えーと
おほん。
あーと、
その、ねぇ
んーつまり、だねぇ
いわゆる・・・・
まぁおいといて、
なんとゆうかー
こう、
まあそ ...
君は何を悲しむのか?
母の死
恋人との別れ
試験不合格
落第
解雇
君は何に期待をするのか?
滅入ったところで何になる。
それも来ては去る気分のひとつ
全ては来てはまた去 ...
椅子ひとつ文句をつける君の横で 黙って揺れる二足の私
ピー…ガガ………ガ…
只今
交信中
星との
一方的な交信電波
発信中
星の記憶と共に
たった数光年
継続しながら
憶えても ...
君の直感を信じている
世界でいちばん鋭い君の直感が
僕のアンテナをひっぱり続けている
だから赤色のタワーは日ごと夜ごと
どんどん成長し空に向かって伸び続けている
...
風の飾ってある丘の土を掘り、階段を備えつけ、鉄の扉で施錠した、地下室に持ち込んだ
ものを、数えながら、ふたつだけ息をしているものがある。虹の、声帯を持つ双子を君が
連れてきて、僕はすっかり気に入っ ...
ひかりの反射を免れて曇り空の跡
つめたい水を浴びて閉じてゆく肌と
つめたい川に隔てられた母子
幾度も破かれては繰り返す眠りのうちに
再生されてゆく喉
結末の骨より吹きすさぶ逃げる月の速度 ...
ただ、呼吸だけをしていれば
それが唯一の救いになっていたのだろうか
砂漠に捨てられた緋色を
ドライフラワーと呼ぶことはつまらないおふざけ
ひび割れた部分を優しく撫でてみて
前頭葉で水の滴 ...
緩やかな上り坂を自転車で走ること十五分
月極駐輪場から歩いて五分
駅に着いたときにはいつだって息が上がっている
通学に使用していた路面電車は
この辺りの住民にとって大切な移動手段
そ ...
1997年2月
河原沿い
多すぎる星に囲われて
世界の終わりを思っていた
彼女のお腹は大きく膨らんでいて
ソッと撫でては
白い息を吐いていた
ゴメンと言う言葉を
喉に貯めて
肩を抱き ...
見上げればごってりと重い雲
白い息が毛足の長い獣毛に見えた
冬は君に似て神経質で
こすれる風に落とした溜息を
ほんの少しゆるいからと
君は薄ら笑いを浮かべ
柊の乾いた葉で引っ掻いた
...
たったひとつの
椅子をめぐって
僕たちはいつも
争っていた
そんなことが
ばかばかしく思えるくらい
ここは素晴らしく平和なんだ
机の一番上の引き出しから 幾つかの星を取り出して夜空に貼った。
二番目の引き出しから 三日月を持ってきて3時の位置に張り直した。
引き出しの一番下から太陽を持って来ると 枕元に置いて明日に備えた。 ...
真夜中が
ずっと
かたくなに守り続けた
ぼくの有刺鉄線を
溶かしてしまった
だからって
泣いたりするもんか!!
剥き出しにされた
ぼくという存在
空気に触れた ...
悲しくても
涙は流さない
ショートしてしまうのです
すべてのプログラムがイン・プットされているなら
それでよいはず
機能を十分に果たせるように
あたしがいる、冷たい手をしたその指先に ...
ねこバスをおりて走れば森の道
裸足でならす五月の姉妹
ねこ紳士希望を連れて空を蹴る
胸に抱くは夢見る少女
もののけが太古に生きる彼の地での
奪う命と生きてく力
迷い込む秘密 ...
安ピアス寝る間も着けて年を越し自堕落三昧クロムの髑髏
湯に浮かぶ剥きたる桃の白肌を潰すが如く愛でる五指見ゆ
バーニーの毛髪のごと陰毛の白き痴丘で侘び暮るるかな
大雪の町にて我も遊びたしおのが頭蓋 ...
仙川駅前商店街の貸ビルの屋上のベニヤ板囲いの中
2頭の双子のグレートデンは3×5メートルの矩形の空に向かって吠えている
5月下旬の暮れなずむ小豆色の空は日曜の買物を済ませた女達に優しく
薬局の店 ...
目覚めた後
ミネラル・ウォーター
コップ一杯
ベッドに戻る
温もりの中
透き通 ...
{引用=
ここにつづられている出来事、名前、心情の一切は嘘であり、時間関係も、もち ろんのごとく、事実に該当しないので、よろしく。
言葉で表現をしようとすると、たいていの物事は絵 ...
ひとつだけ言わなくてはいけないこと
わたし
実はクローン人間なのです
誰に造られたのかわかりません
右肩にあったはずの製造番号
体を洗うごとにかすれきって
わたしが偽物か本物な ...
ベッドから起き上がることができなかった
[細かい深い傷をつけるならどうか殺してほしい]
何度願っただろう?
わがままを言うつもりはない
きちんと正しい呼吸をさせてくれればいいだけ
それな ...
掌をふたつ合わせて手に入れた
祈りを今日の命に変えて
風さえ眠った真夜中
月と花だけが起きている
ぴとん ぴとんと
君の白いベッドは滴った闇で濡れている
けれども君は決して染まることはない
しゃらん しゃらんと
暗がりで微かに鳴っ ...
何もすることなく物体があることを理解しようとし続け、何も物体としてはそこには手にしないままだ。何らかの物体なのだとしては約束されているのだが、物体なのだと言うことのほかはまったく理解されていない。闇は ...
何もない通りを流れていく
歩きながら見ていた 窓だけが
存在していたことを すべて忘れたようだった
爽やかな匂いが漂ってくる 今日の思いの中だ
淡々と いつもその場所にあったかのように
...
平穏な昼下がり
闘争を負えたテーブル
負債ばかりの椅子
そこでたくさんの言葉を殺しながら
僕は君と話をしている
少なからず感じる違和感は
きっとそれらが重さを持って死んでいくから
どう転 ...
一人称にはもううんざり
二人称にももううんざり
語るべきわたしも
語るべきあなたもいない
ただ語りたいという欲望だけが
宙を彷徨っている
語ることもないのに
そしてその欲望を 遠くから眺 ...
ずっと同じテンポで動いていた
ゼンマイ仕掛けのからくり人形
左右によろけながらゆっくり進み
段差にぶつかって静かに転んだ
床に落ちたシンバルが音を立てていた
誰か僕のゼンマイを巻 ...
あなたは毎日アイシテルヨって言う
私はほぼ毎日ウンって返事をして
時々ごく稀にワタシモって言う
近頃あなたの言葉は習慣的に響き
私は習慣的に聞き流している
そんな気がする
このやり取り ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はっきりしてよっ
くろきた
自由詩
3
10/2/16 17:41
悲しみへの
……とある蛙
自由詩
9*
10/2/16 17:22
Kaleidoscope, Jazz Chair
瑠王
短歌
4*
10/2/16 17:22
星モールス信号
ユダ
自由詩
1
10/2/16 15:27
羽のある蝶
楽恵
自由詩
7*
10/2/16 15:21
地下の曖昧な光
岡崎師
自由詩
1
10/2/16 15:19
逃げる月の速度
瑠王
自由詩
7*
10/2/16 15:03
マイセルフを探して
中原 那由多
自由詩
9*
10/2/16 14:42
路面電車
あ。
自由詩
12*
10/2/16 13:53
あふたーあわーず
Oz
自由詩
2
10/2/16 12:16
モンスター
ゆえづ
自由詩
0
10/2/16 9:47
ライバル
倉本 真秀
自由詩
1
10/2/16 9:37
巨人族の朝
岡崎師
自由詩
2
10/2/16 9:17
MIDNIGHT
寒雪
自由詩
2
10/2/16 8:49
アンドロイド
月乃助
自由詩
10*
10/2/16 6:50
ジブリに心うごかされ
窓枠
短歌
6*
10/2/16 3:13
新年
salco
短歌
2
10/2/16 3:05
リムスキー・コルサコフのフレミング右手の法則
〃
自由詩
3+*
10/2/16 2:56
にどね。
甲斐シンイチ
自由詩
3
10/2/16 2:52
子供たちの世界
真島正人
自由詩
2*
10/2/16 2:32
クローンは人にあこがれて
窓枠
自由詩
1*
10/2/16 2:26
トラウマ
雨音優歌
自由詩
0
10/2/16 2:08
祈りと命
小川 葉
短歌
3
10/2/16 2:08
漂流者
やや
自由詩
1*
10/2/16 1:26
言葉の世界論
番田
自由詩
1
10/2/16 1:23
ジャジーの頃
〃
自由詩
1
10/2/16 1:22
ジェノサイド
15フィール...
自由詩
1*
10/2/16 0:37
かたり
小幡日美
自由詩
2
10/2/16 0:17
ゼンマイ
1486 1...
自由詩
2*
10/2/16 0:11
会話
智哉
自由詩
0
10/2/15 23:53
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4.71sec.