4月の終わりの草たちに
さくらの花びらが数枚のっている
地上186センチから
この地方都市を見つめている
そのよこには惑星
この星の
この眺めを伝えている
孤独とは引き合う引力の法則の ...
あんなのはいんちきなんです
ということわりがきを
いちにちじゅっかいかくと
やはりいんちきだから
しんだらよかった
過大評価されているたべものは
ドリアン
やってることがいん ...
ガチャガチャガチャガチャ
...
うつむけば、
いびつな砂利道。
ぼくは陽を背負う
ぼくは染みてゆく影
見あげれば、
ゆらめく電線。
ぼくは見つめる
ぼくは透明なひとみ ...
僕のキボウたちよ
そんなに僕の周りを飛び交うな
僕には影が付き添っているのだ
君らの素敵な舞いに
僕は同調することができない
僕の小さなキボウたちよ
そんなにはしゃいでいるな
君 ...
君に好きっていった
公園で好きっていった
自転車を押しながら好きっていった
手をつなぎながら好きっていった
キスしながら好きっていった
キスしなくても好きっていった
太陽のしたで好 ...
ひんやりとあなたの背中
ねぇ こっち向いてと
云うことが出来ない
でもこの距離感が好き
洋楽を小さく歌う私に
あなたは「わからない」と告げる
別にいいのよ
たいしたことじゃない
...
愛はある
愛は重力のようなものだ
引力と遠心力と慣性の力
愛はある
愛は力だ
引き合う力と離れてゆく力と包み込まれた力
愛はある
重力とおなじくらいある
...
電車の自動扉から
春が吹き込む
そして夏が来る
アナウンスが夏を告げる
夏はにこやかに笑いながら
春を押しのけようとした
春はなみだを流した
アナウンスは夏を告げる
駆け込み乗 ...
暖かくなる。
いつしか温度は赤くなって、
白くなって、
また元に戻る。
くりかえし、くりかえし、
傷を癒し、また傷を負い、痛み、泣き。
亀裂をつくる。
溝をつくる。
...
あなたを泣かせたい
そんな意地悪な気持ちがわいてくる
だって
あなたのことで
こんなに心がざわめくから
いっそ
あなたを泣かせたい
だいっきらいと伝えて
だけど
あなたが私のこと ...
シロツメクサが燃える
その灰で僕は
無色の麦藁帽子を作った
誰も許してくれないから
まだ駅のロッカーにしまったまま
身体が長くなる
そんな様子を目視できる日々があった
僕 ...
青空が昨日までの
薄汚れて黒ずんだ
自らの皮膚を脱ぎ捨てて
新しい明日を迎えようと
両手をパノラマの
端から端まで伸ばしている
春になると一斉に
その体全身を花で包み
...
生き方に迷うのではなく
生きることに
さ迷ってしまうことが、しばしばあって
花を見ても
散ることばかりを思い浮かべ
悲しんでしまう、そんな自らのおもいを、もてあまして
誰で ...
ひとはみな
いろんな正義をふりかざして行進している
決めつけるひとも
保留中のひとも
無関心なひとも
さじを投げたひとも
いろんな正義がまかり通る
そんな大通 ...
はじめてが
まだまだ
たくさんあるって
素敵
ドキドキする
ワクワクする
はじめて
先のみえない
楽しみ
途中の
緊張感は
つなわたり
がっかりするのも
また ...
新緑が鉱物系の緑いろだった
ここにも宇宙のからくりが隠されている
いや、隠されてはいない
現にぼくらはそれを見つめているのだから
ひとはみな
いろんな正義をふりかざしなが ...
食器も歯ブラシも下着も
全部使い捨てだったらいいのにね。
あなただって
{引用=
彼方から
彼方へと還ってゆく、おと
されて
なにも知らされず
秘めやかに処理されてゆく 、あ、
、あ、あなた、 を、
忘れられず
浮かび上があがった泡に
触れるたび産まれる ...
あの人の奥さんに会わせてと
強硬に主張したのよ
わたしを散々弄んでおいて
逃げるのは許さない
あの人に
頸を絞められて
バスルームにルージュで遺言
不安な気持ちは確かにあったの
そ ...
まてんろうが
かすんでいる
かすみをたべて
くらすひとが
あのあたりにも
いるらしい
極め付きは米山くんの死だった 。
例によって蛇口から滴り落ちる水が八分音符を刻んでいる 。
片隅の椅子に座ったまま
ひっそりと蝋燭を灯したような薄暗い部屋のなかで
女はむき出しの ...
萎れた煙草を
わずか、
ゆびの間に
数は残り、れい
夜風はかるく
ひと息つき、散る
体温で
雨あしは浮かび
雑音まじる
ラジオは流れる
なんどでも
つまり、つながる
ひと息 ...
金は底をついて財布が泣いています
スーパーの惣菜半額セールに参加することは当然の事なんです
電気ガス水道を使えるのは
ありがたいと思わないといけないんです
東電は暫く原則的に停電しないと言 ...
思う言葉をなくした
何もしていない土曜日だった
今日もカラフルなため息を吐いている
駅前は とても 賑やかすぎた
何も言わずに
一人で夢を見ていたようだった
するべきことがあっ ...
テレビの音が
ザー
です
うるさいです
私の体というモノはうすい胸です
なんてうるさい
雨の音が
ザー
です
待ち合わせた場所ではじっと ...
判り易い合図を。
タイミングが計れない。
部屋の空気に残っている かつての感触が肌をかすめる。
視界の隅の品々が 小さく小さく思い出アルバムを今も綴っていて
はっきりと聞き取れないその ...
きみはずっと、おれにそっぽを向いてなにか、おれたちのこととは関係ないことに躍起になっている、まさか世界はおれを残してすこし構成を変更したのか?そんなふうにしか考えることが出来ない四月の ...
まつ毛が
頬に当たる
頬杖をついて
ぼんやりしてる
お星さま
お星さま
教えてください
お月さま
お月さま
答えてください
私はどうしたいのでしょう?
私はどうなりた ...
眠れない夜 背中が寂しくて
孤独を愛してた 明かりは付けたまま
眠れない夜 人肌恋しくて
一人だけの部屋 明かりを消したのさ
ねえ誰か 薬をくれよ ガツンと眠れる薬を
ねえ誰か 薬をくれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さくらの花びら
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/4/24 21:20
過大評価されているたべものはドリアン
6
自由詩
1
11/4/24 21:15
家があるなら帰って寝ろよ
TAT
自由詩
1*
11/4/24 21:06
つつみ
草野春心
自由詩
5*
11/4/24 21:00
扉
シホ.N
自由詩
4
11/4/24 19:33
すき
ささやま ひ...
自由詩
7*
11/4/24 19:22
硝子の浴槽
れもん
自由詩
7*
11/4/24 15:53
愛はある
吉岡ペペロ
自由詩
10
11/4/24 15:27
五月
斎藤旧
自由詩
6*
11/4/24 14:13
ヘルツシュプルング
セルフレーム
自由詩
1
11/4/24 12:38
意地悪
朧月
自由詩
3
11/4/24 10:49
目視
たもつ
自由詩
3
11/4/24 10:35
ぼくを捨てる朝
寒雪
自由詩
2
11/4/24 10:21
投影
かんな
携帯写真+...
4*
11/4/24 10:18
まともたちの行進
吉岡ペペロ
自由詩
1*
11/4/24 10:12
はじめて
森の猫
自由詩
7*
11/4/24 10:09
新緑
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/4/24 9:31
使い捨て
れもん
自由詩
1*
11/4/24 9:19
春の雨
高梁サトル
自由詩
5
11/4/24 8:00
ルージュで遺言
花形新次
自由詩
2
11/4/24 6:12
摩天楼
小川 葉
自由詩
4
11/4/24 5:48
ひとり生きてゆく(ということ
アラガイs
自由詩
6*
11/4/24 5:21
しけたつら
ふるみ
自由詩
0
11/4/24 2:36
給料日前
subaru...
自由詩
3*
11/4/24 2:03
透明な日
番田
自由詩
2
11/4/24 1:42
ひとよひとよひと
にしなますみ
自由詩
6+*
11/4/24 1:02
合図
電灯虫
自由詩
1*
11/4/24 1:00
フラット
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/4/24 0:36
欠
りり
自由詩
4*
11/4/24 0:34
眠れない夜
SEKAI ...
自由詩
0*
11/4/24 0:13
3498
3499
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
3509
3510
3511
3512
3513
3514
3515
3516
3517
3518
3519
3520
3521
3522
3523
3524
3525
3526
3527
3528
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
3538
6.18sec.