瞳の最中に どこにいったのだろうと考えこまされていた
あの営業マンの人たちの消えた 過去の
神保町駅の歩かさせられていた ホームに
浮浪者でも何でも無くなっていった 近頃では人間でも
雑誌 ...
俺は船をもみ消された
何でもなくなった その金色だった
この俺の なくならされただろう 世界を
イメージとして その色彩に立ちつくしていた
道を立ち止まる 小波ですらもなくなった 俺の
...
ひっ掻き
傷 傷
水滴 水 そら
硝子の縁も
こつんと 鳴く
空
薄らぐ
高速バスのなか
6時をむかえ やがて
針は2分を示す
尾灯 ...
赴くままに
応えることが出来るのならば
距離を縮めることもなく
また 離れることもなく
常に一定なまでの
振り子時計のように
時を刻むのも
ひとりでは ...
諦めることは
決して
美徳とも想わないが
決断したその瞬間【とき】から
動き出した
新たな運命の 歯車を
もう
誰にも
止めることは出来 ...
ココロと瞳は繋がって居るのかしら
いつも秘め事を見透かされるの
貴方は私の全てを見透かすけれども
貴方の気持ちは閉じられて居てる気がして
すれ違う気持は
ただ切なくて 苦しくて 寂し ...
通勤の地下鉄
夜のうちに汚れの薄まったいつもの朝
家路を逆走する
生きとし生けるぼくたちは辿る
暇つぶしには程遠くて
たましいを携えて今日もゆく
あさってもあしたもきのうもおとといも
き ...
ぼくは
その
映画を観なければ
ならない
きっと
その義務が
ぼくには
ある
ぼくの虐めていた
女の子が
死んだ
小学校の頃
虐めていた女の子が
死んだ
引越しして
...
あなたが女性でも 男性でもいい
イヌでもネコでもいい
大人でも子どもでもいい
サカナでもトリでもいい
愛でも 情でも いい
念でも 憎でもいい
...
{画像=100421224443.jpg}
高尾へと向かう中央線の車窓から、シャッターを切った。
翌日、自室で現像したネガを、ライトボックスでチェックした。
テニスコートを撮影したコマが面 ...
死んだことの無い奴には死のことなど分かるまい。
そんな馬鹿な理屈
あなたの言っていることと、おんなじじゃないか
眠れないとあなたが泣くから
夜の外を探しにゆく
たらりと垂れた夜の糸口が
あるはずだからそれを探しにゆく
ほんとうはあなたのそばにいたくないから
せっぱつまった顔で でてきただけ
せめ ...
空洞をなぞろう
わたしたちはゆっくりそれをできる
ひびくものがすきなのは
とどくまでの空間があるからだ
あそこからここまで
いったいどれくらいの波が
どれくらいおし寄せたのかな
...
雨がぽつりぽつりと降り出した
彼と言い合いをした
よどんで居るのは天気だけじゃ無く
何処か心もよどんでいて…
けれどね
私の勝手な事情で貴方を困らせたくないの
でも迷惑かけて結 ...
散っていく桜の花びらが
冬の雨に運ばれて
道端の排水孔に吸い込まれ
川面にひとすじ
春の航路を開く
桜の花びらはそらを見上げて流れるのだろうか
それとも、みなそこを見つめてすすむのだろ ...
小さく青い顔をして
螺旋を描く
お互いの邪魔をすることなく
月の明かりを譲り合っている
ラ・カンパネラ
勇気もなく
孤独でもない
頬を撫でる風
君たちは、愛を、月光からもらう
下を向いて涼やかに鳴る ...
死にたいと千回言えば死ぬと聞いたので千回言ったが
死ななかったので誤情報だとわかる
一億回言えば死ぬらしいので
現在のところ千二百回くらい言った
あと9999万八千八百回くらい言えば死ぬと ...
水面に映る赤褐色の肉体に 覗きこむものの顔がふやけ、千切れ、ぼやけ
(節度ある顔が汚れた声を発する)
草原で 撫でるように刈られ、
息を吐き終えた架空の草
それがはらりはらりと
...
ビルの間に光る雷(いかずち)を
線路脇のすえた場所から
小便と浮浪の徒の
臭いに包まれ眺める
汗まみれのTシャツに
作業ズボンの私
人の浮き沈み
...
不思議よね
懐中時計はとまったまんま
だけど家の前に走る車は
今朝から忙しく
騒がしく
たのもしく
そうね
自分でネジを
回さなきゃいけないのよね
開けては
閉めて
...
夏の残響はセロファンのむこうで
けたたましい音をたてる 鬣を震わせて
道々の声や言葉と重なり合う天気記号が
すっと屹立する給水塔の直下 君の真上
指先にしろくどこまでも絵の具を伸ばし
長 ...
モモこっちにおいで
おまえはとてもよわいから
ひとりではいきていけない
モモこっちにおいで
わたしはとてもつよいから
だれのたすけも必要でない
モモこっちにおいで
だからふたりでいよ ...
あるひぷつときえてしまうような
きみのイチペイジにぼくをとじこめてほしい
きみのイチペイジに
ぼくのあしたがどんなでも
いまのぼくが
くれてゆくよるにおびえて
おわりたいから
き ...
100421
キィーッと叫ぶ人たちが
キゥィと声を潜めると
潜んだ叫びが
理科室の空調を狂わすのだと
体育の先生が
電源を遮断して
...
人間不信
貴方なんか嫌い
貴方なんて偉くない
貴方なんて尊敬していない
ただの大酒飲みの
肉体労働者さ
睡眠時間は3時間でいい
なんてバカじゃない?!
ヒトの彼女とりやがって
...
子供の頃に信じた夢が
叶えられるより前に壊れて
メーカーに問い合わせたら
なんと保証の対象外だと言う
それでやむなく夢を諦め
さっきハードオフに売り行ったら
ド ...
バスタブで 漂白すませ 漆塗り あなたに金の 蒔絵を描いた
鬱々と続く暗く腐った毎日を
恨み辛みを垂れながらやり過ごす
叩かれ指をさして嘲笑われても
ヘラヘラと顔を歪めて逃げてきた
下らないクダを巻かれ
横殴りの痛みが頬を突き刺す
堪え難きを堪え
...
100421
地元の塩に成りたいと
海に潜ってみたけれど
海の中も塩辛く
息苦しくて堪らない
息をふぅーと吐きながら
ガス交 ...
せいぎちょうをつくったぼくは
せいぎのめんばーをそこにしるした
いちばんはぼくだ
しゅうぞう、はやと、そうた、たくみ、ぜんいんでごにんだ
三十年まえのジャイアンが歌謡ショーをひらきそうな公園に秘密基 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
飯田橋の風
番田
自由詩
0
10/4/22 1:44
汽船が赤い円を残していく
〃
自由詩
1
10/4/22 1:43
九十九
しべ
自由詩
2
10/4/21 23:57
Miracle of rain ----- 雨の奇跡 --- ...
tomoya...
自由詩
2*
10/4/21 23:54
The change invents everything
〃
自由詩
1*
10/4/21 23:49
瞳
雪乃
自由詩
1
10/4/21 23:47
家路
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
10/4/21 23:43
自転車に乗って
ふくだわらま...
自由詩
2
10/4/21 23:34
求めない
しだ よう
自由詩
1
10/4/21 22:53
影
「Y」
散文(批評...
1*
10/4/21 22:50
くつ。
Ohatu
自由詩
1
10/4/21 22:50
夜の糸口
朧月
自由詩
6
10/4/21 22:49
ラ・カンパネラ
因子
自由詩
1*
10/4/21 22:41
雨音
雪乃
自由詩
1
10/4/21 22:33
(未完の)春(に散る)
たりぽん(大...
自由詩
3
10/4/21 22:26
ラ・カンパネラ(春について7)
クローバー
自由詩
2*
10/4/21 22:14
情報弱者、情報弱者(アブサロム、アブサロム)
a
自由詩
1
10/4/21 22:04
粘土
tomoak...
自由詩
0*
10/4/21 22:02
宵の街
蒲生万寿
自由詩
1*
10/4/21 21:12
懐中時計
こころゆくま...
自由詩
4
10/4/21 21:04
穏やかに午後を迎えている
瀬崎 虎彦
自由詩
1
10/4/21 20:14
モモこっちにおいで
はるな
自由詩
1
10/4/21 20:12
ぷつ
朧月
自由詩
1
10/4/21 20:09
キィーッと叫ぶ
あおば
自由詩
1*
10/4/21 20:07
ノッポの木偶の坊
ペポパンプ
自由詩
4*
10/4/21 19:31
アンソニー
セガール、ご...
自由詩
3
10/4/21 19:12
漆器
ハイドパーク
短歌
5*
10/4/21 18:22
曇天
虹村 凌
自由詩
4*
10/4/21 18:20
気温20℃
あおば
自由詩
3*
10/4/21 17:31
ぼくらの王国
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
10/4/21 15:39
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
3979
3980
3981
3982
3983
3984
3985
3986
加筆訂正:
くぐり抜けて行く
/
鵜飼千代子
[10/4/21 21:46]
詩集 ブルーウォーター 所収
5.26sec.