どうしよう
思い出してしまった

こんな雨空の日が
私を目覚めさせる


君は 見ているだろうか
私の見ている この空を雨を

ふたをしていたはずの
想いが 
今 少し ...
がんの疑いがあったころから

しだいにあたしの
食欲はうばわれて
いった

たんに食欲がない
状態から

食に対する
欲が
なくなってしまった

食べる意欲がそぎ落ちた

...
眼が醒めた瞬間になみだがおちた
さえずりと静寂がみみに滲みた

こどうはひびく


おなじことばで
おなじいろを観て
まぶたを閉じては寂しさをたべた
あけわた ...
煩わしさと恋しさの狭間を
書きたかったのに
無骨な指は気がつくと
穢い言葉を叩き出していた

気ままさと淋しさの狭間を
言いたかったのに
愚鈍な唇は気がつくと
哀しい言葉を吐きだしていた

交差点と ...
夜が来る 何度も夜が来る 双曲面の旋回 
太陽は真っ黒なループだから
トーラス上の軌跡を描きながら
何度も夜が来る
真っ黒な太陽があがるたびに
ヒトとイヌが
並んで歩いている
こんな光景が
朝と夕方にあちこちで見られ

ヒトとイヌは一緒に眠る

遺伝子を未来に運ぶ乗り物として
イキモノはこの世に産まれてきた

だから
...
明るい太陽の下に

重たい雲の下に

嵐の夜の下に

あたしのための

にせものの星空を。

嘘でいいの。

信じさせてくれるなら。

あたしをその空に

飛ばして。
               100619




きりきりと袋掛けする童かな
見てきたような景色を作ると
桃の季節が近づいて来る
蒸し暑い空のもと
白百合が鷹揚に咲き
散らかった ...
もめんの色
出会い
かりそめ

息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり

熱さまし
衣ずれ
目的地

季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
「こんにゃくゼリーの会 発足!」

ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ

...
今年は海に行きたいな

海こっから何時間かかると思ってるの

群馬は海なし県だよ

じゃあ水族館?

太田にあったような

いきたいにゃ

きりんさんと一緒にいきたいにゃ

...
幼女よ、あなたは私の元に舞い下り、
そしてその腕に我が魂を抱きて、
愛の翼持って遥かな空へ天翔る。


幼女よ、あなたは私の全てだ、
いや、もはや全てという言葉は、
私であり、あなただ、 ...
違うんだ

子供が好きな

だけなんだ
ナギと呼んで空に心をのばす
心は手になり私になり
ナギに届くと思うのだ

思うのだと思うほど信じてはいない
チチチ と鳴きながら近くを飛ぶのは
警戒の意味もあるのだと
私は警戒にあたいす ...
苦しみも
悲しみも
今日でおしまい
長いようで
短い
僕の人生は
これにて幕引き
喜べなくなるのは
ちょっとつらいけど


覚えている
カビの生えた
コンクリートのぬ ...
降り積もる雪の如く
湧き出でる清水の如く

澄明なる泥濘の如く
千里を見通せる闇の如く

私がいくらその大業を厭えど
黙々と自らの責務を全うするもの

とろとろと とろとろと
おっと、ここは船のうえであるというか

ならは、ほれ
釣竿を持て

ほぉら、ほらほら、魚が引いている
竿がつんつん引かれているじゃないか

ほぉら、ほらほら

私が引いてあげよ ...
「君がいなくなった後の話をしましょう」


二人で見つけた、魚の形をした雲
毎日せっせと泳ぎ続けている
月のうさぎはもちつきをして
夏の音は歌を唄い
紅葉は静かに路を染める

...
ああ、空は紺青に澄みわたり
春の日差しは暖かく降り注ぐ

白百合のような清楚
胡蝶蘭のような華麗
向日葵のような笑顔

新たなる春
学び舎に花開く
瑞々しき幼子たち

野は緑に ...
私の知らないどこかで
人は朝に 舞う
私の体の中には
希望の言葉が くぐもるだけ
過程の中で
光が生じる
誘惑なのか
真実なのか
淡い光彩
絡み付く
従い
導かれ
ただ明日へ

紫色の物体
2回目の忠告
狼狽える猪
昔の名残
聞こえる囁き

ブナの下 ...
疲れたなら寝むれば良い

悲しい事は忘れたら

色々 溜めて辛いなら

僕のトコに来て

話を聞くよ 君の事

暗い顔は見たくない

やっぱり君は笑ってて

それはきっと ...
雪降るように桜舞う
薄桃色に輝く道の
向こうの果てに
愛しい愛しいあなたがいた


薄桃色の霧雨
水之色に緑の薫り
ぼんやりとした彼岸の先に
愛するあなたの姿が見える


愛し ...
ある日
この場所から消えてしまった人は
声も姿も引き剥がされ
記憶もやがて途切れてしまう



物理的には
どちらも総武線沿線で働いているが
私たちはお互いに点だから
交わることも ...
わたしたちの考えた春というのは
玄関すみでは
魚のかげがうごめく4時半のことだった
羽のあるもののように
わたしもそれの中に入ったり
あるいは
絵を描いている
ゼリー状の
青いこれがわ ...
足枷としての宇宙
今雨粒より早く
君に収斂する困惑と
パステルカラーの宇宙

僕をののしる言葉に耳をふさぎ
やわらかさに溺れるための恋愛
未知なるものを知るつもりはないよ
この緩やかに ...
神様をよくみたら

ソリトンだった
 実績が低く、鼻の先で笑われたため、恥としか言いようがない。やはり口数は少なくしないと、思わぬ失点が出てくる。基本的にしゃべることは相手に付け入る隙を与えることであって、しゃべればしゃべるほど追及の種 ... 「もう十分苦しみました」
そして
「これからも苦しみ続けるでしょう」

心の苦しみ 身体の苦しみ
人は苦しみを背負って生きている。
生きるほどに苦しみは増し
私たちを蝕んでいく。

...
一様等方な3次元計量では宇宙は閉じるか、開くか平坦かの3種類ある
アインシュタイン方程式にこれら時空の計量を代入すれば
フリードマン方程式が導かれる

フリードマン方程式を解くことで
宇宙の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふと、つと、そっと。さら自由詩010/6/19 15:54
食・欲森の猫自由詩2*10/6/19 15:53
21gのためいき佐古自由詩2*10/6/19 15:43
尻尾nonya携帯写真+...16*10/6/19 14:47
夜来る佐藤伊織自由詩010/6/19 14:46
愛犬家ばんざわ く...自由詩5*10/6/19 14:05
プラネタリウム小鳥自由詩110/6/19 12:15
白百合あおば自由詩6*10/6/19 12:00
はじめて海をみた記憶あまね自由詩1410/6/19 10:59
こんにゃくゼリー革命鵜飼千代子自由詩14*10/6/19 9:59
わたしの、きりんさん。ki自由詩010/6/19 9:29
幼女がこんなに可愛いとは思わなかった一 二自由詩010/6/19 8:37
ロリコンを疑われたら川柳110/6/19 8:33
ヒキナギへ砂木自由詩13*10/6/19 7:12
招待状寒雪自由詩010/6/19 6:32
サンドマンR.F.自由詩010/6/19 3:31
李白先生いのせんと自由詩110/6/19 2:50
エピローグ三奈自由詩410/6/19 2:27
ロリコンには春がこう見える一 二自由詩110/6/19 2:08
番田 自由詩110/6/19 1:12
laid backOz自由詩010/6/19 0:32
scop祐太自由詩010/6/19 0:24
四月に見た幼女一 二自由詩310/6/19 0:16
総武タイムライン伊織自由詩1*10/6/19 0:14
童顔梶谷あや子自由詩810/6/18 23:54
確かな事実瀬崎 虎彦自由詩210/6/18 23:23
神様佐藤伊織自由詩110/6/18 23:20
サンソン、モルワイデ、グード、メルカトル、メルカトルa自由詩010/6/18 23:19
izumi自由詩210/6/18 22:08
宇宙佐藤伊織自由詩0+10/6/18 21:35

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加筆訂正:
こんにゃくゼリー革命/鵜飼千代子[10/6/19 11:30]
最終行修正
浅い夜/松本 涼[10/6/18 23:28]
ちょっとなおしました
4.44sec.