今まで自分は暇を見つけては詩を書いていました、
それは携帯電話のメモ帳に書き記し、
誰にも見せることはなく、
たまに自分で読み返すくらいでした。
けれど詩を書くことを通して、
人の繋がり ...
私は舗道を歩いていた
単衣の着物を着て楚々と振舞っていたが
思いがけずつまずいてしまった
犯人は舗道の下をうねる根っこ
照れのせいか上を見上げる私
思いがけず新緑のキラメキに時を忘れ
...
何度か言っているが、以前からストーリーや、作者が意識した情景、心象を伝えようとする詩に魅力を一切感じなかった。もちろんそういう詩が全て嫌いだというわけではない。題材として用いられている分には全く気に ...
ご機嫌斜めな天気のせいで
肌寒いのは家事をしない私への嫌がらせかな
大掃除に近い片付けには丁度良いか…
合間に入れたアイスコーヒー
お気に入りの豆を目分量で流し入れ
ひた ...
生きることに疲れ過ぎても
ただ生きていればそれでいい
その意味を
この大切な大切な私のわが子から
毎日毎日教わって
「お母さんのオムライスがずっと食べたいから
お母さんずっと生きていて ...
雨が似合う日に
とっておきの
憂鬱を着て
雨が似合う道を
お気に入りの
傘をさして
雨が似合う花に
こっそり
逢いにいく
雨が似合う人には
なかなか
なれそうにないけれど
もう雨は
嫌いじゃ ...
わたしはきみがくれた弾丸を心臓にたずさえて
世界中の酸素をたべつくしてゆくし
きみはわたしの唾液をひよわな胃袋にゆらしながらどこまでもいくだろう
ふたりの死体にかぶせる布はない
つい ...
ひとは
潮の途中に
なにを聴くというのだろう
聴くという言葉は
はなはだ都合がよくて
かげかたちが整えば
それは素敵な
嘘になる
耳を聴く耳は
どこにあるだろうか
問う ...
ちくしょう
あんなヘマは
二度としない
彼女は
実は男だったなんて
でも
案外、都合よかったりして
ちくしょう
あんなヘマは
二度としない
だました ...
知ってるさ
私は誰よりも君に愛されてて
誰より君に大切にされてた
知ってるよ
私も誰よりも君を愛してて
誰より君を守りたいって思ってた
か弱く鮮明なキミドリ色の光は ...
朝の4時に『目を覚ました』
「もう一度」夢の中に出て行くのかもしれない
「果て」には何も無いであろう
私の外を『見つめている』
『私』は眠っていた
「何となく」壁の中に
駆けていく ...
自分の髪が煩わしくなるとき
夏の訪れを感じる
いっそ丸坊主にでもしてしまおうか
と思っては、躊躇う
長袖に隠れていた腕が
恥じらいながら顔を出し
外気に近づいた脇が
風の気配にスー ...
泡がうまれ
浮かんでいって
はじけて消える
泡が泡として存在した
一瞬のいのちが
空中へ放たれてゆく
窓のそと
にゅうどうぐも
夕立がくる
ひとり
またひとりと
...
ふいにかなしい
つねに、ゆくえをなくす
ここへ、はずしたばかり
なまえ、しらないくだり
いつまでもしにたがりやまないときはいつ どうしてかなしいとはりさけるの みずがめからのぞくかおに ...
満ちたり欠けたりする月のように
人と人の間に打ち寄せるさざ波
指と指をからませ確かめる温度に
永遠という名の嘘が漂う
舟に揺られ夜の海で星を眺めながら
それぞれの孤独が空の上で出会う
...
真黒い煙草をひとつ
口に咥える
黒無地のTシャツ
叩きつけた腕の痣は
白色の地肌を
世界に剥きだしにして
夜
になれば
ケロイドの上
やさしさを詰め込んで
眠りつく容器の ...
夢の中で
君の腰骨のラインを 指先でなぞる
なめらかな稜線で
硬質なものに触れそうで 触れない
表層を
すべる すべる すべる
光源の分からない 薄明かりの中
...
100612
晴れたので
トロンボーンを吹く
トランペットだと
昨日の人が泣くのだ
夏が来たと騒ぎだし
夜の石を捜し出す
晴れたので
...
何か書こうとしても何を書いたら良いのか分からなくて、ましてや短歌を投稿するのもしんどい。っていうか短歌を投稿する方がしんどい。だって詩より更に研ぎ澄まして凝縮しなきゃ、なんだから。そんな訳で散文の方を ...
子供の頃に見た
昼間の夜空を覚えている
小さな光の点を
本当の星だと思っていた
プラネタリウム
その言葉の響きの良さも
好きだった
そして
今でもときどき思うんだ
...
呼吸が
浅くなる
内側に
水が流れている
部屋の
真ん中を流れている
水には
氷が浮かんでいる
部屋の向こうに
誰かの気配がしている
が
そこには
壁があり
向こ ...
慣行されたライト
並列感覚には糸目もつけず
デジャビュ
デジャブ
トレビュート
トリュビュート
三角に死角
山門に叩き押し込められ
無垢
るる
流
粒流龍
願いは叶ったか
願 ...
たどりつけない旅の途中に
虹が死んでいた
ゆれつづけるブランコのそばで
風が橋を切り落とし
だれも乗らなくなった三輪車や 首の短いキリンが
空に溺れていった
空は血を吐いていた
...
不二子ちゃん
不二子ちゃんって
追うけれど
心には風
只のゲームだ
好きって何味?
働くってどんな味?
やりがいは?生きがいは?
ある人はこう答える。
好きは、いちごの味。
その他は、汗の味、と。
楽しいってどんな味?
幸福は何味?
悲しみは? ...
いちまいの毛布から抜け出した朝は
月が赤い雲に照らされていた
宛はないのだけれど
ただただ澱む空気から
わたしをひとりにする風を感じたくて歩いた
夜明けの部屋ではひとり
きみが ...
男か女か わからない人が
男か女か わからない人と
つき添いゆく
善とか悪とか スキモノなので
ここぞとばかり 彼達を悪としたのだが
男らしい男であるはずの この身には
男も女も ...
目を瞑ると
葱畑が見える
むかし
実家の裏にあった
あの葱畑だ
あの頃のように
目を瞑ったまま
人差し指を立ててみる
赤トンボが止まっている
目をあけると
それ ...
元気良く
12、12、123
今日も元気良く
行ってみよう
人に頼ってみよう
世界が広くなるから
人に寄り添ってみよう
世の中が楽しくなるから
愛を与えてみよう
笑顔が出るか ...
白線の内側に下がってお待ちください。
白線は自分で引いてください。
内側と外側は自分で決めてください。
白線の外側を
一匹のシオカラトンボが横切っていく
軟らかくて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
御挨拶
一 二
自由詩
1
10/6/13 15:01
つまずき
小川麻由美
自由詩
3*
10/6/13 14:01
「反逆する読者」宣言
KETIPA
散文(批評...
10+*
10/6/13 13:58
アイスコーヒー始めました
伽茶
自由詩
1
10/6/13 13:41
生きる
桜 歩美
自由詩
4*
10/6/13 11:45
紫陽花
nonya
携帯写真+...
12*
10/6/13 11:16
レイトショーを終えて
わだち彩子
自由詩
1
10/6/13 10:58
満ち足りている潮
千波 一也
自由詩
5*
10/6/13 8:43
God Damn
寒雪
自由詩
1
10/6/13 7:46
ホタル
伽茶
自由詩
0
10/6/13 5:36
また出かける
番田
自由詩
0
10/6/13 4:51
炭酸水と夏の気配
木屋 亞万
自由詩
5*
10/6/13 1:43
炭酸水と夏の気配
小川 葉
自由詩
5
10/6/13 0:31
漂流
杳
自由詩
1
10/6/13 0:01
二十億光年の孤独を笑う
しゅう
自由詩
2
10/6/13 0:01
剥き出しの夜に眠る、
黒木みーあ
自由詩
0
10/6/12 23:55
マトリョーシュカ
月音
自由詩
4
10/6/12 23:52
炭酸水と夏の気配
あおば
自由詩
8*
10/6/12 23:48
NEW HORIZON
TAT
自由詩
2*
10/6/12 23:29
「プラネタリウム」
ベンジャミン
自由詩
3*
10/6/12 23:21
呼吸
佐藤伊織
自由詩
0
10/6/12 23:05
化工品
秋也
自由詩
1
10/6/12 22:48
ラポール
草野大悟
自由詩
0*
10/6/12 22:38
ワルサーp38
TAT
短歌
0
10/6/12 22:32
いちご味
izumi
自由詩
1
10/6/12 22:20
有明
あぐり
自由詩
3*
10/6/12 21:36
男か女か
R.F.
自由詩
1*
10/6/12 20:44
葱畑
小川 葉
自由詩
2
10/6/12 19:52
太陽の子
ペポパンプ
自由詩
4*
10/6/12 19:21
白線
たもつ
自由詩
11
10/6/12 18:49
3938
3939
3940
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
8.53sec.