夜に眠れない日の
朝の陽射しに含まれている
ほんの少しの水蒸気を吸って
生きてみたいと
これは憧れのように抱いていて

つけっぱなしの蛍光灯
そんな時ほど
リモコンの在り処には地図があ ...
るれふあ涙 い白てく熱 たれ入け受 てしずは眼義 を物陽




  今は昔、ソープがトルコと呼ばれていた頃の お は な し。
君は僕に喉が渇いているのか、と聞いた。
乾いている、と応えると
君は持っていた一杯の水を
砂の上へとすべて零した。
形を崩して落ちてゆく様を綺麗だと思った。
潤っていく砂はまるでそこだけ生ま ...
灰色の壁にかこまれ
孤児院で八年を過ごしました
柔らかな母親の胸に抱かれた記憶もなく
暖かな暖炉の炎を見ることもなかった
人に愛されることも
家族の意味も分からず
親友を病気で亡くしてから ...
一度乗ってしまえば、後はひたすら上昇し続けるしかない鉛色の集団エレベーター、

もし君が雨に濡れたアスファルト芳しい地上に再び戻りたいと思ったのなら、

神と同胞と家族を裏切り、心変わりしてし ...
兄の肌に黒い丸ができはじめた
二の腕にオリオン座が完成した頃はおかしなホクロだと笑いあったが
丸はふくらはぎ、背中と増えることをやめず
ホクロ程の大きさだったのがシャツのボタン
シャツのボタン ...
サプリメント
飲んで
寝っ転んで
傍に君

テレビにリモコン

これが毎日
続けば

山に川
空に太陽
愛に恋

テレビにリモコン

これが毎日
続けば

まな板 ...
たそがれ
誰もいないベッドの上で
待っている
自分以外の濡れた声を
秒針が時を刻む
決められた時間を
浪費する
有限の命を持て余して


どこにも行きたくないよ

どこにも行け ...
「ノートとっておいてくれる?」
君のためなら午後の眠気も吹っ飛ぶさ!
サヨナラをいうタイミング探してる君との距離が微妙にひらく

誕生日来れば必ず電話する元気ない母歳を誤魔化す

空を飛ぶ鳥の背中に乗せられた想いはいつか君を動かす

天ぷらやフライを揚げるあ ...
手段を選んでいる暇は無い
明らかに 寿命は明滅している


秘められた 針の先端より細い穴

   門

その一点に辿り着くどころか
それすら模索している状態

   しかし
...
 ヒトはなんである種のコトについて、自分で失敗するまで学ばないのであろ
うか。他人の失敗は笑うクセに。
 大した事ではない。蛇口のことである。

 小学校の頃。今は亡き親父が、風呂釜のガス管を ...
自分でもよくわからないけど
確かに今
つながった

強さと優しさが
賢さと素直さが
力と繊細さが


つながった
繰り返し繰り返し、さっきから何度も電話のベルが鳴ってる
けれどどうせ逆回転のテープみたいなマネキンのひしゃげる音だから
僕は敢えてそれに取り合おうとはしない

ぷるるる、ぷるるる、ぷるるる、ぷ ...
みせるためにかいた詩を
二度三度湯で洗い流してみる

だから言っただろう
ときこえてきそうな姿になった

薄汚れた

小さな

じぶん

えさを与えてみれば
いくらでも大きく ...
虫の様に生きられる

あなたは天才だ

鳥の様に飛び立てる

あなたは神様だ

私は日に2度3度飯を喰らい

用便を済ませ生きている

誰かの様に成れなくて

...
 
心が何かに落ち込んで
どうしようもなく〜
いっぱいいっぱいなときは…

そこから抜け出るために〜

心のどこかの隙間を求めて〜焦り、

さらに…
追い込まれていくのでしょう。
...
精神もデジタル
行動もデジタル
構成物質もデジタル
存在理由もデジタル
形而上学的にもデジタル
弁証法哲学でもデジタル
体内回帰もデジタル
延髄に溶け込むデジタル
自らを意味付 ...
 
 
なにも無い
遠いところから
君はやってくる

名前を持たずに
やってくる
君の名前を考えている

夜十時で閉店した
ジャスコの二階フロアを
エスカレーターの下から
少 ...
体々をがらんと眺めれば、良し臍櫂と三つ首を垂らす獣がいる。
これは強々の家畜であり、乳祝に良く相名にわろし。
名を古永蘭。身は三尺。人の名を呼び、呼ばれると大病を患い凝物部を発しととに至る。
...
つべたい夜の中
その世界の話をします
震えた時の気持ち
正直に話せます

靴の中には雪が
最後の賭博をして
面倒な気持ちごと
命を譲りました

誰も顧みない
ちっぽけな硬貨
...
科学者風の初老の男に案内され僕は

たわいない冗談もいいながら気軽に

バイオハザードのそれかと思うくらい

深い地下まで降りて行く。

科学者風が見せてくれたのは

マグロ大の深 ...
二千十年三月十一日執筆開始

 死にたいと思った。生きたくても生きられない人もたくさんいるのに、贅沢だと思ったが、そう感じてしまうのはやむを得なかった。何一つ、明るい見通しはなかった。これまで一年 ...
言葉そのものを見つめているのかもしれなかった
立ちつくした体の探している
日常の会話すら 何ひとつとしてなくなった 家庭の
何ひとつとしてなくなった叫びが 明日の可能性を求めて

伝わると思 ...
コーヒーのもの悲しさを感じさせられた
夜のひとりぼっちの 部屋のドア
誰かが手紙として 書くためのペンを捨てた
雪の道を やがて立ちつくしていた

雪の道は夜を果てしなく続いていく しか ...
世界一星の近くで息をする {ルビ宇宙=そら}に寄りそい晴れわたる肺 {引用=
眼球の筋肉が弛緩して光を巧く捉えられない
ぼやけた視界を懸命に凝らして
壁つたいに歩いてゆけば出口に辿り着くと呟いてみる
規則性を見出そうとする心には不安があるのかな
皺を寄せた眉 ...
冷遇されてたんだろ、つめたい会社だな、かわいそうに、
そんな注文いらんわ、って怒鳴られたことがあるよ、いまさら遅いよ、

所長のあとがまとしてお客様を回るのは気が滅入ることも多かった
手応えも ...
あなたが人間のような寝息をたてながら
飢餓から逃れ黄金の夢を見るとき

私は軋むほどこの目を見開きながら
あの色彩をこの手で触ろうとするのだ

あなたが己を装飾品で飾りたてながら
淡い色 ...
アダムの髪は砂地を伝い、
汀をくぐってたゆとう線は
海原をどこまでも、恐らくは
水平線の際までも延びているのではないか
日焼けて荒んだ、どこか呆けた顔をして
あらぬ方を見てるのは
あれは彼 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふつうかんな自由詩5*10/3/12 19:50
MILKハイドパーク短歌3*10/3/12 19:08
そして君から九番目の詩瑠王自由詩5*10/3/12 18:32
Eyre月乃助自由詩6*10/3/12 17:50
バードストライクの空楽恵自由詩9+10/3/12 17:27
黒い丸リヅ自由詩2*10/3/12 17:22
憧れた日々kei99自由詩110/3/12 17:04
『たそがれ』東雲 李葉自由詩0*10/3/12 16:44
任せとけゆず自由詩010/3/12 16:34
君との距離夏川ゆう短歌510/3/12 16:20
門 / ****'99小野 一縷自由詩4*10/3/12 14:24
どどどどどど大村 浩一散文(批評...9*10/3/12 12:42
無題渡辺亘自由詩310/3/12 12:35
#16山口清徳自由詩2*10/3/12 11:12
勘違いの納得朧月自由詩210/3/12 10:49
誤魔化スナ蒲生万寿自由詩0*10/3/12 10:36
紺碧の心籠球太郎自由詩110/3/12 7:28
Digital寒雪自由詩010/3/12 6:23
小川 葉自由詩5*10/3/12 6:10
古永蘭竜門勇気散文(批評...010/3/12 5:18
アルミニウムのインゴット自由詩3*10/3/12 4:48
地下水脈のさかなフミタケ自由詩710/3/12 1:59
自殺志願攝津正散文(批評...2+10/3/12 1:54
番田 自由詩010/3/12 1:03
投函自由詩010/3/12 1:02
universeことり ま菜短歌4*10/3/12 1:01
乱視高梁サトル自由詩13*10/3/11 23:47
蛇の夢吉岡ペペロ自由詩310/3/11 23:45
あなたが瓦礫の上で微笑むときコウ アキラ自由詩210/3/11 23:27
海辺の罪人salco自由詩510/3/11 23:16

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加筆訂正:
北と南のあいだ/とうどうせいら[10/3/12 2:41]
冒頭2行削除・もとの稿に戻す
6.63sec.