国を統べる覚悟はあるか
国土も、国民も、法も王も
たった一人
自分一人だけの王国を
心身全くもって健全な人間などいない
そんな理想の国など
どこかにならあるというものではない
五体や ...
100622
反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
...
つみかさなる
理由なんてない
自分以外の意識と
対峙しただけ
あなたの唇は
とても卑猥だ
漏れる音
吸われる熱
食べられてしまうと
思わせるくらいに
囚われている
15の時 演劇をやりたかった
が 部の雰囲気が悪く
音楽系の文化部に入った
戯曲”ロミオとジュリエット”に
あこがれていたから
その希望のままに
今も あたしは
生きている気 ...
思いを流れる
風の中に ぼんやりと
私は眠る
風の どこに流れるのだろう
考えることなど ない
笑うことすらなくなった
食べていられたならと いつも願っている
幸せである世界を見 ...
夏が来た
みたいだけれど
ねむいなあ
セーラー服を着たおばさんから
愛をこめてヘルペスのプレゼント
夢中でがんばる君にエールではなく
とっておきのヘルペスをプレゼント
さあ こちらで一列に並んで下さい
三十分ほどでご案内出来ます ...
茶柱が立とうものならへし折ってやる
サブカルに傾倒したお前らに未来はない
哲学と就職の話題を一時にするのは止せ
今から半年後に俺だけが悲しくなるから
ウイニングイレブンの常識を持ち込めば
そ ...
六年半続いた喫煙の習慣を、いったん中止して、二週間め。やはりというか、さっそく体重は1000グラムふえた。
喫煙は、最初から違和感がなかった。むせて苦しいこともなかったし、匂いに顔しかめるこ ...
さらさらと
石油にも似て黒々と
海まで続く夜の川
眺めていたら
魂まで流れゆくかも
きらきらと
私を誘う悪い川
しっとりと長い髪のよう
何故だか女 ...
雨だからかな
話しづらいのは
雨だからかな
重い空気は
昨日の後に
僕の知らない
時間があるから
不安になるね
雨だからよね
目が合わない ...
2人して落ち込むことがあった週末だった。
「解決したよ」とメールしておいた本日17:03。
数時間後に不意に電話してきて。
2人して落ち込んでいた件につい ...
疾走する赤き車
似つかわしくない車
それでも
気にならなくなった
麻痺したのだ
新産業道路から
尾久橋通りへ
さらに環状七号線へ
夜の四車線道路をとばす
その恍惚感
月の光 ...
私が詩としてこの世界に遺す想い
それは他の何ものとも混同されてはならないし
一つの思考の表現にも
況してや芸術と正当に見なされる物にも
局限されえない
生産すること
食べることは必 ...
ザイオンが
まだ来ないの?と
俺を呼ぶ
分かってるって
今向かってます
ぶっ壊れてくれ警視庁
性善説に基づいて
解散しろよ
な ...
真っ白だったところに
思い出はときおり順番もなく
まるで誰かの落書きのように在る
それはたしかに自分が経験したことや
自分が学んだものであるはずなのに
忘れてしまいたいことほど鮮明で
忘れ ...
この上なく晴れた
心は膨らむだろうか
冷たい雨が降った
心は滲むだろうか
強い風が吹いた
心はなびくだろうか
大きな音がした
心は震えるだろうか
強い光が差した
心は ...
今日は美濃馬場に行ってきた。白山永滝神社前の道の駅白鳥でカレーをたのんだら、あからさまなレトルトカレーがでてきた。食道入り口に「奥美濃カレー」というパンフレットが置いてあって、郡上ではカレーを名物と ...
障子すべて開け放った和室に
屏風の衝立
衝立は
六曲一双モネの睡蓮
昼寝時の畳からは
好んで水辺に生える青草の匂い
ひつじ草がぷくりぷくりと開く
どこか遠くの沼の気配
...
力を抜いた片掌に
ちょうど一つずつ乗るほどの
ピンク色したケセランパサラン
夜に開くサガリバナ
夜にだけ
マングローブ林の奥のほうで一晩だけ咲いて
ほたりと朝には
水面に落ちる
...
これなるはもぬけ
まぬけではなくもぬけ
まぁまぬけなもぬけではありますが
これなるもぬけは言の葉をあやつりまする
人語を解しまする
花鳥風月ひとの情けに涙もいたしまする
つまりは詩などもい ...
雨つぶに擬態して空からやってくる
ひとつひとつを
見逃してはならない
空想がはなはだしいので
傘を置いてきた
今頃は線路をたどったどこかで
だれかのものになっている
夏の身体はよ ...
キッチンはカフェ風にした
何時だってどんな時だって
コーヒーを飲みながら
好きな音楽を聴きたかったから
時間に追われ義務感に追われてるのを忘れ
カフェばかり行けない現実を ...
小さな世界で完結し
目は何も見えず
音は地に堕ちた
意識ある錯乱は
あまりにも幼稚な自慰として足りない指がまさぐる
明日の夢があるならば
それは七夕の笹 ...
知ってるよ
どうせみんな
私よりかわいくて
性格のいい子をみつけると
心が揺れる
私には
その揺れを止める自信がない
魅力もない
勇気もない
離れていきませんようにって
必死に ...
えっ、ここなの?
翔太さんに背中押されるようにくぐった暖簾
彼とはじめてのデートだしお洒落なイタ飯屋さん期待してたのに
お母さん、ただいま!
彼の挨拶に笑顔で答える和服姿の女将さん ...
楽しかった恋の思ひ出
つらかった恋の思ひ出
恋にもいろいろあるけれど
イヤなことしか思ひ出せない恋もあり…
どんな恋にせよ、終はった恋の思ひ出は、
取り返しのつかない、ひとり言です
昼間の長さがピークに至ったので
誰も皆名残を惜しんで西の空を眺める
赤い夕焼けの感動は共有され
触発された誰かが振り返る
そんな流れに気づいて
慌てて家の窓に向かい
雨戸を開くと
空 ...
人はひとりじゃ
生きていけない
支えられなきゃ、
支えてるって自覚しなきゃ、
生きていけない
なのに人は
一人で生きてるような気でいる
当たり前に誰かに支えられてるから人なのに。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人間の大地
小池房枝
自由詩
4
10/6/22 2:34
ピチカカ反応
あおば
自由詩
7+*
10/6/22 2:31
歯形
杳
自由詩
2
10/6/22 1:55
女優
森の猫
自由詩
6*
10/6/22 1:44
越冬
番田
自由詩
2
10/6/22 1:43
夏至
佐和
俳句
5
10/6/22 1:30
サービス
セガール、ご...
自由詩
1
10/6/22 1:21
ふんぬ
〃
自由詩
4
10/6/22 1:20
喫煙のこと
はるな
散文(批評...
3
10/6/22 1:03
夜の川
短角牛
自由詩
0
10/6/22 0:19
転嫁
邦秋
自由詩
1*
10/6/22 0:17
夏至
高杉芹香
自由詩
3
10/6/22 0:00
赤き車
kauzak
自由詩
7*
10/6/21 23:44
活動コンセプト発表
一 二
自由詩
0
10/6/21 23:30
約束の大地
TAT
短歌
0*
10/6/21 23:22
炎で鎮めろキリキリスピリット
〃
自由詩
0*
10/6/21 23:16
めまい
ベンジャミン
自由詩
5*
10/6/21 23:09
そこにあるだろうか
葛西曹達
自由詩
0
10/6/21 23:03
美濃馬場
a
自由詩
0
10/6/21 22:43
六曲一双モネの睡蓮
海里
自由詩
3
10/6/21 22:38
紅樹林の入り江にて
〃
自由詩
2
10/6/21 22:37
もぬけのからより羽化はたせしもの
〃
自由詩
1
10/6/21 22:35
夏至
あまね
自由詩
4
10/6/21 22:35
Home
伽茶
自由詩
0
10/6/21 21:45
卑屈
蒲生万寿
自由詩
0
10/6/21 21:22
男など
cass
自由詩
2
10/6/21 21:12
新橋烏森口のひと
恋月 ぴの
自由詩
20+*
10/6/21 21:12
終はった恋の思ひ出は
三州生桑
自由詩
0
10/6/21 20:21
夏至
伊織
自由詩
3*
10/6/21 20:03
ひとり
平 哉人
自由詩
1
10/6/21 19:30
3926
3927
3928
3929
3930
3931
3932
3933
3934
3935
3936
3937
3938
3939
3940
3941
3942
3943
3944
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
加筆訂正:
独りきりの部屋で燃えるような魂
/
うめぜき
[10/6/22 1:00]
オチにエッジを効かせたく変えました。
6.21sec.