最初から警察は、動機を絞り切れなかった。
営利目的なのか、
悪質な愉快犯に因る犯行なのか。
捜査はその両方の線で進められていた。
マスコミ報道が
一切行われることの無い様に
協力を得て ...
わたしは
わたしという
のりものにのっている
わたしのなにが
のっているのか
みえている
わたしのからだに
こののりものに
とおいごせんぞさまの
みこころが
わ ...
その意図あなたへ
丹精こめて織りました
今のわたしの全力です
受け取ってください
春がめぐる
Tシャツ一枚で飛び出した
始まりを予感させる陽気のただなかに
死んだ季節の影法師
...
股間から発射される
私やあなたの分身が
もしもパウダー状だったなら
まっ白い粉(ナノ粒子の)だったなら
さあ、あなたはどうします
さあ、さあ、さあ、さあ
どうします
えっ?
サラッとし ...
私は隣のベッドの由香さんをみつめる。
窓際で由香さんのシロツメクサのパジャマが
かすかに上下している。
外を眺めたまま眠ってしまったのかもしれない。
そう思って、ほっと息を吐く。
眠れな ...
放しても
飛ばず撫でると
目を閉じて
ささやく声で
甘えて鳴く
幽霊が
月に生まれて
ロケットの
斜めの影に
そっと寄り添う
「じゃあ、このスピーカがとまったらどうするの?」
「はい。だいじょうぶ。スピーカがとまったことを知らせるスピーカが鳴りますので」
「もしそれも鳴らなかったら?」
「窓の下で網がひらく仕組みに ...
くるしいような くるおしいような
指先からしびれ
舌先へとつたう
緩く脆い天上からの糸に
ほの青いひかりを重ね
雨と名前をつけた
歓喜のような
音と冷たさに
髪をつたう
いと ...
みんな
めいめい
木切れを持って
どっか叩いて
うたおう
彼女は風景をころすためにうたっているんだって
うたおう
たたこう
うたおう
たたこう
とおくから
よぶから
み ...
転校する前の緑ヶ丘小学校の時
担任の石川先生が音楽の時間に
みんなに宿題を出します。
今度の音楽までに
短い歌を作ってきて下さい。
そして音楽の時間がきたら
みんな次々と
学習ノ ...
例えばオレの女はAneCanモデルでピアニスト
プロダンサーでハリウッド女優、リリック・ソプラノ、ド変態
女神で奴隷、天使で悪魔、妖精で人魚でお人形
まっさら処女のドドメ色淫乱、水色聖母
銀色 ...
兄貴が結婚した
10年ぶりに家族がそろった
俺は金が無いから、川に行ってハエンピンを70匹釣ってから揚げにした
お袋は唐芋の天ぷらを沢山作った
宴もたけなわ
親父がじいちゃんのゴ ...
もしかしたら雨が
降っているのかもしれないと思う
特に興味はないけれど
窓の外からシトシトと
何かしらの音が聞こえてくるから
もしかしたら風が
吹いているのかもしれない ...
僕は沼に潜っていく
どんどん
どんどん
もうとっくに日は当たらない
もう君の声なんか
聞こえやしない
どんどん
どんどん
それは
自分の意志
何者の干渉もありはしない
ただそ ...
これからいろんなことを「共有」したい、とあなたが言ったので、
ためしに桜を一緒に見てみた。
あなたの何かがわかるかもと思いひたすら桜を見ながら10キロも歩いた。
でも私にできたのはたくさ ...
静かな夜の水面を
あてもなく滑ってゆくヒカリ
道はつねに複数あり
悲しみはいつも一つとは限らない
紙の上を走る深夜の孤独
どこへもたどり着かないはずはない
ただ今一筋の光を見れば
も ...
金髪の鳶が花選る皐月哉
特攻着了へてトライチ母が事
日々をすごしていて
ふと、頭をよぎったことを
詩にしようと思い
いつもノートの切れ端にメモしていた
でも、やっぱり
それはナマモノで
この間ノートを開いた時 ...
平和を重んじる所に生まれ
平和を重んじる所で育った
平和を重んじる学びを受け
平和を重んじよと教え込まれた
毎年夏には資料館へおもむき
数々の遺品や写真を見て
...
ちーちゃんはぼくの妻で
特技はいびきをかいているぼくの鼻を
つまむことなんだと
嬉しそうに言われても
ぼくはどうしたらいいんでしょう?
おなかがへっているとき
だれかになにかをわけてもらうと
すごくうれしくなって
こころがゆうふくになったきがして
じぶんもだれかにわけてあげようとおもえる
そして
わ ...
闇の底を疾走しているのではなく
ひたすら潜行しているのだ
と思った
望みは西から東へ
ラブホとパーラーの漁火の間に間に
脂ぎった回遊魚が澱む
安物のサラミのにおいをさせながら
...
「よっしゃ。住人がマンション入っていきよる。。あれについて行ったら中は入れるわ。いそげいそげ。…… … ……よし、なんとかオートロックはクリアしたな。……うわァ。。それにしても、やっぱり中のロ ...
鉄棒のように目を覚まし
自分の肌と同系色のものを食べ
いつの間にか飛行機に乗らなければいけない
ということに気づき
慌てて二階にしかない部屋で
知っている限りの身支度をし
途中 ...
そして
またひとり
熱を帯びたままの情熱は
時に人を傷つけ
答えなんて変り続ける世界で迷子にならずに辿りつけることは
とても とても 難しい
とても
...
理由あって 理由あって 理由あって
出世の階段 神社の階段 女と階段
踏み外し 後ろ向き ...
Email
され過ぎ シカト
したくなる
カレの気持ちが いまは分かるの
干渉を
し過ぎる 親と
同じこと
してる ジブンに 汗アセ焦
これから生きてく人に
言えることなんてあるのか
僕にはねーな
うるさいぐらいにヒマだ
真理なんざシンプルなもんだ
そんなもんだな
てってーせよが売り文句
でも
真理なんかしんじ ...
蒸し暑い
でも
その丸い地面の反対側で
寒いやつも
居るらしい。
話しでしか
わからないけど
それを知ってる僕がいて
おやすみ
反対で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
だから、息を潜めていたのではないか。
板谷みきょう
自由詩
0*
10/5/8 0:48
のりもの
小川 葉
自由詩
2
10/5/8 0:27
その意図あなたへ
メチターチェ...
自由詩
4*
10/5/8 0:17
クリィミーでなけりゃ
花形新次
自由詩
3*
10/5/8 0:16
swan
mizuno...
自由詩
2+
10/5/8 0:11
penguin-sparrow
〃
短歌
4
10/5/8 0:08
ghost of the moon
〃
短歌
1
10/5/8 0:06
norm
〃
自由詩
1
10/5/8 0:05
雨
湖月
自由詩
3
10/5/7 23:56
Time to
イシダユーリ
自由詩
4
10/5/7 23:55
石川先生の思い出
板谷みきょう
自由詩
2*
10/5/7 23:50
滴下のトランス
salco
自由詩
5*
10/5/7 23:28
宴
トキハ スス...
自由詩
8*
10/5/7 23:05
もしかしたら雨が
s
自由詩
2
10/5/7 22:52
8個目の間違っているかもしれない
Oz
自由詩
1
10/5/7 22:04
共有 1
すずき はな
自由詩
1*
10/5/7 21:56
アトラクション
瀬崎 虎彦
自由詩
0*
10/5/7 21:02
母の日
salco
俳句
1*
10/5/7 20:51
ナマモノ
くろきた
自由詩
2+
10/5/7 20:22
折鶴の少女
〃
自由詩
1
10/5/7 20:18
妻の特技
冬野 凪
自由詩
2*
10/5/7 20:15
無限に広がる輪
くろきた
自由詩
3
10/5/7 20:08
のぞみ64号
nonya
自由詩
6*
10/5/7 20:02
マンション
捨て彦
散文(批評...
0
10/5/7 19:34
わがまま
たもつ
自由詩
5
10/5/7 19:28
ARU
山崎 風雅
自由詩
3
10/5/7 18:31
デングリマングリ
ハイドパーク
短歌
5*
10/5/7 18:19
カノジョ
佐和
短歌
4
10/5/7 18:13
ぶるぶるぶるぶる
竜門勇気
自由詩
1*
10/5/7 18:09
いつもその裏には。
ユダ
自由詩
0
10/5/7 16:11
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
3979
3980
3981
加筆訂正:
小指から散る
/
クローバー
[10/5/7 22:49]
最終連、僕と小指だけでなく人類に。あと、いる→つかまる、に。
雨
/
クローバー
[10/5/7 22:44]
ある→降る
宛先のないという名の手紙
/
クローバー
[10/5/7 22:42]
届かないものを届かせたくなったので。
5.12sec.