悪意
だまされたな
これが愛だ
悪意
だまされたな
これが愛だ
悪意
もうだまされなかったか
そう 愛だ
・地平線の夜
適当にゆうごはんをすませて、空気の音をきく
たったそれだけのことを
誰もしようとしないから
・轟音生活の末
誰かの心臓がさよならを告げる
なみだの氷で世界はまた少し、冷た ...
春のある一日の暮方には
発狂の
予兆がある
ジンと痺れたような
頭痛とも呼べない違和感と
芯を抜かれたような
身体の座り
くちびるは
読経のような調子で
言語にならぬ声を長く ...
久遠の彼方にあると言われているが
おそらく其処には何も無いのだろう・・・
火が生み出す煙は立ち昇り
ゆっくりと広がっていく
ゆっくりと上に下に平行に広がり続ける煙の衣 ...
陽の照る日おにぎりを二人して勾当内侍の塚の前にて
友くれし水仙の花しばしの間さびしい色に妻の花瓶に
ソロモンの言える如くに空しかり花も吾らの愛でさえをも
わたしが音楽だった頃
わたしの髪は風になびいたの
軽く、ほがらかに
わたしが音楽だった頃
わたしの頬は朝やけのたびに
ほころんだの
心の奥で太陽の灼熱が
わたしを ...
{引用=
いつか
海の生物たちが
陸に上がってきたらね、と
誰かがささやいた
あれは、遠い過去の
想い出のさなか
想い出に繰り返された
さざなみの中の誰か
さざなみが声になって ...
やっかいなことが起きそうだ
家の中には権力者がいて
近所には強盗がいて
街に出るとペテン師がいる
全く油断ならない世の中
なのに
今、僕の心は満ち足りている
ブレイクを読み
サブラ ...
とあるマスターはこう言った
「一時の情に流されてはいけないよ」
と 熟練の笑みを浮かべながら言っていた
手元には注いだばかりの冷えたグラス
何度目かのおかわりすら忘れれば
カチリ ...
あの空はきっと誰にも描けない{ルビ薄紫=うすむらさき}のグラデーション
グリコのクリームコロンを買って中身のクリームをすぽんと吸って
筒状の衣は要らないのでカレシか犬にでもくれてやる
おいしくないわけじゃないけどクリームをすぽんと吸うのがおいしい
真空の暗黒に向けて ...
そして雪が降っていたのだと思う
僕たちは逃げるように汽車に飛び乗って
石とレンガと煙の支配する町から抜け出した
音楽は遠い場所にあった
文字は誰ひとり読めなかった
僕たちは独りで ...
僕は詩を書いているけれど
極端にびくびくしない
垂直にならない
負けの美学とはそのものの長所が決定的に欠点に結び付いていることだ
号令って結構強いリズムなんだぜ
...
先日、2月14日日曜に夫と二人で秩父に行ってきたのでした。もう一年半以上前の紅葉の頃、一人で三峰山に登ってきました。秩父鉄道の三峰口という駅からバスに乗り、大輪というバス停で降りると、以前はロープウ ...
01
軽そうな奴だと言われるが、意外と燃え上がるような恋をするのだ。
02
今日は水が澄んでいるので、川底のゴミまでよく見える。
03
私と兎とハムスターは食事中にあまり水を飲まない ...
掌に、和子
昔、手をつないだことがある人
初恋の人
みぞおちに、浩人
祭りの日に喧嘩した
それから何故か知らないけれど
親友になった
右肩に、麗子
距離は縮まらなか ...
随分と昔から庭にある木から
一つの果実が
ぽとり、
と落ちた
花開く予感だけを残して
、
動かない現実と
絶え間無 ...
ぼくらは海岸沿いのバーで飲んでいる
昼間から飲めるような身分なのは
ぼくらが考えることを仕事にしているからだ
海岸のひかりのなかに
いつもの女の子があらわれる
彼女は母親 ...
とても読みづらい書物なので
捨て去ろうとして踏み出すと 神々は
描いていたみたいだ 空を
目印にして歩く
角砂糖を溶けていく強化ガラスに
虹色をした男たち さすらえばいいのかと
胸がき ...
母がいない生活に
ほんの少し微かな疲れが渦巻いている
週末に少しだけわがままを
聞いてくれる人がいてくれたらと
国道をぼんやりと立ったまま
飛んでいく紙飛行機にじっと立つ日
体は旋回し ...
ぶっ壊れそうな気分を抱いてる
ささいな不愉快が何かを刺す
何かははじけずに
しぼんで消えちまったよ
ふらふら ばらばら
目の内側が重たい日曜日
湿ったままの声だ
タオルを返してもらおう
...
僕はもう終わりを見つけてしまった
君のために祈る
知らない君が愛おしくて、同じように知らないふり
君のために願う
僕はもう終わりを見つけている
すぐそばにある
君も気づいて ...
おとこが
あかんぼうの
はなしを
している
おとこのこえは
ひどく
かわいている
夏が
二度とは
来ないことに
なったのを
知っている?
だから
とろけたあと
とがりついた ...
ごめんなさいと断って
あなたをまたいでいきました
とても急いでいたんです
おいつきたくて 自分の想いに
いってしまうんです
想いたちは 想うそばから
飛び立つんです
言葉であらわした ...
雨がつよく太く降ったら
いつのまにか晴れていた
空にはつよくて太い風が
ごうごうごう吹いていた
風土がカミングアウトし
ぼくはここにいるんだよ
たましいは同時のなか ...
祝・誕生
祝・入園
祝・卒園
祝・入学
祝・卒業
入学&卒業が数回あり・・・
祝・就職
祝・結婚
...
現在の彼のことから話そう。
生れ故郷の牧場で細々ながら種牡馬生活を送っている彼の右前脚は、
サラブレッドのそれとは思えないほど腫れあがり曲がっている。そして少し短い。
現役生活最後のレースによる ...
アミは命、生命。
アミドは生きている、命は生きてる。
アミタンで生き物、動物。
アミダルが生きること、つまり暮らすこと。
モスン デール モングン アガヤ
氷の上に銀色の器、それは月。
...
病室の君も宇宙を駆けめぐる秒速30キロのランナー
まず、声を変える
あー、あー、
自分にとって、いちばん低い声を確かめる。
鏡に向かうと、
バリカンで髪の毛を短く刈り込む
思っていた以上にサッパリとする。
大仕事はこれからなのに
...
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mad.ra...
自由詩
0
10/2/24 19:08
パステル涙
嘘而
自由詩
2
10/2/24 18:58
さようなら、過ぎ去った日々よ
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
10/2/24 17:38
瀰漫(びまん)
蒲生万寿
自由詩
0
10/2/24 17:10
愛
生田 稔
短歌
4
10/2/24 16:10
わたしが 音楽だったころ
るるりら
自由詩
5+*
10/2/24 15:56
さざなみに
真島正人
自由詩
1*
10/2/24 12:13
満ち足りた心
寒雪
自由詩
3
10/2/24 10:37
バーボンをロックでいただく
窓枠
自由詩
8*
10/2/24 6:50
薄紫
sh
短歌
3*
10/2/24 6:17
姫様蛸壺地獄
salco
自由詩
1*
10/2/24 5:23
君がいなければ僕など意味もない
瀬崎 虎彦
自由詩
5*
10/2/24 4:25
壁へ
tutty
自由詩
0
10/2/24 3:48
秩父の三峰神社のとばくちで
白糸雅樹
散文(批評...
1
10/2/24 3:37
水素の散歩
uwyeda
自由詩
2
10/2/24 2:52
名前
小川 葉
自由詩
6+
10/2/24 2:33
木から
15フィール...
自由詩
0
10/2/24 1:57
海岸のひかり(イパネマの娘)
吉岡ペペロ
自由詩
7
10/2/24 1:12
監督なのかっ…
番田
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10/2/24 1:03
あの人のこと
〃
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10/2/24 1:02
けうとし(てぬゆぐかやせや)
竜門勇気
自由詩
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10/2/24 0:31
end of tales
三上あず
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10/2/24 0:25
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イシダユーリ
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10/2/23 23:21
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朧月
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10/2/23 22:52
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吉岡ペペロ
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10/2/23 22:37
創書日和「祝」 めぐる「おめでとう」
逢坂桜
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10/2/23 21:47
「名」馬列伝(15) クラキングオー
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散文(批評...
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モンゴル語入門
小池房枝
自由詩
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10/2/23 21:36
公転
ことり ま菜
短歌
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10/2/23 21:33
男装
楽恵
自由詩
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10/2/23 21:14
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