頼んでも死なないので
ラーメンを食べて風呂に入る
猫を触っても毛が抜けないのは
毛を抜かない強い意志力を備えているから
勝たなければいけない場面で勝たなければ負ける
勝たなければいけ ...
喉を掻きむしりたくなるのは
山の輪郭を際だたせる秋の夕暮れ
寂しげな街路樹は
話し相手を欲して
その幹を、枝を、四方八方に広げるが
望み叶わず
排気ガスに体を犯され空しく朽ちる
おまえは ...
「いつかはこの関係が崩れてしまうものなんだと思ってた。」
そんな悲しいこと言わないでよ
意見がすれ違ったりケンカしたりいたことも
あったけれど
あたしは一度も
関係が ...
腫れて高校生になることのできたわたし
また一歩前進することへの期待と
大きくなるにつれて増えてゆく責任への不安
失敗と成功を繰り返しながら
わたしは
みんなは
成長する
...
今日、新しいことを学んだ
だけど、今日学んだ事はずいぶん昔から
世の中の常識だったらしい
自分の中に、新しくインプットされたことを
ほかの人はずっと前から当たり前に知ってい ...
せっかくの初登校なのに
朝っぱらから雨がザーザー
友達と待ち合わせして行くはずだったのに
電車の時間を間違えて
次の駅まで急いで送ってもらった
「最悪だ」
と思ったけれど
差 ...
腐りかけのものを食べました
胃が痛くなりました
心の中では
痛くなりたくない、と
思っているのに
勝手に痛くなります
私は考えました
もしや胃にとどまらず ...
{引用=
なんにもないとおもっていたあのころが
いちばん
うしなうことをこわがっていた
わたしの手に
だれかが触れる
小さなやらかい繋がりが
ほしがればほしがるほどとおくなる
...
灰色の卵を割ったらからっぽだった。僕は黙ってねぎを刻んだ。
葬式いろの装飾の
さくらのぼんぼり
きみがなまめいた
生理にせがまれて
おれペニス口紅の
スティックになる
つまらない命いろ
葬式いろの装飾の
さくらの ...
可哀相な音がする
車も人も少な とぼとぼと
あなたの足でやって来る
歩いてんのは子供ら だろう
ぽつりぽつり
ジャージャー橋を
そしてぽつり と
歌の匂いをのせている ...
彼は人並みだ
情も愛想も
必要がないからすこしずつなくしていく
空から降ってくるようなmarchを
追いかけるほど、日々に怯えていないから
今年も淡々
見送っていく
明日にはもう ...
アクセルを 床に着くまで 踏み続け 殺す殺すと ホーン鳴らした
僕のお尻を洗う業者に三行半をつきつけて
今 君は進むんだろう自ら次なるステージへ
僕のお尻を洗う業者に三行半をつきつけて
今 君は歌うんだろう声高らかに革命のうたを
そしたら僕は明日からアルバ ...
庭園に咲き乱れるきれいな白い梅の花
夕べの晩餐に食べた鮭のバターソテー
ローリングストーンズ風のサウンドを
永久に停まらない腰の動きになぞらえて
前衛的なアタシに自分へのご褒美
それは青雲、 ...
私のお墓の前で泣いている女が
私の全然身に覚えのない女で怖い
時折愛おしげに腹部をさすりながら
私のお墓に縋りついて泣くから怖い
なんのための休養か
未来のため?
過去のため?
自分のため?
誰かのため?
仕事の年目が上がった今日に
さくらが八分のこの時期に
難しいことはわからない
...
{引用=
うばっていくんだろうとおもっていたんだ
記憶もにおいも痛みも。
酸素さえぼくらは不必要に摂取してしまうのだから
なにかを共有することなんて出来ない
ひとつのせか ...
やべえやべえ、私は毎年エイプリルフールに気づかずに終わるのである。
今日がエイプリルフールであることを忘れていた。
先ほど、友人に「4月1日(しがついっぴ)おめでとうの電話」を掛けようとして、
...
北風のたけり立つなかにもめげず
冬枯れの庭に 精気をとりもどしてくれた
もくれんが 去年とおなじいろあいで
でも なぜだろう
...
生ぬるい風が吹いている
曇りの日だった
男はごわごわした髪を女に触らせた
「ふわふわ」
女は思いつく限りの形容詞で褒めた
遠くで猫が鳴いている
...
僕は困ってるんだ
君の匂いが
匂いが
面影を
呼び起こして
良く眠れて
眠れなくて
安心して
安心できなくて
今までそんなこと
なかったのに
ベッドで
独り
...
それは黄昏れ時の一室 夕、だった
蛇と蛇は見留め合い からまった
それは黄昏れ時の一室 ふたり の ...
きいて欲しいのに
頷かないといけない
人は話したがりのイキモノ
話す呼吸のつなぎ目を
狙って割り込まなければならない
うんうん の数が多いほど
わかるよ の数が多いほど
あなたが ...
墨の枝が地にとどく
雪は雪に震えつづく
ひとつ押され
黒く点る
道が夜を決め
灯が季をくくる
心は薄く
水は水に
海のむこうの霧
羊のなかの髪と風
...
珍しく雨の降る日
お前を見かけた
傘もささず濡れて冷たいおまえは
疲れた顔で何か見つめていた
そこにあるものは
おまえの中にある本当の世界
髪からこぼれ ...
私にくださいな
私にそれをくださいな
あなたのほら、右手に繋がる白い空
あなたはそれに気付かずに無下に拳を突き上げている
ほら、また泣いた
地中深くから呼ばれたでしょ
聞こ ...
花冷えの雨はやむことがなかった
低い山にガスを這わせて
四分咲きの桜花を辱めて
花冷えの音がやむことはなかった
電車が運んでくれるそのさきに
灰の街が自意識に苛まれて ...
お風呂につかってとけない私がいる
何はともあれ
すべては静止するまで
花もここに咲いている
ひっそりと
いつだったか
この日が来るのを知っていたような気がする
まぼろしだったか
湯 ...
失った視力はもう取り戻せない
そのことにまだ気付いていない僕ら
不必要なわけではないけれど
そう必要でもなかった
それだから失った
矛盾は何もないはず
ふと理由もなく失望する日は
誰 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
リューシアナッサ
a
自由詩
1
10/4/1 21:19
在処
寒雪
自由詩
4
10/4/1 21:13
心友
ありす
自由詩
3
10/4/1 20:50
成長する
〃
自由詩
1
10/4/1 20:44
まだまだ、こどもかな
くろきた
自由詩
5
10/4/1 20:42
雨の日の入学式
ありす
自由詩
2*
10/4/1 20:39
胃とか、脳とか、小腸とか
くろきた
自由詩
4
10/4/1 20:38
ひとつの景色
あぐり
自由詩
7*
10/4/1 20:01
フィクション1
sh
短歌
4*
10/4/1 19:30
死世界のぼんぼり
吉岡ペペロ
自由詩
6
10/4/1 19:06
はなびら
しべ
自由詩
4
10/4/1 18:31
The march in March
因子
自由詩
2*
10/4/1 18:18
Over Drive
ハイドパーク
短歌
7*
10/4/1 18:03
香魚
セガール、ご...
自由詩
4
10/4/1 17:30
あゆ
〃
自由詩
2
10/4/1 17:29
骨肉
〃
自由詩
5
10/4/1 17:29
休養
短角牛
自由詩
1
10/4/1 16:48
そうか、これもきみとのものか。
あぐり
自由詩
6*
10/4/1 16:31
しがついっぴおめでと
ぽこぽこへッ...
自由詩
3*
10/4/1 16:31
四月馬鹿
信天翁
自由詩
2
10/4/1 16:06
洪水警報
ぽこぽこへッ...
自由詩
2*
10/4/1 15:50
ヒトリ
宙空 心
自由詩
2
10/4/1 15:40
金色のドアノブ、誰かがワルツを
瑠王
自由詩
14*
10/4/1 14:56
きいて欲しいの
朧月
自由詩
2
10/4/1 13:49
冬と冬
木立 悟
自由詩
4
10/4/1 10:21
Ordinary World
寒雪
自由詩
1
10/4/1 9:24
哀しむことはないんだな
太陽の獣
自由詩
1
10/4/1 8:07
花冷えの街
吉岡ペペロ
自由詩
8
10/4/1 7:41
あをいそらのもと
こしごえ
自由詩
2*
10/4/1 7:15
白日
かのこ
自由詩
0
10/4/1 6:02
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
加筆訂正:
饒舌に響け響け響け
/
コウ アキラ
[10/4/1 20:20]
タイトル修正
6.88sec.