フェットチーネがおいしいのは誰のせいなのか

という設問に対してウィットに富んだ
受け答えをしないと
面接試験で落とされることがわかったので
ひと晩対策を考え
当日

豚野郎のせい
...
神様が
お前にはいらないだろうから と
私から音を奪われるそうだ

今は半分
そして少しづつ

私から音はなくされる

心配しなくとも
音の記憶など はじめからないのだから
忘れ ...
心に何一つ
陰りがない
幸せを願い
無になる時

星がひとつ
流れてゆく
涙がひとつ
流れてゆく

苦悩を耐え
感謝をする
時間が流れ
改善を思考

平穏な日々
明るい ...
生きているのが辛い
皿洗うのが辛い
詩を書くのが辛い
遊ぶ金がない。
買い食いできない。

欲しいものが沢山ある。
伴侶が欲しい。
ダイエットが辛い
体力がない。

勉強が辛い。 ...
わたしが寝床で猫と眠っているころ
キミは夜光虫で
山在り海在り仕事をして
朝になるころ
街灯も消えて
携帯の点滅も消えて
わたしが現れるのを
帰りの車の中で待っている
キミとわたし ...
最近すぐカッと来る
疲れているのだろうか
全然遊んでいない。
でも人の評価は高い。
期待に答えるのが辛い。

カラオケも
酒もタバコも
旅行にも行っていない。
温泉に行きたい。

...
ただそれだけで
冷たい時空間に
相互に震える
フォノン
雨はまだやってこないらしかった。私だけが蟹をとり続けていた。友達はワゴンの中で寝息を立てている。カラフルなポールスミスの紙袋は、まだ彼の眠りを妨げているはずだった。青いバケツの中に一杯の蟹が溜まっ ... 藍をぬぐしろはあさを見 みぶるいし夜は反転しぬるいねむりがふる

薄蒼い窓いちまい向こう側にはじまる新しいきょうに馴染めず
形ばかりの水面に
罪を埋めて海を目指す
背の低い潅木に砂が吹きつけられ
背景はいつまでもグレーそしてグレー

声を閉じ込めて液体は走る
髪をつかみそして柔らかに放して
希望と金星は同じく ...
そんなに急がなくてもいいのに。
そんなに急いで、いいことあるの?

僕には君たちの気持ちが分からない。
君は僕の言わば…子供だけど、
今日はちょっと急ぎすぎ。
これじゃあ、僕から早く逃げよ ...
あー…いらっしゃい
生まれかわりですか?
どんな物件さがしてんの?
あぁ、表に貼ってあったやつ
あれ、もう決まっちゃったんだよねー
資産家の次男坊なんて希少物件だから すーぐ決まっちゃう
...
女であることを楽しむために赤いルージュを持ち歩く


本来の目的を果たせぬまま、ケンタッキーに向かっている


うじうじの覚悟がなかなか決まらない、甘えてばかりの窓の内側


つ ...
魚になろうって
きみが言ったから
ふたりは裸になって
思いっきり水になって
魚になった

重たい水をおし開く
揺れているきみの顔が
泡つぶだらけで
ひげのある恐い魚にみえた

魚 ...
僕は今日
死んでしまった
そんなつもりではなかったけど
とにかく
死んでしまった


誰が一番最初に
僕の死体を見つけるだろうか
体中から汚物を撒き散らす
惨めったらしいこ ...
ぼくらは両の手足と口で其々の聖書と夜を持つ
自愛の絹の帯で隔てられた小宇宙のなか
滑らかなつめたさにあやされて歌い
明日を諦める
朝を祈りながら憎み二度と望まないと誓う
八月が爆ぜて夏が広がり
テトラポットの向こう側で
海と空が入り混じるのを
優柔不断がこうして感じている

グレープフルーツの清々しい香り
水飴を練るように濡れていく心
睫毛を伏せて呼吸を ...
笑ってみても泣いてみても遠くの青空を眺めてみても
この人生は本当に私の人生だろうか

私は誰に投票したのだろう
私は何を買ってきたのだろう

私は目をどこかで落としたのだろうか
私の骨は ...
埋蔵された言葉の数々の
意味を探した 理念の
外部に探し出すことのできない
情報の言葉を 理解させる


私はプレゼントだった
苦悩を歩き回る時


人間を知ることのなくなった君に ...
消えたのは姿だけ
目に映る姿だけで

あたしのなかには
いまだに存在する
かつてのまぼろし

また倒れそうでも
保たなくては
まだ倒れそうでも
ゆるされない

わざとひどくして ...
思考経路が低下すると
眠くなる

眠る 眠る 眠る

何も 考えないで
眠る

眠りは
死に近いともいう

あたしにとって
眠りは最上の友だ

傍らに 猫を見て
まどろむ ...
悲しいことを悲しいと
嬉しいことを嬉しいと
優しさを受け止めて返せるように
痛みをきちんと感じたまま立ち上がることを
美しいものを美しいと感じ
この手で包むことを 造ることを
この足で立ち ...
 
 
 
【Ray】



 神よ、この世界に光を与えて下さい

 彼方の宙で瞬く星に
 音なく凍える闇夜に
 嘆き哀しむこの瞳に
 澱んだ沈みゆく心に
 脆くて果敢無き命 ...
単純な宇宙
ぶつかる隕石
破片
散らばる
微小
塵、
芥、
混じる息
そっと

頑なに君は意思を変えない
砂時計を逆さに返す
繰り返されるあの日
あの時
学んでは
忘れ
...
ひとを責めずに全力を尽くそう
ひとを裁かずに全力を尽くそう
そしてなにものかにお任せてしてしまおう

なにものかはたたずんでいる
世界にみちて存在をしている

責めず裁かず全力を尽くして ...
あなたが無造作に
がたりと置いたので 本を
びくりとした私は
月を落とす

空に掲げようと
抱きしめていたのに
地に落ちたからには
もう
生まれる気配はない

あなたが口ずさんで ...
{引用=


、筆を止める
月明かりにはまあるく
背中はやがて
丸まっていく

半身歩行
夜の夢遊

浅い眠りからは
気体だけが抜けていき
いつからかわたしは
人でない
...
夜更けの歌よ
あたしの股間の
溜まりに溜まって
溢れ出しそうな情熱を
受け止めておくれ

夜更けの歌よ
あたしの股間に
潜む小さな悪魔的欲望を
解放しておくれ

夜更けの歌よ
...
聞かせてください

そうは言っても
何も話さなくていいですから
声に出さなくていいですから
胸の奥で呼吸するみたいに
言葉を浮かべてください

生きていればあたりまえに
辛いことや悲 ...
ふたり歩む小径にも
ふたりくぐるアーチにも
薔薇たちは咲き誇り 香りはあふれ
胸の想いも 互いの声音や眼差しも
薔薇の魔法を帯びて かなしいほど甘やかに染まり
この園がいっそ迷宮と化せばいい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
フェットチーネがおいしいのは誰のせいなのかa自由詩210/5/30 22:41
目に見える音朧月自由詩110/5/30 22:01
純粋ペポパンプ自由詩3*10/5/30 21:58
苦しみ自由詩3*10/5/30 21:36
寝床蒼木りん自由詩010/5/30 21:33
I would...ペポパンプ自由詩4*10/5/30 21:12
フォノン佐藤伊織自由詩010/5/30 21:10
カニミソ2番田 自由詩410/5/30 19:36
朝方の眠りはるな短歌110/5/30 17:04
アスピラ瀬崎 虎彦自由詩210/5/30 16:34
しずくizumi自由詩010/5/30 16:08
ライフプランあしゅりんあしゅりん自由詩210/5/30 13:41
ドアの内側の広い世界でなき自由詩1*10/5/30 9:55
魚になる季節yo-yo自由詩10*10/5/30 8:18
イアン・カーティスに花束を寒雪自由詩210/5/30 7:44
2010/5/30鎖骨自由詩710/5/30 3:43
ライン瀬崎 虎彦自由詩210/5/30 3:11
この人生は誰の人生なのかコウ アキラ自由詩110/5/30 2:58
水たまりのどこかで番田 自由詩010/5/30 2:26
煙管自由詩110/5/30 1:17
眠る森の猫自由詩1*10/5/30 1:05
ココロ湖月自由詩110/5/30 0:29
Ray綾瀬たかし自由詩010/5/29 23:51
シンドロームOz自由詩110/5/29 22:34
神のみぞ知る世界吉岡ペペロ自由詩9+10/5/29 22:26
人魚伝説朧月自由詩310/5/29 22:25
夜の半身黒木みーあ自由詩5*10/5/29 22:18
夜更けの歌花形新次自由詩1*10/5/29 21:43
聞かせてくださいベンジャミン自由詩2*10/5/29 21:35
薔薇園塔野夏子自由詩12*10/5/29 20:57

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