瞬間見えた隙間に
飛び込んで
五線譜に記された過去と未来を
現在に引き戻す
柔らかな肉の感触が
夢の中で甦る
もう少し先を見たかったのに
覚醒は強制だ
飛ぶ鳥がいなくなっても
空 ...
得体の知れない自己にさよなら
汚物まみれの過去にさよなら
もはやこの地に神はいない
オレがここにいるために
神を地獄で堕落させることから始めよう
そして
空いた場所 ...
むねからひばながでる
ぜんまいのおもちゃであそんでいたのは
きのうのことだった
そぼがそれをみていた
それはきのうのことではなかった
さんじゅうねんの
としつきがすぎて ...
目を開けた
まま眠ってる
アパートの
水槽の部屋
見知らぬ魚
おおきなつづらを背負っている
つづらを背負って鳥居をくぐる
そこにまっ黒い小坊主が寄ってきて
その中には割れた茶碗が入っているんだろう
ぎっしり詰まっているんだろう
と にやにや笑いながら言 ...
古い服を売却した
レシートはなくしてしまった
疲れていないのだと すべては
何にもない 騙された
何にもない私だった
ものさしで先生にひっぱたかれた 被害者だ
そうして歩けば
すれ違 ...
晴れた日には私自身、釣りによく出かける。釣りに出かけたとしても特に魚など釣れはしないのだけれど、以前バスプロについてのことをフォーラムに書きこんでしまったことを深く反省している。そんなふうに昔は最近の ...
爪で引っかかれたときの痛みは沸き上がってくるかなしみの熱に似ている
金切り声をあげて泣きじゃくる君の手から生まれたそれは、人類が証明できなかった平行線を僕の頬に刻んだ
君は言葉を暴力的に僕に投げ付 ...
ひとはうまれたとき
いちばん
しゅっせしてる
ぶちょう
とりしまりやく
ひっとうかぶぬし
それどころではない
このせかいで
さいこうのちいを
ひとはうまれたときに ...
にんげんはどんどん美しくなっていく
美しいにんげんが美しいにんげんとけっこんして
より美しいにんげんをうみだす
あまり美しくなかったにんげんも
美しいにんげんとまざりあううちに美しくなる
美 ...
人生 ケ・セラ・セラよ
母の口グセだ
以前のあたしは
母のこの言葉の意味を
斜めからみていた
もっと 真剣に生きろよ
若かったあたしは
そう 思った
いつも一生懸命
...
いきがいの はきちがいで いきちがいになり きちがいになる
君が明日自殺しようと思ってたと
さらりとゆう
あなたに話しかけられてなかったら
自殺してたよ
それ、ほんとですか。
...
こないだ酒の席で
目の見えない人と一緒になった。
産まれつきだから
中途失明よりも
葛藤を起こすのは少ないよ。
と、明るく言う。
缶チューハイと缶ビールを
手でまさぐるように ...
夕方の空が好きだ
なぜならそれは
あたしの精神のカルテだからだ
群青に染められてゆくそのまえ
夕方の空が一瞬しらんでから青を濃くする
あたしのカルテが空に広がる
首をあげて見つめている
...
初めてプロレスを見に行ったのは
小学生の低学年の頃だと思う。
今はもう無いけれど
中島スポーツセンターに
とうさんが連れてってくれた。
三人兄弟だったのに
ボクだけを連れていってくれた ...
真っ暗に点す
山霧の薄い鞠
電信柱を包み
無味な綿実を育む
粛々と夜を描けるなら
草露に浮かぶ涙も
からかえるのに
緑の看板が ぽつぽつと
糸を引く
小さ ...
買ってきた水槽を膝に抱えて
ひとり部屋に座っている
金魚を入れたかったのに
家のどこを探しても
見つからない
代わりに大切なものを入れようとするけれど
透きとおって中身が見 ...
ものをあつめることは呪われていて
まずあつめたからといってえらくなるわけでない
ますます 下劣になる
あつめればあつめるほど
執着がつよまって
あと 本業で評価をえていないにんげんが
...
ブラウン管に映る天皇裕仁をテンちゃんテンスケと嘲罵するほど軍国少年
であった父は明らかに左翼で、党から除名されても宮本議長(当時)の不
撓不屈や不破書記長(当時)の才気煥発に敬服やまず、一般紙の他 ...
夜道
を往く
飛び出さぬように
胸に手をあて
前を屈んで
見れば
アスファルトの
地平線
そびえたつ
家
きっと
扉を開けたら
内臓物が
詰まってるから
...
つつじの季節が訪れた
アベニューのまばらの路肩に
鳥待月は「昭和の日」
北からのかぜが西みなみのかぜに変って
白髪を一挙になびかせる
白骨の丘へと
にびいろの四次元を償却 ...
ちぎられる紙
ちぎる紙
はざま はざま
せめぎあう
扉の前の
やわらかな不都合
光の前の
しじま つまさき
背のびをして しずく
背のびをして 白詰草 ...
四月
{引用=Ape real et p reel
A pull eel Apple wheel}
赤いあめ玉あなたにあげる
あまいあまあい愛をあげるよ
あたしのあんよはあめんぼ ...
メシを腹一杯
残飯を漁る犬みたいに
腹がふくれたオレ
満たされているオレ
ベッドでうまく眠れない
イラついて
時計を盗み見る
さえた目つきのオレ
満たされていないオレ
...
花をふむ人はきよらか春はゆく
おとうさんと正しく発音する練習
夫婦雛三人暮らしテレビ見る
母の家すすきは痩せて羽根に似る
花の散る頃とはいつか母を待つ
(没句)
ど ...
恵まれない世界などない
恵まれない者がいるだけのお話しだ
人生は映画にたとえたい
監督はだれ
脚本はたれ
金集めはだれ
みんなじぶんの人生じぶんが主役だ
監督もできない
本も書けない
...
何時誰に教へられしか唇に指充て君の哭くメゾピアノ
半袖のブラウスなれば春の夜のをんなの二の腕仄白く見ゆ
らあめんは泣きながらでも食えるのね
「京風らあめんあかさ ...
逃げ惑う足首に
絡みつく春の鬱
転ばないように地面を
踏みしめているのに
白い鬱が生えてくる
小さな芽が双葉を広げようと
隣で眠る鬱に声を掛けた
まだ孤独であるうちに
秘密の儀 ...
二三度壁を叩いてみたけれどが、そのどれも返答は無く沈黙に僕とすれば親指の付け根で擦り切れて下ろし金でとどめだどうしていつも助走に遅れるそれは運動会マラソンに使うピストルが馬鹿みたいにわめくからだによく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
仰角
within
自由詩
17*
10/4/30 8:55
Exist
寒雪
自由詩
1
10/4/30 4:45
年月
小川 葉
自由詩
3
10/4/30 4:09
魚
〃
短歌
4
10/4/30 2:34
つづら
春日線香
自由詩
4
10/4/30 1:51
毎日の夜
番田
自由詩
1
10/4/30 1:40
円盤の空
〃
散文(批評...
1
10/4/30 1:38
平行線
15フィール...
自由詩
0
10/4/30 1:28
出世
小川 葉
自由詩
3
10/4/30 1:18
ゆめ
木屋 亞万
自由詩
4*
10/4/30 1:03
ケ・セラ・セラ
森の猫
自由詩
6*
10/4/30 0:49
ちがい
板谷みきょう
短歌
1*
10/4/30 0:22
ハルジオン
ki
自由詩
2
10/4/30 0:16
当たり前ということ
板谷みきょう
自由詩
6*
10/4/30 0:07
カルテ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
7
10/4/30 0:00
プロレスとうちゃん
板谷みきょう
自由詩
4*
10/4/29 23:24
葡萄のホテル
しべ
自由詩
4
10/4/29 22:38
動物園
たもつ
自由詩
6
10/4/29 22:11
ものをあつめることは呪われている
a
自由詩
0
10/4/29 21:48
メーデー
salco
散文(批評...
14+*
10/4/29 21:12
夜道
佐藤伊織
自由詩
1
10/4/29 21:11
血のあがき(三)
信天翁
自由詩
2
10/4/29 21:06
夜めぐる夜 Ⅱ
木立 悟
自由詩
7
10/4/29 20:32
shigatsu, gogatsu
salco
自由詩
12*
10/4/29 20:24
Well
寒雪
自由詩
0
10/4/29 19:09
習作五句
古月
川柳
4*
10/4/29 17:45
世界
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/4/29 16:57
それっぽいの雑詠
山田せばすち...
短歌
4
10/4/29 16:18
春のウツ
within
自由詩
5*
10/4/29 16:08
よぞう
はるやま
自由詩
0
10/4/29 15:32
3936
3937
3938
3939
3940
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
5.22sec.