獲物がいなくなった 空の下で
収縮に喘ぐ動物が 叫んでいる
「方向」はどこにあるのか
生彩に富んだ街を歩くと
猫たちは既に女性のものでなく
棺は死人のみを納めてもいない
両の手で社会を ...
始原の時を想わせる煌めく土や眩しい空の濃さが生々しく匂いたち、
かけらは、怖ろしく深い渓谷を穏やかな春に渦巻くつよい風にはこばれて渡る
その惨く美しい花の乱舞を無邪気に、遠くパノラマに見渡して ...
ひしゃげた白い空に
ひしゃげた日暈が架かっている
とりどりのチューリップは群れ咲き
金属的に笑っている
その笑い声の中を
黙示録に腐蝕された心臓がひとつ
歩いてゆく
果たされ ...
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おすすめの本、教えてください。レビュウの文章も添えていただければ広告と共に掲載し ...
壁に壁の絵を描きます
そのうちにどこからどこまでが
本物の壁かわからなくなります
途方に暮れていると
ゴミ収集車が最後のゴミを積んで
走り去って行きます
わたしはあれには乗れま ...
死が
眠りのようだったら良い
いつもの眠りのように
目を瞑り
深い夢の中へ行く
それはとても深くて
なかなか目が覚めることはない
そうして意識だけが残り
肉体は土へ還る
...
散って、なお、
地に咲くさくら
錦糸町へ行かなくちゃ
錦糸町南口のエイコっていうスナックへね
あの子に逢いに
何!
好きなバーボンアンドソーダを飲みに行くばかりだけど
かわいいな
ほんとにかわいいな
汗に濡れた肌を ...
付き合い始めてから
決めた合言葉
長さは関係ない
お互い幸せを感じられたら
それでいい
どんなに大変なときでも
笑顔にさせる合言葉
心を結びつけてくれる
口のなかの、右側の、親知らずを抜いたところが腫れている。そこはたびたびそのように腫れるのだけど、それは、「ばいきんが入った」せいだと、ずっと思っている。むかし長年歯列矯正をしていたころにも、そのよ ...
水の子ども
鏡にしるしを
つける子ども
今日は 離れて
泡の手と手
ひともとの
すべてがすべてに
あきらかな夢
青と 次の色
半分の径
仕草 ...
何も持たない夕暮れに
二度書きの日の生き死にの
近すぎる礫と礫の声
何も持たない波と波
どこまでも
誰も居らず
どこまでも
羽と羽と羽
空洞の
明 ...
遊びにきてよ
窓はがたゴトゆれるけど
月はさかさまにみえるけど
(誰も知らない夜の色)
遊びにきてよ
雨がふっていないのに
雨がふっているような気がする夜は
(それは一人だってこと) ...
薄曇りの空
昼の明度が低い
苛立ちを泡立てたような
街の雰囲気のなかを歩くと
泡に包まれた静電気が
渇いた頬にぱちぱち当たる
降るならば降ればよいのに
水の腐った匂いがする透明傘を片 ...
例えば時々虚しくなって
何のために生きてるんだろうってなって
そんな気分のまま家に帰って
付けたテレビでは凶悪事件やら
ボーッと聞き逃す僕は偽善者?
頑張れ頑張れ訴えるモデル
疑問を抱 ...
その透き通った影
彼女は微笑みながら泣いている
巨大な満月の中で
バルコニーの柵に腰をおろして
赤ん坊に乳房をあずけて
傍らに香を焚き
路地裏の暗がりに浸された長い ...
盲目の天使が墜ちてきたら
ぼくはひとりの人間として
この両の目をあげたい
何も見えなければ
光すら知れなければ
この寂しい視界も
知らなくて済むのだ
御免なさい
今は貴男の声よりも
イヤホンから流れる旋律を
耳が欲しているものだから
寒村にも桜が咲いている
老婆が田んぼをととのえている
大飯原発に向かっている
福島第一のまわりにも
かつて静かな時間がながれていた
田んぼのつぎの担い手は
いまどこ ...
今日も空は黙っている
通い慣れた散歩道
見飽きた変わらない風景
だから
ぼくもひとりただ黙って
歩く
今日も空は黙っている
喫茶店の木製テーブルは
相変わらず堅い
だから
...
まがいものに
きみは
こころほれて
まがいものに
きみは
いやいやをして
だけど、きいて。
しんじるということは
う ...
忙しいと言いながら
忙しそうにしている人がいた
忙しい毎日が嫌だとぼやきながら
忙しいのはなぜかしらと呟きながら
忙しさから解放されそうになると
忙しく何かを探しはじめる
忙し ...
忘れようと
あがいてみたけど
余計に
思い出は
濃くなって
いきました
似ているって
書くものが
似ているって
言われました
どこか
遠いところで
つながって
いるのかも
しれません
そう ...
雪解け
の真みずを飲みほす母は
耳もとに咲いた
花をついばむ嘴で
ちいさな足に
生年月日を刻印する
とんとんと、
角灯を倒していく
降り立った
ベランダで冷たくなった
少女たち ...
私は何もない
手にしたものは
いつも限られていると思う
目には 否定
手には 約束
うみから
さかなをとり
はたけから
やさいをとり
ひとから
おかねをとる
うしは
おちちをとられ
そうすることで
いきている
かこも
みらいも
...
どうして
涙が
でるんだろう
いつも そう
泣くなって
言わないよね
一緒に
泣こうか
一緒に
月を見上げて
ね…
また外部とつながるアンテナが鈍くなってきた。意識というのが普通の人がどうなのかよくわからないが、自分の意識が一歩だけリアルな世界から足を引いてしまう感覚になる。普通に息をし生活している自分がゆっくりと ...
日付順文書リスト
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俺たちの境界
yukimu...
自由詩
1
11/4/15 20:54
薄紅のかけら
atsuch...
自由詩
11*
11/4/15 20:35
春の午後
塔野夏子
自由詩
7*
11/4/15 19:55
広告依頼スレッド
会議室
11/4/15 19:55
名前
たもつ
自由詩
5
11/4/15 19:54
【広告】チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌
広告
11/4/15 19:47
【広告】地震の科学
広告
11/4/15 19:43
ゆめ
小原あき
自由詩
7*
11/4/15 19:30
さくら
はなもとあお
携帯写真+...
5*
11/4/15 19:21
蛙のバーボンブルース
……とある蛙
自由詩
8
11/4/15 18:43
合言葉
夏川ゆう
自由詩
0
11/4/15 18:01
菜の花のこと
はるな
散文(批評...
1*
11/4/15 17:38
ノート(ひとつ こども)
木立 悟
自由詩
8
11/4/15 16:29
降り来る言葉 LI
〃
自由詩
1
11/4/15 16:25
ポルターガイスト’’
昏(ヤッカ)
自由詩
2*
11/4/15 15:12
雨に踊るものたちは皆、笑っている
木屋 亞万
自由詩
3*
11/4/15 14:11
庭師補佐見習いの僕は、少し捻くれた後で元に戻って思うのです。
黒乃 桜
自由詩
1*
11/4/15 14:00
夜影
相馬四弦
自由詩
2*
11/4/15 13:36
I cannot see very well.
愛心
携帯写真+...
2
11/4/15 13:18
you can't catch me
れもん
携帯写真+...
1
11/4/15 11:29
ふるさと
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/4/15 11:12
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由志キョウス...
自由詩
0
11/4/15 10:26
まがいもの
草野春心
自由詩
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11/4/15 8:50
忙しい人
ベンジャミン
自由詩
3*
11/4/15 8:21
あの日
森の猫
自由詩
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11/4/15 8:00
春と双子
yuko
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4*
11/4/15 2:39
ヒト
番田
自由詩
0
11/4/15 2:04
収穫
小川 葉
自由詩
5
11/4/15 1:03
涙
森の猫
自由詩
3*
11/4/15 0:39
波よ 波よ
佐藤伊織
自由詩
1
11/4/15 0:23
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3547
3548
加筆訂正:
紅い尾鰭
/
渡 ひろこ
[11/4/15 9:06]
一部加筆しました
5.44sec.