サンダ−ソン セオ メイ カール アトキンス 宇宙人ジェフ、鐘鳴らす
僕は紫。生まれた時から紫。だからどうしようもない。本当にそう思う。
赤と青の里から遠ざかり丘の上の藁葺き屋根の小さな家でひっそりと暮らしている。
時々黄色がやって来てスープを作ってくれる。
...
春うらら、黒い麦酒とシャムロック
黄砂か花粉かフィルター越しに太陽が鏡のように光っていた
高速を飛ばしているとなんとなく蛇のお腹のなかをゆくような感じがした
それがシバタさんと今のじぶんの関係を思いおこさせるのだった
引き継ぎの ...
歩く
未来を消費して今になる
という表現が気付けば過去に変わっていく
思い付いた何もかもが遅い
電光石火のタイムラグ
歩く
可能 ...
道端の
小さな花を眺めれば
これ以上何を望めばよいのだろうと
私は誰彼無しに問いかけたい
「声の事」
誰にも聞こえない
小さな声がする
誰にも見えない
僕の隣にいるはずの声
どんなに騒がしい場所でも
僕にだけ聞こえる声
どんなに静かな場所でも
僕にだけ見える声
「 ...
ママが言うよ
あの子は良い子だったのに
パパが言うよ
自分を大事にしないといけない
弟が言うよ
あいつはいい奴だよ
妹が言うよ
あの人のほうが絶対幸せにしてく ...
重たい色の唇と
言われたらしい
なんだって
導線から外れたら
振り出した足の小指から
じわじわ疎外されてしまう
単なる一歩は丹念に
親指から親指へ
カラーテープをみつめて
重心を ...
ああ春よ妻の花壇は一斉に花咲き出でて希望の春よ
今日の日も清くすごさむこの時を寸暇惜しみて学問の日に
桜井市訪れし時天皇の陵に立つ吾らの姿絵にしにけり
彼女のすすめに従って
スライサーで挽いたにんじんを
生地にこっそり加えてみた
これを食べたあかつきには
中身をあかし
達成の喜びをともに味わおう
アイ アム ア ネゴシエーター
...
いつからだろう
あたしの中の蛇が
どんどん大きくなりだしたのは
あたしの最近の奇行
はじけっぷり
何か 内なるものが
爆発するような
高揚感・・・
自分で自分を抑えることが ...
いつのまにかすれちがって
もうであわない
ペールブルーを背景に
ハクモクレンが
私は孤独です
わたしはこえにだしていってみる
わたしはこどくです
私は声に出して言ってみる
いつ ...
ビニール傘に積もっていく雪を見ていたら君のことを思い出したんだ
あのとき手を差し伸べることが出来ていたならきっと
二人に違う運命が訪れていたのかも知れないと思いながら今日
つるつると ...
何十年か生きてきた
誰からも好かれてて
友達もたくさんいる
どこへ行っても視線を集めて
なにをやっても素早く注目させ
強い意志を全面に押し出し
弱い部分をちょっとだけ見せて
外向けの ...
僕は死体で 君は春風で
君は僕の頬をなぜてゆく
僕は横たわりながら君の温かさにとけてゆく
春のゆめはとうとい
僕は待っている
春の風にまぎれて君があいにくるのを
僕はもうしんでいる し ...
家も建たない
子供も遊ばない
猫も歩かない
犬も吠えない
車も走らない
畑も実らない
川も流れない
鳥も飛ばない
灯もともらない
漆黒の空
誰もおれの庭に現れない
五 ...
お日様が番屋ヶ峰の後ろに帰ると
空まで水がいっぱいになった
蒼い浜辺
小さな花が 黄色く光っている
舫を放たれた漁船が
上に 下に
あるものは沖に
あるものは山に 泳いでいく ...
光りがこぼれ
海鳴りが、さわがしい
海峡は、もう春の白波をたたえていました
モザイクのような潮の流れに
遠く、
アシカたちの群れる灯台の島は、にぎやかさを増して、
その鳴き声を潮風にの ...
三十九にしては
綺麗な奥さんだね
ありがとう
少し高そうな
靴を贈りたくなると
君は言う
ありがとう
休日出勤の朝
肩を揉んでくれた
君が産んだ
子供と二人で
...
‐
脆くて壊れやすいものなど
誰も好みやしない
でも…
頑丈過ぎると
大切にすること
わからなくなるよね
/
思うべきでも来ないでもないのかな
母のことを思い浮かべ居直ることすらなく
放っていく日の岸を漕いでさえ
誰のつてもないものだと悲しさにされ
けれどボートの杭に言い直そうかという気がした ...
行き止まりの道には壁があり
壊すか戻るかどうしようか
彼は言う
「壊すのだ」と言う
彼女は言う
「戻るのだ」と言う
私は言う
「迷うのだ」と言う
そして誰かが言う ...
信号機に勝間和代よじ登る春ポジティブ
僕は僕を見ている
正気ではいられない
本当に宇宙は振動する紐か?
僕は目の前にある神秘に問う
狂気に触れたくない
触れたくないのに
それはやってくる 近付いてくる
じぃっとこちらを見てい ...
友人との待ち合わせは、いつもの喫茶店だった。
呼び出されたのは久しぶり。
この1年、電話やメールばかりで、顔を合わせることはなかった。
先に着いたので、入り口の見える位置に座って ...
青空求めるドラキュラ
暗闇さまよう泣き叫ぶ魂
いつか通ってきたはずの
絶望へつながる道を今日も歩いてる
手はつながず
目を開かず
耳も閉じられて
足は地に着かない
そのねがいか ...
‐
きみがぼくを
やみにおとした。
きみがぼくに
ひかりをおしえてくれた。
きみがぼくを
つよくした。
きみがぼくに
よわさをおしえてくれた。
...
サガリバナー咲く夜を通うもあしびの祖母が孕みし寅年の母
その母の父は縊りて廃屋で良人は東風を聞きつつ死せり
螢光灯テレビが照らし下肢温む炬燵死体の春の宵かな
べりべりとせんべい布団引き剥がし ...
過去いっぱいの浴室を開いて
君は音を立てて息をした
世界はもう少し理想に近づくべきと
誰かの書いた理論で夜が更ける
「最果てなんて所詮嘘だろう?」
強気な赤目が声震わす
然して君は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
デトロイト
瑠王
短歌
2+*
10/3/15 17:41
harmonic simulation (for Leo a ...
Oz
散文(批評...
3
10/3/15 17:15
St Patrick's Day
瑠王
俳句
2*
10/3/15 16:59
蛇の誓い
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/3/15 16:43
残像レトルトパウチ
15フィール...
自由詩
2*
10/3/15 16:19
スミレ
蒲生万寿
自由詩
2*
10/3/15 16:09
笑い声は聞こえない
プル式
自由詩
3*
10/3/15 15:55
…が言うよ
平 哉人
自由詩
0
10/3/15 15:34
昼間の痣
しべ
自由詩
1
10/3/15 14:14
清き朝
生田 稔
短歌
1
10/3/15 14:13
交渉人の朝
メチターチェ...
自由詩
6*
10/3/15 12:05
蛇
森の猫
自由詩
4*
10/3/15 11:00
ペールブルーを背景に
瀬崎 虎彦
自由詩
1
10/3/15 10:49
【雪の思い出】
つむじまがり
自由詩
2*
10/3/15 10:33
口癖は”みんな”
仁惰国堕絵師
自由詩
0
10/3/15 10:27
春のゆめ
朧月
自由詩
1
10/3/15 10:20
にがよもぎ
寒雪
自由詩
1
10/3/15 10:11
バク
アマメ庵
自由詩
0
10/3/15 6:51
「春想海」
月乃助
自由詩
13*
10/3/15 6:47
休日出勤
小川 葉
自由詩
0
10/3/15 5:17
好 キ
恋飴
自由詩
1
10/3/15 4:50
ふたり
番田
自由詩
1
10/3/15 3:59
壊すか戻るかどうしようか
コウ アキラ
自由詩
1
10/3/15 3:42
かつまー
サトタロ
自由詩
1
10/3/15 3:05
深い夜
within
自由詩
7*
10/3/15 1:47
創書日和「証」 ミルクティーの似合う女(ひと)
逢坂桜
自由詩
4*
10/3/15 1:41
ねがい
水中原動機
自由詩
0
10/3/15 1:24
鏡の住人
恋飴
自由詩
1
10/3/15 1:18
線
salco
短歌
5
10/3/15 1:09
夜明けのモラトリアム
ネハン・フラ...
自由詩
3
10/3/15 1:07
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
加筆訂正:
創書日和「証」 ミルクティーの似合う女(ひと)
/
逢坂桜
[10/3/15 11:00]
若干の訂正。
建国
/
salco
[10/3/15 1:59]
改題
線
/
salco
[10/3/15 1:48]
改題
線
/
salco
[10/3/15 1:44]
記号変更
8.87sec.