落雷で二つに裂けた木の根幹を眺めてた


理由もわからずに





それは起こったことであり


また、失われたもので




わずかに残った根元が


暖か ...
さようならをするでしょうね
明日のことがわからない
おはようございますと言うでしょうね
昨日のことがおもいだせない

血が
よろこんで
泣くから
肋骨に
光を
あてろ
酸素を
...
老いさらばえた者の投げる石は

無機物であり卑屈なものだ

若く猛々しい者よ、思いきり石を投げろ

その有機物としての生命をぶつけろ

陰湿な世界を砕き散らせ

俺達こそ ...
今日も笑えていますか?
くせ毛はいい感じですか?
また、考え込んで
難しい顔をしていますか?
筋張った指先。
吐き出す白い息。
きしむ床。
靴と床の摩擦の音。
軽快なリズム。
心地い ...
流れる雲
暖かい日射
ネコが腹を出して
ねころんでいる

生ハム食べて
音楽聞いて
香をたいて
コーヒー飲んで

パンケーキ焼いて
ブルーベリージャムつけて
食べながら
詩を ...
兄貴への手紙

兄貴。
ご無沙汰しました。
そっちの皆なは、達者にしているでしょうか。
組に迷惑をかけた末、浜を去って、人を心配する筋合いでもねぇのかも知れませんが、家族と思って過ごした皆な ...
憎しみとは
薄れるものなのだろうか

久しぶりに聴いた
アイツのしゃがれ声


込み上げる感情は
憎しみとは違う





何故だろう



なみだがでた
...
 ちゃぷちゃぷ
   ちゃぷん
 ちゃぷちゃぷ
   ちゃぷん

水の調べは心地いい

水面の{ルビ泡=あぶく}をよく見てご覧

生まれて直ぐの{ルビ泡=あぶく}たちは
列になった ...
冬に生きる人は
厚い皮 ぎらり ひかりをはね返す

時が来たら 脱ぎ捨ててしまうのに
知らん顔で

最初からそうであったように
血の冷たさを ささやく
僕は月夜

僕の飲む
お茶は熱い

氷は溶けて
水の中にある

トーストの切れ目
ジャムを塗り込む

左に茶葉
きっと苦い色

髪をすくう街路からの星
冷たいテーブル
...
 7:30 コンクリートの 巣穴から ヒトがうじゃうじゃ 這い出してくる  ソウル出身の彼女は
まるで人形のよう
おかっぱの髪は艶々していて
肌はプリプリ
瞬きをあまりせず
その大きな目で見つめられると
魂を奪われてしまいそう

そんな君でも
酸素を吸って
...
何万回の
昼夜を重ねても
癒せない
癒せない傷
僕はまるで
思い出に縛られた
牢人みたいだ

あの思い出
あの思い出
あの思い出
傷は深く
痛みは激しい
僕は思い出の迷宮に
...
目が腫れるまで
言葉をつぎはぎして
しんぞうとのうみそを
縫い合わせておきたかった
調和と統合と平和の
マルの中で
哲学から解放されたかった

天地がひっくり返って、
宇宙人が攻めて ...
時のない部屋
リノリウムが
おれの心を締め付ける
椅子に座って一人
いるはずのない
おれの友が笑っている
おれは永遠に
その輪から遠ざかる


心の底に
沈み
漂う
...
利口な訳を積み上げてここまで登って来れました。
出任せばっかの言葉が先立ち途方も無い世界を広げる。
自分で自分が分からぬままの足取りと、あやふやな自我の型を持て余して。
さあ、何処へ行こう。何処 ...
「馬鹿な奴は嫌いだ」と言えてしまう人が嫌いな馬鹿です。
愚鈍だと思われるのも無理ないけど侮りすぎも大概にして。
見えてる景色が違うから歩む速度も均一じゃない。
粒揃いもいいけれど、ごめん、そんな ...
もしもこの世が終わるなら
何を残して消えてゆこう
大好きな歌や詩を
唄いながら死ぬのも悪くない
だって僕にはそれくらいしかできないから
強大な力に立ち向かうこととか
互いに愛を確かめ合うこ ...
{引用=もし、もしいつか自分が子供を持つことになるのであれば
まずはじめに、土を踏ませてやりたい}

親鳥のもとを離れ旋回する羽は
ふわりふわりと人の波に襲われ
海は、海はまだかと
空は、 ...
風そよぐ

ふとくほどける

表面を

ふっとばして


あらゆる形容詞のなかで

あなただけ残る

ほら、風がわらっている


風そよぐ

ふとくほどける

...
あーあーあー

只今、テスト五分前



今日は曇りのち
きっと雨



勉強嫌いだから…

そう、勉強はしない

反抗期なのかもしれない。


でも
勉強は ...
真っ昼間
駿河台から坂下りて
神田で飲んだその後で
鯛焼き片手にぶら歩き

仕事も無い
家族もない
まして、恋人もなければ
金も無い
おまけに今日も
予定が無い

だから酒 ...
沈黙の朝に雪が降る
花も鳥も凍ってしまって
吐息だけが揺らめく

窓ガラスを辿ってメッセージを遺してゆくから
どうか気付いてくれないか



(ねぇ。君はまだ眠ってるの?)
...
右乳首からお湯がでる
左乳首からはポンジュースがでる

調子にのって
捻り過ぎると
乳首切れを起こすので気をつけなければならないが

そうなっても
彼女にぺろりとしてもらうと
唾液の ...
革命はピンボール
現実はノイズ
空白はエピローグ
静寂はナイフ
冷蔵庫のブロッコリーには100年間が詰まっていて、
それが1日で10年ずつ老いて行く
可哀相なカリフラワーはしかし上海まで辿り着けなかった
レタスは春を夢見るあまり自分を花だと思い込んでいるけれ ...
ふらんすの靴で新宿さまよへり
をりをりの胸苦しさや大人の日
愛してる体撫でつつ言うおとこ信に能わず充血のカス
母親と揃いの異郷侵さむと男が入るる指舌ペニス

君のその毛深き脛でなに極む月・エベレスト・女でさえも
脚抱へ腰忙しなくへこへこと何処へ馳せるや ...
 
 
2000年代物の胡桃をひとつ
と言うだけであらわれ
それは再現される
スタートレック
君は?
と訪ねられて
じゃあ、あなたを
2000年代物の
データ少佐を
あらわれたの ...
ぼいぼい!


大きな声で

声をあげてる


ぼい!


たぶん応援
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
虚ろ自由詩2*10/2/18 20:57
rankaイシダユーリ自由詩310/2/18 20:52
闘争蒲生万寿自由詩210/2/18 20:24
リピート平 哉人散文(批評...210/2/18 20:08
のどかペポパンプ自由詩6*10/2/18 19:46
兄貴への手紙アマメ庵散文(批評...110/2/18 19:43
何故だろう(悪)自由詩010/2/18 19:19
水の調べみずまくら自由詩610/2/18 18:45
ゆびのおと自由詩310/2/18 18:35
あまどいしべ自由詩110/2/18 18:22
Morningハイドパーク短歌5*10/2/18 18:17
dunaOz自由詩010/2/18 17:12
思い出迷子渡辺亘自由詩110/2/18 16:50
見てみて佐藤真夏自由詩10*10/2/18 15:25
Discord寒雪自由詩010/2/18 14:38
[アイデンティティ]東雲 李葉自由詩1*10/2/18 14:31
[愚直な僕は]自由詩2*10/2/18 14:28
『世界の終わりに詩人は笑う』自由詩0*10/2/18 14:26
本当のことを知りたい瑠王自由詩12*10/2/18 13:27
風がわらっている吉岡ペペロ自由詩710/2/18 12:22
テスト五分前ユダ自由詩010/2/18 10:50
ぶらり一人歩き……とある蛙自由詩11*10/2/18 9:55
雪の降る朝に青井とり自由詩210/2/18 9:36
ビーチク物語花形新次自由詩1*10/2/18 8:32
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新年salco自由詩110/2/18 2:33
無題俳句110/2/18 2:15
りディキュラス・アワー短歌1*10/2/18 2:09
胡桃[草稿]小川 葉自由詩010/2/18 1:46
偶然作られる声おかず自由詩010/2/18 1:43

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