{引用=
縦にいっぽん白い線のはいったおなかが
すこしずつふくらんでいく春です
わたしの下着が汚れずにいたから
とてもとても不安でした
赤いものを疎ましく思っていたはずが
今はほん ...
詩とは感動です
小学生の時に担任の先生が言った
誰のため
何のため
感情が動くのです
つい今しがたTVニュースを観始めるまえまで
いくぶん柔らかめなカールのブリーチトブロンドの女は
薄切りのハニートーストと生ハムと桃を食べていた
その唇は鮮やかに紅く、甘い蜜に濡れている
花 ...
「代打屋」という競馬用語が使われなくなって久しいが、
先日引退した菊沢隆徳騎手は腕のいい代打屋だった、といっても過言ではないだろう。
重賞10勝のうち、テン乗りで4勝。特別戦になると枚挙に暇がない ...
クレヨンで
真ん丸目玉
爽やかブルー
プクク
フフッ
アハハ
丸まってさ
顔は隠してさ
お尻は出してさ
布団にくるまってさ
山びこ、
山びこ、
やい、
やい、 ...
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか
忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ...
飴玉に
恋した
それは
悲恋だ
寒い季節に浮かぶ 旋盤された月 白く散った光の環
環光が
凍りついた街灯を弾き 音叉として響かせ
夜を宇宙の一角へ切れ込ませる頃
分母だ
物差し程度の尺度では敵わない
星の数ほ ...
チラ見して 戸惑う彼氏 キョドらせて 私の耳に ささやく魔性
逃した魚が尾ひれを揺らしながら
泡のような歌を唄うから
僕とお母さんは今夜もふたりきり
空っぽのお皿を囲んでいる
待ちくたびれた夢の中で僕は
とても大きな魚を釣った
お父さ ...
わたしの灰色のへやに
いろんなひとが入ってでていく
オレンジジュースの澱みたいに静かなきもちで
かたい腕に抱かれて痛くない。
あなたが
もし
わたしをすきだと言うのも
この灰色のなかに限ったこと ...
粘土で作られたモックルカールヴィという巨人は、
敵に相対したときに恐惰に狩られて
ただの土の塊になってしまいました。
-終-
これでまたひとつ賢くなった。
、
HH ...
暇という時間に僕は襲われて時計の針が九時を知らせる
居場所ない人々の顔薄暗いシャボン玉のように彷徨う
真夜中に公園デビューする僕等昼間と違う異国の景色
午後になり雨降り出した日曜日安 ...
せんをかく
まるをつくる
熱気のむこうで
たちすくむ かげ
すべりおちる液体
したくてした
それから
気づかずおちた
わたしのからだを
たべてくれてありがとう
...
工場長が腕組みをほどいた
ああ、工場長が行ってしまう、
ユキオは顔をあげた
ユキオの唇がかたくなった
工場長が胸ポケットからケイタイを取り出した
あのなあ、頼まれてくれないかな、今から割 ...
(ねえ、誰かが誰かを愛するように、僕は僕を殺したくなるんだ)
春を見つけた君は
春を想うことをやめる
もう君の頭の中には
夏の雨さえ過ぎていっただろう
...
大王かな
幻魔かな
何かが確かにやって来てた
光かな
闇かな
若者たちは分割された
そんなマニ教が嫌いな奴らも
忍び寄るファシズムの狼少年たち
隣りのファシス ...
へたくそな言い訳で
笑うしかできなくなる
どんより沈んだ雨雲が
冷たい雨を落とすように
憂鬱なドライブ
空の窪みから
差し込む一筋の帯
天使の吹いたラッパを拭えば
立ち昇る柑橘の ...
あなたはカラスは可哀想だと言う
黄色い色が見えないから
菜の花畑の心地よさがわからないと
黄色に指定されたゴミ袋を見て言うんだ
はじめから見えないモノ
知らないモノ
それがわからなくて ...
炎の中には幾千もの蛇が住み着き
時折その舌を出し天へ昇ろうと試みる
俺の中にもその蛇の舌と同じ色のものが流れている
否、這いずり周ると言う方が正しいようだ
あなたは一輪の花をもってわたしのもとへとあらわれました
あなたは一輪の花をもってわたしに別れを告げました
わたしはまた新しい花瓶にその二輪の花を共に活けるでしょう
そして同じように水 ...
人波なみなみ人の世
3月流れて日が暮れる
朝も呆けて足取り重く
日差し軽々飛び越え歩く
あひる紛いの罪ツグミ
なにを探して来た道もどる
ああサンガの武さ
我が目も眩しく感じる
無名のままでいい
無名のままでいい
ありのままで、あるがままに、俺は人生の脇役で構わない
もうウンザリだ…有名になんてなりたくない
なったらなったで舐められる
だって相手と上手く話し合えないか ...
堕ちる病を
無名抄に禁ずる
吼える意志を
無名抄に禁ずる
雑なる壊死を
無名抄に禁ずる
歪む中庸を
無名抄に禁ずる
果て
伽藍の園に花一面
咲き乱れ ...
私の言葉が尖るのは
爪とぎ忘れた猫だから
咲き始めの葉っぱだから
ごめんなさい
ごめんなさい
と春にまかせておじぎした
ぽきん と折れる
かもしれない
でもね でもね
そ ...
わたしたちは曼荼羅を描こうとしておりましたな。たしか。
「いいえ、そんなことはありません。」
又始まった。無意味な{ルビ反駁=はんばく}ばかり繰り返す下衆の世迷いゴト。
「曼陀羅など、ハッ、そ ...
その花は春に咲くという
涙のかたちの花びらだという
人の心の色だという
震えて散ると思われる
想い重ねて
見るべからず と看板たてて
宴が行われているという
血を探して求めて
...
大地に爪跡を残さずに
何のために産まれてきたのか
黄ばんで
所々虫食いのある
煤けた書物がそう言った
墓石の
冷たく滑らかな壁面に
辛うじて
名前を書くのが
僕の ...
本当に必要なモノは何か?
夢か
希望か
明日か
今日か
見えないモノなのか?
もしも
自分の命に疑いを懐かないなら
もしも
当たり前と思っているの ...
雲間から光のはしごおりる声 ひばりは空に春の種まく
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加筆訂正:
馬銜(はみ)
/
……とある蛙
[10/3/18 12:20]
やはりこうしよう。う〜ん。
7.95sec.