睡眠薬が処方されて 5年
やっと手に入れた
ゆったりとした睡眠が

また元の覚醒睡眠に戻った

ストレスのせいか?
薬に慣れてしまった身体のせいか?

理由はわからないが
夜中の2 ...
               100417




並が、7
並が、8
並が良いと、
3が、
吠える朝

大神
オオカミ
おおがみ
頬白が通り過ぎる海原に日が照る
...
悲しくて、哀しくて。
ふいに零れた涙には、その悲しみと哀しみが含まれていた。

だが、それに気付いたときには、既に時は遅く。
慌てて捕まえようと手を伸ばすも、僕の涙は排水溝に流れ落ちてしま ...
 
 
死にかけた
山で吹雪の
向こうには
斉藤の部屋
の灯りがある
 
 
てんてんつるてん
てんころりん

咲くや香るや 花の町
川流れ行く その上を
薄桃色に 染めてゆく

花びら 花びら
さーらりん

もうし、もうし 旅の人
冬の終わりを 見やしゃ ...
プランターに並ぶ草
10本分のチューリップが植えられているであろうプランターで
一本だけが花を咲かせている
その花が一層奇麗な黄色を見せているが
その花は他の花からも栄養を取ってしまったからだ ...
境界線は 一体 何所へ 

時は意味を見失い 空気中に溶け込む

目に見えぬ場所へ 姿を隠す

捉え処の無い 視界が広がる

足元を見下ろすと 漆黒の闇が 表情も見せずに
...
高いところが好き、
ふわっと、吸い込まれそうな地面と
緊張で直立すらも、頼りなく感じて
力の入った足が飛びそうになる

本当のところは、高いところが怖い
落ちたら死ぬってわかってるから
...
 
 
息子が
ひらがなを
逆さまに書いた

いつから僕は
鏡の世界に
いたのだろう

左から分けた
髪が右に
そよいでいく

街宣車の怒号も
静かな春に
よく馴染んで ...
要は生きる実感を売るのがお前の仕事だ
自分がどうすればいいのか大体わかってる
でも、そうすることのできない甘えてちゃんに鉄槌を下すのがお前の仕事
上にはそういう風に言われている

結局、僕は ...
馬鹿が花見で騒いでいる夜中なのに
大学生ふうの若い男女のちゃらちゃらが
何かワニワニゲーム的な事をやっている
ワニワニゲームっておじさんは知らない
おじさんは牛タンゲームならわかるから
牛タ ...
オレはもうむかついたから猿に戻る
手段と日時についてはまだ言えない
猿に戻って脳に色々の細工をしてもらい
ある程度天才的な猿となった暁には
洋服を着て歩いてリンゴをもらい
携帯待受画像の収入 ...
君の存在が単なる嘘に思えた
わからないけれども 明日としてやって来る
君の暗い闇の中として
壊された 俺の心だった

俺は世界から逃げ出すべきなのだろう
疲れさせられている日を すべてとし ...
朝まだきと言うのか、夜が明けたかどうかという頃
かすかな鐘の音がいつも遠くから聞こえて来る。
住職が鐘撞くような高徳の寺はこの辺りにはないから
多分、世田谷通りの向こうからだと思うが、
しかし ...
 夜、寝たくないので夜更かしをする。面白くもないテレビをつけたまま、渇いた笑い声を聞いて、インターネットで開くだけ開いて、ぼんやりとしている。日付が変わって、頭が痛くなってきたら、寝ることにしている。 ... 人生よりも永い愛の跡

そんな愛し方で足りないのは

人間だからでしょうか

楽譜のような愛の跡

そんな愛し方で足りないのは

人間だからでしょうか


人生は短いのでしょうか

木や楽譜であったの ...
起きると窓が黄色い。雪になるか、黄砂なのか。春が近い。こんな日には自分を埋めてしまいたい。写真の中に戻りたい。

暗い台所。ブラインドの埃。空っぽの鍋、白い皿。ひび割れた唇を触れてみる。血と牛乳。 ...
何なんだこの世の中は
還暦を過ぎても子ども手当てを貰い
自己弁護の最中にマンションを購入し
子分をどこへでも連れ回すチンピラばかりが目立ち
ドランカーに登校拒否に坊主の女と
訳の分からぬまが ...
女の面影や身体の柔らかさのことを
夜道を歩きながらぼんやりと思い出そうとしていた

半月に照らされた王都の白い石畳が
南島の短い冬に冷えていた

(あれは、まぼろしではなかったのか)

...
散らばってしまった僕は
群がることが得意でないと気付き
とたんに鳥肌が立った
逃げ出したとして行き場を失うだけで
秒針がもう少し早く回ればと言ってみたところで
掬い上げたものは、既に零れ落ちている

...
雨の向こうに跳んだ蛙は言い残したことがあるみたいに俺を振り返った
機械のような冷たさをもった四月半ばは昏倒した老人が見る氷の夢のようで
増水して喚く小川の流れは叶わぬ夢に執着し ...
開けるんだ

閉じてはいけない

次も開けるんだ

その次も開けるんだ

閉じてしまっては

我々は何かの為を捜さなくては生きていけない

さぁ、その閉じられようと ...
結婚を決意するとき
人はなぜ鳥肌が立つのだろう。
顔は躁状態で赤く腫れ、血が逆流する
体が変身する。

女は結婚に憧れ
毎日そのことばかり
想いがつのる。
死を懸ける。

あわてな ...
体育館の掃除は楽で

床を雑巾で拭いて、トイレの紙を補充したりする。
やる事が無くなったら
人と目が合わないように、視線の網をかわして
立ちんぼで時間をつぶせばよかった。

何度も何度も ...
疲れたといったって人生が止まるわけじゃ無し

愛と勇気だけが友達なわけでも無し

がんばりゃいいじゃん。がんばろうよ!


なんて応援は聞き飽きたわけで


へこんだ知人から連絡 ...
どうやら堅い殻でオレの身体は包まれているようだ

周りの誰にも破れない殻は、オレをひとりぼっちにする

殻は勝手に ”コ・ド・ク” と銘々され、外にいる奴等はオレを嘲笑する

忘れたような ...
誰も来ない店で
一人 店番
淋しいな

ずーっと座ってても
収入 0円
苦しいな

ああ
人と会いたい
お金が欲しい
レッツの夜よ
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも

枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり

浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて

黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ...
ぽ ぽ ぽ

あてどなさを
撒き散らしながら
歩く

ぽ ぽ ぽ

優しさを
蹴飛ばしながら
漂う

ぽ ぽ ぽ

愚かさを
噛み締めすぎて
笑う

ぽ ぽ ぽ

淋しさを
演じ切れ ...
 血まみれの死体
 眼球の痙攣が、まるで生きているようだ

 この死体も、殺人者も
 わたしとほとんど同じ、同じものでできている
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
覚醒睡眠森の猫自由詩5*10/4/19 5:36
海を渡る狼あおば自由詩5*10/4/19 3:46
僕の涙。敬語自由詩3*10/4/19 3:39
斉藤の部屋小川 葉短歌510/4/19 3:37
織音(おりね)nick自由詩2*10/4/19 2:49
咲く花小太郎自由詩010/4/19 2:37
。。。美音子自由詩110/4/19 2:34
高所嗜好夜恋自由詩210/4/19 2:13
静かな春小川 葉自由詩410/4/19 1:44
how (for cat) to die 下Oz散文(批評...110/4/19 1:31
狂咲セガール、ご...自由詩210/4/19 1:09
真価自由詩410/4/19 1:09
日曜日の幻番田 自由詩210/4/19 0:45
地軸salco散文(批評...5*10/4/19 0:07
割れない卵亜樹散文(批評...1010/4/19 0:00
愛の跡吉岡ペペロ携帯写真+...410/4/18 23:57
黄色い日salco自由詩6*10/4/18 23:31
いとしきのぞみくれいじー・...自由詩0*10/4/18 23:09
手枕楽恵自由詩1210/4/18 22:43
discarded中原 那由多携帯写真+...310/4/18 22:41
判っているんだけどどうしようもないってもんだよホロウ・シカ...自由詩2*10/4/18 22:25
開けろ蒲生万寿自由詩2*10/4/18 21:46
フィガロの結婚ペポパンプ自由詩3*10/4/18 21:14
体育館の掃除山岸美香自由詩110/4/18 21:08
がんばろう短角牛自由詩110/4/18 20:55
勝手な孤高くらげ自由詩1*10/4/18 20:03
誰も来ない店で攝津正自由詩110/4/18 18:16
湖の春生田 稔短歌610/4/18 17:52
散歩nonya携帯写真+...10*10/4/18 15:55
ほとんど同じOhatu自由詩010/4/18 14:27

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加筆訂正:
黄色い日/salco[10/4/18 23:32]
改行の為
雲のころ。。。 / 株式会社歌仙興行吟行/鵜飼千代子[10/4/18 19:57]
背に栄やし身に沁む葛葉捧げ見ゆ→背にはやし身に沁む葛葉捧げ見る 悠久のしじま砕きし今生す→悠久のしじま砕きたれば今生く に修正。孤蓬さん感謝。
浅草四首、他一首/都志雄[10/4/18 14:34]
一首目、五首目を修正。
4.76sec.