君の存在が単なる嘘に思えた
わからないけれども 明日としてやって来る
君の暗い闇の中として
壊された 俺の心だった
俺は世界から逃げ出すべきなのだろう
疲れさせられている日を すべてとし ...
朝まだきと言うのか、夜が明けたかどうかという頃
かすかな鐘の音がいつも遠くから聞こえて来る。
住職が鐘撞くような高徳の寺はこの辺りにはないから
多分、世田谷通りの向こうからだと思うが、
しかし ...
夜、寝たくないので夜更かしをする。面白くもないテレビをつけたまま、渇いた笑い声を聞いて、インターネットで開くだけ開いて、ぼんやりとしている。日付が変わって、頭が痛くなってきたら、寝ることにしている。 ...
人生よりも永い愛の跡
そんな愛し方で足りないのは
人間だからでしょうか
楽譜のような愛の跡
そんな愛し方で足りないのは
人間だからでしょうか
人生は短いのでしょうか
木や楽譜であったの ...
起きると窓が黄色い。雪になるか、黄砂なのか。春が近い。こんな日には自分を埋めてしまいたい。写真の中に戻りたい。
暗い台所。ブラインドの埃。空っぽの鍋、白い皿。ひび割れた唇を触れてみる。血と牛乳。 ...
何なんだこの世の中は
還暦を過ぎても子ども手当てを貰い
自己弁護の最中にマンションを購入し
子分をどこへでも連れ回すチンピラばかりが目立ち
ドランカーに登校拒否に坊主の女と
訳の分からぬまが ...
女の面影や身体の柔らかさのことを
夜道を歩きながらぼんやりと思い出そうとしていた
半月に照らされた王都の白い石畳が
南島の短い冬に冷えていた
(あれは、まぼろしではなかったのか)
...
散らばってしまった僕は
群がることが得意でないと気付き
とたんに鳥肌が立った
逃げ出したとして行き場を失うだけで
秒針がもう少し早く回ればと言ってみたところで
掬い上げたものは、既に零れ落ちている
...
雨の向こうに跳んだ蛙は言い残したことがあるみたいに俺を振り返った
機械のような冷たさをもった四月半ばは昏倒した老人が見る氷の夢のようで
増水して喚く小川の流れは叶わぬ夢に執着し ...
開けるんだ
閉じてはいけない
次も開けるんだ
その次も開けるんだ
閉じてしまっては
我々は何かの為を捜さなくては生きていけない
さぁ、その閉じられようと ...
結婚を決意するとき
人はなぜ鳥肌が立つのだろう。
顔は躁状態で赤く腫れ、血が逆流する
体が変身する。
女は結婚に憧れ
毎日そのことばかり
想いがつのる。
死を懸ける。
あわてな ...
体育館の掃除は楽で
床を雑巾で拭いて、トイレの紙を補充したりする。
やる事が無くなったら
人と目が合わないように、視線の網をかわして
立ちんぼで時間をつぶせばよかった。
何度も何度も ...
疲れたといったって人生が止まるわけじゃ無し
愛と勇気だけが友達なわけでも無し
がんばりゃいいじゃん。がんばろうよ!
なんて応援は聞き飽きたわけで
へこんだ知人から連絡 ...
どうやら堅い殻でオレの身体は包まれているようだ
周りの誰にも破れない殻は、オレをひとりぼっちにする
殻は勝手に ”コ・ド・ク” と銘々され、外にいる奴等はオレを嘲笑する
忘れたような ...
誰も来ない店で
一人 店番
淋しいな
ずーっと座ってても
収入 0円
苦しいな
ああ
人と会いたい
お金が欲しい
レッツの夜よ
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも
枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり
浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて
黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ...
ぽ ぽ ぽ
あてどなさを
撒き散らしながら
歩く
ぽ ぽ ぽ
優しさを
蹴飛ばしながら
漂う
ぽ ぽ ぽ
愚かさを
噛み締めすぎて
笑う
ぽ ぽ ぽ
淋しさを
演じ切れ ...
血まみれの死体
眼球の痙攣が、まるで生きているようだ
この死体も、殺人者も
わたしとほとんど同じ、同じものでできている
相変わらず、雪解け水は尖っていて痛いよ
白雲の珈琲ミルクを溶かし入れて
深緑の抹茶スティックかじりながら
水面に揺れる逆さ富士の波紋を
底の方から眺める独りぼっちの和らいだ休息
...
いつまでも散らない桜があったとして
僕らは愛を永遠に誓えるの?
一瞬で散る桜があったとして
僕らはずっとそれを覚えてるの?
自分勝手な理想を常に
自然に求めすぎです
そんなあな ...
すべてを
守るために
命を
守るために
君は戦う
君は
英雄
かっこいいね
心壊れた
大切なものを
踏みにじられた
裏切られた
悲しむことも
知らない
己が汚されるのも恐れない
奴は悪魔か?
死神か?
刃物で
人を斬り
滴る血を見て
うすく ...
誰も信じられない
誰とも話したくない
顔も見たくない
全てが
うそ臭く見えて
全てがきたなくて
大人と言うものが
信じられない
傲慢に見える
卑怯に見える
仮面をかぶった
...
++ 雲のころ。。。 ++
水のひら指先潜り鰯雲
{取消=雲の川街道並木に落つ銀杏}
冷ややかな風に身を濯ぐ日溜まりで
秋浅し射し日の強さや汗拭う
ちろろむし耳に涼し ...
そらのかわに
さかなが泳いで
さくら色のねこが
まえあしを伸ばす
ゆるゆると
はるは
僕の街にもやって来て
雲間のあおに流れていた
きみが
ぼくの元で微笑んでくれたら
ぼくは
きみのために
四トントラックとぶつかってみせるよ
ぼくはいるから
いつものバーの隅っこに
きみ ...
サルベージが
難破船を解体する
そんな風に
僕の心も壊してしまえばいい
跡形もなく
原子だけが
母なる海へと帰っていく
僕はそれを望んでいる
偉大なのである、存在する世の中の女子大生は。彼女たちには可能性があるし、特に勉強という現実もないであろう。だから彼女たちとの生活を想像することは中小企業のサラリーマンにとっては天国のようなものかもしれ ...
夜の自由を机に並べて
いつまでも黒髪を銜えていると
あきれた午前3時が私の肩を叩いて
寝ないのか、と囁く
お前がうらやましいよ、
動けなくなった私に午前3時は言う
自由も哲学も持ってい ...
{画像=100418011811.jpg}
「ちょっと済みません!」
不意に、後ろから声を掛けられた。
振り返ると、ベビーカーと一緒に三十歳前後の女性が立っていた。隣にも、ほぼ同年代の女性が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日曜日の幻
番田
自由詩
2
10/4/19 0:45
地軸
salco
散文(批評...
5*
10/4/19 0:07
割れない卵
亜樹
散文(批評...
10
10/4/19 0:00
愛の跡
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
10/4/18 23:57
黄色い日
salco
自由詩
6*
10/4/18 23:31
いとしきのぞみ
くれいじー・...
自由詩
0*
10/4/18 23:09
手枕
楽恵
自由詩
12
10/4/18 22:43
discarded
中原 那由多
携帯写真+...
3
10/4/18 22:41
判っているんだけどどうしようもないってもんだよ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
10/4/18 22:25
開けろ
蒲生万寿
自由詩
2*
10/4/18 21:46
フィガロの結婚
ペポパンプ
自由詩
3*
10/4/18 21:14
体育館の掃除
山岸美香
自由詩
1
10/4/18 21:08
がんばろう
短角牛
自由詩
1
10/4/18 20:55
勝手な孤高
くらげ
自由詩
1*
10/4/18 20:03
誰も来ない店で
攝津正
自由詩
1
10/4/18 18:16
湖の春
生田 稔
短歌
6
10/4/18 17:52
散歩
nonya
携帯写真+...
10*
10/4/18 15:55
ほとんど同じ
Ohatu
自由詩
0
10/4/18 14:27
『山と雲と葉と、ぽつん』
Leaf
携帯写真+...
1*
10/4/18 13:00
悲観主義
朧月
自由詩
2
10/4/18 12:39
英雄
そよ風さん
自由詩
1*
10/4/18 11:26
暗闇
〃
自由詩
2*
10/4/18 11:24
崩壊
〃
自由詩
2*
10/4/18 11:20
雲のころ。。。 / 株式会社歌仙興行吟行
鵜飼千代子
俳句
3*
10/4/18 9:40
はるに染む
オリーヴ
携帯写真+...
7
10/4/18 9:17
Beside You
寒雪
自由詩
1
10/4/18 7:38
回帰
〃
自由詩
0
10/4/18 7:37
ツタヤ放浪
番田
散文(批評...
0
10/4/18 2:37
贅沢について
nick
自由詩
6*
10/4/18 2:00
写真のこと
「Y」
散文(批評...
3
10/4/18 1:41
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
加筆訂正:
黄色い日
/
salco
[10/4/18 23:32]
改行の為
雲のころ。。。 / 株式会社歌仙興行吟行
/
鵜飼千代子
[10/4/18 19:57]
背に栄やし身に沁む葛葉捧げ見ゆ→背にはやし身に沁む葛葉捧げ見る 悠久のしじま砕きし今生す→悠久のしじま砕きたれば今生く に修正。孤蓬さん感謝。
浅草四首、他一首
/
都志雄
[10/4/18 14:34]
一首目、五首目を修正。
雲のころ。。。 / 株式会社歌仙興行吟行
/
鵜飼千代子
[10/4/18 13:02]
雲の川街道並木に落つ銀杏 を取消
雲のころ。。。 / 株式会社歌仙興行吟行
/
鵜飼千代子
[10/4/18 11:48]
季語溢れしも→季語溢るるも なずな見上げし→なずな見上ぐる に修正。孤蓬さん感謝。
4.86sec.