体のお
おき ...
   てっぽうゆり



武器の名を持つ 白い精神には
滑走路はありますか

新月の日の始めの朝には
草原を はだしで歩いてごらんなさいな
一足ごとに 露がはじけることでしょう
...
詩と詩論(3)

 また詩について書こうと思う。昨日妻と妻の友人の女性と3人で会食をした。料理に舌鼓を打った後、我が家に立ち寄ってもらってお茶を飲んでもらった。その時の会話にふと私は落胆を覚えた。 ...
届かないと思っていた扉の取っ手は
いつの間にか腰の位置になっていた


背が伸びて視野が広がる
遮っていたものに追いつき追い越し
世界の大きさに少しずつゆびが触れる


もうすっかり ...
わたしがひねくれたようにナツの腕を引いても、
なんの音沙汰もなしに日常が会話するので、
ほんの少しだけでも触れてほしくて、
わたしは罪深い唇をカッターで、すこしだけ切り落とします
それは、最近 ...
うつくしいものは、あなたの涙
うつくしいものは、あなたのくちびる


うつくしいものを知らずに、あなたは
地上を這い回る、あなたは
哀れでいとおしく
人はたくさくんの月や星や太陽を贈る
...
わたしは
風をおよぐのがすきだから
太陽との相性は
とてもいいのだと
思う

汗ばむ腕と首筋に
水の匂いがたむろして
わたしをいっそう
およがせる



 夏にはもと ...
 抱きしめた白い少女は、ぼくを抱きしめていた。透けるようなその白さは光を吸い込んでいるように輝いている。

(ゆめをみる、)

 遠くで男が処刑されていた。首と胴が分かれてしまった男は黒い液体 ...
「隊では一、二を争いました。」
射撃の腕を買われ、十一年式軽機関銃の射手に選ばれたというその人は、嬉しそうに話していた。日本の銃器類は思っているよりも評判は良い。その人は「十一年式は三発ずつしか撃て ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ドビュッシーゆりあ自由詩209/8/21 4:17
麺の男番田 自由詩109/8/21 3:52
人の海自由詩009/8/21 3:50
イデアの影小川 葉自由詩9*09/8/21 1:23
世界に馴染めない私は遊佐自由詩809/8/21 0:37
でんわ因子自由詩3*09/8/21 0:33
指輪灯兎散文(批評...009/8/21 0:33
デストニーペポパンプ自由詩7*09/8/21 0:00
忘れていたあの場所こめ自由詩1309/8/20 23:58
恋いkalibo...自由詩009/8/20 23:56
しゃっくりテシノ自由詩009/8/20 23:50
知らんぷり春日短歌109/8/20 23:26
スタートkuane自由詩109/8/20 23:07
『海ともぐら』海 猫自由詩209/8/20 22:21
こいはるこ自由詩409/8/20 20:49
魔夏猫道自由詩209/8/20 20:39
あの頃フクスケ自由詩009/8/20 20:04
『枕木の契る丘』Leaf自由詩1*09/8/20 19:49
お題/君の居ない景色茜井ことは自由詩2*09/8/20 19:26
温もり夏川ゆう自由詩109/8/20 18:52
黄昏の人スウ自由詩209/8/20 18:21
むっつ もうすぐはたちのうたはちはちよん自由詩5*09/8/20 17:12
てっぽうゆりるるりら携帯写真+...8*09/8/20 17:04
詩と詩論(3)生田 稔散文(批評...309/8/20 16:50
わたしのうたあ。自由詩24*09/8/20 16:22
ナツゆるこ自由詩409/8/20 12:26
うつくしいものへ由志キョウス...自由詩309/8/20 11:20
夏を漕ぐ千波 一也自由詩5*09/8/20 11:14
ゆめのむれ。志賀羽音自由詩409/8/20 10:37
ある戦争体験者と話をしながら北村 守通散文(批評...309/8/20 9:48

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加筆訂正:
武蔵ノ伝言/服部 剛[09/8/20 21:03]
2連を、書きました。 
通夜/……とある蛙[09/8/20 15:57]
見直し不足 1字削除、すみません。
4.84sec.