夕焼けには感動しないとだめですか?
海にも菜の花にも、アニメの最終回にも
あいにく僕の言葉は文字化けばかりで
昨日よりいっそう殺風景な部屋にいます
虹は一度も作ったことがないので
何が神 ...
孫悟空のような薬指を持った、あしなが紳士がこういう。
゛せめて君こそは天竺へ行け゛と。
しかし三蔵さえも掌の上で。
不幸なふり
てんがいこどく、を高いとこに飾って
感じるふり
雑誌のうけうり、あなたこれ知らないでしょ
犯人のふり
僕のせい、と言わせて、迷惑な部外者
詩人のふり
...
地球が半分になっても
離れ離れにならないように
もっと
寄り添っていよう
世界が半分になっても
神さまを作らなくていいように
つよい
あなたの名前を知ろう
...
空港の中を外国の個性的な人とすれ違いながら歩く。すれ違う顔をまじまじと見つめながら無人電車に乗るべきホームを探して歩くけれど、普段は見かけない外国の人というのは化粧が濃く掘りが深いので、個性的な顔 ...
世界中を
母親にしない
日本語の 形態に
巻かれていた 中学生の頃
思いこみにできない
鉄板を 抱きしめていた
余裕がした 深夜放送に
飛び込んだものは
アイドルたちだろうと
...
母が遠くに
見える 鉄橋のところは
少しゴムの焼けた
匂いが漂う 今日も
友達だろうかと
歩く 公園を流れる
風に 海が
遠くに見えてきた
人もなく 音楽すらなかった
時を 歩い ...
ちょっと目を離したすきに、新着作品はリストの果てに沈んでしまっている。1-2週間分の作品をまとめて見ようなんて気にはなれない。それが多すぎて、かつ自分に合う作品が少なすぎるから、なんとも労に見合わない ...
砂漠に花は咲かない
僕は細い筆を拾い
砂を手のひらに広げ
怠惰な脂で溶き
いつか憧れたレンガの壁に
初めての嘘を描く
羽根のかげ白く息つぎ春の夜
彼女のきれいな本のきれいな文字
すっかり春だシャロンのいない東北
花わさび明日こそ買ってどんぶりに
もう全部やめるよ重さ量ってほしい ...
優しげな言葉ばかりを並べて
慰める振り
本当は私自身が
慰められたがっているだけ
救われる話ばかりをつくって
早く早く
この長い冬が終われば良いと
願っている
訪れる時ばかりを ...
どうしてそんなに泣くの?
最初の記憶 陽が暮れるのが悲しくて
お腹も空いていた
言葉も 言葉じゃないものも
受け入れられていた
狭かった胎内
さあ出発の時だよ 此処においで ...
なな色の純真、羽化し残された白紙の絵本「はらぺこあおむし」
横になったおじいちゃんは
三日間布団に入れられ眠り眠り続けていた
私はその部屋へ行く度に
目を覚まさないと分かっていながらも
ひたすらに
冷えきった頭を抱えていた
少年は、チョークを手に持っている
軽石かもしれない
壁に描くのはいつも、目。
みゃぁ、と鳴く、猫の、みゃぁ、と鳴かない部分。
少年は、いつも日が暮れる前に帰る
煉瓦の、壁には、破れかかったポスタ ...
うわー、嫌なクラス
始めはそう思っていたけれど
気持ちの持ちようでも変わってくる
鳥がいっぱい鳴いたので
今日は悲しくない日にします
そんな放送が流れてきました
ここは 鳥の街です
鳥は灰色の羽を
震わせて訴える
人間なんて身勝手だと
人間なんて嫌いだと
鳥 ...
歯磨きのかわりにぼくはガムをかむ 今までずっとそうやってきたから
ひとりよがりで感じられたものでさえ
奪われた感覚
一片のかけら 遠くに
時のすれ違いに想う共有
空間に淀んだ二つの面影
いつか 共にあり続けると
あおぐ空に ...
さて雨ですよ
冷たいけれども春の雨です
ミクロラプトル・グイ
中国で見つかった小さな恐竜さん
「グイ」は
漢字ではきっと「鬼」なのでしょう
羽根を持ってはいても
多分飛べなかった頃の ...
きみが
熱心に何かのぞきこんでる
気になって
一緒にしゃがんでみる
綿帽子かぶったたんぽぽが
風にまかせて種を飛ばす
みつばちが花のまわりで円舞曲を踊る
アリ達が整然と行進する
...
怠けハタラキアリの話を
聞いたことはありませんか。
ハタラキアリといっても
全員が働いているわけではなく
女王候補でもないのに働かないハタラキアリがいる、
必ずいつも全体の何割かいるという話 ...
一日の疲れを取り
座禅を組む
無になる。
気持ちが晴れる。
また明日も荒野を歩く
世の中が白く霞む
雄叫び上げて
たとえ火の中、水の中
流行の顔で
流行の恋愛で
流行の服で ...
絶対とは個性である。
相対とは比較である。
それはまるで1匹の狼と
群れる魚である。
それはまるで男と
女である。
それはまるで欧米と
日本である。
それはまるでキリスト教と
...
今はまだ
パブロンの空き瓶にしまわれたままのアサガオ
君たちの勇姿を憶えているよ
天を衝くヘカトンケイレス
撓めても矯めても
行灯仕立てなどには収まりようのなかった
蛙手の百手の巨人
...
詩人になるには
若いほうがいい
幼ければ幼いほど
鮮烈なデビューを飾るだろう
「現役高校生詩人!」女の子ならなおのこと
あぁ、詩人には爽やかさがない
下手に熟れている老けた童顔
誰に ...
春めくね君の瞳のモンブラン弥生の日差し甘酸っぱい
駅染める弥生の西日切り取って胸へとしまう兄と妹
また明日また明日へと環はめぐり環は環をめぐりまた会う日まで
...
わたしって
どこまで贅沢なのか
生きてゆく理由も、死んでゆく理由も
どちらも欲しがって
どちらも見失いそうだ
三角屋根の向こう側には、空
その向こう側に潜んでいるようなあたたかい嘘
...
君がオールを漕ぐ
水色の湖にガラス底のボート。
ゆらゆらと
水面に浮かぶ午後の光が
君を映す柔らかな鏡になる。
水中にはいくつも
小さな白い花
手を伸ばして拾いあげる
頬と頬を寄せ ...
3月、無心な空でしたがそこに慈悲はなく
みな不寝の顔をして今日を倦み
姉はウィスキーのミニボトルと5号瓶を入れました
兄はマルクスの共産党宣言上下巻を入れました
私は書きなぐりの長い手紙を入れ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
インターフェイス
あをがね
自由詩
2
10/3/8 1:22
西遊記
瑠王
自由詩
1*
10/3/8 1:20
ふり
Ohatu
自由詩
0
10/3/8 1:18
半分
〃
自由詩
1
10/3/8 1:04
空港へと2
番田
散文(批評...
1
10/3/8 0:59
午後
〃
自由詩
1
10/3/8 0:57
窓で
〃
自由詩
0
10/3/8 0:56
現代詩とマルコフ連鎖モンテカルロ法
KETIPA
散文(批評...
2+*
10/3/8 0:49
人跡
あをがね
自由詩
7
10/3/8 0:28
シャロンの花
kawa
川柳
2
10/3/8 0:19
鳥籠にロビン
むくげ
自由詩
0
10/3/8 0:12
言葉じゃないもの
アザラシと戦...
自由詩
3
10/3/8 0:02
あおむし
ことり ま菜
短歌
4
10/3/7 23:58
三日
ありす
自由詩
1
10/3/7 23:56
猫の目
クローバー
自由詩
3*
10/3/7 23:35
気持ち
ありす
自由詩
1*
10/3/7 23:33
灰色の鳥
朧月
自由詩
4
10/3/7 23:13
ガムをかむ
朱印
短歌
3
10/3/7 22:58
感覚
鞘(サヤ)
自由詩
0
10/3/7 22:06
雨は言葉を、言葉は雨に
海里
自由詩
2*
10/3/7 22:05
目線
寒雪
自由詩
3
10/3/7 21:59
しにふぃ蟻、詩にへぇ・・・
海里
自由詩
0
10/3/7 21:58
Corruption
ペポパンプ
自由詩
3*
10/3/7 21:53
個性と集団
〃
自由詩
4+*
10/3/7 21:52
百貌のアサガオ
海里
自由詩
2*
10/3/7 21:37
詩人になるには
ゼロスケ
自由詩
2
10/3/7 21:19
妹
都志雄
短歌
4*
10/3/7 19:59
いつもいつも
かんな
自由詩
5*
10/3/7 19:49
ガラス底のボート
楽恵
自由詩
14
10/3/7 19:40
川流し
salco
自由詩
3
10/3/7 19:28
4010
4011
4012
4013
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4.47sec.