愛でては
水の際 熱さまし
大事に
大事に
玩具に灯した芥子色の
そっと切り立つ夕闇 ひと揺れに
やさしく頬張って
咀嚼した 嘶ぁた
沃土にけぶる童気が
か細い
...
この春の終わり
愛猫 そらは
臭腺破裂という
見た目もかわいそうな
おしりを真っ赤に
血に染めた
外傷にみまわれた
抗生物質をブチュッ!と
打たれ
薬をひたすら 猫カリにまぜ ...
食欲がない
おなかは グーグーなって
いるのに
目が頭が食べ物を
欲しない
ストレスでここまで
やられるのか
そうだ
子供たちが小さいとき
発熱して
食欲のないとき ...
{引用=
(この花は棘があります) 闇雲に鼓膜をMichaelで埋め立てていく
紫と呼ばれる花の色さえも 赤い絵の具で描こうとしてた
思い出があるとしたならその中で ...
僕が君のことをファシストと呼んでも
あまり真面目に
受け取らないで欲しいんだ
僕としては
ごく自然に出てしまう言葉
告発口調でもないでしょう
微笑みながら
言って ...
私がおかあさんというとあなたのことなんだけど
あなたはいつからかおかあさんだけではなくなった
ずっとはじめのほうからあなたはおかあさんとしての
ぶぶんが少なかったようにおもう
おとうさんと ...
ハッピーエンドは幸福の始まり
でも幸福の始まりはハッピーエンドではない
終わりは始まりであるのに
始まりが終わりに続いてゆくのを見たくない
あなたは今年どこで桜を知ったのか ...
君は風船だ
空高く昇って行くのだ
目一杯膨らんで昇って行くのだ
しかし、
パチンと割れたらもうおしまい
だが
君は空の高さを思うのだ
内なる圧力を思うのだ。
僕はポンプだ
君を目 ...
その人は香ばしいにおいのする焼酎を飲みながら
「ヨメはこれまでの女で4番めなんだ〜」
私はそれより上か下かなんて愚問は投げかけなかったけど、
でも「ヨメ」さんが2番じゃなくて良かったと思 ...
学校の先生は
何でも知っている
顔をしているけれど
何一つ分かってない
だって世の中
分からない事の方が
多いんだもん。
本当だよ
分かっている事は
極僅かなんだよ
完璧な ...
空を見上げると
コバルト色の
澄んだ空気
誰の上にも
そそがれている
皆平等なんだ。
皆同じ価値なんだ。
皆違っていいんだ。
幻の平均値に
ならなくて
いいんだ
人が言っ ...
なつかしい
昔歩いた
あの並木道
あの頃
みんな
とても
とても
輝いてた
通った
懐かしい
あの
並木道
今は
思い出すだけ
もう
行くこともない
あ ...
「生きたい」って
思うのはいつだろう
死ぬまぎわとか
病気にかかった時とか
自殺しようとした時
それくらいなのかな
「もっとはやく思えばよかった」
なんて
思わないのかな
人 ...
チカラ
なんて
あっても
ひとりぼっちじゃ
意味ナイじゃない
余計に
孤独を
知るだけだもの
守るべきモノがないと
チカラさえ使えないし
そんなの
要らないね
つまんないだいは、やめてくれ。
つまるだいって どんなの?
まあ乗りたくなる奴、だ。
199 ...
かっこ もなんだかね
だから 点丸なんだよ
まあ これは
ぼくのこだわりだけど ...
てんてん だけは
我慢できないんだよね
確かにあれは失敗だったなあ
と思ってる ...
ちょと あんた最近お腹出てるわよ
みっともないったらありゃしない
なんとかしなさいよね さもなきゃおこづかい減らすわよ
と妊娠中のもうじき34歳になる妻が言うものですから
ここは一発奮起してダ ...
ヒロインの色目に惹かれ抱き寄せる 昨日別れたばかりだけれど
お芝居のキスはやっぱりつまらない お客の前で 舌も入れちゃえ
彼氏くん 好いたあの子ともつれあうステージ そこはあたしの手の ...
机の前に座っていると
私の耳に聴こえるのは
静寂の中
静かに通り過ぎるそよ風の行進曲
そろそろ
私にも
旅立ちのための
どす黒い片道切符が配られるのだろう
気がつけば
...
消防局に教えられた通りの番号に電話をかけた
うちでは診察出来ません
診療科目が違います
何かのクイズか?
それとも誰かがコッソリと
あたしが地べたに這いつ ...
時計の音 右に
あなたは 左に
私の心は振り子のよう
ねじの切れた
今夜あなたの見る
夢の中には
遠い空 太陽は雲に消えた
それでも見上げてる
あなたは行くと言う
忘れればいいの ...
森の中に横たわる
女がなぜ裸体なのかと思いつつ
絵画の前で円弧を描く
切り離された肉体と虐げられた精神は
発光した光の中から産卵し
やがてマンタの核にしきつめられる
...
マイケル ジャクソンが
大きなトレーラーで
家の前に現れた
えっ?
トレーラーいっぱいの
彼の衣装や雑貨類を
売って欲しいという
全部 チャリティーに
するそうだ
世界の ...
街を歩いていく体は、手にさせられるものすらなく、電車の訪れるべき道へと、一直線に歩いてきただけ。川縁にあった道は昨夜に着いた雨でひとしきり、アスファルトとして染みついている。買ったばかりだったスニーカ ...
新緑に
心あわせて
我ひとり
輝き求め
空を仰ぎぬ
いつまでも
忘れたくない
思い出を
胸にしのばせ
歩く雑踏
あの日から
灯った想い
頬染めて ...
触り心地、なんて
求められても困るのよ
今日も私はきみの手に
小さな小さな傷をつける
いたい、と小さく泣いた声
そっぽを向いて
聞こえないふりをした
うさぎさんの所で ...
夕焼けの教室を
赤く染めて
冷たい海水を
青く染める
最後の瞬間まで荷物を集める私は
美しさを奪っているのだろう
Eu sou amavel uma pessoa distan ...
並走するそれぞれの年齢のわたし
あるわたしは五月にひざをつき
あるわたしは夏にグールドを繰りかえし聴き
あるわたしは秋に同じ言葉にとらわれる
並走するそれぞれの年齢のわたし
あるわたしは ...
まだまだ冷たい春風のなか
緑は空を探しはじめる
それがやがては
海のように満ちてゆくのを
なぜだかわたしは知っていて
そのことが
解く必要のない不可思議であることも
なぜだか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゆら
しべ
自由詩
2
10/5/9 17:01
猫の恩返し かな?
森の猫
自由詩
5*
10/5/9 16:59
アイスクリーム
〃
自由詩
2*
10/5/9 16:31
押し花
あぐり
短歌
5*
10/5/9 13:48
受動態によるファシスト宣言
藪木二郎
自由詩
0
10/5/9 13:47
母のいる場所
朧月
自由詩
6
10/5/9 13:33
ハッピーエンド
吉岡ペペロ
自由詩
11
10/5/9 13:23
風船2 ーポンプからー
……とある蛙
自由詩
14*
10/5/9 13:04
確率の問題
すずき はな
自由詩
0
10/5/9 12:51
学校①
ペポパンプ
自由詩
5*
10/5/9 12:34
空
〃
自由詩
3*
10/5/9 12:32
今は・・・・
そよ風さん
自由詩
2*
10/5/9 10:32
生きたい
〃
自由詩
4*
10/5/9 10:29
チカラ
〃
自由詩
3*
10/5/9 10:26
つまんないだい
鵜飼千代子
自由詩
5*
10/5/9 10:20
かっこ
〃
自由詩
2*
10/5/9 10:19
てんてん
〃
自由詩
4*
10/5/9 10:15
69kgの呪縛
冬野 凪
自由詩
0+*
10/5/9 9:21
小劇場
紅林
短歌
3*
10/5/9 8:58
そよ風の便り
寒雪
自由詩
1
10/5/9 8:45
夜間診療
Layla
自由詩
1
10/5/9 8:09
lontano
テシノ
自由詩
1
10/5/9 7:32
メルカトル図形的散布
yoyo
自由詩
3
10/5/9 4:40
ガレージセール
森の猫
自由詩
4*
10/5/9 3:30
車を、手に入れ
番田
自由詩
0
10/5/9 3:03
新緑
Fxxxxx...
短歌
1*
10/5/9 1:54
殻に籠ったハリネズミ
三奈
自由詩
8*
10/5/9 1:47
true colors of flower
mizuno...
自由詩
4
10/5/9 1:28
ジャクスタポジション
瀬崎 虎彦
自由詩
3
10/5/9 0:39
穀雨
千波 一也
自由詩
4*
10/5/9 0:25
3923
3924
3925
3926
3927
3928
3929
3930
3931
3932
3933
3934
3935
3936
3937
3938
3939
3940
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
加筆訂正:
食ひ物と母
/
非在の虹
[10/5/9 4:00]
仮名遣い修正
現代詩カテゴリのジャンル分化に関する考察
/
しろうるり
[10/5/9 0:32]
確立→確保
5.27sec.