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「ちょっと済みません!」
不意に、後ろから声を掛けられた。
振り返ると、ベビーカーと一緒に三十歳前後の女性が立っていた。隣にも、ほぼ同年代の女性が ...
依頼主の家は
元々が田舎の地なのだが
さらに
人里離れた所に位置している
ただその家は一見した所
一種の暖かみに満ちている
庭には色とりどりの花が咲いている
そこにはパンジーやスイートピ ...
てのひらを
みみにあてると
なみのおとがきこえる
そのうみを
いっぴきのおおかみが
わたっていく
とおいむかしに
ほろんでしまった
くにのしきちに
さくらがさいている
...
薄暗い河原にしゃがみ込んで
肌寒い風に吹かれながら石を拾う
積んでは崩し 積んでは崩す
水の流れる音がする
向こう岸に繋がっていた橋は
いつのまにか流されて
橋脚だけが空に突き立っ ...
爽やかなしょんべんの匂い
あたりを見回すと
ツツジの群生しかなかった
あいつが俺のを飲んだのを
思い出してもいた
意味などさがす気もなくて
あいつが俺のを飲んだのを
植物的な愛の形を
...
厭なコトが明日あると判ったぼくはずっと
駄々を捏ね 打開策をねっていたけど…
けれど、皆は厭なコトが有ると知っていても
ひた向きに一生懸命に乗り越え、死に物狂いで働いて居る事
それが彼等に ...
あてどなく
そうあてどなく
ぼくはきみに聞いた町を通りを
喫茶を探すように歩いた
東京の商店街の
あの密着感がにがてだ
ぼくはよそものだと
目がおもくなる胸がくらくなる
足が空を蹴る
あてどなく
...
耳鳴りだ
またあの耳鳴りだ
またあの耳鳴りが
ぼくの精神に風を吹かせていた
目のまえのものが無数の風になる
どこへか向かってひゅるひゅると
無数の風が立ちのぼっている
ぼくはそれを虚無の風と呼んでいる ...
消えるのは私の階段消えるのは
雪は降り月を造りて雪は降り
一歩から季節を昇る一歩から
人の失い石と青空つづきゆく
乙女に ...
カモーネ様カモーネ様どうかお与えください
今日の標語をお与えくださいどうか私の性格を
前向きにならさしてください
カモーネ様カモーネ様どうかお与えください
小石がキラリと光る宝石のようなシーン ...
幼い頃何度も遊んだ
川の上流
大人になっても
いまだに何度も夢に見る
里帰りをしたとき
久々に行ってみようと思い
散歩道がてらにあの場所へ
田んぼの中を歩いていく
吹き抜ける温 ...
*アンドロメダ銀河の大爆発を終え、
きょうも哲学者を名乗る僕は人類として
与えられた運命を愛し、憎み、生き続ける。
*君が今どの星と融合しているのか、
まったく予想できないけれど
美 ...
神さまがいたらなんて考えない
だってあたしは昔から
先生に嫌われていたから
そういうことなんだろうね
笑いたいわけじゃなくて
泣きたくないんだって 気づいたとき
あなたのことを好きなん ...
甘い夢
白くて冷たい手の
泣きたかったよ
悲しくて
片目は自然と閉じてしまうから
何となく
あなたが羨ましい ...
朝日の中
過去も未来も無く
大気は喜びに満ち
夕焼けに澱(よど)みない
生命のあり方を知る
清らかなる手をして
心に触れようと
誰もが望むが
...
私の形をした枠から
ふいに
私が外れ 崩れて落ちた
枠だけが 静かに残った
サヨナラ
アナタと並んだ時にそれだけでシアワセな気持ちになったよ
アリガト
新月の夜に思い出に変えよう
トオイキオク
すべ ...
わたくしの母親は
望まれるべくして生まれた
五人きょうだいの長女です
裕福な家庭で母親がええしの出
というのが自慢なのです
大恋愛の相手がびんぼうにんで
結婚なんてできないから見合いして
...
※
寂れた風車が ぐらり と回り ぎい と短く 鳴る音を
運んでくる風が 含有する骨粉を 嗅ぎ分ける 臭覚神経の
末端の 鋭さから 染み込んでくる 苦味の
粘付く 痺れに似た この感触 ...
僕は手だ
体の 心
心は 音楽!
音楽は CD…
おいしいごはん…
おいしいごはん!
おいしいごはん…
おいしいごはん…
僕の体だ
体の 心
心は 音楽!
音楽は CD… ...
自分は何をしようと
しているのだろう。
無謀な冒険をして
潰れるのが落ちかな?
困っている人を助けたい。
困っている人を愛したい。
困っている人に希望を与え
夢を見てもらいたい。
...
スペイン料理を作ろう!
赤ワインを用意して
テーブルクロスなんかも
掛けて
ぼくは真ん中
真ん真ん中
大きなスペインオムレツに
にんにくたっぷり
たまねぎ
ベーコン
だけど君は知ら ...
淡紅色の水水しい肌に結びつく成長ホルモン
その道すじを振り乱して泳ぐ姿は
それぞれ脂の乗った、見事な鮭
美しい女子高生の群れです
信号の向こう側に居る人々
の
仕立て上げられた
...
花が咲き散る道を
君の手をとり
あるいてく
遠くでカラスが羽ばたいて
星は流れて去ってゆく
泣いていんだよ
微笑が揺れるように
波の音きいていた
君のとなりで目を閉じて
...
家庭教師のセンセイは
教科書切って細くして
社会をぐるぐるまきにしろという
仕方が無いから指先でチョキチョキ切っておりました
ノオトの端でぴっちりと指の先端切れたから
あかあい血がにじん ...
登り窯
緑青
パチンと
はぜる
月
春雨に煙り見果てぬバベルの樹の根元の茸か{ルビ業平橋=なりひらばし}駅
「日いずる」国まで来ては魂の香料探すか 雷門
浅草で吉野家入りLunaSeaが小雨まじりにしみる街の灯
...
春の空に近付けたことで
もういいやと思っても
いつだって、いろいろ言われたりして 心が折れる。
気持ちが弱くなる。
心の中で考えれば考えるほど 辛くなる。涙が出てくる
誰も知らない辛さ ...
「さあ、お昼にしようか」
というぼくのかけ声で
みんなが席に座る
ぼくは年長者だから
先に座ろう
ぼくらは四人で
座席は全部で六つある
みんなが席に座る
...
お互いに頼りあって助け合っているつもりだった
けど
振り返って気づいた
お互いに傷つけあって臆病を紛らわしあって
お互いがお互いを光から遠のく理由にしていた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
写真のこと
「Y」
散文(批評...
3
10/4/18 1:41
how (for cat) to die 中
Oz
散文(批評...
1
10/4/18 1:25
海を渡る狼
小川 葉
自由詩
3*
10/4/18 1:22
夜の河原
kauzak
自由詩
5*
10/4/18 0:35
爽やかなしょんべんの匂い
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
10/4/18 0:17
変化
雪乃
自由詩
3
10/4/18 0:15
空を抜ける
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
10/4/18 0:05
虚無の風
〃
携帯写真+...
11
10/4/17 23:50
ノート(詰音)
木立 悟
俳句
4
10/4/17 23:03
カモーネ様カモーネ様
キリギリ
自由詩
0
10/4/17 22:39
記憶の場所
ミツバチ
自由詩
7*
10/4/17 22:19
哲学者と宇宙
嘘而
自由詩
0
10/4/17 21:59
It was a girl that can meet a ...
アオゾラ誤爆
自由詩
4
10/4/17 21:30
春眠
牛
自由詩
3*
10/4/17 21:28
楽
蒲生万寿
自由詩
0*
10/4/17 20:45
墓 標
塔野夏子
自由詩
3*
10/4/17 20:28
HAPPINESS
終
自由詩
1
10/4/17 19:52
おんな三代
朧月
自由詩
1
10/4/17 19:51
風車のための散文詩 /****'04
小野 一縷
自由詩
5*
10/4/17 19:45
ごはんソング
番田
自由詩
0
10/4/17 19:42
百済まではあと何キロか?
ペポパンプ
自由詩
3*
10/4/17 19:22
スペイン料理
ふくだわらま...
自由詩
1
10/4/17 18:24
浮泳ぎ
りこ
自由詩
7*
10/4/17 17:22
星
青山雅明
自由詩
2
10/4/17 16:45
美食家の夢
朧月
自由詩
1
10/4/17 16:28
あぜ
しべ
自由詩
1
10/4/17 15:53
浅草四首、他一首
都志雄
短歌
3*
10/4/17 15:45
空に近づけたことで少しは救われることもあるだろうか−道3−
……とある蛙
自由詩
16*
10/4/17 12:55
それは遠慮か何なのか
久亜麻ジュン
自由詩
2*
10/4/17 12:42
最悪
山崎 風雅
自由詩
2
10/4/17 12:01
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
4034
4035
4036
4037
4038
4039
4040
4041
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4.18sec.