ふらいふらい
千切れたクレープ生地の
生焼けの切れ端でも
欲求不満の気休めに
どうぞ甘いものを
はためくような
嘘
あげるあげる
それも
嘘
コーヒーと一緒 ...
私にはあなたを止める言葉がない。
けれど差し伸べた手は決して嘘を吐かないから、
どうかどうか信じてほしい。例え私の命を奪っても、
そんなこと構わないから。ただ、あなただけは生きて、笑って。
私 ...
大きな政治の木の下で
あなたとわたし
仲良く遊びましょう
大きな政治の木の下で
ひとさし指とひとさし指を交差してキミは赤信号を見つめる
月明かり 銀色 夏のいない風 アスファルトにはまだ夕立が
だめですかきっとこのまま月光を弾かないように破った楽譜
信号があるから信号と言った
月が出ていたから月と呟いた
手をとれば手があると知れる
何が分かるわけでもない
たよりない
こわいこわい
話すべきひとつの何かを願う
願いは願ったとた ...
淡々と行く夕方の通学路
ガマガエルが鳴いている
少年の胸には外れた左手
少し折れ曲がっているけれど
大切な左手
昔から、クラスの中で浮きまくりの少年
授業以外で口を開く事はない
...
例えばあたしがあなただったらもっとやさしくあたしを抱き締めるのに。
クリトリスをちょん切って喉ちんこに付けて歌いたいの大声で。
...
Tさんと僕との距離は引き潮の朝の波打ち際の音
繰り返す君の名前は永遠に波間に揺れる太陽みたい
波に浮く空き缶目掛けて釣針を投げ合うようなぼくらの会話
粒と波波 ...
もしも女の子が生まれたら舞子と名づけよう
男の子だったらマイケルにしよう
発音をネイティブっぽくマイコゥにしたらさ
男女どっちでも大丈夫だから
お腹にまいこぅと語りかけながら
彼がそんな ...
雨に手を叩かれて、はっとなって見上げればそこは灰色の天国
半開きの唇から魂が漏れ出して そろそろ最終警告ですのよ
さあさ、ぱらんぱらんぱらんぱらん。
さあさ、ぽろんぽろんぽろんぽろん。
...
「だいばんちゅう」って
ものすごい好きゆうことや、ってゆうから
ばん、てなんや、て聞いたら
叩かれるのも愛のうちやろ、て。
ああ、やっぱ中卒はかなんな、
無視して煙草吸うてても
向こうは一 ...
君を想うほど
でも君は人のものだから
奪えない
ため息しかでないよ
心から君が好きなのに
でもきっと生涯好きだよ
叶わなくたって仕方ないさ
出会えたことだけで ...
昨日から
風の香りが
変わった
もう
空も色褪せて
し残したことが
たくさんある気がしてるぼくと
したりないことが
たくさんあるきみと
明日はみえない
季節だけ ...
あたしの胸の中で思う存分。
受け止めるよ。
本当に愛しい人ならね。
わたしにできることはこれくらいしかない。
大好きな君に送るよ。
死ぬまでのクーポン券をさ。
幸い ...
暖簾靡いて
初秋を告げる
静寂の下
淡い酸味を懐かしむ
この青空はあの日と変わらず
期待を寄せてチャイム待つ
理由もないまま急ぎ足
畦道の花が愛おしい
掌ほどの綻び
ふふふ、 ...
ドアが半開き
間にボールが挟まっている
風がはいってきて
僕を冷ました
簾が斜めにかかっている
光が隙間から刺してきた
太陽の光
僕を焦がした
...
あの人と行った店
あの人と歩いた道
今は見たくない
通りたくない
いま何してるの
予想外かな
連絡が欲しいなんて
きっといっぱいいっぱいなのも
あんまり器用な人 ...
今日は月曜日である。
何故今日が月曜日だと知っていたのか私には分からないが、今日は月曜日である。
何故今日が月曜日だと確信していたのか私にも分からないが、それが変だとは思わないのだから変であ ...
夕暮れの風が民家の風鈴を鳴らし、
茜色のまなざしで今日をねぎらうように、わたしの頬を撫でてくれる。
その涼しさに、ほっとして深く息を吐く。
庭先には、萎れた朝顔が脱ぎ捨てた服のように垂れ下がり、 ...
橋の袂から川に沿って伸びる灯り
向こうは賑やかだね、と言う
川は此方から彼方へ
花火の焼けた火薬の匂い
炎に揺れる小な提灯あかり
再び鳴き始めた虫
るりり、るりり、るりり、
ばあ ...
秋の日に魚遡行して運河あり
鉄筋の錆びて曲がれる捨てた街
雑草が茂る空き地に蝶遊ぶ
楽しかったよ。
4回くらい泣いたけど楽しかったよ。
○○さんさよなら。。。
むかしなら
ほんとうの気持ちを
ほじくりかえさなければ
気が済まなかった
楽しかったよ。
...
「お前ただやりたいだけじゃねえの。」
山田さんの吐き捨てるような口調
みんなの凍るような目つき
「色々芸術的な視点からもの言おうとしてるけどさ、ほんとは高橋さんとやれるんなら、やりたいだろ。そうなん ...
誰も知らない街の中を歩いていく
暗闇の中では銃の光だけがやけにまぶしい
黒いバッグの中には一冊の聖書が入っていた
*
ただ分厚いだけの何も語らない聖書
何もかもが嫌になったときでも
...
たましいのすべてで、君のことがすきだ。
アヒルぐちのまま、右側からよだれを出して
「プリント、一枚60円になります。」と
寝言を言うきみがすきだ。
たましいのすべてで、君のこ ...
海蛸とファックしたい
大の男など 優に飲み干せるようなでかいのと。
入水孔に脚を突っ込んだら
くたびれた汗を丸ごと吸い取って
内臓はコールタール色に (それは金属の臭いか)
...
明日を30回数えた午後
空からたくさんのきのこがふってきました
私はそれをとてもきれいだとおもいました
きのこは
隣に住んでいたハイカラなおじさんを連れて行きました
私はおじさんはもう見 ...
ひとの悲しみは
心と身体で感じて
はじめて分かるものだ
あたまで理解しても
思えているかは分からない
ひとの悲しみを聞いても
いいことを言わないようにしている
...
そして、ゆっくりとその手から宝石のように煌きは落ちてゆく。
なにも嘆くことはないよ、ってきみが言うものだから
プリズムのままあたしは融けたんだ三面鏡に立つ世界樹のふもと。
*
...
プリズムからの応答
煌く都市には赤い靴の
女の子
が叫んでいて
*
あたしの一歩手前の横断歩道では
年間10数人のおばあさんがタクシーに轢かれる
そして、年間100数人のあたしが ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
4時
ICE
自由詩
1
09/8/24 21:46
『言語』
東雲 李葉
自由詩
0
09/8/24 21:46
大きな政治の木の下で
木左右未
自由詩
0
09/8/24 21:42
light
アイバ シュ...
短歌
0
09/8/24 21:39
こわいこわい
練
自由詩
2
09/8/24 21:37
赤
ゴースト(無...
自由詩
1*
09/8/24 20:19
「 ねえ怒ってる?あたしがあなたでオナニーしないから。 」
PULL.
短歌
1*
09/8/24 19:45
波
高島津諦
短歌
2
09/8/24 19:31
舞蹴子
木屋 亞万
自由詩
5*
09/8/24 19:15
Rain
雨霧
自由詩
0
09/8/24 18:56
メロディ
捨て彦
自由詩
0
09/8/24 18:50
ため息
アサギ
自由詩
1
09/8/24 18:41
夏の終わり
風音
自由詩
3
09/8/24 17:08
泣いてくれ
アサギ
自由詩
1
09/8/24 16:56
懐古巡りて
中原 那由多
自由詩
5
09/8/24 15:54
夏朝
黒川 蔵人
自由詩
0
09/8/24 14:33
復活の時
哀音
自由詩
0
09/8/24 12:04
分からない月曜日。
志賀羽音
自由詩
2
09/8/24 11:30
帰路
夏嶋 真子
散文(批評...
21*
09/8/24 11:19
盆送り
プル式
自由詩
8*
09/8/24 10:52
見捨てられた街
アハウ
俳句
2
09/8/24 9:19
別れのメール
吉岡ペペロ
自由詩
3
09/8/24 8:40
高橋さん
ゆりあ
自由詩
1
09/8/24 4:06
風を切って
番田
自由詩
1
09/8/24 3:40
たましいのすべてで。
仲本いすら
自由詩
6
09/8/24 2:15
脊
北村香織
自由詩
1
09/8/24 1:07
放浪g
ゆるこ
自由詩
9
09/8/24 0:58
流儀
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/8/24 0:54
ホログラムⅡ
仲本いすら
自由詩
3
09/8/24 0:51
ホログラムⅠ
〃
自由詩
0
09/8/24 0:45
4266
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4286
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4.83sec.