大久保の
一時間180円という激安漫画喫茶で
窓を少し開いて
数年前には
電柱の影に立っていた
外国人の
胸や脚をみせた女たちがいないなあと思う
五年前には
ここから彼女たちをみつめて ...
真冬 心臓を射ぬかれた
彼は舞台の上で輝いていた
視線が釘付けになる
必死で名前を検索し
ブログにつきあたる
それからは、毎日ブログに
アクセスし、
”ファンです”とコメント ...
近所のドラッグストアが潰れてしまっていた
もう一ヶ月以上前のことらしい
その間、ただモラトリアムを淡々と過ごしていた
今日あるものが明日あるとは限らないとは言うが
私には今日も明日もない
...
新しい日
未来は浮かんでこない
過去はまた遠ざかって
一人戸惑っている
悪い予感
いつもより夜が濃くて
ぎこちなさが肌に触れる
半分の月
変わることはない
変わらないもの 変 ...
週末の街はにぎやかすぎて
バッグを持つ手も疲れてくる
携帯カメラで撮ったノラネコ
友達に送って
「かわいいね」
「飼っちゃえば?」
他愛ないやり取りのために
ただ撮ったノ ...
予定調和のような
すれ違い
なつかしい面影を
背に感じながら
たぶん二度とない
偶然に戸惑い
それでも
秋の雲が
遠ざかるように
見えなくなるまで
ずっと
振り向かせないで
...
愛情が湧き出てこない不安から君の笑顔を必死に描く
茶柱に歓び合える温かい夫婦目指している私です
一面に土筆の群れが現れて驚く我に敬礼をする
月からの誘いを受けて無意識に見上げる月が私 ...
また、新鮮な朝がきて、君はいなかったりも
する。珈琲の香りはどこへ消えてしまった、
というのか。乾燥した部屋に、私が傾く音だ
けが響いた。人は、溶けるのが早い。君が溶
け始めたころは、お手玉を ...
私とあの娘はお揃いの十字架のネックレスをして真っ白いワンピースを着て
仲良く手を繋いで一緒に歩いてゆきます
渋谷のスクランブル交差点
真の美しさを持つ運命の二人はまるで双子の様
誰にも邪魔でき ...
泣いたって無駄だよ
君は出来損ないなんだから
出来損ないの天使なんだから
君が何かするたびに悪いことが起こってみんな迷惑してる
神も君なんか見放してる
何か悪いことでもしてみなよ
堕天使に ...
瞳の先の 仄かな揺らぎを
感知するのが 私の習性
痺れ続ける毎日が 毒という毒を盛り
空白が 膨らんでいくから
気怠さから 抜けられなく
見知らぬ人にまで 助けを求めたなら
それが ...
…ありがとう
きっと…来てくれると 思っていました
期待じゃなくて
優しいあなただから なおさら
そうせずにはいられない
…そう、それならば、
今宵はなにも言 ...
コペルニクス的転回とはもしかして、寒いのが苦手で
夏が好きな人が夏の間は夏が終わる恐怖に明け暮れて
冬の間はあたたかい夏を夢見て幸せに過ごしているうちに
いつしか冬が好きに夏が嫌いになってしまう ...
獣のように吠えられたら
どんなに素敵だろう
誰もいない夜の森の中で
空気を荒く切り裂き
全てなぎ倒したい
どこにもいけない
なにもわからない
さみしい
たすけて
そん ...
「観」
部屋の片隅に置かれたポトスのように
見落とすことも出来たはずなのに
僕はうっかり君と正対してしまった
君のいとおしい傷跡を観てしまった
「葉」 ...
私にお金をください
綺麗な洋服を着て
美味しいものを食べ
豪華な家に住んで
毎日毎日楽しく遊んで暮らすために
私にお金を下さい
とりあえず
あなたのバッグやポケットの中にある ...
世界がこんなに静かだったとは
浅い眠りの後の
土曜日の朝
君に出会えて
本当に
良かった
あしひきの山のしづくに妹待つと 我立ち濡れぬ山のしづくに
‥。
水無月の月下をくぐり忘れ草 庭の浜辺に置き行く唄かも
秋山の木の下隠り行く水の 我こそまさめ思ほすよりは
‥。
段壁の ...
その正しさで匣を塗るのなら
沢山の祈りが集まるでしょう
私の憂鬱はいつの間にか
風に吹き消された
私の焦りもいつの間にか
海に吸い込まれた
二人 これから
歌い合えるだろうか
...
蝉の鳴き声が静まる頃
ふと窓際から君の香りが
香った
赤色で部屋を染めたのは
君が好きな色だったから
あの海が恋しいのは
そこに君が居たから
きっと君を思い出したのは
薬が ...
新世界の入り口の門は
歌舞伎町にも負けんくらいの
色とりどりの電球で埋め尽くされとって
作りもんの花やら枝やら
そりゃもう
朝でも夜でもぎんぎらぎんぎら
通天近づくに連れてだんだん
賑や ...
君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる/餅ヴィシャスさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=23847
カッコよすぎ!しびれま ...
夏の夕風が さやかに
吹きぬけるような
誰にも優しい きみだから
生きる重さを手に さげて
心をいためて ばかりいる
会えないときは、なおさらに
名もない星のような 孤独や寂 ...
命がひとつあった
命なんていらないと
思ったときもあった
命がふたつあった
どちらかの命が
残ればいいと
思った恋もあった
命がみっつになった
みっつすべて
残ら ...
光を恐がらないで
震える あなたは
優しいから
言葉の中で
迷い続けてしまう
いつか見た空が
美しいと思うのは
心の隙間を埋めるような
静かな瞬間を
きっと 今求めている ...
迷子になった通り雨
夏の思い出あま宿り
かえるおうちは遠い空
捜索願い出しました
あいつの言葉ひつじ雲
生まれながらに春知らず
あきという名で呼ばれています
苦手な夏を
少し前向きに思えたのは
あなたの笑顔が
感覚を鈍らせて
生まれ変わるように
包み込んでゆく
だから
この痛みに似た
感覚の向こう側で
見たこともない
景色に ...
白い空に映ったわたしは
あまり遠くをみれずに泣いていた
自分を知るということは
絶望するのと変わらない
私の言葉を舌に載せたら
膝の震えが止まらなくなりました
痺れた指先で君の ...
落書きが欲しくて
お金を渡すと
気軽に売ってくれた
壁のような人が
また何かを遮るため
無表情のまま立っている
それを見ている
人のような壁が
落書きの中にいた
壁のよ ...
出口の見えないトンネル
光射す場所は何処だろう。
答えは風のみ知っている?
否、
風はなんにも知りやしない。
ましてやトンネル
風など吹かない。
知 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハシシ
馬野ミキ
自由詩
4*
09/9/5 21:47
最後の恋
森の猫
自由詩
7*
09/9/5 21:47
道普請スカーレット
中原 那由多
自由詩
3
09/9/5 21:07
夜、不安になって
小林 柳
自由詩
3*
09/9/5 20:51
ノラネコ
Piroue...
自由詩
1
09/9/5 20:31
すれ違い
フクスケ
自由詩
1
09/9/5 19:24
愛情
夏川ゆう
短歌
2
09/9/5 18:55
転換
霜天
自由詩
3
09/9/5 17:43
運命の双子
ゆりあ
自由詩
1+*
09/9/5 17:31
蝶の行方は神ぞのみ知る永遠と絶望
〃
自由詩
1
09/9/5 17:27
彷徨
熊野とろろ
自由詩
2
09/9/5 14:43
Apartment/部屋
月乃助
自由詩
3*
09/9/5 14:07
コペルニクス的転回
オノ
自由詩
2
09/9/5 13:53
叫び
小林 柳
自由詩
1*
09/9/5 13:28
四行詩四態 <6>
nonya
自由詩
7*
09/9/5 11:53
お金をください
花形新次
自由詩
2*
09/9/5 11:30
断片
渡辺亘
自由詩
2
09/9/5 8:17
万葉に返歌
漣 風華
短歌
0
09/9/5 7:11
Image
〃
自由詩
0
09/9/5 7:06
昼下がりの静寂
〃
自由詩
2
09/9/5 7:05
花の通天
捨て彦
自由詩
2+*
09/9/5 5:53
ショートレビュー・サンデー(再) 9
露崎
散文(批評...
4
09/9/5 5:24
ありふれた恋
月乃助
自由詩
6*
09/9/5 4:30
みっつ
小川 葉
自由詩
8
09/9/5 3:59
Road
Izm
自由詩
3
09/9/5 2:46
秋
唖草吃音
自由詩
0
09/9/5 2:27
震える夜
Izm
自由詩
2
09/9/5 2:25
台風38号
ジャイコ
自由詩
2
09/9/5 2:01
かべ
小川 葉
自由詩
8*
09/9/5 1:51
内緒話。
かとうゆえ
自由詩
3*
09/9/5 1:34
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
4270
4271
4272
4273
4274
4275
4276
4277
4278
4279
4280
4281
4282
4283
4284
4285
4286
4287
4288
4289
4290
4291
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
加筆訂正:
夏と秋の狭間
/
由志キョウスケ
[09/9/5 17:16]
1句目:大幅に直しました。2句目:最後のほう少しだけ直しました。
声を、抱きしめたい
/
番田
[09/9/5 12:31]
BAN BAN BAN
5.99sec.