本当に救いようのない人間をすくうことは
なまみの人間では無理なのに
すくおうとしたから無理が出た

それは肉体的に
歯が銀歯になっていたり
息がくさかったり

選民思想に彩られていて
...
たかだか2m足らずの器の中から覗いているもんだから

何時まで経っても小せェまんまだ

手前ェの心に託したものを仕上げれば

空間も

時間も

飛び越えることが出来る ...
花はいつかしおれることを悟った日 ダンサー 華を舞台で咲かせ

肩紐を外して「して」と股開く まだ知らぬこと悟られぬよう

お客さん あなたが誉める女優はね 昔デブスと呼んだサチ子よ

駆 ...
ふわふわの雲の上を
歩いて
ふわふわの心に
着地する。

くるくる風車は
回り
くるくる目玉は
回る。

欲しいものを1つ上げよう
と言われても
私のような者には
勿体無いお ...
税理士事務所に名簿順、次から次へと電話をかけるのがとても嫌になり、
電話営業の芝居をしていたが、マネージャーに気付かれてしまった。



口パクが ばれて灰皿 投げられた 裏切り豚の 裁判開 ...
きのうなくしたのは
かげふみしたきおく
なしくずしのあした
いつまでもこうして
でぐちをみないふり

ひからびたどうこう
らくになったつもり
かすかなしょうどう
なにもないからっぽ
...
うすももいろの花びらが
いちまい その色のまま おちる
その ひとひらは かるすぎて
ことばも おちる
初夏の陽射しに刺し貫かれ
薄片(はくへん)は
くものまの 空に吸われ

いちまい ...
<上>

暗中模索のキッチンで
夜食を見つけて意気揚揚
紆余曲折のビール腹
逆三角の栄枯盛衰

横行闊歩の食欲を
抑えられない艱難辛苦
気宇壮大の体脂肪
Gパン入らず苦心惨澹

...
ぶらあん ぶらあん ぶらあん
ハイッ!

「ぶらあん ぶらあん ぶらあん」

ヨシッ!

ぶらあん ぶらあん ぶらあん
ハイッ!

「ぶらあん ぶらあん ぶらあん」

ヨシッ! ...
あいつらはもしかしたら
きみが鳥に見えたのかもしれないよ。
とてもあの日きみは自由だったから。

あたらしい世界は
きみがまぶしそうに太陽を覗く指の
すきまから生まれたんだ。

...
綿毛布 包まれしばし まどろむ


真夜中に目覚める度に愛猫じゃれつき


考え込むと眠くなるそれだけの器の人


のびた髪 娘の輪ゴムでおだんご頭に


レンアイと寂しさはボ ...
{引用=

身近に抱き合えば体ひとつ
こんなにも大きなあなたは
またわたしよりも遥かに
小さなものだと思う

腕におさまらない広い肩は
狭くこごまってわたしに甘え
触れる肌は当たり前 ...
風すこしあかるい街の片隅で Cover me またつぶやく春を


なみだ涙こぼれてもいい胸濡らしそこにたまれば空を映そう


雨の朝、こぼれる雫受けかねてただごめんねと呟いてみる

...
悲しみと
同居する心は
未だ渇きが取れず
潤いの水を
求めていた

渇きを
癒すため
荒れた土地を
さ迷う
此処には
潤してくれる
水なんて無いのに

見当違いの
場所に ...
がんばることは
大切なこと
でも
そのことで
頭がいっぱいになってしまうことがある

何を
急いでいるのかな
何を
あわてているのかな

がんばりすぎるのは
あまり
いいもの ...
この世に
生まれてきた
私に
ありがとう

何事もなく
今まで
生きてきた私に
ありがとう

わがままだろうと
そうでなかろうと
あたたかく
自分を
優しく見守った私に
...
私の夢が破裂して
遠い所にあるのを知った

私に黙ってわたしは
探しにゆこうとするだろう

私は私が欠けたことに気づいて
わたしに戻れと泣くだろう
早く戻れと泣くだろう

夕闇が
...
ある晩、友人を呼んで、呑ン方をした。
小鉢をいくらかと、おでんも拵えて良い気分で酔っ払う。
私は、飲むのは好きだが酒には弱い。
その晩も、夜半が見えれば愈々眠たくなってきて、座椅子で眠っていたこ ...
昼間の月はあんなに高く
路上の吐血はあんなに紅く
廃墟のバラはあんなに脆く
朽ち果てた大聖堂で
福音は
悪魔の口から洩れ聞こえる


23時45分発の列車に乗って
窓から零れ ...
時が満ちて時が下る
泣いたり笑ったりする間に
スカイツリーが完成して
僕は誕生日を迎える

見失うことを恐れて
見出すことが出来ない
ヘッドフォンから流れる音楽
目の前で見過ごしている ...
生命の倫理が何億回入れ替わっただろう。
この僕が属する宇宙の最小のクォークが更新される度におもう。一つの認識が一体いかなるものか、誰にとって意義あるものか。
それほど貧しくなければ宇宙の端を土 ...
 
 
ことばが
わたしのように
かがやくとき

んだべがな
とおもっている

んだべ
とだけおもえば
いいものを

がなが
じゃまをしている

がなはまもの
が ...
君はもう忘れてしまっただろう
私ももう忘れてしまったから

ランドセルを投げ出して
入り込んだあの家は
もう今じゃ見つかりっこないね

大きくなるにつれて
何でもできるようになると思っ ...
 
 
青く繁る
高い木の枝から
飛び降りた

木漏れ日に
初夏の
水面が見えたのだ

水面に届くまで
永遠に続く
夏の思い出が

いま一瞬の
出来事のように

落ち ...
産声が「こわしてください」だったら救われただろうかとか考える若い午後
台所で僕はカフェオレを飲んでいる、また何か考えている、言葉が疲弊していくのもしかたない、今までもだいぶ酷使してきた、リビングにあ ...
つつじから蜜を吸いとる口元が こぼれるようにあまく光った

胸もとはこぼれる花弁の花水木 火照る頬には蝶々が咲く

風が光れば花たちは咲き笑い きみが笑えば空が高まる

日ごと濃くなる ...
真顔で最高のジョーダン言うヤツには勝てねえよ

だってサイコーだもんな

夜が好きなヤツはたいてい月を夢見てる

だってこのシチュエーションから見る月ったらサイコーだもんな

なあ ...
私は歩く
歩く体として
私は私の思いでなくさせられた
ああ 私は夢だ

空として 走る
走る 真っ白だよ
そうさ 灰色だから私は 殺す
私でいたい あんたへと
あいするのは
とても体力のいることですから
あいそうと
力まなくても
いいとおもいます

あいして
あいされなかったときに
それでもいいや

おもえる余裕が
自分にないうちは
...
いったいどうやって忘れたらいいだろう?
すべてはたしかにここにあったのに
いったいどうやって忘れたらいいだろう?

空白は暴力で
暴力は痛みだ
痛みは実体としてここにあり
ここにあるもの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
カークコ メンa自由詩010/5/13 20:59
GO OUT蒲生万寿自由詩1*10/5/13 20:34
女優紅林短歌1*10/5/13 20:33
魔法のランプペポパンプ自由詩6*10/5/13 19:44
魔女裁判ハイドパーク短歌1*10/5/13 19:32
窒息自由詩410/5/13 19:20
はなびら刑部憲暁自由詩010/5/13 19:10
余事熟語あいうえおnonya自由詩12*10/5/13 18:56
特訓花形新次自由詩1*10/5/13 18:49
あたらしい世界昏(ヤッカ)自由詩3*10/5/13 18:35
「王子のキス」森の猫自由詩2*10/5/13 17:30
指先から臆病空白さん自由詩4*10/5/13 13:56
つぶやく春を石瀬琳々短歌8*10/5/13 13:38
砂漠の心そよ風さん自由詩3*10/5/13 11:28
がんばることは自由詩4*10/5/13 11:18
この世に生まれてきた私に自由詩3*10/5/13 11:14
わたし待ち朧月自由詩210/5/13 10:43
アマメ庵散文(批評...3+*10/5/13 7:08
For Me寒雪自由詩110/5/13 6:51
デンドロクロノロジー瀬崎 虎彦自由詩210/5/13 3:50
鳩の飛ぶ夜竜門勇気散文(批評...010/5/13 3:03
がな小川 葉自由詩110/5/13 2:44
秘密基地三上あず自由詩1*10/5/13 2:38
初夏の水面小川 葉自由詩110/5/13 2:28
さよならリバース、またこんど15フィール...自由詩110/5/13 2:13
初夏、慕情はるな短歌710/5/13 1:36
なあBOOKEN...自由詩5*10/5/13 1:27
少年ナイフ番田 自由詩010/5/13 1:02
あいはるな自由詩210/5/13 1:01
いったいどうやって忘れたらいいだろう自由詩310/5/13 0:59

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