ひたむきな
春の陽射しが
まぶしくて
空に向かって
つばを吐く
使うあてのないまま
手ごろな箱がたまっていく
何かを入れるのによさそうなので
いつも捨てずにとっておくのだが
その何かは見つからず
いつか箱のこと自体忘れてしまう

それでも実体あるもの ...
誕生日おめでとう、
とつぶやく
そういえば昨日は君の誕生日だった、
大親友であった君の、

君の顔は思い出せる
声はいまいち

君とはいろんな話をしたね
将来のこと好きな人のこと
...
トビラは固く閉ざされた
私の手によって
決して開けられる事のないトビラ

開ける必要の無いトビラは南京錠で固く閉ざされ
私の手の中には鍵が無く

もう二度と開かなくなった
いや、開 ...
愛してると言われたけど試されちゃったり
拒否されちゃったり全部無かった事にされちゃったり
疑り深い奴になっちゃったのは
週刊誌の所為じゃなくて君の所為でしょ?
それともそんな君を好きに ...
以前ラウドネスのボーカルはマイクが良かったと言う話があったが、
確かに英語のロックのほうがかっこよい。しかし当時としては
日本語でロックを歌った先駆者としてかっこよかった。
まだ本当にはかっこよ ...
毎日
日が沈む
し、
昇る
月も沈む
昇る

海を裂いて
龍を呼んで
地球を止めて

ねぇ、
ブナが枯れちゃった
僕は悲しい
そんな僕を見て
君は悲しい
でも、
僕は ...
人に好かれる
こんな気持ちの
良い事はない
楽しくなる。

しがみ付いて来ると
重荷になる。
苦しくなる。
頼ってくる。

でも嬉しい。
自分の存在を
肯定されている。
生き ...
積年の黒くかびた墓を
新しく建て直すために
取り出された骨壷

つるりとした陶磁の表面は
寒々しく
気を抜くと体温を吸い取られそうで
鳥肌が立つ

生きていた頃よりも
死後の青みが ...
わたしが終わらせたがるものを
あなたはいつも始めたがった

わたしが言葉に似せたものを
あなたは言葉に戻してしまう

同じ魔法をかけられたのに
あなたは青、わたしはくらやみ
全て
諦めるより

全て
やり直す勢いで

ふりだしに戻る

終わりじゃない
始まりだ
ニラ玉3口
サーモンハラス 大根おろし
ゴルゴンゾーラリゾットのコロッケとトマトソース
上海炒飯


ウニ スプーン一杯
エビチリ


マッコリ

而今
その他ことば ...
写メが欲しいと言ってきたから通勤途中のをとって何枚か送ってやった
地下鉄の階段、乗り降りの写メはぶれまくっていた
あたしも動くしみんなも動いているもんだから
蛍光灯の白いひかりがぼわっと膨らんだ ...
月が落ちてくる
ブレーカーを落として
すこし眠る

誰もいない教室で、空を見あげる夢だった
目が覚めると、世界に一人きりだった
静かに雪が
降り積もる夜には
深くソファーに横たわって
氷の国の子供らのことを夢想する

子供たちは
月灯りのプールサイドの意味が分からずに
石化したマンモスの国境に夜明けが近づくの ...
驟雨
壁の絵を外すと窓がある
まだ名前のない誰かの清潔な床に
点々と零れた眠りを辿る
廊下に並んだ額縁の端
署名が目に入る
布をかける

遡行する
中庭の石畳はまばらに濡れ
痩せた ...
大河に落ちた
他愛ない葉っぱにも
一年に一度は
特別な日がやって来る

浮かんでいようが
溺れていようが
沈んでいようが
渦に巻かれていようが

おめでとう
を投げつけられたら
(できるだけ爽やかに ...
ラップ巻かれ 脛毛が透ける 君の足 万力締めて バキバキにした {引用=
生ける命を、一つでも、
愛でられるなら、まだ、
生きていられる、私に、

愛されてくれてありがとう。
春月や 石の転がる道をゆく クッキーでもいかが?安い歴史を語り合うアレだよ。
天井に投げたボールは空に行けなくてさ
まだ僕の目に見えている。それがいい。それがいいと言う。
書き割りが動き出す日中に拾ったグミの彩りを飾るのは ...
好きよ

ねぇ もっと好きよ

いつか切れてしまうの?

知らないふりをして

くっきりと笑う裏では

欠片を必死に集めているのよ

それはまるでお天気雨に似て

光の中私 ...
罪悪感の強い子供だった。ずっと感じていた。きりきりと痛んでいた。膿がたまり、かさぶたもできず、痛みは消えることがなかった。人の目を気にした。
 時間の流れを感じることがなかった。一瞬一瞬、過程を重く ...
あなたにとって幸せとは何ですか
仕事、家庭、もしかしたら生きている事
私にはわから無い
ただ
悲しくは無いのに泣いてしまう時や
意味も無く笑える時
もしかしたら幸せなのかも知れない。


足音が山道を滑り落ちていく、空と衝突するまでに必要な耳の数を質しながら。足元の岩から生え出ている昨日の私に、私と環境とを隔てる少年と筆談をさせる。それぞれの葉の色の量だけ枝の火力は増してゆく ...
懐かしい友人が会いにきた
数年間の経験と知識を持って
新しい海を渡ってきた
昔話も苦いことばかりなのに
どうしようもない俺に会いにきた

姿勢のいい奴はよくしゃべる気がする
知らない言葉 ...
わたしの身体のどこも嫌いだけれど、
たったひとつ、手首だけはすきであった。
骨の形の見える
親指と中指一周分の筒は、
まるで普通のおんなのひとのように
繊細に自立しているように見える ...
小豆を御空に投げて
はじけたら豆花火


私の体は黒い作務衣の洗濯をする
私の手は 開かなかった瓶を
無理に開けようとした力のせいで痛い



小豆を御空に投げて
はじけたら老婆 ...
人を好く けど愛せない愛せなさゆえ愛されてない 人を好く

人をただ憂うのだから優しさは優しさゆえにやぼに沁みてく

ふた駅の遠さを確認するために虚ろにたるむコードをたぐる

醜美さえ ...
いつか今を笑えますように
いつか光が射しますように
その光が本物でありますように
どこまでも誠実でありますように
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
屈折未完自由詩1*10/4/14 22:08
メチターチェ...携帯写真+...6*10/4/14 21:32
4月12日ki自由詩110/4/14 21:29
トビラ雪乃自由詩110/4/14 21:18
ヒトトシテ虹村 凌自由詩1*10/4/14 20:48
とある事情。ペポパンプ散文(批評...3*10/4/14 20:44
あの日の境界線Oz自由詩2*10/4/14 20:24
お客様ペポパンプ自由詩3*10/4/14 20:21
骨壷within自由詩7*10/4/14 20:10
blue and ashmizuno...自由詩410/4/14 20:01
ふりだしにもどる智之自由詩110/4/14 19:55
つき(虚実)ask自由詩1+*10/4/14 19:51
水槽のなかで吉岡ペペロ携帯写真+...210/4/14 19:48
luamizuno...自由詩210/4/14 19:15
ice to you自由詩110/4/14 19:13
署名古月自由詩6*10/4/14 18:36
誕生日nonya携帯写真+...8*10/4/14 18:33
Japanese tortureハイドパーク短歌4*10/4/14 17:52
やわらかな未練亜久津歩携帯写真+...4*10/4/14 17:50
春月 (しゅんげつ)こしごえ俳句3*10/4/14 17:15
パブロンより効く詩でコミュニケキリギリ散文(批評...010/4/14 16:56
お天気雨にmarica...自由詩3*10/4/14 15:42
梅雨なまねこ散文(批評...010/4/14 14:57
わから無い事プル式自由詩4*10/4/14 14:57
探索葉leaf自由詩410/4/14 14:39
昨日をさらっていくよ粉末自由詩2*10/4/14 14:38
手首ask自由詩1*10/4/14 12:59
豆花火八男(はちお...自由詩010/4/14 11:49
世界はでかい、でかいしいたいは やしや ...短歌510/4/14 11:08
届け水中原動機自由詩210/4/14 10:43

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