かすかな声は
かすれた声は
私にきこえない声は

確かにあるの?
ほんとうなの?

見えない
星しか見えない

失ったと思う
失くしたものは

なければ歩けないの?
代わり ...
光源を探す
おおむね一畳分の
敷布団の上で

そこの始まりには
しん、とした空気があった
同時に
何かが老いたような匂いが
そこら中に漂っていて
わたしは
そこで口からの呼吸を覚え ...
しにたくて
ただしにたくてこのよから
きえさりたいが
ゆうきもなくて
乱暴に脱がす手
手に刻まれた三日月が
赤紫に腫れていた

いつもは白い月なのに
哀しい目をしてのぞきこむ

水晶体に光景が////


湿った砂山
ふもとから
少しずつ掘ってゆ ...
モンパルナスのキキ         
信頼できる男は
愚痴を言う集まりに  
えげつない      
どんちゃん騒ぎ
ロスト・ジェネレーションが       
...
                100617




わうぅぅ〜うぅぅ〜んんと唸る音
暑い夜はかくべつじゃぞと
ところてんを売りさばく
音が売るのだ
吊られた音が
腹を鳴かすのじ ...
「今日は終日家の中にいたので、外が雨だったなんて分かりませんでした」

私がそういうと 彼は大きく頷いて

「そうだろう、自ら外に踏み出さなくては何も分からないんだ」

「でも、終日家の中 ...
死にゆく春の中で
居眠る君の
スカートを手繰って
見た夢
悲しんでばかりいてはいけないと
だれもが教えてくれる
だけど みんな強くない

弱いからがんばるんだと
本で読んだけど
がんばったらどうなるのか
人それぞれと書かれていた

真っ直ぐ ...
ゴールド・ロジャーじゃないけれど


全てを持っているという事は



何一つ持っていないという事だ











僕 ...
エンジン全開
ばりばり
楽しい毎日
アイデア沢山

今日も快晴
風もそよいで
洗濯びより
話もはずむ

ダンスをしよう
手に手をとって
手をつないで
夢の世界に
駅前のベンチに腰掛けていたら

左足の潰れた鳩が寄って来て

餌をねだり辺りをちょこちょこ歩く

気の毒だが私はお前にあげる餌を持っていないのだよ

あげたい気持ちが無い訳では ...
一貫痩せて
憂う人無く

一貫肥へて
憂う人も無く

ああ私は

月になりたい
淋しい人に
夢をなくした人に
この歌を送ろう

聞けば
元気になれる
前向きになれる

元気で
たからかな
歌声を

淋しい
あなたに
この歌を送ろう

大きく
柔ら ...
一昨日の夜
近所の ジョニーという名のパピヨンが
久方ぶりに 姿を見せた
よたり よたりと
おぼつかない足取りで あるいていた
飼い主の 笹本さんは
いつも つけているはずのリードを
今 ...
恋人でもなく
知り合いでも
なくて
ただ
偶然に見かけた
あなたは
なぜか美しく見える
まぶしく感じる

そんな
あなたに
なんとなく
起きた
恋の予感

恋の芽生え
...
梅雨の季節が来た
じめじめして
生ぬるい様な
感じもする

部屋の中が
蒸し暑い
まるで
蒸し風呂見たい

また
梅雨の季節が
やって来るね

梅雨ばかり
続いていると
...
 詩集『月に吠える』より「猫」

まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの屋根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『お ...
曇天を 背にしてみている つめたい戸

後ろ手に 鍵盤鳴らす 午後の2時

なめらかな 白い手にさす 慾と情

氷水 とけきるまえに 果てる夢

汗ばんで 覚えた匂い 青畳

...
蝶じゃなく人に生まれたつまらなさ花の誠が分からないから 桃破壊する少女/ふるる
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=212364


 春の風草食動物月面へ

そよかぜが草原を渡り、そのままふわっと浮き上 ...
天の川/銀上かもめ
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=212337


 おっぱいの先を隠して生きていく

銀上かもめさんの詩にはよくおっぱいが出 ...
かれは探しにいくといった
ドアーには i can(\'t) back とはってある
わたしはjust 理解する
トースターで下着をこんがり焼いて
たぶんかれは見つけられない
想像する、 ...
2月の終わり。
玄関を出てプランターの向こうに椿がある。
木に春で椿。
もうすぐ春がやってくることを知っている。

まだまだ硬いつぼみが濃い緑の葉と共に揺れている。
冷たい雨風にさらされる ...
詩なんて書けないよ

ただ呟いて

出来損ないの気持ちを活字にするだけ

みんなは上手に出来るけど

私は上手く出来ないから

下手なりに表すんだ

時間が過ぎれば年齢だけは大 ...
{引用=


シロナガスクジラの背中にのっかって幸せだった波に夢みる





(さみしくて、さみしくて、ずっとさみしくて、しあわせすぎて、死にたかった)






...
春の風草食動物月面へ


妹の悩みの種を埋めてきた


急に見えなくなる右靴左足


ハンサムな頬にフジツボ飼っている


傾いて傾いて傾いて平ら


肩のない祖父母の肩 ...
寒空の下
ベランダに出て
少し薄暗い星空を見つめる
ネオンのせいかかすれて見える星たち
もしかすると
この中に今
命数を使い果たした
悲しい星があるのだろうか


ぼくはた ...
娼婦(パスミルダ)に憧れる少女を今まで見たことがなかった 少女は年上の男たちを可愛いと思えている 援助交際して稼いだお金を友だちとのヨーロッパ旅行へと積み立て、思いを馳せる こ ... 凍えた風が沈んでいる
店は仕舞っている北の街
凪いだ心の奥底で
ふつふつと涙が湧き出てくる夏
君がいなかった頃
この街で
僕は鮮やかな夕陽を見たんだ
それはぼんやりと
童話 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キコエナイままに生きる朧月自由詩310/6/17 23:35
宇宙山中 烏流自由詩5*10/6/17 23:34
チキンゾンビTAT短歌1*10/6/17 23:31
人工水晶体吉岡ペペロ自由詩1210/6/17 23:20
モンパルナスのキキ《81》柴田...自由詩7*10/6/17 23:17
くちなしの星あおば自由詩5*10/6/17 23:00
窓の外R.F.自由詩2*10/6/17 22:56
晩春國朗自由詩110/6/17 22:41
太陽を目指して朧月自由詩210/6/17 22:32
高い木にロープを掛けるよりはマシTAT自由詩2*10/6/17 22:16
ダンスペポパンプ自由詩5*10/6/17 22:13
日の暮れに蒲生万寿自由詩0*10/6/17 21:31
茶釜自由詩010/6/17 21:14
歌をあなたにそよ風さん自由詩9*10/6/17 21:03
ジョニ—くろきた自由詩410/6/17 20:54
恋の予感そよ風さん自由詩6*10/6/17 20:30
梅雨の季節自由詩4*10/6/17 20:27
大好きな詩人を紹介してみます  「萩原朔太郎」非在の虹散文(批評...5*10/6/17 19:15
かさねはるな川柳2+10/6/17 18:54
秘密ハイドパーク短歌3*10/6/17 18:17
【句評】 桃破壊する少女/ふるる古月散文(批評...4*10/6/17 16:56
【句評】 天の川/銀上かもめ散文(批評...2*10/6/17 16:54
RELAXはるな自由詩110/6/17 15:13
椿izumi自由詩010/6/17 14:30
独り言伽茶自由詩210/6/17 13:45
See you in your dream.あぐり短歌7*10/6/17 12:07
桃破壊する少女ふるる川柳8*10/6/17 9:11
モラトリアム寒雪自由詩010/6/17 6:23
キム・ギドク監督 『サマリア』 〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅  ...ヨルノテガム散文(批評...310/6/17 4:47
その手に夕陽が溢れているうめぜき自由詩110/6/17 4:20

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