この地球が
ビー玉だとすると
この世界が
てきとうに描いた
誰かの下手な落書きだとすると
上手く辻褄合わせが
出来ると私は思うのですが
皆さんはどう思いますか?
...
小学校の紙飛行機ブームのとき、
校庭からすこし離れた水飲み場で、銀杏を見上げて考え込んでいる少年がいた。
風に乗りすぎた最高傑作の機体を枝に引っ掛けてしまったのだ。
少年はカバンから堅めの紙 ...
たとえちっちゃな金魚だけれど
私の心を支えてくれる
死んでしまいたいと思うときも
何年も私と一緒に過ごしてくれた金魚が
勢いよく泳いでくれるのを見ていると
この子たちをちゃんと私はお世話でき ...
あなたはここで生きなさい
あなたはここでしか生きられない
そう言われたわけでは
ないんだろうけれど
ビーチで遊ぶ人たちは優しい
それは見てるだけでもわかる
もうずいぶん昔のことだけど、
中学生のとき2つ年上の友人と一緒に下校してた時期があった。
彼は色白で線の細い、ちょっと有名な変わり者だった。
どう変わっていたのかはうまく説明できないけれど
...
{引用=さよなら}
無機質な電話の切断音が耳を突く。
彼の優しい声音を思い出しながら その最後の一言を口の中で反復する。
ふと 喉の奥で焼け焦げるような熱を感じた。
痛い。 こぽり。 溢れ ...
雨がずっと降ってるから
詩なんて浮かばないんだよ
こんな夜は言葉だって
しめって重くなるばかり
春ってだけでしんきくさくなるというのに
この寒さで花も散ってしまった
遅咲きの桜もこの雨 ...
みんなきっと騙されているんだ
カレーに福神漬は決して合わない
これが俺の知っている真実だ
「夏が逝ってしまう…」
ジム・モリスンは歌い
そして彼も逝ってしまった
私は逝けないと同時に
何処にも行けない
思いは飛び立つが
私は此処にとどまる
...
{引用=
ただただ白い部屋で
打ち寄せる雨を聞いている
恋人は壁に向かって立ち、
このキューブに広がる柔らかな影だけがわたしの在りかで。
降り続く水分を
冷えきったグラスに ...
インテリぶる人間が嫌いだから
愚かしいふるまいをすることにしましたと宣言して
まずメスシリンダーを
雄シリンダーとよぶ
オスシリンダーと
明確な間違いをかさにかかって攻め立てる豚野郎の
...
冬のよる
二人で歩いているとき
あの有名な星座の
みっつ並んだ 星をみつけた
ぼくが君に
ほら、といって指さすと君は
わぁ、と言って見あげたね
星を見 ...
僕は
彼女の迷路で
もがいている
迷路の中は
なんともひどくて
彼女の人格そのもので
進んでも進んでも
先はレンガばかり
その上
後ろからは
彼女の飼っている
ド ...
長身の SALLYの手つかみ 背後から ジェットスキーを 操るように
春なのに 指先凍え 泣いていた ため息の花 部屋に溢れる
柔らかな あなたの文字に 愛溢れ 「元気ですか?」に 返事を書けず
そのちいさな背中は全部しってるの きらきらおでこにそっとくちづけ
あたしにはあなたになにか伝染せるの きみにもらったインフルエンザ
ようせいが春のおとづれ告げる音 きみの大きなくし ...
遠い天体から
ひかりが届いている
それはぼくから見れば
永遠と
言ってしまいたくなる距離だった
そんなに離れていても
引力など働いているのだろうか
...
たんぽぽの綿毛とんでゆく
私がふーっと吹いたから
可愛い茎を
一番上の引き出しに入れて
鍵をかけるんだ
それでも
引越しのときに
机は置いてきた
砂だらけの空き家に
春はきら ...
こんばんわ。いまパラオの海岸から沈む夕日を眺めています。地球って本当に丸いんですね。まるで手が届きそうな距離にあるんですよ、天国が。
胸の奥底に溜まっていた涙が止まらない。
神々しく輝く ...
「お兄ちゃんなに書いてんの?」
「小説」
凛が俺の肩に体重をかけてパソコンを覗き込む。凛は小学6年生の高野山生まれの少年だ。
「これ、どういう意味?」
青春を肌に感じ ...
正義感溢れる言葉裏腹に弱い心を覆う隠れ蓑
風となりポストに届く封筒の雪の切手は夏に一目惚れ
広島の奥座敷だと言われてる湯来温泉の湯は恋に効く
空耳のような気がする君の声魂同士密談交わ ...
長い髪がどんなふうに垂れるのか その白い背を 思い描ける
椿にも桜も菊も石南花も 指先のあとがこゆく残る
君は落ちながら音もなく
決して誰も音楽などではないのだと
落ちてゆく場所が君の望んだ場所なのか
光はひかりであってそれ以外の何ものでもない
誰かの願いをその身に受けながら否定も肯定もしない
...
{引用=
優しく笑って
優しく微笑んで
優しく黒ずんで
まるでレーズンバターみたいに
※
詩を口にすると
表面がはがれていく
※
薄いコーティングを
誰のためにした ...
進藤則夫が滋賀に来なくなって久しい。劇団帰ってきたえびすの主宰・演出の人だ。私は役者や芸人のようなものを目指して、上京したり大阪の養成所にいたりした。そして滋賀に帰ったときだった。なにもすることがなく ...
「なぁ、おとうちゃんー」
「・・・・・・・」
「なぁ、おとうちゃんてー」
「なんじゃい」
「あのなー、えっとなー」
「ほぉ」
「あのなー、えっとなー、ヤマダ君がなー」
「ほぉ」
...
はっきりとした目的もないと
矢印が他人事のように見えてくることがある
この矢印はじぶんにとっての矢印なのか
ぼくはどこへゆこうとしているのか
矢印はなにも知らないだろう
そんなことぼくが決め ...
幸せなら屁をならそう
幸せなら屁をならそう
できるかぎり
大きな音の
強烈な臭いの
幸せ感たっぷりの屁をならそう
そして
みんなに屁を嗅がそう
不幸せなら屁はやめよう
不幸せなら屁は ...
{引用=
カーテン越しの
やわらかな陽光が
目蓋に染み込んで
僕はしあわせに泣く
夜は明けたというのに
どうしてこんなにも
かなしいのだろう
ラベンダー色した夢の輝きを
1秒 ...
メディアを開くと
デマゴーグには事欠かない
うそのニュース
うそのタレント
うその世界が充満していて
臭気に目鼻をやられてしまう
その中に
そっと真実を混ぜておいても
もう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
なら何が正しいのか?
ユダ
自由詩
2
10/4/22 22:35
paper flighter
mizuno...
自由詩
3
10/4/22 22:29
生命
桜 歩美
自由詩
4*
10/4/22 22:27
santa monica
mizuno...
自由詩
3
10/4/22 22:24
white clover
〃
自由詩
2
10/4/22 22:22
清純エゴイスト
愛心
自由詩
5*
10/4/22 22:17
涙雨
朧月
自由詩
5
10/4/22 22:03
真実
しろう
自由詩
1*
10/4/22 21:45
Who am I ?
蒲生万寿
自由詩
2*
10/4/22 21:02
ハレーション
あぐり
自由詩
4*
10/4/22 20:26
雄シリンダー
a
自由詩
1
10/4/22 20:10
みっつ並んだ星
くろきた
自由詩
6
10/4/22 19:27
彼女の迷路
寒雪
自由詩
0
10/4/22 19:17
Long Tall Sally
ハイドパーク
短歌
4*
10/4/22 18:38
春なのに
ミツバチ
短歌
4*
10/4/22 18:36
よっつ
はちはちよん
短歌
3*
10/4/22 17:42
遠い天体
吉岡ペペロ
自由詩
14
10/4/22 17:21
たんぽぽの季節
木葉 揺
自由詩
7
10/4/22 17:15
天は円なり、地もまた円なり
済谷川蛍
散文(批評...
0
10/4/22 16:40
彼らの時代
〃
散文(批評...
3
10/4/22 16:34
正義感
夏川ゆう
短歌
4
10/4/22 16:07
未練
はるな
短歌
2
10/4/22 15:08
as you fall
瑠王
自由詩
3*
10/4/22 14:47
まるでレーズンバターみたいに
真島正人
自由詩
6*
10/4/22 14:21
進藤則夫のした仕事
八男(はちお...
散文(批評...
2
10/4/22 12:14
子供
捨て彦
散文(批評...
1
10/4/22 10:38
矢印
吉岡ペペロ
携帯写真+...
8
10/4/22 9:27
幸せなら屁をならそう
花形新次
自由詩
5*
10/4/22 8:34
in the early morning
高梁サトル
自由詩
9*
10/4/22 7:39
Latest Idiology
寒雪
自由詩
1
10/4/22 7:04
3945
3946
3947
3948
3949
3950
3951
3952
3953
3954
3955
3956
3957
3958
3959
3960
3961
3962
3963
3964
3965
3966
3967
3968
3969
3970
3971
3972
3973
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3977
3978
3979
3980
3981
3982
3983
3984
3985
4.62sec.