白鳥は十字が似合うと言う錯覚
一等先の 空を照らす 特攻隊長は
恐れ知らずの 頑固者

雁は どんな形で 飛来するのか
考えたことも なかった

今冬は 随分と 小ちゃい虫ばかりと
遊 ...
腐った夜。隣の部屋で愛を営む学生カップルの残虐性は情状酌量の余地がない。今夜僕はあまりに寂しく気付いたら死んでいそうなのでとりあえずウイスキーをグラスになみなみと注ぎ貧乏ゆすりで下の階の住人の睡眠を妨 ... いつも通りに立っている街路樹とお店
青と赤の信号も一仕事終えて
夜勤の黄色だけが道路を照らす。

いつもの塾帰りにリュック背負って帰宅中
市役所前の街灯の下
そのでっかい足場に腰を下ろす。 ...
色のついた絵の具を買って
窓に町を描きたい
雲を描いて
煙突を描いて
笑っている人を描く

指先がどこまでも自由になって
僕のつまらない話を聞いては
頷いてため息をついて
また透 ...
時の風をくぐり抜け
現代に戻る
過去に戻る

タイムカプセルで
現代に送られ
過去の戻らせ

陽射しが温かい
今宵一杯いかが
クーラーの下で
読書に没頭する
明日は合気道の審査である
深夜に寝汗をかいて
眠ったのか寝ていないのかわからないまま
眼が冴えた

今年の一月から
この日のくることを告げられ稽古を重ねてきた
その間寝つきの悪い夜は
...
ゴーサイン、そうあるべきでないこと、線路の交差、乗換え案内、小型化、軽量化、構造の繁雑化.....
冗談、胃袋みたいな鞄、鞄みたいな小部屋、小部屋みたいな恋愛、恋愛みたいな冗談。
腹痛、睡 ...
それがまるでさいごだってみたいにせつないかおしてくれよ。
願うだけせつなくなることをなんでもして

*

いろいろな噛み心地のプラスチックを食んでいる感覚
自分自身をつみあげた先 ...
獲物がいなくなった 空の下で
収縮に喘ぐ動物が 叫んでいる
「方向」はどこにあるのか

生彩に富んだ街を歩くと
猫たちは既に女性のものでなく
棺は死人のみを納めてもいない
両の手で社会を ...
始原の時を想わせる煌めく土や眩しい空の濃さが生々しく匂いたち、

かけらは、怖ろしく深い渓谷を穏やかな春に渦巻くつよい風にはこばれて渡る
その惨く美しい花の乱舞を無邪気に、遠くパノラマに見渡して ...
ひしゃげた白い空に
ひしゃげた日暈が架かっている

とりどりのチューリップは群れ咲き
金属的に笑っている

その笑い声の中を
黙示録に腐蝕された心臓がひとつ
歩いてゆく

果たされ ...
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おすすめの本、教えてください。レビュウの文章も添えていただければ広告と共に掲載し ...
 
 
壁に壁の絵を描きます
そのうちにどこからどこまでが
本物の壁かわからなくなります
途方に暮れていると
ゴミ収集車が最後のゴミを積んで
走り去って行きます
わたしはあれには乗れま ...
死が
眠りのようだったら良い

いつもの眠りのように
目を瞑り
深い夢の中へ行く

それはとても深くて
なかなか目が覚めることはない

そうして意識だけが残り
肉体は土へ還る
...
散って、なお、
地に咲くさくら
錦糸町へ行かなくちゃ
錦糸町南口のエイコっていうスナックへね
あの子に逢いに
何!
好きなバーボンアンドソーダを飲みに行くばかりだけど

かわいいな
ほんとにかわいいな
汗に濡れた肌を ...
付き合い始めてから
決めた合言葉

長さは関係ない
お互い幸せを感じられたら
それでいい

どんなに大変なときでも
笑顔にさせる合言葉

心を結びつけてくれる
口のなかの、右側の、親知らずを抜いたところが腫れている。そこはたびたびそのように腫れるのだけど、それは、「ばいきんが入った」せいだと、ずっと思っている。むかし長年歯列矯正をしていたころにも、そのよ ... 水の子ども
鏡にしるしを
つける子ども
今日は 離れて


泡の手と手
ひともとの
すべてがすべてに
あきらかな夢


青と 次の色
半分の径
仕草 ...
何も持たない夕暮れに
二度書きの日の生き死にの
近すぎる礫と礫の声
何も持たない波と波


どこまでも
誰も居らず
どこまでも
羽と羽と羽


空洞の
明 ...
遊びにきてよ
窓はがたゴトゆれるけど
月はさかさまにみえるけど
(誰も知らない夜の色)

遊びにきてよ
雨がふっていないのに
雨がふっているような気がする夜は
(それは一人だってこと) ...
薄曇りの空
昼の明度が低い
苛立ちを泡立てたような
街の雰囲気のなかを歩くと
泡に包まれた静電気が
渇いた頬にぱちぱち当たる

降るならば降ればよいのに
水の腐った匂いがする透明傘を片 ...
例えば時々虚しくなって
何のために生きてるんだろうってなって
そんな気分のまま家に帰って
付けたテレビでは凶悪事件やら
ボーッと聞き逃す僕は偽善者?
頑張れ頑張れ訴えるモデル
疑問を抱 ...
その透き通った影

彼女は微笑みながら泣いている

巨大な満月の中で

バルコニーの柵に腰をおろして

赤ん坊に乳房をあずけて

傍らに香を焚き

路地裏の暗がりに浸された長い ...
盲目の天使が墜ちてきたら

ぼくはひとりの人間として

この両の目をあげたい

何も見えなければ
光すら知れなければ

この寂しい視界も

知らなくて済むのだ
御免なさい
今は貴男の声よりも
イヤホンから流れる旋律を
耳が欲しているものだから
寒村にも桜が咲いている

老婆が田んぼをととのえている

大飯原発に向かっている

福島第一のまわりにも

かつて静かな時間がながれていた

田んぼのつぎの担い手は

いまどこ ...
今日も空は黙っている
通い慣れた散歩道
見飽きた変わらない風景
だから
ぼくもひとりただ黙って
歩く


今日も空は黙っている
喫茶店の木製テーブルは
相変わらず堅い
だから
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
てこずりのおもりはのろしのように藤鈴呼自由詩3*11/4/16 2:24
孤独ぎよ自由詩411/4/16 1:15
街灯下電灯虫自由詩1*11/4/16 1:07
ホリデイ竜門勇気自由詩111/4/16 0:31
変幻自在ペポパンプ自由詩3*11/4/16 0:13
審査前夜殿岡秀秋自由詩211/4/15 22:02
白い目のうなぎはるな自由詩211/4/15 21:01
2006-2007 刺青、あるいは痕跡自由詩511/4/15 21:00
俺たちの境界yukimu...自由詩111/4/15 20:54
薄紅のかけらatsuch...自由詩11*11/4/15 20:35
春の午後塔野夏子自由詩7*11/4/15 19:55
広告依頼スレッド会議室11/4/15 19:55
名前たもつ自由詩511/4/15 19:54
【広告】チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌広告11/4/15 19:47
【広告】地震の科学広告11/4/15 19:43
ゆめ小原あき自由詩7*11/4/15 19:30
さくらはなもとあお携帯写真+...5*11/4/15 19:21
蛙のバーボンブルース……とある蛙自由詩811/4/15 18:43
合言葉夏川ゆう自由詩011/4/15 18:01
菜の花のことはるな散文(批評...1*11/4/15 17:38
ノート(ひとつ こども)木立 悟自由詩811/4/15 16:29
降り来る言葉 LI自由詩111/4/15 16:25
ポルターガイスト’’昏(ヤッカ)自由詩2*11/4/15 15:12
雨に踊るものたちは皆、笑っている木屋 亞万自由詩3*11/4/15 14:11
庭師補佐見習いの僕は、少し捻くれた後で元に戻って思うのです。黒乃 桜自由詩1*11/4/15 14:00
夜影相馬四弦自由詩2*11/4/15 13:36
I cannot see very well.愛心携帯写真+...211/4/15 13:18
you can't catch meれもん携帯写真+...111/4/15 11:29
ふるさと吉岡ペペロ自由詩311/4/15 11:12
無題由志キョウス...自由詩011/4/15 10:26

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