「それでも傷をナメあうのではなく 共に誇らしくここで笑い合いたい」 (Dragon Ash)
友人が遺した言葉に再び想う。
つらい時は、時には、傷をナメあおう。
また時には一緒に笑 ...
髪を束ねた
まだ十代の古典的なわたしが映る
露わになる輪郭が湿らせる傷痕
二度と同じ過ちを冒さないために
今がある現実に撫でまわされるこころ
束ねるという行為は
過去を受け止めるという ...
四ツに割ったリンゴを
庭の木の枝に刺しておく
この冬を越せますように
ヒヨドリたち
どうか無事に越せますように
海峡を越えていく鳥もあるという
敵に襲われぬよう波のうえ低く
群れ ...
ちゃちな威勢
ちゃちな助力
ちゃちな矛盾
岩を破壊
牛を破壊
村を破壊
時間が切れて
星が飛ぶ
溝から青虫
空が緋に
大学生のぼくが朝おきて携帯をみて駅から電車に乗って学校で友達に会って
帰り道にスーパーマーケットに寄って出来合いのお惣菜と鮭を買って
うちに帰って焼いて食ってテレビを見てお風呂に入ってメールして
...
しゃっくりの止め方は地方によっても千差万別
うちの方じゃあ後ろから羽交い絞めにして殺しちゃうけどね
そういう物騒なことを言い出す人がいないとも限らないから
わたしは人前で絶対にしゃっくりをしない ...
悪意を瓶詰にして冷凍したら腐った
下水道に流したら詰まったから困る
こういう日は何をやっても全然駄目で
けつに蓮根を挿して排便したら大変な事になった
もう明日からは煙草をやめよう
仕事を探し ...
皆さんこんにちは。昨日の「黄色の日」は、とても楽しいひと時で、それぞれの詩と朗読と会話が近況報告になるような同窓会の雰囲気で、美味い酒を飲みつつ僕もふだんの「はっとりん」らしい自分が回復されるのを感 ...
わたし、を閉じ込めた包み紙がべたべたする悪夢を
かなでる色彩の
調律に
まどった
はじめに黒を描いたのは
いちいち死んでいく感情のモノクロームを撫ぜるため、
であって
硬質のうみの底 ...
道の両側には並木
薄いピンク色の蕾が
枝枝にたくさん付いて
陽の光を透かしてピンク色の靄が
いま少しで満開の桜のトンネルになるが
しかし道の先は断崖だ。
そのまま並木を眺めるのは ...
元サーカス団員、元俳優。自称哲学者、思索家、表現芸術家。
1917年12月25日(出生届では同年8月3日)イタリアのジェ
ノバに生まれる。2003年7月2日没。
母親は巡業劇団の ...
わかるよ
言いたいことがあるのは
わかるよ
言っておかないとって思うのは
でも
身振り手振りが大きいばかりで
おまえの言葉は聞こえない
何か言うと
舌が痺れて
発音が ...
何もかもが無意味に思え
何もかも信じれずにいる辛く切ない夜
考えないで感じて
確かな答えなんて見つからないでいい
曖昧なまま形を変え続けるその行方
少しずつ確かめていけば ...
晴天の 青さにけぶる 雪崩かな
紅梅や 縁側にいて 雲ひとつ
月影や 一輪わらう 空のもと
くるくると むおんをはらむ こゆきかな
限りある 青空のぞく 小雪かな
凍て返 ...
{引用=
誰も知れない部屋に
愛しい疲れて飽いた私のプシケ
その瞳の黄金の闇に恋をしてから
どうにも朝が眩しくて
指先に掴めない月光を纏わせて
草原で花冠を編む
春雨のような声で静寂 ...
にわか雨、紡ぐゆううつ
溶け混じり合わない主旋律のゆらぎ
光かすかに切れ間差すベール 青
波間の佇まい、永遠の瞬間
かすかに浮かぶ笑顔、細い両手を胸に添えて
朝もやの慈愛 見えない波 ...
ちょっとした長さのフレーズがひとつ思い浮かんだ。
それだけならこれまでにも何度かあったけど、
いつもと違って放っておいてもしばらく頭から消えずに、
いつの間にかその次の一節までぼんやり輪郭をつく ...
何も知らなかった
言葉が 空間を
じっと
漂っているのだと
考える 何も知らない
体としての
言葉が流されていく
世界を感じる 海には
奇妙な灯台が
消える 遠くの彼方で
音もない ...
何もなく
夢で母の名前を
呼ぼうとした
黄昏が
少し寂しかった窓だった
木炭の粉を巻きつける
海は
緑色の世界が
とても完璧だ
何もかも感じるように
微笑ませてもらうオレンジジ ...
ハンカチの遺髪に乾くDNA
デパートで母を買いたし腹腔に溢れたる癌きれいに取りて
白いシーツが真っ赤に染まっていた
下腹部を同じく真っ赤に染めた男
その血は横たわる女の経血だ
突然電話が鳴りだした
男は携帯に応答する前に
人差し指を立てて唇に当てる仕草をした
女はその意 ...
吹奏楽
年が経つにつれて
休みがなくなりハードになってゆく毎日に
苛立ちを感じ始めるようになった
テスト期間だから勉強をしようと
部活を休むと
翌日、当然のように顧問に怒られた ...
高崎線の電車はスローダウン
ターミナル駅にゆっくりと進入する
携帯電話から窓の外へ顔を向けると
常磐線の線路上をこちらよりもゆっくりと
白地に赤帯の見慣れない電車が
高架ホームに進入しよ ...
いくつもの想いが溢れる涙は
一番のきれいな心の一粒
感情溢れ出して 言葉にもならない
心の奥底表している
先に見える鮮やかな陽射しの下で溢れた涙は
込み上げる感謝の気 ...
主に体と心を供え物として捧げます。
感謝と賛美は私達の務めです。
困っている人を助けて上げたい。
命の平等性。
個人の尊重。
罪無き人はいない。
どんな人も1日は24時間である。
これからのじぶんのこと
自分の人生だから自分で判断しなきゃいけない
そうは分かってはいるのもも
ただの二つの選択に悩み続けて相談して。
答えをだしてもらっても
どちら ...
寒い日はきみのまくらで眠りたい きみのにおいに抱かれながら
初期設定を間違えたと嘆く喜劇
闇雲に走る競走馬は、悲劇…
*
真夜中に黙って座る部屋の中では
多角的な視点など偽りです
沈黙と同じくらい聞こえてくる喧騒の
どちらが本物かは分からな ...
アリスからきみに差し出すトランプは52枚のハートのエース
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生きたいんだ
七尾きよし
自由詩
1
10/3/7 15:52
『束ねる』
あおい満月
自由詩
3*
10/3/7 14:42
祈り
北野つづみ
自由詩
5
10/3/7 14:05
ゲーデル
Oz
自由詩
1
10/3/7 13:23
道楽と職業
セガール、ご...
自由詩
2
10/3/7 13:16
ほどこし
〃
自由詩
0
10/3/7 13:15
霊
〃
自由詩
2
10/3/7 13:15
詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと ...
服部 剛
散文(批評...
1
10/3/7 12:26
深海魚(グロテスク)
甘雨
自由詩
2
10/3/7 11:42
見るまえに跳べ
……とある蛙
自由詩
7*
10/3/7 11:05
アルフォンソ・サノヴァビッチ4世についての覚え書き
salco
散文(批評...
2*
10/3/7 10:45
Old Fashioned
寒雪
自由詩
0
10/3/7 9:24
源
☆くるみ☆
自由詩
3
10/3/7 8:55
雪国の
こしごえ
俳句
2*
10/3/7 7:00
真夜中のロンド
高梁サトル
自由詩
12*
10/3/7 4:10
ソフトフォーカス
山口清徳
自由詩
1
10/3/7 2:42
40℃以下の水で手洗いして下さい
国産和風モモ...
自由詩
3
10/3/7 0:48
休日
番田
自由詩
2
10/3/7 0:44
飛行
〃
自由詩
1
10/3/7 0:44
虚学
salco
俳句
0
10/3/7 0:42
今
〃
短歌
3
10/3/7 0:37
情事
智哉
自由詩
0
10/3/6 23:50
部活
ありす
自由詩
2*
10/3/6 23:49
5分だけ鉄ちゃん
kauzak
自由詩
7*
10/3/6 23:34
優しい涙
鞘(サヤ)
自由詩
2
10/3/6 23:31
我徒然なるがままに
ペポパンプ
散文(批評...
2*
10/3/6 23:28
エンドレス
ありす
自由詩
1*
10/3/6 23:21
夜枕
朱印
短歌
1
10/3/6 22:53
夜深し(副題:コメトラ)
やや
自由詩
1*
10/3/6 22:30
trump
ことり ま菜
短歌
6*
10/3/6 22:17
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
7.59sec.