舞台の緞帳はいよいよあがり
しかしその舞台のうちで更なる幕は開かれる
改革は合わせ鏡
今や幾重にも続く世紀の幕開けに
観客は右に左に首をかしげ
出演者達は台本を忘れ
...
お酒を飲みすぎた 翌朝
大好きな アイスコーヒーを
飲む気には なれなかった
モーニングセットにはコーヒーが
おきまりだが
きょうは オレンジジュースの気分だ
濃いめのオレ ...
なにかが襲ってくるような
想いにとらわれるとき
僕の心の中にある悲しみが
また成長する気配がする
敏感な部分に
触れると知りつつ
それがヒトのものなら
僕らは割と平気だよね
指 ...
朝、目覚める
ベッドから出て
TVをつける
もさもさした頭で
新聞に目を通し
パンをミルクで流し込む
着替えて
身支度を整え
靴をはいて
部屋のドアを閉める
バタン
無機 ...
フニフニは
双子の姉妹の姉なんだけど
妹は確か
プニプニっていったか
忘れちゃったな
まあ実を言えば僕のほうで
勝手につけたコードネームだったんだけど
でもまた不謹慎 ...
重油が雲のように流れうねる
粘液質の眠りの底に響いて届く
何色かの鐘の音色に共鳴する
筋肉繊維の無数の弦が共震し
開かれる眩暈と明晰の間の扉
甘く緩く脊髄を対流する
胸 ...
廃棄された自動車のモノトーン
雑草に埋もれ かろうじて見える車体
タイヤもなく ほとんど原型をとどめていない
昔に思いを馳せたところで
この草むらから抜け出る術を知らない
...
白と黒
浮いて沈んで転がって
押し出された僕の世界
通り過ぎて
恍惚と
視力はなくただ暗い
薄っすらとした現実で
枯れて枯れまた枯れて
何遍でも崩れて消えてゆく
ぐしゃぐしゃ ...
あなたとの消息がとだえて
3週間と1日がたってしまった
まいにち 寝る前にあなたの
名を呼ぶ ちいさな声で
たった1日
数時間の会話だったけど
あたしは
感じた
あたしと同 ...
にかいのへやで
あそんでいる
たたみのふちをせんろにして
おもちゃのきしゃを
はしらせている
たたみのかどを
もうひとつのきしゃが
うせつする
わたしもさせつして
そ ...
{引用=ほら
よく見てごらん砂浜を
ぽつんぽつんと小さな穴から
やはり小さな息がきこえてこないか
そのすぐ下でうずくまっている
口を閉ざした貝の声がきこえないか
彼らにとっては大きすぎる
...
見たくないものを
見ないようにしていても
限界がある
自分の心もわからないのに
君に向き合うなんて
やっぱり出来ないのかな
今 僕に必要なのは
君じゃないし
君が必要 ...
冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない
やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる
ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ...
学校のクラス分けで 善 悪 粗野
の3クラスに分けられることになった
容姿が関連し
にきび面だと善に入れない
粗野か悪
目がつりあがっていると
善には入れない
粗野か悪
頬が出張 ...
ある朝、目が覚めて毒虫になっていたら
空を飛んでファック出来そうな虫を探しに行く事にするよ
...
うみのさけびを
おぼえているものは
だれもいない
いのちはうみから
うまれてきたと
いうのに
いまはただ
くりかえされる
うなばらのおとが
きこえるばかり
うみのさけび ...
私は私の言葉を
細く細く出し続ける
水の中で吐く呼吸のように
みえない泡になってゆく
はじけたとき
はじけぬまま
あなたはなにかを感じるでしょう
たとえ
目をそらされたとしても ...
ページをめくる
本の中にたくさんの
文字が落ちている
こんなにたくさんの文字を
いったいどこの海から拾ってきたのだろう
時刻表を見ると
海行きの最終列車はもう三分ほど前に
近 ...
ひとり寝る
山の田舎の
一軒家
我がで選んだ
人生だろが、、、
朝起きて 台所のブラインドを開けると
猫が 物陰に隠れて
つたの絡まる切られた木の上の方を見ている
そこには ヒキナギのつがいが
巣をはぐくんでいるのだ
が いつもはもう チチチとさえずるの ...
そっと
電車の窓ガラスに
耳を押し付けてみる
風景が消えていく時間が聴こえる
「はたらくくるま」という歌があるが
確かに働いているのは人だけじゃない
通勤電車とは通勤する電車のことだ
いつも重たい荷物を背負って走って
お疲れ様
寝静まった夜の住宅街で ...
あの人の元カノが判明
なんと隣のクラスの
あきやまさん
容姿端麗
博学多才
元バレー部エース
わたしなんか
霞んで見えちゃうほどの
オールマイティーガール
か、
敵わな ...
頭が落ちていたとしても
腹を抱えて笑うやつはいるだろう
やっと死んだよと
...
日の丸をあげると
あなたがおろすから
おろしたのというと
うんと言うから
私はまたあげて ...
私が心配だったのは
あなたが私に
泣くなよ
そういうのかも知れない
と思ったからです
あなたが私の
笑顔だけがすきなのなら
私は今朝の花みたいな
微笑を枯らせない
ゆうらと ...
カゴの中の鳥が
可哀想だとは限らない
そこで満足するものも居るのだから
そこから見える空がどこまでも続く
そんな事実を知らずとも
力いっぱい羽ばたき飛ばずとも ...
波に乗り
船に乗り
遠い遠い島を目指して
楽園にあこがれる
誰も知らない土地で
誰にも文句を言われないで
誰にも意地悪されないで
誰にも傷つけられない
毎日が楽しい。
毎日が ...
どんなに
大事に思っても
届かぬ恋
どれだけ
努力しても
繋がらない運命
どうしても
出来ない
ちょっとした信用
どれだけ
抱きしめ合っても
足りない愛
誰もが ...
51
私は空っぽなんだ、と悲痛な様子で訴えてくる私のおなかは、しかし三段もある。
52
彼女は、彼が、時間がないと繰り返さなければ、充分な時間がとれることに気づいて、口で口をふさいだ。
53
その ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
緞帳はあがり
瑠王
自由詩
4*
10/5/21 13:01
オレンジジュース
森の猫
自由詩
2*
10/5/21 10:56
柔らかな爪
朧月
自由詩
2
10/5/21 10:53
Where Did U Go ?
寒雪
自由詩
1
10/5/21 10:19
愛の国境線
藪木二郎
自由詩
0
10/5/21 9:42
メロディ / ****'04
小野 一縷
自由詩
6
10/5/21 5:33
モノトーンの生
小川麻由美
自由詩
2*
10/5/21 4:29
ピアノ
チェザーレ
自由詩
1
10/5/21 2:02
つながっているよ
森の猫
自由詩
2*
10/5/21 1:51
汽車
小川 葉
自由詩
5
10/5/21 1:48
貝をひろう
ベンジャミン
自由詩
5*
10/5/21 1:43
本音
次元☆★
自由詩
3
10/5/21 0:56
さみしさで貧血
ふるる
短歌
26*
10/5/21 0:43
粗野か悪
a
自由詩
3
10/5/21 0:18
今ここで 【R−18】
TAT
自由詩
0
10/5/20 23:17
うみのさけび
紀ノ川つかさ
自由詩
1*
10/5/20 23:14
言葉で繋ぐ手
朧月
自由詩
2
10/5/20 23:00
会釈
たもつ
自由詩
7
10/5/20 22:45
今夜も普通に淋しいけれど
TAT
短歌
1*
10/5/20 22:41
ヒキナギの子
砂木
自由詩
5*
10/5/20 22:40
西武池袋線の消滅
冬野 凪
自由詩
0*
10/5/20 21:43
はたらくものたち
新守山ダダマ
自由詩
2
10/5/20 21:06
五月廿日
cass
自由詩
2
10/5/20 20:58
たぶんあなたの
鵜飼千代子
自由詩
3*
10/5/20 20:53
祝日
〃
自由詩
4+*
10/5/20 20:53
一列になって
朧月
自由詩
2
10/5/20 20:30
失墜
蒲生万寿
自由詩
1*
10/5/20 20:28
パラダイス
ペポパンプ
自由詩
6*
10/5/20 20:11
DDT
豊原瑞穂
自由詩
3+*
10/5/20 19:52
全手動一行物語(51〜60)
クローバー
自由詩
3*
10/5/20 19:41
3922
3923
3924
3925
3926
3927
3928
3929
3930
3931
3932
3933
3934
3935
3936
3937
3938
3939
3940
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
8.6sec.