戸を開けば陽の光さす通り道妻は日曜勤務にいでし
冷気こめ朝の空気すがすがしくも今日の集会妻は欠席
夜くれば食卓囲む幸せを思いつ友の車来るまつ
冷たい朝でありました
早くに出かけるあなたのために
朝 一番のお水をくんで
綺麗なガラスのコップにくんで
綺麗な心で差し出した
はずなのに
早朝のカタイ空気に阻まれて
カタイまま ...
君がどこかへ行ってしまったから
僕の気持ちはフワフワだ
君がどこかへ行ってしまうから
僕の言葉はガクガクだ
愛していると
言いたいのに
君がいないから
何時まで経っても
言 ...
{=引用
第1幕
登場人物 マクベス (テクスサクス州知事、後のスカトロランド王)
従者 (秘書官)
SP若干名 (目と口にガムテープ、耳には栓をしている) ...
何にもなかった
声が聞こえた気がした
最寄り駅で
携帯プレーヤーを 指先で
鳴らしながら サウンドで
家に帰る あいまに
母の夢を見ていた 水に
そういうこともできるんだと
女子高生が ...
この街には
将来を肯定する夕暮れと
手をつないでいくみたいに
思いながら
もう春なのかも知れないと
常磐線の思い出と言えるものはないけれど
色彩が見えなくなるくらいに、
涙に
そこには ...
踊ろう何も手に持たずに 片隅にも何も返事を僕は持たない
新聞を投げ捨てて 夜をいつまでも生きていくことだろう
駅で悲しみのようなものを運んでいるのは 人々で
悩みすらも運ばれている コーヒーも運 ...
閉ざされた空間で
開放される
この世界と異世界を繋ぎ
その肌と海の天使が
あるべき場所へと導く
すべてが閉ざされた中
ただひとつ取り残された
愛を伝える言葉
回る車 ...
頼りにならないなあ、うちは所長さんだったから任せてた部分もあるんだよ、もうこの製品の購入はきみのところではなくてほかのルートに替える、
調達のシバタさんが再度ユキオにそう告げた
メーカーからの ...
ごめんね
貰いすぎたね
気持ちを
ごめんね
あげすぎたんだね
心を
一月前の気持ちが
春風に吹かれて
冷えてゆく
さよならをするのは
多分初めてなのに
冷ややかなおんなのにじむ爪先を波に浸して海を身ごもる
キミが
かなしいとき
キミが
くるしいとき
キミが
なきたいとき
キミが
きえたくなったとき
すべての
マイナスを
ぼくが
ひきうけられれば
いいのに。
...
あたしは本当は悪い子よ悪い子よ
あたしは本当は悪い子よ悪い子よ
掃いて捨てて
掃いて捨てて
あたしを掃いて捨てて
掃いて捨てて
あなたのその
小さな不幸
飯が美味い ...
コンタクト外してみてもかわらない きみの笑顔がかわいくうつる
人を信じることと
人を憎むことは違うか
考えながら歩いていたら
人を見失ってしまった
姿見をみてもなにも映ってはいない
シンジルコトとつぶやいてみても
だれもいないのだから
もう ...
ベル
教えてよ
ねぇ、
レール
ちっぽけな
本当にちっぽけな
さらに
もっと
もっと
もっと
ココからアソコまで
未来型飛行船
空中ブランコ
ゴムの伸縮
もう終わった? ...
タスケテクダサイ
テンポとは最早
言い難いほどに
ゆっくりと打ち鳴らされる
バスドラ
露悪趣味も極まった
唄うことの価値を無視するような
声帯を抑制した嗄れ声
空虚で儚く
...
淋しさに抱き締められて声も上げられない。
凍り付きそうな体温に感化され青ざめてく。
溺れていってるのか、
絡めとられてるのか、
吸い込まれてるのか、
噛み付かれてるのか。
末端神経 ...
ノヴァジェットプラズマ爆発だらけの宇宙
太陽は実は脈動変光星
百万年前に生まれた光を浴びてる
百億年前に生まれた元素と生きてる
黒点は太陽の笑くぼ多いほどよし
リ ...
空から
一日の例外もなく
焼夷弾が降り注ぐ
逃げ惑う人々をあざ笑う
隙間のない炎
瓦礫の下
胸から上だけの彼女
宝物を抱えるように
両手の中に
泣きじゃくる赤ん坊
...
鉄道都市にある高層ビルディングのてっぺんにて
皇帝ペンギンが一羽
光ったり消えたりしている。
(蛍みたいだ)
西方から見るといくぶん寂しげな東の巨人のなかで
光る皇帝ペンギンは真夜中の迷える ...
100312
円相場が上がる
下がると困る
なにが
円が
どうしてと
説明があったので
聞き耳を立てる
マラソン好きの
聞き上手の民が
...
寝て覚めて起きて辺りを見渡して 結局暗い一人の小部屋
右の手に残る昨夜の多幸感 今すぐ首を括って死にたい
「夢の夜」夢幻と形容し 夢幻と夢を貪る
目前に 戯れ踊る 憧れは 一晩経ても ...
「みなさんはシルマリルリオンについて言及しようとした際に、
シルマリオンと語を縮めてしまったり、
シルマリルリルオンと語を増やしてしまったりすることは
ございませんでしょうか」
拡声 ...
生きたまま ねずみホイホイ 水の中 8分経っても 死なない命
どぶねずみって 魚?
壱;
とんがったピンセットを突っ込んで
耳の中をかき回す。
きっとここは中耳であろう
そこから先はぐっと地底に落ち込んだ
炭鉱の坑道であろう筈。
へい、地球人よ、ブラジル人よ
...
駆け出しても
追いつかないから
立ち止まっては
見送っている
生活は僕らの延長線上にある
死ぬまで生きていいかい
伝令
死ぬまで生きよ
生きよ
駆け出していく ...
反転する宇宙は
双子の銀河を吸い込み
軋む
宇宙の音は
霊的な波動を含みつつ
真空の中を揺らぎ
密林で見つけた石の欠片が
宇宙だったとは
誰も気付かない
反転する宇宙は
...
光あふれる世界
まぶたに輝いて花びらの海
見えざる敵を撃ち抜け
標的はいつもロマンスを奏でながら
鳥かごから逃れるために
すべての犠牲を払って
声など失っても構わないと
君は皮膚を切 ...
一つの空
真っ白な夜に
稲妻の撓る
幾許かの柳
揺れ急ぎ
倒れ飛び出す
無限の退歩が
幾許かの
行き着く先のない
言葉を呼ぶ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝の一刻
生田 稔
短歌
3*
10/3/14 8:42
別れの朝
朧月
自由詩
1
10/3/14 6:56
愛してると言わせて
kei99
自由詩
0
10/3/14 3:48
戯曲 マクベス21
salco
散文(批評...
2*
10/3/14 1:47
コーヒー
番田
自由詩
1
10/3/14 1:30
常磐線
〃
自由詩
0
10/3/14 1:30
あの娘
〃
自由詩
0
10/3/14 1:29
2匹が泳ぐ
コウ アキラ
自由詩
1
10/3/14 0:20
蛇がゆく
吉岡ペペロ
自由詩
5
10/3/14 0:12
温度差
風音
携帯写真+...
8
10/3/13 23:57
爪先
ことり ま菜
短歌
4
10/3/13 23:54
ひだり。
ぼくらのせか...
自由詩
1
10/3/13 23:08
メシウマ状態
くあせ@ふじ...
自由詩
1
10/3/13 23:02
コンタクト
朱印
短歌
1
10/3/13 22:56
シンジルコト
朧月
自由詩
3
10/3/13 22:56
愛のロマンス
Oz
自由詩
0
10/3/13 22:46
空虚で儚く猥雑でしぶといワルツ
kauzak
自由詩
4*
10/3/13 22:39
『凍結』
東雲 李葉
自由詩
0*
10/3/13 21:37
宇宙天気やっほー
小池房枝
俳句
10*
10/3/13 21:36
荒地
寒雪
自由詩
0
10/3/13 20:58
ペンギンの光
楽恵
自由詩
14
10/3/13 20:26
尊さのその先
あおば
自由詩
1*
10/3/13 20:05
いい気
hogezo
短歌
3
10/3/13 19:41
私はございません
a
自由詩
3
10/3/13 19:11
ねずみちゃん SAY GOOD-BYE
ハイドパーク
短歌
2*
10/3/13 18:56
耳の中
salco
自由詩
12
10/3/13 17:44
伝令
佐藤伊織
自由詩
0
10/3/13 17:38
反転する宇宙
〃
自由詩
3
10/3/13 17:09
スクラッチン・ザ・バードケージ
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/3/13 17:05
真っ白な夜に
佐藤伊織
自由詩
0
10/3/13 16:53
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
加筆訂正:
自殺志願
/
攝津正
[10/3/13 19:57]
完結しました。
消臭考
/
salco
[10/3/13 17:50]
誤字訂正
6.83sec.