死に損ないのウィルオウィスプ
何を思うのだろう?
灯りを持って
あっちへ
うろうろ
こっちへ
うろうろ
...
{引用=
見上げた月は 皓々として
雪景色の深い谷の 底にまで
光を落としていた
白い中空の湯のなかで
魚のように戯れたね
紺青の空に 雲
...
わたしは
冷たい座席に沈み込む帰途を選んだ
柩のような匂いが
鼻腔を撫でるもんだから
からからだ
青黒い窓を見つめると
スポーツカーをきいきい啄む
鴉の檻から搾り出た森が
...
最低限の理
君を想う
次に君に会う
話す
笑う
黙る
打ち明ける
そして分岐
最上級の理
何よりも大切なものと思う
恥も外聞もごみ箱へ
さよなら
まだ眠ったままの月にくちびるをよせ
とおい昔の祈りに似たうたをうたう
てのひらのなかには白い骨がほんのりとあたたかく
ぱらぱらと、雪になって崩れるおとがした
土へと還るしろい風 ...
裏
通り
軒下で雨宿り
忘れた探し物
を探して
正しい君の言い分と
間抜けな僕の足跡と
賢い泥棒の筆先と
贅沢な僕らの為 ...
えー… ちょっと待ってよー…
これはないでしょう。ねぇ。
もっと別の場所はなかったの?
終わったわ。私。
今世紀最悪だよう、神さまのばかー。
こんな、こんな、
...
この妄想第二頸椎66Bは
インジェクションブロー成形の
ポリプロピレン製で
UV&抗菌コートが施されています
くたびれた乳白色の外観はもとより
重量感や質感まで
平均的な成人男性の第二 ...
揺れ動く陽射しに眩しさ感じて
ふと見上げた空
木々の間から漏れる光
そよ風を頬に受けた
ここには ありのまま輝き放つ
あなたがいるね
突然の強い風 怖さも感じな ...
ぼくの町の
冬と春の境界は
一日で線引きされたように
唐突に 暖かな風が吹き抜ける
山に一方を封じられているものの
海からは潮の匂いとともに
サイタ川をさかのぼり
荒んだ寒風を
穏 ...
工業地帯は
白い煙が巻いている 僕の
思いは 黒い壁に塗り込んだ塗料
何も語らない口が
その口が
赤く開いた寂しさに
群青色のトラックが走る
僕の思った 焦げ茶色になびいた布が切れる ...
うぶごえをあげた春が、もう
街にすがたをみせる
通りの角から
にぎやか過ぎるその声音が、
あたしを助けにきてくれる
手をひくように
階段をのぼったら
勇気をほんのすこしばかり だして ...
大安の日曜日、姉のために桜茶の用意をした。
5年越しの恋人が、婚約者となったのだ。
いつもおっとりした姉だが、この日もおっとりとしていて、
父親が迷ってばかりのネクタイを、一緒に ...
夜だって言うのに
はしゃいで陽気に語り明かして
Gooomm n m m OM は、メソポタミアバスター
大好きな親友のお姉さんは オッド・アケル
堪らない! 酒のつまみは 首狩族との ...
虚無の話をしよう
これが体内に巣食ってしまうと
人生が終わる
生きるってエネルギーの消費なんだ
虚無は
エネルギーを吸い取って
どこかへ捨ててしまう
生きるための意志
生きるた ...
{引用=
世間が
大きな怪物に見える
それよりももっと恐ろしい怪獣が
他の場所にいる
麦畑が
静かに揺れている
彼らも
約束された平和の中に
揺れているだけ
刈 ...
悲しみの空 心に滲む
言葉にならない気持ちは空気の中に重苦しく淀んでいく
伝えられない心、言葉でなくても伝わると信じて
伝えようとする度に心震える
ごめんねと言った ...
たとえば小学生のころ
家族遠足でともだちの妹に
オウム小屋の金網に指をいれて見せたのは
ぼくだった
それをまねた彼女は指を失った
たとえば三年まえ
離婚も考えていな ...
美術室に入り
少し油絵の具の臭いがする空気をすう
鞄を机に置き
画板とモデルを取る
そしてそれらを机に置いた後
上着を脱ぎ腕をまくる
筆箱を取り出し鉛筆と練 ...
あたしのこと
好きじゃないんだよね?
なのに
なんで笑ってくれるの?
話しかけてくれるの?
あんたのコト
好きって知ってるのに。
ずるいょ。
...
鈍色の雲 低く 低く
鉄色の波が打ち寄せる
うちあげられて
砂に埋もれながら朽ちてゆく カケラ
拾い上げると
いつか見た 聞いた 記憶の・・
(ウラギリノ アザケリノ コトバタ ...
あなたが喜んでくれるだろう言葉を口にする
あなたが喜んでくれるだろう行動をする
案の定あなたは喜んでくれるから
僕はそれを繰り返す
いつのまにか自分という存在は薄まっていって
あなたを好 ...
彼の目を損ったものは歩み、
空の人物を喫割けてサラダが噴く様ならるで
転落の瞬間の懲罰に怯える蛙牲を次々と破裂させる爆薬、ボケ老人の木端微塵となりてしめへりこんなもののなにがおもしろいんです
寿 ...
彼氏を家に呼んだ
彼氏を見たおばあちゃんが
「幸せね」と言った
私と彼氏は
「ありがとう」と言った
数日後おばあちゃんが死んだ
遺品 ...
きみが聞いていても
聞いていなくても
そんなことなにも関係ない
ぼくに関心があっても
あるいはなくっても
そんなことなにも関係がない
ぼくはきみに話をする
いつわりの純粋さや ...
気付いてる?
あなたと話したいから
わざと不機嫌になるコト
気付いてる?
こないメールを
ひたすら待っているコト
気付いてる?
あなたの行く先を ...
現実へとかえったあの闇の中
頭に聞こえた無機的な音
何が響いているのか心に伝わらない
闇の中蠢く
夢の中戻りたい
やわらかな空気が心包む
まだ水のように心に ...
ザーメンズ・リヴ
1970年代に隆盛を極めた女性解放運動ウィメンズ・リヴにより、実質的社会進出
と概念上の地位向上を成し遂げた女性に齟齬を来した男性が21世紀※1 に掲げた
、保護主義的 ...
延長コードをひっぱってきた
先はどこにあるのか知らない
足りない気がしたから充電したいんだ
長く繋がっていることで
安心できたけど
先はどこにあるんだろうと不安になった
見えないこ ...
女の肉が男に汚されていた
肉の汚れを女が悦ぶたび
女のたましいはより美しさを増した
肉が涙をながす
涙の尖りがひかる
男は女の苦悶を見つめた
このカラクリは迷宮だ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
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牛
自由詩
2*
10/2/28 22:11
君のいる風景(3)
まどろむ海月
自由詩
5*
10/2/28 22:07
鬼火
しべ
自由詩
2
10/2/28 21:38
愛情論
神門みふい
自由詩
0
10/2/28 21:37
祈り
湖月
自由詩
1
10/2/28 21:03
戯言
牛
自由詩
1
10/2/28 20:56
ノンフィクション 『回転すし屋にて。』
くろきた
自由詩
5
10/2/28 20:49
66B
nonya
自由詩
9*
10/2/28 19:13
木漏れ日
鞘(サヤ)
自由詩
3
10/2/28 17:09
spring has come
within
自由詩
7*
10/2/28 16:50
冬釣り
番田
自由詩
0
10/2/28 15:39
パンドラ
月乃助
自由詩
13*
10/2/28 15:02
創書日和「祝」 桜茶
逢坂桜
自由詩
4
10/2/28 14:51
俺の野心の成れの果て
かめたろう
自由詩
0
10/2/28 14:40
虚無の話
佐藤伊織
自由詩
1
10/2/28 14:11
空気
真島正人
自由詩
8*
10/2/28 13:08
伝えられずに
鞘(サヤ)
自由詩
1
10/2/28 13:04
TSUNAMI
吉岡ペペロ
自由詩
6
10/2/28 12:50
部活
くろきた
自由詩
1
10/2/28 12:03
KIMOCHI
みぃ
自由詩
0
10/2/28 12:01
その海岸の名は
ゆびのおと
自由詩
0
10/2/28 12:01
喪失
一華
自由詩
1
10/2/28 11:56
むだい
英語ささいな...
自由詩
1
10/2/28 11:54
「叶わぬ恋と知りながら、それでも貴方をお慕いしている私がいま ...
くろきた
自由詩
5
10/2/28 11:53
そんなことはなにも問題にするべきことじゃない
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
10/2/28 11:51
片思ぃ
みぃ
自由詩
2
10/2/28 11:44
闇
鞘(サヤ)
自由詩
2
10/2/28 11:38
サから始まる語義凡例・サ〜シ
salco
散文(批評...
2
10/2/28 11:31
延長コード
朧月
自由詩
3
10/2/28 11:30
春の迷宮
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/2/28 9:43
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4.75sec.