本当に必要なモノは何か?



夢か
希望か
明日か
今日か

見えないモノなのか?



もしも
自分の命に疑いを懐かないなら

もしも
当たり前と思っているの ...
雲間から光のはしごおりる声 ひばりは空に春の種まく ざん ざざん
また着いてしまった
波の寄せるこの場所に

ざざあん ざざん
白い泡が行ったり来たり
だんだん足から飲まれてく

ざざあん ぴしゃり
顔にかかった水しぶき
舐めたらし ...
 覚えている。
 まつげ。くちびる。あごひげの、長いところ、みじかいところ。つむじ、寝ぐせ、大陸みたいな背中。せまいキッチンの、ほこりをかぶったトースター、使われたことが一度もないみたいな炊飯器。ひ ...
となりのカプセルのアラームに起こされたユキオは浴場にゆき湯につかり頭を洗い全身を洗い歯を磨いて髭を剃りトイレを済ませてカプセルホテルを出た
8時まえにはメーカーに着き通勤ラッシュの正門まえに立った
...
嗚呼なんと悪戯な
バッカスの酒を呑ませたのは
貴方だと云ふのに

非現実でしか無くても
全て覚えておきたひと云ふのに
忘却の彼方へなど寄越したくは無いと云ふのに


其の眼球も
...
喩えるならば
結び目を

幾重にも
重ね重ねて

遂には絡まり

千切れ
離れてしまふ糸


喩えるならば
この身への戒め

唯、幸福の為の自虐だと云ふ
気休めと知 ...
之をあなたに綴ったところで
傷つくことを恐れるわたしは
結局あなたにおくれぬまま
月日が流れていくのでしょうか

わたしが本当に望んでいるのは
何なのでしょうか

わたしは今もまだ ...
煙突と空と煙が同じ色

風と埃と夜と泣き虫

30メートル上に赤い目光る
ふたつ光る

60メートル上に赤い目光る
これもひとり勝手に光る

そのうえに虹

夜なのに虹
思い出そうとして、思い出せないまま
思い出せないことを、思っている
みんなキレイで、神様みたいで、
キレイだってだけで、みんな神様みたいにきれいだ

季節が変わる/ハンドクラッピング ...
蝋燭の火で煙草に火をつけた。その蝋燭には赤い薔薇と黄色や青の花が散りばめられ、それらの花々の茎や枝は金色だった。母親の一人を弔うために、小さな町の教会で買い求めたものだ。教会の中庭には薔薇のアーチをく ... どんな時だって頼りになる
強い人だと思っていたけど
はじめて見せた君の表情に
痛いほど気持ちが伝わってきたよ

普段は弱みを決して見せない
一人で戦っては傷を作る
辛そうな姿を見るのが辛 ...
ちょっと

散歩してきます

と言って

君が出てゆく


その背中に

さよならと言って


僕のほうが

消えてしまいそうだ


そろそろ

大岡川の ...
売り子がガムを売り歩く、
煙草の販売機や
自動化された券売機
練り歩く先には椅子がいくつも、
傍らには近くの養鶏場からくすねた一個の卵、
家に持って帰って食べよう

新しいフライパンが用 ...
夜な夜な通う男があった。
おのれとは不釣り合いな貴人であると思ったから、
娘は誰にも告げなかった。

幾山越えて川越えて
林を抜けて森抜けて
夜な夜な参る者の名を
ちちはは知らずたれ知ら ...
南極に太古の桜を埋めよう今までの春をそこに残そう くらやみのひかれた丘の上で
私は黙想している
近くに大きな河がある
冷たい風の向こうがわ
乳のように深くて豊かな河が
夜に寄り添うように
よこたわっている

河は今、水かさを増している ...
何にもないおもいでいられるきみたちは
ものおじした心のせつなさかもしれなかった
しかしそんなふうだったぼくの歩いてきたような気のした

そんなふうにしながらもあるかされていくじかんにけされてい ...
花道に落ちて知りえる一輪の桜に彼女を知らないままに 



暗い夜東京路地裏俺一人((誰かのことを思えたなら))


天王洲アイルの夢の色((ヘッドライト))無数の行き交う桟橋に 

...
今日はあなたが生まれた日
一年に一度訪れる、特別な日
今日という日は
あなたがこの世界に来た
人生のはじめの一歩を刻んだ日

今日、あなたはこの世界を
ぐるりとひと回りしてきた
もう何 ...
僕は祈る
きみがいなくなるよう
目を閉じて
そのまま
次の朝を迎えることなく
この世から消え去るよう
僕は祈る


僕は迷う
きみと出会えなくなるよう
大陸の奥深く
タクラ ...
小蝿が旋回している台所、たくさんの腐ったイカの目玉がこちらを見ていて、嬉し恥ずかし、アイドル気分

今日も私は輝いている 

ストロボライトが私を照らす

今年の春に隣に越してきた素朴な ...
証拠はいつだって欲しかったけど
本当に望んだのは
そんなものじゃなくて

例えば全ての時間を共有しても
2人で何かを生み出しても
それ「だけ」じゃ意味がない

そうでしょう?

欲 ...
                 100317




よにお
かまたれと
ふと思うことがありました。
かまたれとは
かわたれのことだと分かった
分からないのは
よにおということ ...
 
夕方の公園で男が一人
ブランコをこいでいる
くたびれた感じのスーツを着て
サラリーマンのようにも見えるけれど
首から上に頭は無い
代わりに
水の入った水槽が乗っかっている

水槽 ...
小さい時大好きなホワイトチョコレート
テレビのCMでやっていた。
それを食べると感動していた。
それが夢でありませんようにと

ところがある時から
チョコレートを見たくなくなった。
押入 ...
落ちてゆく花びらの速度はかりたい 春の速度と似ているようで 躊躇いがちに触れた指先が冷たくて
思わず肩を震わしたわたしに
君は苦笑しながら吐息をかける

春の始まりが垣間見えるこの頃なのに
夕闇に融けたそれは白く拡散した
ひっそりと二人を照らす電灯 ...
私の想いをころせ
何度もつぶやきながら
埋める 春の景色の中に
いっそうくらい 春の景色の中に

桜舞うか 舞うか桜の花は
私の眠るカラダを抱いて
舞うか桜のはなびらは

きりきり  ...
私はあなたがインターホンを押しただろうかと考える

そのドアの前に立った何週間か前のあなたが今日、あなたの携帯電話の画面を見たら果たして

あなたの今日のその笑顔を見たら果たして
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
必要性考察ユダ自由詩010/3/18 5:54
雲雀ことり ま菜短歌510/3/18 5:02
波廻りhowa自由詩010/3/18 3:51
こいびとはるな自由詩510/3/18 2:25
蛇の謝罪吉岡ペペロ自由詩710/3/18 2:21
血族の晩餐やぶさめ自由詩010/3/18 2:03
結び自由詩010/3/18 2:02
真実はどこ自由詩010/3/18 2:01
それから月しべ自由詩110/3/18 1:47
季節が変わる/ハンドクラッピングrabbit...自由詩8*10/3/18 1:06
海面上昇8自由詩510/3/18 1:06
表情1486 1...自由詩4*10/3/18 0:54
芽吹きAB(なかほ...自由詩4*10/3/18 0:49
手紙番田 自由詩010/3/18 0:49
針刺して佐々宝砂自由詩9*10/3/18 0:33
サウスチェリーきらく短歌410/3/17 23:48
メソポタミアの遺丘楽恵自由詩15*10/3/17 23:35
バスで行くには近すぎて番田 自由詩110/3/17 23:35
ひとり、天王洲アイル短歌410/3/17 23:32
birthdaykimkim自由詩110/3/17 23:26
遺言寒雪自由詩010/3/17 23:21
ぼららbanjo自由詩210/3/17 23:12
あかしやや自由詩0*10/3/17 22:50
ふとあおば自由詩0*10/3/17 22:44
たもつ自由詩710/3/17 22:36
【チョコレート】チョコレート同盟企画作品ペポパンプ自由詩5*10/3/17 22:30
三月の花朱印短歌310/3/17 22:10
遠距離恋愛‐君印‐愛心自由詩3*10/3/17 22:07
いっそうくらい朧月自由詩110/3/17 21:39
未来が想像できなくてもLayla自由詩0*10/3/17 21:30

Home 戻る 最新へ 次へ
4010 4011 4012 4013 4014 4015 4016 4017 4018 4019 4020 4021 4022 4023 4024 4025 4026 4027 4028 4029 4030 4031 4032 4033 4034 4035 4036 4037 4038 4039 4040 4041 4042 4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050 
加筆訂正:
日本むかし話  妖怪糠肉擬/salco[10/3/17 23:43]
誤字訂正
6.82sec.