あなたは床で眠りつき、
目覚めると地面の上。

―蟻に取り囲まれている。蠅も追っ払い、
口の中から蜘蛛の巣を吐き出す。ペッ、ペッ!

ここまで担ぎ込んでくれた風は
洗濯物のシャツに袖を通 ...
ひだまりに さらされてゆく くちびると 動けずにいる ぼくの両足            リビングの窓から
        なにげなく庭をながめる
     北風は相変わらずしつっこいが
もくれんのつぼみは寒冷に耐え奏でている
       四次元のみえないリ ...
パズルのピースみたいに
僕をバラバラにしてみたい
頭蓋骨を砕いて
脳髄を引きずりだしたい
血液をすべてしぼりだして
血管を洗い流してしまいたい
写真に映る僕を
カッターで切り刻み ...
「鯨の気持ちがわかるのに
 どうして私にはつれないの
 A5ランクと呼ばれても
 それで心は晴れないわ」


神戸ビーフ
泣いてどうなるのか
牛は
美味しいといわれて
ナンボじゃな ...
{引用=

君はどこから

何を引っ張ってきたのか

そんな
顔をして

僕には

読み取れない

君の
やせた歯茎が

うれしいのか悲しいのかどうか

ま、
と ...
−葬送の為のプロセス−

1  厚さ0,8mmの鉄鍋を用意する
2  それを強火にかけて熱し、バター大さじ7杯を入れる
3  バターが焦げたら火を細め、腐りかけたイワシの頭を1つ入れる
4  ...
 ふくれる。頭をかきむしる。悪くない。これは悪くない。何をしてもどこまでも許される。母さんはそう言っていた。空腹。水ばかり飲んで、血の通っていない胃袋。越えてしまう。越境。満たしたい。頂点を迎える午前 ... 地中海も 何一つにも思っていくと
確かなぼんやりで 何がある
瞬間も内容は無くしている

今を 何がベッドとして見つめる 場所を
立っているようにも思い出しながら
思う山の上の手は 考えさ ...
じっと何かが考え
見つめている 中を過ぎている 部屋を
続けていく僕の時で
夜は思う
線は「死ぬ」ためではなく

「生きている」ことを感じる儀式なんだよ






※まだ、君には早すぎる
 まだ、早すぎるんだよ
 
 
透明な水槽に
きれいな水を満たしていく
やがて現れる一匹の魚を
妻と二人で待っている

数億と言われる精子は
あらかじめ神様が予想した
人の数かもしれない

水槽の向こう ...
暴力についての投稿文があった。違和感を全体に対して感じた。それを表明しよう。

暴力とは、傷を与えるほど強い結果をもたらす力である。

言葉とは物を認知するための記号であり、空間の中に浮かぶ破 ...
台所に転がっていた
折りに入っていた桜餅は
ちんまり小さくて
一口でも食べ切りそうだ

桜色が濃すぎて
鮮やかでキッチュで
どう見ても体に悪そう
だから少しニヤけながら食べよう

...
「大丈夫」そう言われると僕はもう なにも言えない、きみが遠くて ふと

足を止めたのは
なにかあったからでなく
なにもなかったからだった


足の裏になにかをうったえようとする
灼けた砂のいろがわかる
まわりの景色とおんなじはずだ
きっとそうだ ...
満員のバスに揺られてる
ネクタイで首を締めながら
朝食も摂らず家を出てきた
キリキリ痛む胃を押さえながら

満員のバスに揺られてる
ため息で窓を曇らせながら
会社前の停留所で少しだけ
...
ユキオは高速を高松ではなくてヨシミに向かって飛ばした
酒造メーカーの博物館で事務をしているヨシミに3時くらいに着くから早退しろと言ってみた
わかったよ、と即答で応えてくれたことにユキオは感謝した
...
景色を見て、街を見て、観光して、美味しいもの食べて、いいことを体験する度に今度はあなたと一緒に来たいなぁと思いました。 たまには早起きして
澄みきった空気を
肌で感じてみる
靴ひもをかたくしめると
見慣れない風景が
目にやさしく映る


理由を見つけにいこう
どうして僕が
今を生きてるのか
...
そんなことはない、が
結局は開かれることなかった口の内側で吠えている

不便のないところでは
それがどんな狂犬だろうと
誰かしらがいい薬を処方してくれるでしょう
それで利口に生きていける
...
猫のよにおんな横抱きかわいがる毛深き君はコングのキングか
仕合せは猫のうたたね神楽坂きみの寝息が背のお日様
穢れた沼の蓮の花

一輪だけの淡き花

寂風と悲雨が晒すとも

倒れ伏すことなく咲き誇る

妙なる聖なる

君は花
さあーびいー、デンシャ。
ションベンしてえ。
あー、あ・あ・あ・あヤりてえ
ヤりてええええぇー。

ねえちゃん
ソコのネーチャン、
10円やるからやらせて
お嬢。
クサい足舐めてあげ ...
淡い 
藍色の
球形の
液状の
暗い
深海の
二枚貝の
目蓋は

まるで

眠りについた 幼子を
見守る 
母が
御伽噺の 厚い 表紙を そっと 閉じる かのように
...
チョコの形は?
と聞かれて
僕は
恋を想い
デザートな時を飾る

チョコの色は?
と言われても
名も知らない君は
黙ったまま
バナナ一本のその日の食事に
ホワイトな明日が見え ...
あんなに強い西日なのに
青空がしろい

硝子の影が枯れ枝をくわえて
排ガスにはたかれた欠片が歩道に転がる
少しずつ少しずつ
細いものから音も色もころしてゆく

風は大きく旋回している
...
長い間、咲かなかった 
植木鉢のクンシランが数年ぶりに 
草の両腕をひろげ 
橙色の花々を、開き始めた。 

レースのカーテン越しに注がれる 
日のひかりの内に、今はもういない
在りし日 ...
少年は向かい風に負けず
自転車を漕ぐ
徒労とは思わず
ひたすら前に進む

そんな彼も吐くことを覚えた
空腹に身をよじりながら耐え
むさぼった
それでも痩せほそる身体を
重く感じながら ...
 3人でする遊び。甘えきった発言をする人間と、それを糾弾する人間、また第三者的視点から一連のやり取りを審判する人間の、3つの立場に分かれて別れて遊ぶ。

 まず、甘えきった発言をする側が、「一日 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
忠実な風プテラノドン自由詩210/3/21 10:49
はつ恋はるな短歌710/3/21 10:41
見えないリズム信天翁自由詩310/3/21 9:03
Masochisitic Identification寒雪自由詩110/3/21 8:25
そして神戸ビーフ花形新次自由詩2*10/3/21 5:32
君はどこから何を引っ張ってきたのか真島正人自由詩14*10/3/21 4:31
今日の料理 (グレープフルーツ風)salco自由詩3*10/3/21 2:45
殉死within自由詩7*10/3/21 2:28
夜中に番田 自由詩110/3/21 2:12
目玉自由詩110/3/21 2:11
ひと筋のいのせんと自由詩010/3/21 1:52
水槽小川 葉自由詩410/3/21 1:43
言葉/物に対する意思/力 -言葉の暴力についてのコメント-l ...杉原詠二(黒...散文(批評...210/3/21 0:34
桜餅kauzak自由詩9*10/3/20 23:57
トヘロス朱印短歌410/3/20 22:35
ふと因子自由詩3*10/3/20 22:21
ブランコ1486 1...自由詩2*10/3/20 21:20
蛇たちの疾走吉岡ペペロ自由詩410/3/20 21:13
ぶらり旅つゆ携帯写真+...3*10/3/20 21:13
Wanna Do寒雪自由詩110/3/20 20:58
ありったけの花束を瑠王自由詩9*10/3/20 20:57
猫と神楽坂salco短歌3*10/3/20 20:05
蓮花蒲生万寿自由詩1*10/3/20 20:02
 俺salco自由詩2*10/3/20 19:38
雪盲 / ****'02小野 一縷自由詩4*10/3/20 19:24
チョコレート乱太郎自由詩8*10/3/20 19:19
かぜぐるましべ自由詩410/3/20 17:53
彼岸の花 服部 剛自由詩710/3/20 17:35
I never dancewithin自由詩5*10/3/20 17:29
甘えきった発言をする遊びa自由詩310/3/20 16:19

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加筆訂正:
今日の料理 (グレープフルーツ風)/salco[10/3/21 5:21]
スペース挿入
サから始まる語義凡例・ス〜チ/salco[10/3/21 0:34]
誤字
8.02sec.