やるせなくて仕方ないから
今日も殴る 殴る 殴る
やり場のない憤りは私の体を離れて
今日も蹴る 蹴る 蹴る
壊した自動販売機のへこみを見る度に
自分の幼さと体の暴走を嘆く
涙なんかより ...
(私の全ての時計が止まってしまって時間が解らないのです。)
この街には時計は無いよ。
過ぎる時を気にしたって仕様がないからさ。
ブザマだよ。
ごらん、あの軒下。
子猫同士の小さな ...
*エンドレス
染みは消えずに
増してゆくだけ
(塵のように
言葉も積もるだけ
)わがままだと思う
けど(( いいなぁ
動物
(動物は安楽死できるんだよなぁ
...
無意味を求めて
僕は退廃を築いた
堆く積まれた黒い山を
そのまま心なんて
安直な考えは捨てたけど
喉を潤すほどの涙は流せないよ
渇きを生むほどの絶望は知らな ...
ヒソカに 夜に 僕は 二人になって
おはようするするりと抜け出した僕は
ヒソカに 夜に 桜は 粉々になって
さよならするするりと吐き出した嘘は
ヒソカに 夜に 僕は 本当になって
...
{画像=110414023356.jpg}
血蛾が私の手に止まっている
皮膚を引っ掻く三対の足
私は妖しげな寒気に浸り
私の眼は喜びに満ち
その喜びが零れ落ちて血蛾の羽根を打つ
ブ ...
一体 何なのだ 人間とは!
人生とは 一体 何を語らせるのだ!
教えてくれないか そこの 誰か!
花咲く寒い春の路地裏で
桜の花びらを川の流れに見ていた
言葉もなかった… ...
「なんのために生きて、飯を喰ろうているのでございましょうかね」と
おれのなかに住む坊主に問うたら
「ここでごちゃごちゃ言うても詮無いことです」などと
こましゃっくれたことをぬか ...
深く刺さった
棘のように
貴方の名前が
とれないの
つぶやき過ぎたせいかしら
泣き過ぎた せいかしら
棘は
痛みはしないけど
あたしの身体の
一部になった
まっ ...
めったに出勤せず、
出勤してもすぐに完売、
その店の他の女の子より、
1万円も高いのに、
いわゆる大看板。
そのサービスは、
いちど体験した人はみな絶賛の嵐、
ただ、会う事は困難を極め、 ...
ある日のデイサービス送迎車内にて
ハンドルを握る所長は
助手で乗るパート職員に、愚痴をこぼした
「最近、パートのハットリって奴が
妙に俺にたてつくんだよ
何であいつがあんな ...
川面で光の魚がはねている
春と霞を点描で描くのはぼくではない
土手の並木の樹勢のなかを
グングンふくらみ育ってゆくもの
ふくらみみもだえて勢いを増してゆくもの
樹 ...
笑顔の消しゴムで
恐怖も 哀しみも
全て 消してしまえたら
ふるえる大地におびえ
眠れずに 祈っているよ
吐息
一羽のおりづるにのせて
安らかなる祈りを捧ぐ
記憶
失くさ ...
あなたは壊れた街に泣くけど
あたしはあなたが壊れそうで
それがこわい
あなたは壊れたものたちの中で
よみがえらせる仕事についてる
あなたのことを支えているのは
生きてしまったって気 ...
リズムに合わせて
カタカタかたかた
揺れる車体と椅子
ただ外を眺めれば
世界と切り離され
時の狭間で傍観者
かたかたカタカタ
バスは走り続ける
星に辿り着くまで
目を凝ら ...
この手に いざよい
ねむれない
ねむらない
春の風
見上げるだけで
心のわだかまりも 笑えそうで
今日は 心から笑って
素直に言えそう
きっと そっと きみに
甘い香りを
胸いっぱいに すいこんで
もの言わぬ涙 流し
ゆく 春よ
ひとひらの涙を
風へと託し
強く 強く
明日への希望を
うたえ
原発に嫌気がさしちゃった諸君
原発を無くしたいかい?
そりゃ本当かい?
本気で原発を無くしたかったら
金出しな
デモに参加も結構だ
しかしこれまでデモで政策が
変わったことなど見たこ ...
飽き性で惚れ性。
何週目かの恋愛慕情、最前線。
散った側から咲き乱れ。
十人十色、全員の色に染まります。
コロコロ万華鏡、気分一つで賽の目一つ、
乙女の気持ちは年中無休。
さあ、いらっしゃ ...
機上で
伯母は落下し脳挫傷で眠る孫の為に
満腔の震えを帯びた痩躯を折り
瞑目で何やら呟きながら手かざしを始めるのだった
高度1万2千メートルからの この上なく真摯な神通力が
ポリカーボネイド ...
暗い海底に光が射す時間
窓の外、さえずりが近く聞こえる
不愉快な目やにをこすり落として
バイクの音を少し早い目覚まし代わりにでも
同じ歌ばかりを繰り返すコンポ
聞こえていない振りをしなくても ...
青い眼をした
ブロンド娘
春を売りましょう
売りましょう春を
どこか淋しい
北の国から
円を目指して
やってきた
ああ東京の
春売り娘
「ユメヲミサセテアゲルワヨ」
片言日本 ...
ありがとね
ここで降りるぜ
今降りる
ではグッドバイ
ここでサヨナラ
...
人生が黒歴史
みたいに思える瞬間をどうにかやり過ごす
グッドバイ
教習所に金払っちまったじゃねぇかと言う軽口で人を滅茶苦茶に切り裂ける現実
私なんか止めてしまえと言い放つその言葉の行き ...
どんだけ?とIAEA言ったから
四月十二はレベル記念日
東海の臨界事故やニガヨモギ
違うんだから蟹を食べよう
活き民の真赤な暮らし埋め ...
祈祷師は暇だった。まずいこのままでは食いっぱぐれて仕舞う。
仕方ないのでスーパーに就職する事にした。就職と言ってもアルバイトだけど。
主に資源ゴミとカートの回収を担当する事になった。
...
ずうっと前に
プレゼントしたカップ
貴方は割ってしまったから
新しいカップを
選びます
もう誕生日も
過ぎちゃったから
照れかくしに
娘のカップと
一緒に選びます
...
たべることは
つみだなあ
しんだひとは
たべられなくて
もうしわけない
きみだって
うまれるまでは
しんでいた
わたしが
いのちをみてるのか
いのちが
わたしをみてるのか
みてるものみな
いのちをみてる
わたしもわたしの
まどのそとを
三月十二日の話をする。
三月十二日、東京は晴天であった。青く澄み、雲ひとつなかった。
確かその日は、原宿のあたりをブラブラとしていたのを憶えている。
日本人も外国人も、いっしょくたに暢気に笑って ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
violence
れもん
自由詩
2
11/4/14 11:20
街、ニューロマンサー。
菊池ナントカ
自由詩
1*
11/4/14 10:44
安楽詩
アラガイs
自由詩
3*
11/4/14 5:28
tower
syuon
自由詩
1
11/4/14 4:32
僕、前線で眠る
di.di.
自由詩
2
11/4/14 2:23
血蛾 / 傷つける想い
beebee
自由詩
6*
11/4/14 1:58
漆黒
番田
自由詩
0
11/4/14 1:45
坊主憎けりゃ今朝まで( ゜Д゜)ネムヒー
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/4/14 0:37
棘
森の猫
自由詩
6*
11/4/14 0:17
都市伝説の女
はだいろ
自由詩
4
11/4/14 0:09
こだまでしょうか?ー所長とパート職員の門答ー
服部 剛
自由詩
4
11/4/13 23:58
春に酔う
石川敬大
自由詩
22*
11/4/13 23:45
おりづる
春日野佐秀
自由詩
1
11/4/13 23:41
砂浜になった街
朧月
自由詩
2
11/4/13 23:31
悔
りり
自由詩
0
11/4/13 23:28
きっと そっと きみに
春日野佐秀
自由詩
3
11/4/13 23:27
散花の頃
〃
自由詩
1*
11/4/13 23:13
原発が嫌なら金を出せ!
紀ノ川つかさ
自由詩
7+*
11/4/13 23:13
いかがです?
電灯虫
自由詩
0*
11/4/13 22:57
聖域
salco
自由詩
9*
11/4/13 22:29
[不眠の朝に]
東雲 李葉
自由詩
3*
11/4/13 22:22
東京の春売り娘
花形新次
自由詩
2*
11/4/13 22:21
グレイハウンド
TAT
短歌
1*
11/4/13 22:20
フリーワールド
虹村 凌
自由詩
2
11/4/13 22:08
俵 啄司
salco
短歌
1*
11/4/13 22:07
分別ゴミ
間村長
散文(批評...
0
11/4/13 21:39
コーヒーカップ
森の猫
自由詩
4*
11/4/13 21:32
罪
小川 葉
自由詩
3
11/4/13 21:29
窓
〃
自由詩
3
11/4/13 21:25
三月十二日の話をする。
草野春心
散文(批評...
3*
11/4/13 21:02
3509
3510
3511
3512
3513
3514
3515
3516
3517
3518
3519
3520
3521
3522
3523
3524
3525
3526
3527
3528
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
5.19sec.