星
     が   落ち
            てくる
    星が
         落
   ちてくる


僕らの街へ
僕らの凍てついた平野へ
僕らの絡まりあ ...
灰色の岩には
なめらかな
体に 見とれていると
緑の海草がゆれる
赤い卵を産卵するという



深夜には
不気味に
広がる 群青色だった
サバの群れも泳いでいく

海を泳い ...
誰もが言葉を失っているのだ
失ってはいけないのだが いったい何をするのだ
アイスクリームを食べた誰もが 言葉を失っているのだ

何をしているのだ 消しゴムだ
手など入れようともしているよ
...
このような詩を書き続けていくのは大変でも言葉を書き続けたい
書いていこうと思った びっちりとしたこの音楽をできるだけ奏でていこうと思うのだ
血の言葉になったみたいだった そして誰にもわからないであ ...
―台風が通りを真っ直ぐに染め上げる
 今日起こったことはもう昨日に飛ばされて今日じゃなかったみたい

すこしずつ記憶が混濁し始める
それぞれのわたし いくつかのわたしの死
分裂して  ...
パラメータを細かく動かし続ける
もう3日も寝ていない このトマトの異変のために

「私なら、君が話すのを異常だなんて思わないが」
またトマト10810が話し始める
突然変異の原因を突き止める ...
 
 
川がある
命の川だ
ありもしなかった
そこをいつからか
川が流れている

今そこにしかない
川を見て
見届けている
私がいる

うすぐらい部屋の隅で ...
外人が四名いるならば それは外タレと言うことよ・・

師は言った
内三人がMCで一人がDJならば それはヒップホップチームであることよ・・・
その内二人が白人で残る二人が黒人ならば それは ...
この際ニートになるのもいいね

日差しも風も
私を置いてけぼりにしたまま
すっかり秋めいてしまったから
もう
何にもやる気が出ないんだ

この呟きだって
惰性のよ ...
カーテンレールで
てるてる坊主が窮屈そうに
首を吊っている
そのむこう
雨上がりの空は
紅く蒼く燃えている
泳ぎだす
 香にオーブンから ときはなたれ
      あたたかな うれしさに
  まるで熱のある魚のように、
いいえ ちがう ちがう、
   喜び
    だからこそ
 うかれ キ ...
 
 
庭の外に
泣いている人がいる
君の友達だったかもしれない
それは秋の虫だ

りんりんと
しんしんと泣いている
まだ死にたくなかったのだろう
泣く声は、鳴く声になって
いと ...
連弾のような雨を
見上げてお前は呟いた
それがどんな言葉であるか
俺は確かめはしなかった
散々な思いのあと
不意に開いた排水溝に
吸い込まれてしまうような気分
はぐ ...
フェル先生
僕は貴方が
大好きです。
どう言う訳だか
大好きです。

フェル先生
僕は貴方が
側にいて
欲しいです。
大好きです。

フェル先生
僕は貴方に
Will yo ...
だって だって
だって知ってますか
知らないですよ普通に

普通に考えて
わからないから

普通に考えてわからないなら
普通じゃなく考えたらいいって思ったんですけど

普通じゃない ...
じゃあ、こうしよう

あるロックスターが死んで、
その友人が彼のギターを天に掲げた瞬間をフイルムに納めたのは
「見えないよ」と怒鳴った、あの馬鹿だけだったてことで

5年、いや、10年後、 ...
ふと空を見上げると
夏じゃないって思う

そうしたら次の日から

「秋」
って言葉が
「秋」
って言葉を

耳が敏感に聞き取るようになる

静かなそら
澄んだ風

クリー ...
ほろびゆくものをきれいだなんて思わない

抜け落ちた髪の毛をひっつけて これは前髪にしようと思った
お父さまにもらったものは どこまで残っているのかどうか
夏の初めに 残像について話していたこ ...
疲れた心
感情とは裏腹の
薄っぺらい言葉たち

都合よくリズムを刻み
そこから逃げ出すことを
ひたすら狙う

わからないことで
頷いたり笑ったり
思ってもいない悪口を
どこからか ...
枯葉のカサカサ鳴る音を聴き、傘の雫を払いながら、古くから家にある毛布を思い出していたんだけど、もう何度も引越しを重ねてしまったので、そんな毛布があるはずもないのに不思議なこと、と思って照れた。多分雨の ... やらねばならぬ
そんな夜

寝不足の目は
赤信号だけど

コーヒーと気合を
入れなおして

今晩は
やらねばならぬ
砂は運ばれてゆく
どの風にも乗って
9月だってば
9月になったんだってば

それで何かが変わるってわけじゃないけど
夏の記憶には「さよなら」したし
もう後悔なんてしないと決めたのだから

秋だってば
秋になったんだってば ...
夢のように目の前で全てが崩れてく
もう動けないよ
秘密も半分売っちゃって
つまんないの
足の踏み場がなくて
みんなに置いていかれて
走り出すための目的地も無い
でも気持ちが止まらない
...
ことしベトナムにいったときに

この穴にベトコンが隠れていたんだ、

という穴にははいらなかった

はいらなくて正解だった

狭い所が年々苦手になってきているようだからだ

きょう ...
ねじが切れると
メロディは
ゆっくり
終わりを
始める

それは
寂しいけれど
唐突ではないあたりが
優しくて
たぶん
わたしの一生も
こんなふうに
終わりを始めるの ...
         月夜に現れたみずうみに 僕は裸になって
飛び込んだ。別に入水自殺をしようってわけじゃない。これは
ひとつの儀式のようなもので、言うなれば自然との同化、共有
されるファイルを独り ...
だらだら退屈
「ねーアリスつまんない。超退屈。」

「私も退屈。わたしたち退屈。お揃いだね。」

「うん。お揃いだね。ずっとお揃い。それ以外のは全部いらない。私たちの世界以外、いらない。私は ...
「ねえセルマ聞いて、あたし天使なんだ」

「え?どういうこと?どこに羽が生えてるの?」

「背中、に決まってんじゃん。もしかしてセルマ見えないの」

「うん、なんにも」




...
大空に向かって
だが曇天で
少しだけの希望を
轟音と煙と
ブースターの炎とともに
一瞬 見せて
消えていった

そのあとも
地上での歓声
喜びの涙
肩を抱き合う成功者たち
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
落下星熊野とろろ自由詩3*09/9/1 3:27
海のダイブ番田 自由詩209/9/1 2:30
魚とは鉛筆だ自由詩209/9/1 2:30
出てみたよ渋谷に今日は自由詩209/9/1 2:28
台風一家カナシミルク自由詩209/9/1 2:09
植物工場でのトマト氏との対話pikopi...自由詩209/9/1 1:58
台風一過小川 葉自由詩409/9/1 1:29
トレジャーハンターJ竜門勇気散文(批評...1*09/9/1 1:05
一人語り山中 烏流自由詩5+*09/9/1 0:54
命の色サトタロ自由詩109/9/1 0:43
Baked Fish月乃助自由詩5*09/9/1 0:36
秋の虫小川 葉自由詩509/9/1 0:04
集中豪雨ホロウ・シカ...自由詩5*09/9/1 0:01
好きなのに2ペポパンプ自由詩9*09/8/31 23:59
トス人 さわこ自由詩109/8/31 23:46
雨上がりの夜空にid=523...散文(批評...309/8/31 23:26
靴はつやつやの焦茶色リュウセイ自由詩209/8/31 23:26
ヤオハチ自由詩209/8/31 23:24
わがまま海 猫自由詩009/8/31 23:11
今日、鶏のシチュー瀬崎 虎彦散文(批評...5*09/8/31 22:36
眠いけど未完自由詩3*09/8/31 22:31
肉体の最後吉岡孝次自由詩409/8/31 22:05
めぐるひと恋月 ぴの自由詩21*09/8/31 21:19
月の光ゆりあ自由詩409/8/31 21:08
狭い話吉岡ペペロ自由詩509/8/31 20:08
オルゴール千波 一也自由詩7*09/8/31 19:53
水の匂いwithin自由詩13*09/8/31 18:08
海と井戸の底だから彼女はもう助からないゆりあ自由詩209/8/31 17:26
天使になった瞬間自由詩209/8/31 17:22
GOMI……とある蛙自由詩7*09/8/31 17:14

Home 戻る 最新へ 次へ
4267 4268 4269 4270 4271 4272 4273 4274 4275 4276 4277 4278 4279 4280 4281 4282 4283 4284 4285 4286 4287 4288 4289 4290 4291 4292 4293 4294 4295 4296 4297 4298 4299 4300 4301 4302 4303 4304 4305 4306 4307 
5.66sec.