100218
オキシダント濃度の悲哀を
感じないのがキリン
鳳凰の次に現れたキムジが
朝の顔を繕う傍らには
2匹の紛いウミガ ...
十年? いいや
もう少しだけさかのぼって
私があたしだった頃に埋めたもの
放課後の校庭の隅
老いぼれ花壇のど真ん中
誰にも相手をされなければ
景色の一環とも見られない
...
いつからそこにいたのだろう
しわしわの殻に包まれた
わたしの祖父
甘さと渋さを身に秘めて
日が暮れるまで
縁側の外を見ている
殻に閉じこもりながら
本当は外に出たい
...
いいギターワークだなと思ってたら、ただのチューニングじゃなかった。6弦を1音下げてDにチューニングしてる。
Every Little Thing She Does Is Magic ('77 ...
僕は冷蔵庫みたいに冷え切っていた
僕は寒かった
僕は毛皮がほしかった
腰まであればよかったな
僕は口に煙草をくわえた
その次にしたいことは
いつも定まらなかった
丘の上から
弟が呼 ...
{引用=「首都高に入りました。」
カーナビは言う
しかしここは国道16号線だ
100m先のマクドナルドのドライブスルーの
マックシェイクストロベリーの匂いがそれを証明してる
...
行方知れずの星を
また探しにゆこうか
今日は君と一緒じゃないけれど
いつもの道へ
渡る橋はもうかかっている
ひとりだってこわくはないよ
君はそういって振り向かずに歩く
音をたてずに君 ...
あした、そう明日。明後日が通り過ぎても、きっと、ちょうどいいぐらいの朝だったとして、どこかにわたしはいる、と思う、
そうして、ころあいをみて、きっと、遠くにある透明な、街、、、を眺 ...
ひとりぼっちの叫びは
雑音に埋もれて
私は群衆の真ん中で
ただ 立ち尽くすだけ
ホームに溢れるエキストラ
誰も知らない
私は 彼を
彼は 彼女を
彼女は 私を
誰も知らず ...
生まれる
ずっとまえから
さまざまの小さな
かけらたちがあつまって
この心身をかたち
つくってきていた
それらの小さないのちたちの集積で
ここにいるほどよい大きさのいのちがある
その後 ...
ふるさとの母の帰った日の夜の 机にぽつんとはっさく光る
ひとだまは火の玉
ことだまは木霊
ことだまにもひとだまにも姿はないけど
ひとだまには熱があるね
冷たいけれども
ほんのすこしぼうっと光る
ことだまには何があるかな
何かあ ...
テレビのドラマで
「結婚しているんですか?」
「いやまだなんです。」
と言っていた
そこに流れる
複雑な思い
男ははにかんで
うつむいていた。
やけに子供の
あつかい方が
...
真っ白なシャツを着るんだ今日は面接
とある男が
じっと石を眺めていた。
一日中である。
それこそ寝る間を惜しんで、石の前に座り徹していた。
「その石は何なのですか」
尋ねると、男は答えた。
「これは石ではない」
...
下着売り場で羽化したセミたちが
越冬のために南へと渡って行くのを
ぼくらは最後まで見届けた
空の遠いところにある白い一筋の線
あれは飛行機雲じゃない
だって、ほら
指で簡単 ...
出勤まえにアイラインを引く
鏡の向こう側で
いつも私の代わりに私を演じてくれているもう一人の私と目が合う
季節外れのプールみたいな彼女の眼球の中央に
黒い硝子の宇宙、
私の魂の出先機 ...
あなたの声が、ききたくて
教室のドアを開ける、私がいる
「くろきたバカだからキライ」
「くろきたに友達いんの?」
「いるわけないじゃんかー」
「くろきた受験するの?」
「いくつ受けるの?5校?」
「ちょっと合格鉛筆かしてよ ...
気づいたときには 独りぼっちで いつの間にか 慣れていく
優しさだけに引き寄せられて 何も見えなくて五感が鈍る
本物 なんて見分けられずに 指の隙間からこぼれおちる
良い人 悪い ...
日本史の授業、
カゼで教室には二人だけ
先生はつじつまを合わせるために話しかける。
私はそれに乗っかっていく
言葉がやり取りされる中で、
「飴玉」なんだと思った。
止まってべたべたしす ...
現代詩フォーラム50選を発表し、わたしがたのしい。という企画です。
批評祭がずっと前におわっても、平気で大発表してしまいます。ラスト!
最後に、感想を書きました。最終行までお付き合いいた ...
窓の外夜明けの街が見えてくる時間はやっと僕に追いつく
悪夢から逃れるために朝を呼ぶ白く浮き出る山里の霧
サスペンスドラマの合間に殺人のニュースが流れ心複雑
試験日の前夜に食べる一夜漬 ...
キャラメルの匂い
芝生の感触
白い机と椅子
小さなあの子が
オモチャの車で
犬っころを追いかける
目をつむってみて
想像できるでしょ?
そんな夢を明日も見たい
手を差し伸べて
...
凪の海からひとつ
またひとつ
大小のみずばしらがそそりたち
消えて
また生まれ
抑揚
クレッシェンドが見えてくる
乳白色に似た
朝焼けの視界
ヌードカラーのドレスで歩む
なんらかの ...
この窓の外には
光の世界
私はひとり檻の中
淋しくなんてないわ
窓の外には危険が
この部屋には平穏が
私はひとり檻の中
だけど淋しくなんて
ないわ 決して
答え
じゃなく
質問に
なりたい
♪ツタヤは、ど〜ちだ〜
『あしたのジョー』の節で。意味不明。仕事中、大先輩のそば。耳の遠い大先輩には聴こえず。ツタヤに用無し。
人間…。
ついに食事をともにする配偶者のそばで出た。意味不明。「なんか言った?」「いや…。」
泥を喰え
一日を目一杯生きるお前の命を試せ
どんなに汚くとも
どんなに貧しくとも
お前の真実は変わらない
お前は家畜じゃない人間だ
底光りする生命の勝 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
胡桃
あおば
自由詩
3*
10/2/18 1:23
タイムカプセル
窓枠
自由詩
12*
10/2/18 1:14
胡桃
小川 葉
自由詩
5*
10/2/18 1:12
うーむ。やるなぁ、スティング。
A-29
散文(批評...
0
10/2/18 1:04
二年間でズタボロになってしまった
真島正人
自由詩
2*
10/2/18 0:43
免許のない盲目の学生の夜のドライブ、あるいはスティービーワン ...
ひとなつ
自由詩
1*
10/2/18 0:30
僕らはひとつの星になった
朧月
自由詩
6
10/2/17 23:31
ストロボライト
ハツ
自由詩
2+
10/2/17 23:28
孤独な群衆
青井とり
自由詩
3
10/2/17 23:24
拾得
岡部淳太郎
自由詩
3
10/2/17 23:21
はっさく
ことり ま菜
短歌
4*
10/2/17 23:19
ことり。
海里
自由詩
2
10/2/17 23:13
ある会話
ペポパンプ
自由詩
4*
10/2/17 22:55
シャツ
sh
俳句
2*
10/2/17 22:04
石を眺める
甲斐シンイチ
自由詩
4
10/2/17 21:42
白紙委任状
たもつ
自由詩
8
10/2/17 21:04
過去は長い夢であり、
楽恵
自由詩
7*
10/2/17 20:32
毎朝8時15分
くろきた
自由詩
2
10/2/17 20:32
私が全てじゃないけれど
〃
自由詩
6
10/2/17 20:29
愛されかたの知りかた
愛心
自由詩
4*
10/2/17 20:25
転がされる
山岸美香
自由詩
2*
10/2/17 20:03
現代詩フォーラム50選 (3)
露崎
散文(批評...
15
10/2/17 16:27
僕に追いつく
夏川ゆう
短歌
3
10/2/17 15:59
祈るよ
Oz
自由詩
2
10/2/17 15:48
みずばしら
たちばなまこ...
自由詩
10*
10/2/17 15:30
かごのとり
倉本 真秀
自由詩
1
10/2/17 15:02
Q&
043BLU...
自由詩
0
10/2/17 14:23
本日(一昨日)の独り言 その十八
A-29
自由詩
0
10/2/17 13:02
本日(数日前)の独り言 その十七
〃
自由詩
1*
10/2/17 12:57
人間
蒲生万寿
自由詩
1
10/2/17 11:40
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4.58sec.