日々の戦という 
共同の幻想に{ルビ塗=まみ}れ 
周囲の人の口から放つ 
言葉の槍に思わず むっ としてしまう 

そんな意地悪さんや、身勝手さん達さえも 
原子爆弾の投下された、あの  ...
優しくない
人を妬む気持ちが
ドロドロと溶けだす夜
私はまた罪をおかしそう

もっているものをあわてて確かめる
人並みに揃っていればいい
多少足りないぐらいなら
コンビニにいって買おう ...
のび太君はいつも 
スネ夫にからかわれては 
頭が煙の昇るエントツになるものの 
テストや体育の時間になると 
何故だか決まって、負けるのです。 

そんなスネ夫にも 
時折気まぐれの風 ...
歩道に溜まった雨粒が静かに夜を抱いている、口笛はマイナーセブンスを僅かにフラットしてる、君の左の袖口は少し濡れている、僕の右の袖口と同じようなセンチで
コンバースの爪先に空き瓶がぶつか ...
三日月様は
今日も微笑む…

お日様のように
辺り一面を
明るくは出来ない
けど…

三日月様は
今日もニッコリ
君に微笑みかける…

ほら!笑って♪
いつもの君の
笑顔を ...
白い箱が届いた

梱包された神秘

なぜ箱を開ける時

こうもワクワクするのか

温もりを感じる新聞紙

オレンジ色が視覚を通して

喜びに変わった

一面のオレンジ色は
...
小さな頃に
時計を忘れて
ベランダ越しに
ゆっくり空と雨を眺めてた。

殺伐としたアスファルトの上は
不思議なほど 臆病で 落ち着きなく
速く 淋しく 意味は薄く 汚れ 喜びまでもは は ...
す(て)き

い(き)て

こ(が)い

き(ず)が

さ(ら)って

あ(さ)いひかり




(2010・11・27mixi日記より)
押入れに隠れていた
暗い密室の中で
埃っぽい空気の中で
春の芽吹きを待っていた

喉の渇きに苦しみ
時折、浸みてくる温もりに身体を寄せ
ずっと夢を見ているような
おぼろげな意識で
昼 ...
 
 
僕にヒゲが生えていた頃
あなたは優しくヒゲを撫でてくれた。
今ではすっかりヒゲは枯れ
ビルなどの建築物が建ち
唇の近くまで人も歩くようになったけれど。
あなたの手のことはあまり思 ...
アイデンティティーは甘めがいいもの
角砂糖をふたつ
未来を見るような目で
スプーンの先端を見つめて崩す
一滴もこぼさずに
何かを確かめるような動作のひとつひとつが
あなたがいくじなしだって ...
花が割れるおとを知っているだろうか。
わたしのよく知っているのは、凍った薔薇が割れるおとだ。
虫の羽の振動のようにか細く、澄んだ一瞬の音。

音に執着した時期があった。色やにおいやかたちに ...
前年度 コピーして出す 指導案
いいかげんさを 露呈する君

子どもらは 同じことして 繰り返す
本番とちる 教師ガッカリ

見学者 発表者とも 場しのぎで
役割分担 上手すぎるだろ
...
秋の草原
枯れ草色

ついこの間は
若草色だったなんて
まるで騙されているよう

春芽生えて誕生し
今は老人なのだね

あっという間の一生
何を思い土に還るのか

きっと『死 ...
一つ、二つ、と灯りのともっている木の枝

波が君の白い服
星はボタン

細い腕にからまるひんやりしたツタ
暗い緑ですべすべ

沖に流された小瓶の中に丸い光

降り積もるのは君の言葉 ...


 言語学者の間で、パソコンの「マウス」の語源が「魔臼」なのか「舞う酢」なのかについて議論がなされた。マウスの動き方が、臼が回る動きなのか、舞う動きなのか、が主な論点となった。僕は「マウス」は ...
出歩くたびに
懐かしい風景や光景に出会うと
僕は心のファインダーを覗いて
素早く音のないシャッターを切る
撮った写真には必ず写るはずのない
きみの姿をした心霊写真


秋の紅葉 ...
おトイレが
我が身唯一の
自由時間
びゅんびゅん
車が行き交う中
それでも歩く

寂しい
この旅を止められない
運命

その代わり
皆優しいけど
でも
核心を触ってもらった事は無い

ある時
恋をした
その ...
遥か
遠い雲の向こうを
焼き焦がす
流血の
夕暮れ
いつも
暮れる速さに
追い付けぬまま
置き去りにされた
また 夕暮れを待つのは
誰?

日毎繰り返す
不在の
観客のた ...
あなたは なんの前ぶれもなく 姿を消した
私は おろおろと いつもの金星までのふたりの散歩道を探す  忘れてしまったあなたの名前を呼びながら


一人目のあなたは 地球が好きで 私を連れて毎日 ...
テロップの、落書きパートに指相撲の"腕"力で、かますキッチュなほおずりは、ハブりがいいあなたの火照りをうらやむように/冷え切っているのです。モスコミュールに添加されたジェル状のシロ ...  ひらめいて
 日記に書いた
ひとことが
 誰かの詩になり
 トップ10入り
旦過市場を抜けたはいいが
山を越え
谷を過ぎ
ここはどこやねん
ぐるぐるぐるぐる
廻る道
これがニーチェの言っていた
永劫回帰か
あほんだら


天と地におけるありとあらゆるも ...
縁のある
こころの恩人
虹の夢 
語るひとみに
光 宿して
 
 
(あ)

あかんぼうが
ないている

あー
あー

それはぐうぜんにも
ひらがなの
さいしょのおとだった

こもりうたをきかせると

いー
いー

と、わ ...
山田さんの背広が
朝焼けを縫い込んだみたいに
ひかりかがやいてみえた


やるじゃん、山田


ぼくは呟いてコンビニに入り
缶ビールとつなあげを買った

 
防御として、骨格として
自分の骨がわかる
骨のところの、形を覚えておく
骨の使い方がわかっている人
意外な骨の使い方をしている人
突き詰めていくと
名前がひとつのハッシュタグになる

...
あの
匂い、あの
塩素の匂い、あの
匂いをかいで、早く
水に入りたい、音も
聴こえない、中にいて
水をかいている、砂まみれになって
味がするし、足がつかない
温度も冷たい、なんにも
...
 
 
さかながいちび
びじんをあいし
しばえびこいしい
いえなのさ
 
 
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レンブラントの絵 ー両手を開いた父親ー 服部 剛自由詩010/11/28 19:54
夜の口笛朧月自由詩310/11/28 19:52
ドラえもんのいない世界で 服部 剛自由詩310/11/28 19:31
巻き戻しか、それとも早送りかホロウ・シカ...自由詩2*10/11/28 19:08
三日月様の顎顎長三日月自由詩110/11/28 19:08
感謝小川麻由美自由詩1*10/11/28 19:02
がぱ自由詩1*10/11/28 18:53
そこ阿ト理恵携帯写真+...1*10/11/28 18:37
糾える光の蔓within自由詩3*10/11/28 17:36
僕にヒゲが生えていた頃たもつ自由詩8*10/11/28 17:30
テラスアズアミ自由詩210/11/28 16:57
音のことはるな散文(批評...110/11/28 16:41
国語科研究部西日 茜短歌3*10/11/28 16:35
草原の約束うずら豆自由詩4*10/11/28 13:12
怖くないふるる自由詩5*10/11/28 11:44
日々2葉leaf自由詩8*10/11/28 11:02
会いに行くよ寒雪自由詩010/11/28 10:41
自由時間こころゆくま...自由詩010/11/28 9:28
流浪の民少女A携帯写真+...110/11/28 9:22
夕暮れフクスケ自由詩010/11/28 8:22
あなた草野大悟自由詩1*10/11/28 7:20
ツイート乱立詩101119〜1122吹雪自由詩010/11/28 6:14
連なり佐和短歌210/11/28 5:29
イン・ザ・祭り真山義一郎自由詩18+10/11/28 5:01
みらいのありか佐和短歌010/11/28 4:54
あいうえお(「五十一のデッサン」インスパイア系)小川 葉自由詩310/11/28 4:08
おめでとうせかいのせな...自由詩410/11/28 3:05
避難19カエル自由詩110/11/28 2:54
避難18自由詩210/11/28 2:46
さ・び・し・い小川 葉自由詩210/11/28 2:42

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加筆訂正:
みらいのありか/佐和[10/11/28 16:47]
修正しました
連なり/佐和[10/11/28 6:50]
タイトル変更
5.4sec.