嘘をつかない男は
魅力がない?
化粧をしない女は
魅力がない?

私は両方とも嫌いだ
中身で勝負
どちらも老人や子供には
通用しない

マスコミは
悪の道を
指し示す。
真央 ...
あいつはたぶん
あたしのイキ顔をコレクションしている
でもいい
あいつのためなら
あたしいくらでもエロくなりたい

乳首とクリトリスがとがって痺れて
シーツやあいつの声がふれるたび
あ ...
反射が渦巻く
砂地に煙れば霞み
動揺し続ける息だった
滴に弾けて染まる紙や
母の傍らに触れる

縁側はじっとりと香り
ねじまく起伏にちらついた
布をちらちらと奏でる旋律だった
シルエ ...
私は何も知らなくて
人に泣きつく人間か
私はビールに愛情を感じて生き
私はカウンターにビールを注文し続ける
私のいる日々に思う

私は女を知り行く 私は
風が流れ砂漠に 私が
倒れ砂漠 ...
ひとつの声を追う風に生きてきた気がする、ほのかにそんなものが流れる貝殻にかすむここに流れ着いた

海賊船の話し声に耳にすることがあるだろうか

海にぼんやりとかすかに広がり、書き捨てたノートブ ...
{引用=

水面の きらめきが 遠くから 広がった
扇のように くりかえし くりかえし

君の 遠い視線に ささやく
はにかんだように とりとめもない

風の言葉…




...
給食費を払いたくない親がいるらしいけど
その子供は大食いらしいよ
なにより給食がすきなんだって
おかわりっていう声が明るいんだって

教室とろうかの隔たりが なくなって
オープンスペースに ...
鬱々 頭に雨が降る
メンテナンスの時期なのだろう
僕のまるまってきた背中に
灰色の霧がかかる

目玉をかっぽり取り出して
空中にふわりと浮かべ
僕の姿が見下ろせたなら
故障箇所 ...
忘却の向こうに浮んでる


約束もないけど覚えてる





知らないけれど








いつも思うよ


不思議だね






...
口笛を吹いて、絨毯を呼ぶ
輝く絹と金糸で幾何学模様に織られた、翡翠色の絨毯
絨毯は主人である僕のもとにすぐさまやってくる

魔法の絨毯に乗り込むと僕は
月夜の花に埋もれて眠る
君の夢の ...
ヨドバシカメラの前で
カーネルおじさんは待っております
圧力釜の中でケンタッキーは
香ばしい青空の脂肪にまみれて
踊っている
ファインダーの中を2時間に1本の
バスがたまたま通る
おじさ ...
かぐわしい酒はこれかとディサロノを娘の森に注ぎ乾杯


楽土への鍵はアーモンドの香り
私の口移しで召しませ


最後の夜彼のカルピス飲みほして身に焼き付ける初恋の味
私達は何でも
できる
私達は空でも
飛べる

できないことなんて
ない
あきらめちゃ
だめだ

皆が助けてくれる。
皆が持ち上げてくれる。
皆が支えてくれる。
飛び出す風を待 ...
郵便局に行くと中澤佑二くんが見られる。今は大きな前歯でニッカリしている。
ゆうちょとゆうちゃんを掛けたのだろうか。この人はユニフォームよりスーツが似合う。存外に薄い体幹が知性と協調性を主張しているの ...
やわらかな光をたばね菜をゆらす瞳に春を住まわせた人 旗を振りかざせ

我の望みを高く高く掲げ

一歩一歩 力強く歩め

我の行進は続く

果てしなく続く

この旗の下

嘘も飾りも無く

裸の我が本来の姿で
...
抉る子供
服は赤く
鼻を啜る
抉る子供
涎拭い
母親を
見つめている
赤い服で

森へ入る
口を開けて
空へ昇る
口を閉じて
消灯の無い世界に
漠然と不満があって
服 ...

血を含んだ風が
時折吹いて


血を含んだ塩が
髪にこびり付き


血を含んだ夢が
時折手折られて


血を含んだ花が
風に揺れている
傲慢で ひとりよがりな 心臓に ナインインチの 釘をぶち込め 空をあつめて
泣いてみたいとおもいます

たったひとりで
その
重みに
耐えかねて
幸と不幸の中間あたりを
泣いてみたいと
おもいます


海は
寡黙です

わた ...
胸に穴が開いて
赤い血液が夥しく
剥き出しの荒野に一人
青白い顔のおれ


こんな夜には
きみのぬくもりが欲しかった


代わりに
空から降る雪が
殺害された死体の怨念みた ...
夜型だとか夜行性とか
そんなんじゃなく
あかるさのなかでねむりたいだけなんです
まぶた越しにひかりがないとねむれなくて

そういいながら
さいたのはチーズでした
カスタードクリームな犬が ...
何を釣っているんですかって
そんなこと聞かれたって 困るんですよ
あたしゃ 何も釣ってはいないのだから

いや 
釣れないからって
卑屈になっている訳じゃないんですよ
悪く想わんといてく ...
日が長くなってきた
暖かい日がちらほらと
そろそろ学生遍路が道に迷い
路傍で空を見上げる頃か

蝉の鳴き声が聞こえる
まだ冬の終わりだと言うのに

耳鳴りだろうか?
幻聴だろうか?
...
あのこはね、きれいなはなびら はなびらはちょうちょ ちょうちょはきまぐれなはな ただ無いのだ
既に
ソコには何も無いのだ
ただただ何も無いというそれだけが
広がっている

失われてしまった
どうすることもできず
何もかも
失われてしまった
失われてしまった
...
 
 
朝、目覚めると
四十歳になっていた

王選手が
七五六本目のホームランを打った
ポスターが貼られた
四畳半の部屋で眠っていたのに

昨日は小学校から帰って
庭でスキー遊び ...
海の匂いがする
そしてあなたの匂いがする
海はさざ波一つなく
空から降り注ぐ
まばゆい光を乱反射して
ところどころに見えない部分ができている
あなたは微笑む
僕は海に手を入れるけど
何 ...
{引用=
風の音が聞こえる

戸外は雨だ

脹らんだ大きな雫が
木の葉の表面を滑る

熟れすぎた文化のなれの果ての
決済の時間のように見える

カーテン越しの
切れ長の瞳は
...
貴女の華奢なその肩に
僕の全てを捧げられはしない
抱きしめるのも憚られるほど
気付けば僕達は触れ合わなくなった

毎朝絶望と共に目覚め
絶望と共に日々を過ごし
一日と共に息絶える
感じ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Disguiseペポパンプ自由詩3*10/2/26 1:20
じぶんのからだのはずなのに吉岡ペペロ自由詩310/2/26 1:14
形状番田 自由詩010/2/26 1:09
サッカー自由詩010/2/26 1:08
自由詩010/2/26 1:07
「春の頂」からまどろむ海月自由詩4*10/2/25 23:45
子供事情朧月自由詩610/2/25 22:42
最先端オンガシ自由詩1*10/2/25 22:40
ワン自由詩2*10/2/25 22:23
魔法の絨毯楽恵自由詩710/2/25 22:21
我が心のケンタッキーsalco自由詩3*10/2/25 22:02
のむ紅林短歌310/2/25 22:00
We can fly.ペポパンプ自由詩2*10/2/25 21:26
本日の考察 ; ゆうちょsalco散文(批評...1+10/2/25 21:00
菜の花ことり ま菜短歌910/2/25 20:51
蒲生万寿自由詩1*10/2/25 20:40
蝸牛ゴースト(無...自由詩410/2/25 19:03
風の街自由詩110/2/25 18:52
NINハイドパーク短歌5*10/2/25 18:45
空をあつめて千波 一也自由詩11*10/2/25 11:10
ツンドラ寒雪自由詩010/2/25 10:00
さけすぎてシロになったさわ田マヨネ自由詩510/2/25 8:21
堤防にてアマメ庵自由詩010/2/25 8:18
冬越えwithin自由詩13*10/2/25 8:02
ちょうちょsh短歌2*10/2/25 6:06
失われるOz自由詩210/2/25 4:38
手紙小川 葉自由詩210/2/25 3:28
平面海溝15フィール...自由詩2*10/2/25 3:09
失墜する文明真島正人自由詩8*10/2/25 2:53
偽りの王子智鶴自由詩410/2/25 1:22

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加筆訂正:
マロニエ通りを歩いた頃/瑠王[10/2/25 13:45]
ちょっと修正。
4.56sec.