川の流れは清冽
岩に激突した飛沫の中
一服の涼を見るが
飛翔する山鳥
容姿は狡猾で
空腹を満たそうと
水中の魚群を窺う
山猫もまた、
山鳥を捕獲しようと
首擡(もた)げ見上げ ...
その
ながい煙突は
をんなのまるい腕のやうで
その
やはらかい踊場は
灰色の砂糖のやうだった
あたしは
去年の今ごろも
この路をひとりでとおっ ...
知らない町
知らない公園
知らない老紳士
どこも同じように雨が降るから
誰も他人になんてなれない
窓があいたままの部屋で
カーテンがゆらゆらゆれる
おいでといっているのか
ただ踊っているのか
ときおり風がやんで
動かなくなったりして
さみしくなりそうになって
また踊りだすカー ...
毎夜繰り返されるセルフジャッジ
判決はいつも有罪
「お前を風葬の刑に処す」
必死にあがいてきた炎
風ノ前ノ塵ニ同ジ
意味付けがしたいんだって
確固たる何かを ...
夢をみることが夢なのです
たとえそれが悪夢としても
夢を見たい・・・・・・
時計がはじめて夢をみた
乱らに針を動かして
狂ったわたしを刻み ...
何処かで聞いた話がまた転がり込む
人々が空に投げた夢は 誰かの夢でもある
誰も彼もが同じ夢を見る 少し違う色の 同じ夢
未来も過去も
繰り返し 練り返す
琢磨していく遺伝子が残す物語は ...
あなたをめがけて伸びたさらのづちは
結局一日も聴こえなかった
しょうがいしゃ しょうはいしゃ
氷のなかで息の着くこきゅう
なにがほしいの
つぶれて
私の心は 青いのみ
光を浴びながら踊りながら
瞼の中に沈め落とす
私の耳は 広いだけ
雨を塗りながら浴びながら
回って回っておどっる
☆最初の女の子
こくりと喉を鳴らして
彼女はそれを飲んでしまった
喉に引っかかるのか
小さな咳を繰り返しして
それからにっこりと微笑んで見せた
「おいしくはないよ、おいしくはないけ ...
久しぶり
みんな元気してた
またさ
また
黄金の山を越えた所で
宵越しに集まって
まったり
ゆっくり騒ごうよ
お前が生きているんだから
こっちは元気に決まっている
きっと
...
なけなしのお金をはたいて
選挙権を買った
一番かわいいと思う女の子に
一票を投じた
結果発表はテレビ放映された
もちろん かじりついた
名前を書いた女の子が
トップで当 ...
わたしらがきっと
世界で最後の人間やわね
わたしらはもう
子どももこさえへんし
セックスすることもあらへん
だからわたしらがきっと
世界で最後になるんやね
わたしはときどき思うん
...
夜がすき
真っ暗でも
えい と空を切り裂けばきっと
星も月も
むこうのページだってきっとある
そう信じているから
眠っている間に
くるる くるる まわる地球
いやなこと
悪いこと ...
本当の自分はどこに行ったのか
本当の自分はどこかでせかせかと
誰かの影になって畑仕事をしているのか
だから本当の自分は
麦わら帽をかぶっているのだ
本当の自分の上に ...
...
ふたりは密着している。お互いの鼓動が伝わりそうなほどに密着している。あいにく外では雨が降っていて、そんな微かな音は聞こえない。だからふたりはくっつきあっていることに気付いていない。どちらか一方は低体温 ...
夜を剥くまた夜が出てまた剥いて五十六億七千万剥く
霧を霧煙を煙に打ち付けて鏡に沈む磔刑を見る
青空が堕ちて積もりたる谷間には幼い子らが正座し ...
指先を動かせば
共に動く。
指先十本で
繋がる糸。
受け継いでからの
この物理的な絆が私の頼り。
ランドセルを担いで一緒に歩いた。
小石をよけるには
片足を上げて
歩を進ま ...
あの日あなたは
この世からこぼれてしまって
涙が止まらないのはなぜだろう
瞳があって
涙腺があって
涙がこぼれて
そのことと悲しみにどんな関係があるんだろう
愛
あの夜
寒い ...
スライドする「時」にも
リボルブする「空」にも
おかまいなく アベニューの
しらはえに欣喜乱舞する 子雀たち
それは
(余命を知ってか知らずか)
血の意図を発露するに真剣な
...
泣きながら
走る
泣きながら
追いかける
泣きながら
勉強する
泣きながら
唄う
泣きながら
読む
泣きながら
寝る
すべては
貴方の存在を想ってから
泣きながら
...
自然と
入ってくる
心地よさ
あなたは
いつも
私の中に入ってきて
夢や
哀しみや
怒りや
喜びや
多くの
多くの
そう
数えきれない程の
私の
感情を
...
渦えがき夏猫とける真昼かな
活版のよごれたる指ふく若葉
一瞬の獣の夜に鳴る火薬
野から野へ指から指へ夜宮かな
無理矢理を ...
無視される自由詩やめて短歌かな
だらだらと安心できる短歌かな
右目みて左目を見ず短歌かな
長すぎてどこが「短」だか短歌かな
...
目標を持ち
自分は何をしたいか?
何をすべきか?
何が必要で、
何は不要か?
真を求め
無駄を減らす
TVは金持ちの
洗脳である。
放送局の株は
全て金持ちのものだ。
自 ...
ブレーキのない
車
走る事しか
能がない
カーブは
スピードを出し
目隠しで
ナビ当てに走る
命はいらない
車が止まるときは
死んだ時
スリルの満点
フラッシュのように
断片的に動く
カクカクぎこちなく
破壊的に動く
スネアドラム片手に
行進のソロ
カクカク行進する
人生のソロ
シンセドラムは
とどろく!
ギターは
唸 ...
人々は自分に怯えている
なら、生まれない方が良かったのだ
人生を捨て去る時、人は
きっとニヤついた表情をしている
君が大切な物を失うまいと守っている時には
人々は君を大切な物を持って ...
日付順文書リスト
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日付
上流
……とある蛙
自由詩
11*
11/6/11 13:47
すてきな建築
甲斐マイク
自由詩
5*
11/6/11 12:28
自転車日和
瑠音
携帯写真+...
3
11/6/11 12:26
カーテンダンス
朧月
自由詩
0
11/6/11 11:41
風ノ前ノ塵ニ同ジ
岬かおり
自由詩
2
11/6/11 10:46
時計の夢
日紫由
自由詩
0
11/6/11 10:05
空に浮かぶ海
大祐
自由詩
0
11/6/11 7:16
何度も髪の毛が
十二支蝶
自由詩
0
11/6/11 3:01
あ
〃
自由詩
0
11/6/11 2:53
爆弾
〃
自由詩
0
11/6/11 2:48
飲み込めない話
山田せばすち...
自由詩
0+
11/6/11 1:52
私信
秋也
自由詩
2
11/6/11 0:00
総選挙
yumeky...
自由詩
2*
11/6/10 23:45
最後の二人
なかがわひろ...
自由詩
0
11/6/10 23:35
おやすみなさい
朧月
自由詩
2
11/6/10 23:25
本当の自分
八男(はちお...
自由詩
1
11/6/10 23:06
阿呆言うとったら/忌んでもた
TAT
短歌
1*
11/6/10 22:30
共依存
マフラーマン
自由詩
2*
11/6/10 22:25
ノート(茫日某月)
木立 悟
短歌
1
11/6/10 22:23
私たち
電灯虫
自由詩
6*
11/6/10 22:22
永遠
真山義一郎
自由詩
16
11/6/10 22:02
眼のない猫(九)
信天翁
自由詩
1
11/6/10 21:11
シリウスをやきつけて
佐和
自由詩
1
11/6/10 20:38
声
りり
自由詩
1*
11/6/10 20:25
ノート(穂先)
木立 悟
俳句
1
11/6/10 19:53
たんたん
〃
川柳
2
11/6/10 19:51
とっておこう
ペポパンプ
自由詩
2*
11/6/10 19:48
暴走
〃
自由詩
2*
11/6/10 19:11
Are you ready?
〃
自由詩
3*
11/6/10 19:05
泣け!
yamada...
自由詩
0
11/6/10 18:37
3499
3500
3501
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3503
3504
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3538
3539
5.71sec.