逃避するのは
悪いことじゃないですよ

カウンセラーはそういう

あたしも うまく
逃避して

現実をやりすごせるようになった

でも・・・

キミのことだけは
逃避すること ...
 
これをきめたらすぐ詩作脳に移行する
変だよなあ
まるでパブロフの犬
青は進めの信号
ゼロはゼロのまま
ずっとそうゆう記号と概念
ショックをそっくり徳利に注いで飲む
ろくろっ首、能生 ...
女王蟻みたいに言葉を産んで君、なにがかなしい?なにがかなしい?

しゃぶられたペニスの先に非常灯 回る回るよ 世界は回る

キャタピラの外れた人がキャタピラの人の波間に漂っている

望 ...
私は祖父が嫌いだった
まじめで 正直で 社会のために
人のために自分を犠牲にする人だった
自分だけでなく家族もそれに従わせた

だれもしていない
そんなことは理由にならなかった
し だれ ...
顔をあわせれば喧嘩ばかり
しょせんは他人なのだと
若い頃は思っていた

(25歳で家を出た)

ぼろぼろになるまで頑張ったのは
家を出たことを負い目に感じて

入院しても知らせなかっ ...
報われない汗が
涙に変わる


きれいごとなんて
もううんざり


もがいても
もがいても


出口なんて見つからないけど


入口だって見失ったから


前だと信 ...
  

空を見上げたあなたを覚えている

強いひとになりなさい
と言われたことがある
そのときのあなたは泣いていた
いつしか同じことを僕が言っている
気づくと僕は泣いてはいない
あな ...
眠れずに
    話し続けて窓から見えた白い月
集合場所は明かされぬ森の中
    獣達は眠らない
獣のような人間も眠らない
    人間もまた獣のように目を光らせる

夜にメスを入れる ...
 確か柄谷行人氏が、どこかで、「私が論じている精神分裂病(?)は実際の精神分裂病とはまったく関係がない」、とか言いながらも、でもそれについて色々と語っちゃっていて……。
 あと岸田秀氏とかも、この人 ...
きみの寂しさを測定するのは机の上に置いてある二つの珈琲の表面のかすかなふるえだけで
あとは不可視のくうきになって異国の都市や砂漠や海や月の下や色んなところを回って結局は劣化なしできみに染みる、乾く、 ...
シスター
身に纏う着衣が黒いのは
己の本心を塗りつぶすためなのか
いくらストイックに暮らしていても
お前は
パンを食べるし
ベッドで眠るし
キリストに欲情してるのさ


シ ...
君の袖口はいつもあっけらかんと濡れていて、そのせいで俺は今夜も眠りを逃す、眠るべき時間に床を放棄してぶつぶつと詩をこまねいていると、それだけでなにか戻れないところまで逸脱してしまったみたい ... 黒人の肌 ぎらつき 呼吸に波打つ筋
それを照らす 白金の太陽
槍の尖 限りなく零に近い 一点に灯る 
定められた使命 狩りの前の舞踏
散る 汗の


白人のガレージに隠された ス ...
夢から醒めた
セロファンの夜が千切れていく

いきを、してね
しっかりと
もっと
つよく

涙の通ったあとは、砂漠みたい
なにもかんがえられないから
脈をかぞえる

いち、に、 ...
手紙はシャーペンで書いてはいけないという暗黙のルールを知らなかった私は、
苺やら牛乳瓶の形に折られた器用な手紙に四つ折りのノートの切れ端を返すような女子だった。
生徒手帳の禁止事項よりも大切な法律 ...
藤の花が空から柔らかに降る春の日

青空は鼻水が止まらないようなだらしない水色で
しゃぶしゃぶの精液を塗りたくったような気持ち悪い白さに覆われている
穏やかな日差しが休みでない者たちの足取 ...
フラれたい
もう一度あの娘にフラれたい
いや何度でもフラれたい フラれていたい
フリ回されていたい
フラれた時のあの悲しみが忘れられない
あの時ほど愛が愛らしく感じられたことはない ...
もう三十年も前になるかなぁ
当時、私も若かったから
オリジナル曲なんかを作って
弾き語りをしてましてね

倶知安町のフォークシンガーで
みきょうさんと同じ苗字で
「板谷」って知りませんか ...
降り出した雨で
黒い道路がいっせいに音を立てて
激しく破裂した。
アスファルトの色が、
より深い黒に染められていく。
落ちることしか出来ないのに
精一杯、地面を蹴り上げて跳ねたが ...
あなたの詩を読むと

あたしはあたしのことが少し嫌いになってしまうのです

あたしの脳内が創る言葉は美しくないから



それでもあたしは

濡れた髪のままドライヤーさえ忘れて
...
一番のバスで出た

いよいよ 今日だ
審判の日

平静をよそおいながらも
心はゆれる

もしも
もしかしたら・・

病院に着く
診察ナンバーは”4”

あたしのラッキーナン ...
やり尽くされた言葉を抱えた
私は諦めにも似た感情を どこかに封じ込めていく
やり尽くされた 言葉なのだろう
ひとつも 手にしていない

私は存在する
暗闇ではないのだと 思うべき そこで思 ...
降る暮れの火と刺さる樹と
青と蒼と青と蒼
うなずくように
言葉なくす灯


花間のなかの蕭索
舌の上の山茶花
冠 冠
手に手をわたる


影 にじむ影
海 ...
11
お互いのしっぽを追いかけてスピードを上げていく二匹の犬がだんだんと子犬に戻っていく。

12
少女の肩には、今まで出会った男性の手の跡がびっしりと刻まれている。

13
彼は、彼女が、オレンジジ ...
美しいものは美しくあるべきだと嘆いた
壊されていく綺麗なものが悲しくて難しい言葉並べた
守りたかったのは私の心

逃げ出さないようにくくり付けていた
その紐はもう朽ちてしまった
それでも逃 ...
覚えていますか? 
私達が種だった日のことを・・・ 

ふらりと寄った鎌倉の古時計屋で
無数の時を刻む秒針の音に包まれながら 
独り置かれた{ルビ勾玉=まがたま}の 
黒い瞳と、目が合った ...
おそれる キミ の手をひいて


すすむ 夕闇のそばに


虚ろな記憶と


快感に似た


くろい 何か




きこえてくる


歌声


彼方より


誘うよに


愛しむよに 魅了す ...
白鳥は阿呆の黒鳥をつがいに選び

人の目も気にせずにガァガァと啼いて子を産んだ

無論阿呆の方は姿を消して

養育費が振り込まれていない件どうしたもんかしらと

ガ ...
置き去りのボンティアックの錆のオレンジ
助手席に腰かけたままの
過去を
騒がせぬようにと気を使うみたいに
ゆっくりと
やさしく吹く風
口笛を乗せると
母親を ...
降りしきる、雨と濃霧の街頭で 
足元に、小銭の入った空き缶置いて 
唄う少女の頬に雨は{ルビ滴=したた}り 
過ぎゆく群に、愛を囁く 

今宵も巴里の夜は更けて 
洋燈の、スポットライトの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
逃避森の猫自由詩2*10/5/11 16:53
薬物光明ぽこぽこへッ...自由詩010/5/11 16:46
島を目指して×16短歌6*10/5/11 15:57
祖父からの伝言朧月自由詩210/5/11 15:39
MOTHERベンジャミン自由詩2*10/5/11 15:26
私は私でいたいから夕焼け空自由詩210/5/11 14:21
こころ そらのAB(なかほ...自由詩6*10/5/11 12:23
知覚する嬰児within自由詩13*10/5/11 12:10
現代思想系の人たちが語っていたこと藪木二郎散文(批評...110/5/11 11:06
喫茶店で日が暮れる15フィール...自由詩110/5/11 11:05
Dear Sister寒雪自由詩110/5/11 7:56
眠くなるまでやったなら我慢して寝るしかないホロウ・シカ...自由詩1*10/5/11 3:03
詩作過程 / ****'04小野 一縷自由詩7*10/5/11 2:12
爛々麒麟オオカミ自由詩510/5/11 2:02
『海の中の蛙』東雲 李葉自由詩5*10/5/11 1:46
藤の花が空から柔らかに降る春の日木屋 亞万自由詩1*10/5/11 1:21
フリ新守山ダダマ自由詩310/5/11 1:09
ライブのあとで板谷みきょう自由詩3*10/5/11 0:55
山岸美香自由詩5*10/5/11 0:20
五月病ゆきちゃん。自由詩210/5/11 0:14
無罪放免森の猫自由詩4*10/5/10 23:58
中央線のラインから番田 自由詩010/5/10 23:46
夜めぐる夜 Ⅲ木立 悟自由詩610/5/10 22:59
全手動一行物語(11〜20)クローバー自由詩4*10/5/10 22:53
小屋の中から三上あず自由詩010/5/10 22:51
種を蒔く人 服部 剛自由詩210/5/10 22:44
  彼岸 - S T O P O V E R ・ 8李伍 翔携帯写真+...0*10/5/10 22:43
猪で思い出したけどTAT自由詩2*10/5/10 22:39
Many Rivers To Crossホロウ・シカ...自由詩1*10/5/10 22:34
ピアフの夢 服部 剛自由詩010/5/10 22:29

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