あたしは
バンパイア

夜な夜な 赤い愛の血を
求めてさまよう

あたしのことを
愛してくれる
赤い血は

匂う 匂う
いい匂い・・・

今夜は キミか

かけ引きも大事 ...
ランドセルを背負った少年は気がついていた。
長距離走者の後ろには必ず、
テレビ中継車がいるものだと。

どこかの遠い悲劇は、誰かが
後ろから写真を撮っている。
だって、教科書には戦争の写真 ...
にんげんで悪いか俺は
にんげんだ
俺も人間
俺もジェロニモ
甲斐バンドキューブリックキース・リチャー ... 孤独でない人間なんていない。
その事実だけが、私を安堵させる。

職場の上司が、手品を始めた。カード手品ってやつだ。時々、その成果を披露してもらう。だいたいは金曜日の飲み会である。飲み会自体が手 ...
名もなき花という言い方がある
名もなき花はたいてい
名もなき花を見かけたり見つけたりされる

でも
毎日一緒にいるクラスメートから
やぁ名もなきクラスメートさんって言われたら
変な気持ち ...
ははは
ひひひ
ふふふ
へへへ
ほほほ

愉快でならない。
自分の時間が進んでいる。
自分の思い通りになり
好き勝手な事を言って
感謝される。

強引でない。
心を聞いて
...
私が原因の口喧嘩
沢山怒鳴られた。

ごめんなさい…
だから そんなに怒鳴らないで?
ごめんなさい…

自分を護る術を知らなくて
貴方を不快にさせてしまったね。

怖かった。
...
まばらに差し込む光
手をくぐらせ
ぬくもりを確かめる

朝はやってくる
だからこの胸の不安も
いつしか消えていく

横に眠るあなたの鼾が
何よりも
何よりも煩わしい

近しい人 ...
感想屋さん、始めました。
感想屋さん、始めましょうか。

冷やし中華じゃなくて
ほんの少しの感想でいいなら。
ほんの少しの愛でなくてもいいなら。

ごめんなさい、
よくわかりませんでし ...
夏待ち恋心

*

騒がしく過ぎる6月の終わり
ふと読み返した君からのメール
聞いて?
もう
泣かなくてよかった

君の居ない3回目の夏を
君と過ごした場所で過ごすことにしました
もしかすると思い出に ...
踏切の向こう側
アイツが立っている
銃の形に手を作り
人差し指をコメカミにあて
ぐりぐりと
押し付けている
笑いながら

アイツは
高校の頃の同級生で
卒業して以来
会っていない ...
自分だけがまちがっていることを
信じてはいても
わたしには疑念などなかった
ただ父は
大抵開けぐちが分からなかったので
最後にはいつも口をつかっていた

色のぬけ落ちた昇降口で
晴れた ...
なんでだろう
僕が一人きりになると
雨が降るんだ
誰かといる時は
すごくいい天気だったのに
別れて一人になった途端
空が暗くなって
ポツリポツリと雨が降ってくるんだ
だ ...
こんな顔をして家には帰れない気がした
ヨシミは自転車で夜を町を走っていた
お母さんをさがしてパチンコ屋さんをわたり歩いていた
カゴのなんでもバッグにケイタイがのぞいていた

目からなみだがあふれていた ...
くちばしの長く伸びた蚊に足の指を吸われながら
恋人の首をころりと乗せた二の腕の潰れ具合を計っていた。
前髪の先に留まるシャワーの残り水が
目尻を伝ってシーツにつくと、
空は落ち、
圧縮袋のな ...
カワバタとこんなにながく歩いた
ふたりともなにもしゃべらなかった
最愛ってなんだと思った

仕事がらカワバタはホテルに顔がきくようだった
いつも車に乗り込んでから食事かホテルでゆっくりした
...
カワバタだ
歩道に乗り上げた車から音楽の低音がきこえている
のぞくと腕をくんで寝ていた
自転車のベルをひとつふたつ鳴らした
目をつむったままカワバタがほほえんだ
ヨシミはスヌーピーのような顔 ...
あたしがやるから、きょうはゆっくりしてね、お母さん、アイロンでなにしてるの、お母さん、ヒカリモナイカゲモナイ、あたしたち影でしょ、あの頃しあわせだったよ、だってひかり、吸ってるだけでしょ、だから、なに ... はやくやさしくしろ
というメールを
一日三回送ったら
関係が断絶したので
相手がやさしくなかったことがわかった
こんどはもっとやさしい相手をさがす

一日に10回くらい
やさしくするこ ...
{引用=

 またいつもの
 自転車にのって
 ぼくがむかっていた
 先とは
 どこだろう

 でも
 いまは
 どこだろうがかまわないおもいでいっぱいなのは
 はたして
 ど ...
ニュースは勝たせてくれないように出来ている

たぶん遅くなります

と声に出して読んでみた君のメール

生煮えの気持ちごと飲み干した缶ビール

酔いたい気持ちと睡眠時間 ...
PART ONE

馬鹿に屁理屈は効かない………………………………… 9
セメントの唄を歌いましょう…………………………… 20
汚いのはだれ……………………………………………… 35
気体 ...
粘土と唾液で造られた都市から
悪臭が漂ってくる
鼻のつまった男達が希望を語り合っている
むごく発達した上腕筋
愛撫はハンマーの一殴りだ

雷鳴の方角をさぐれ ひびわれた夜空の
耳垢だらけ ...
わたしは男の帰りを待つ
待つ時間こそわたしを
存在させる
つまり待つことによってわたしは
男への愛情を確認している
しかしそのことを誰にも悟られたくない
そのため日常の動作は速く 
人の ...
ポニーテールの少女が今日も
長い髪を揺らしながら、シンナーを吸っている

照りつける太陽と雲ひとつない青空
その上を雲が流れてゆく
どこかで誰かがテニスをする音が聞こえる

水玉のシュシ ...
  夜になると
  忘れていたものが僕の
  心を重くする



  夜になると
  僕たちはせっせと産みを始める
  明日はどうせやって来て
  握り潰してしまうのに
  ...
私はもとから煤けていて
精々清書の下書程度
落書きされるくらいが精一杯で
誰が燃やせど棄てないことがあるんだろう
あんたの言うこと何一つ噛めやしない
たかがザラ紙には無理な話だったんだ
直 ...
昔々(むかしむか〜し)は無関心
徐々徐々にに親しくなって
今は友と呼べる奴

昔々いつも傍らに蹲(うずくま)り
たまには気になるときがあるが
それはいつでも憂鬱さとともに

昔々は青と ...
あの
つらかった
あの頃
唯一つ二つの
悦びとして
隠れるように
買いあさった雑誌よ
今やそれらが
違う形の
脚光を浴び
私は寂しく
阻害された
遠く隔てられた
あの純粋な悦 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バンパイア森の猫自由詩4*10/6/27 23:49
長距離走ブライアン自由詩110/6/27 23:38
サンシャインなんか2秒で倒してやるTAT短歌1*10/6/27 23:34
ぼくはホニャララが好きです自由詩010/6/27 23:29
Magicuminek...自由詩19*10/6/27 23:09
促す雨海里自由詩310/6/27 22:58
笑いペポパンプ自由詩6*10/6/27 22:35
仲直り雪乃自由詩210/6/27 22:10
光の射す部屋れもん自由詩410/6/27 21:52
ほんの少しの感想でいいなら。小池房枝自由詩610/6/27 21:52
夏待ち恋心瑠音携帯写真+...010/6/27 21:25
視るOz自由詩110/6/27 21:16
生活梶谷あや子自由詩710/6/27 20:50
また一人きりの雨くなきみ自由詩1*10/6/27 20:44
群青のサンドウィッチ( 最終回)吉岡ペペロ携帯写真+...17+10/6/27 20:33
よぶん佐藤真夏自由詩5*10/6/27 20:31
宇宙のものまね(2)吉岡ペペロ自由詩310/6/27 20:25
宇宙のものまね(1)自由詩210/6/27 20:23
宇宙のものまね(0)自由詩110/6/27 20:22
アイアイエー、オトラント、クロチェット、ヒュペルボレアa自由詩110/6/27 19:35
日曜日のカエルは旅好きである石川敬大自由詩2810/6/27 17:46
淡い淡い今日木製金属自由詩610/6/27 17:29
ピチカカ反応若原光彦自由詩5*10/6/27 17:24
洪水非在の虹自由詩210/6/27 16:53
日常自由詩110/6/27 16:15
ポニーテールとシンナー 〜AKB48への手紙〜akb48自由詩210/6/27 14:28
夜になると草野春心自由詩210/6/27 14:22
tabula rasaひち自由詩0*10/6/27 14:03
おつきあい……とある蛙自由詩9*10/6/27 13:56
For My Youth 真島正人自由詩3*10/6/27 13:13

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加筆訂正:
ピチカカ反応/若原光彦[10/6/27 17:43]
半角スペース2個を全角スペース1個に修正。
5.5sec.